プロローグ
私の名は島乃和 結尋(しまのわ ゆひろ)17歳
崎長商事を勤めているOLです。
中1の時、某タレントスカウトキャラバンで2位となり
芸能界に入る所までいったのですが、突如所属プロダクション
がつぶれてしまったのです。
それまで、浮かれて勉強をおろそかにしていた私は高校に入る
事が出来ず中卒でここの会社に入社する事になりました。
でも、中卒でもここでの収入はそこらの大手企業の役職なみに
もらっており生活は潤っていました。
何故?そんなに収入があるかって?
それは、まあ、いろいろ事を了承した報酬ということで、それらの
報酬をもらう社員は、この社では特別部署指定社員と呼ばれてます。
そう、今回はそんな私が特別部署指定の社員として受けた、ある
研修のお話しをしたい思います。
<研修前>
「えっ、私が研修にですか?」
「ええ、崎長学校の短期研修に行ってもらいたいのよ。ちょうど1週間
の研修だから」
「それって..やっぱり、いやらしい研修なんですよね?」
「まあね..でも研修手当ては弾むわよ♪だから、いいでしょ?」
「それなら構いませんが..短期ってことは他にもいろんなコースがあるんですか?」
「まあ一応、中期・長期コースはあったみたいだけど、いろいろ問題があって今は
短期がメインになってしまったのよ」
「問題ですか..それってどういうことですか..」
「崎長学校は”特社堕とし”の異名があってね、短期でも堕ちてしまう子が多いのよ」
「うう・・・そんなにハードなんですか..」
「まあ、数年も特社OLをやってるあなたなら大丈夫よ。一生懸命、イかされてきなさい」
「殺生な..ううぅぅ・・・」
こうして崎長学校の短期研修に出ることになった私。
これから、私が思ってる以上の恥辱な研修が始まろうとしていた。