「このエロがきどもぉぉぉ〜!んもぉぉ〜、ばかぁぁぁぁっ」
まさか、ドア開けっ放しでおしっこをさせられるなんて思わなかったわ。
こんなとこ、誰かに見られたらどうしてくれんのよっ!
(ぁぁ..早くおしっこが止まってぇぇ〜)
じょぼじょぼじょぼじょぼ・・・
ちょぼちょぽちょぽ・・・
ようやく、尿の勢いもようやく収まり、私は安堵の息をつく。
それと同時に得体の知れない開放感が少し襲ってきた。
(はぁぁ・・・やっとすっきりしたぁぁー)
恥かしい事だが、開けたドアをそのままで、しばらく私は大股を晒した
状態でぼーとしていた。
露出癖なんか無いんだけど、何かこう我慢したおしっこを思い切り出し
たあとって気持ちいいのよね。
「ぁぁ..こんなとこで、おしっこしちゃったのね..」
(そろそろ持っていかれた服を取り返さなくちゃ..)
ようやく身体が落ち着いたとこで、一度頭の中を整理する。
(何か..阿嶋の罠にかかってしまった感じだわ。今度からは気を付けな
くちゃ。あと、達彦くんたちのイタズラにも気をつけなくちゃ)
ファイトよ!鈴佳っ。これぐらいの仕打ちで断念してたまるものですか!
私は今日の恥を教訓としてこれからの実習に望む事にした。
けど、この答えが大きな間違いであった事を後に知る事となるのである。
(ちなみに、ジャージとショーツはちゃんと下駄箱にあったから助かったわ)
そうなんです。悪がきどもの悪戯はだんだんと過激となっていく感じだ
った。
気が付くと、悪がきどもは私のシャワーまで覗いてくるようになりまし
た。体育の授業のあと、汗をかいた私が教員専用のシャワー室で身体を洗
っていると、達彦くんと渡辺くんが堂々と覗いてきました。
もちろん、私はすぐにタオルを巻いて注意をしたんだけど、開き直って
おっぱいタッチしてくるんです〜。
ぼぃぃーーん♪「おっぱいタッチィィ〜〜大成功〜♪」
「達彦くんっ!もう許さないわよっ」
「涼野先生が怒ったぞぉぉー。怒りたかったら、こっちまでおいでぇー」
「んも〜、待ちなさいっ!悪がきども〜」
「やだよぉぉー、ここまでおいでーー。下着も僕らが持ってるからぁ」
「ちょっと!そういうのは犯罪なのよっ。早く返しなさいったら!」
「だから、ここまでおいで〜」「んもぉぉーー、あったまきたぁぁー」
ぷっつんした私は、恥ずかしいことにタオル一枚で悪がきどもと追いか
けっこをする羽目になりました。
それも途中でタオルまで取られてしまって、タオルを取り返したかった
ら早く捕まえろと言ってくるのよぉ〜。
当然のことながら、タオルがなかったら、私は裸でシャワー室に戻らな
ければいけないので必死で悪がきどもの後を恥部を隠しながら全裸で追い
かけました。
結局、悪がきどもが満足するまで、裸で追いかけてることになり、20分
後にようやく屋上でタオルと下着を取り返した。
当の本人たちは、さっさと逃げ去ってしまったので、すっごく悔しいっ。
「まったくぅぅーーー、最近の悪がきどもはエッチすぎるわぁぁぁー!!
誰かに見られたらどうするつもりよぉぉ〜」
っていうか、ばれなかったのが奇跡に近いわ..
「私のばかばかぁ〜。裸で屋上まで行くなんて、完全な変態じゃないっ」
(いやぁぁ..少しだけ濡れちゃったじゃない..)
恥ずかしいことをしたせいか、私のアソコは濡れていた。
私は、はっきし言って露出癖もないし、露出狂でもない!
でも、そんな私でも裸で屋上に居れば変な気も起こってしまうこともあ
る。何か周りに誰もいないのを確認してるような..
「いやいやっ!これは裸を見られてないことの確認なんだからっ」
もう辺りは日が落ちており、夕暮れになっていた。紅い雲が一面を覆い、
吹いてくる風も冷たいんだけど..
(・・・やだぁ、身体が火照ってる..)
何度も言うけど、私は外で露出するなんてこと、一切やったことがない。
そりゃ..そういう女性の写真をネットで見たことはあったわよ..
でも「この女、馬鹿じゃないのっ」の一言で終わっていた。
ただ屋上で1人裸で居て、誰も見てないし、身体も火照ってきていると
魔がさすことだってある。
やってはいけない、やっては駄目と思えば思うほど、おかしな衝動が湧
き上がってきた。
「ちょっとだけ..ちょっとだけなら..」
これはあくまでも、あんな変なことをする人たちの心理はどんなものか
と確かめてみるだけなんだから..
絶対に下から見られない位置で、お尻を突き出してみる私。
「!!」(こ・これはぁぁ..すごいかもっ)
この快感は不味いかもっ..もしかして、やってはいけなかった行為?
初めてした露出行為に感じちゃうなんて..
「だめだめだめぇぇー!私、そんな性癖ないんだからっ!」
首を何回も横に振って煩悩を振り払った。露出狂になった女性が変なこ
とをするのが少しだけ分かった気がする。
(ネットで見た女性って、本当に満足した感じだったわね..)
思い起こせば、露出する女性は恥ずかしいことをしてるのに実に気持ち
いい顔だった。はしたないことに、その女性のおま●こからは愛液が大量
に吹き出ていたのを覚えている。
(あんなに愛液って出るものかしら..)
「あと..もう1回だけ..」
べ、別に露出癖が目覚めたんじゃないんだからね。これは本当に魔が差
してるだけなんだからっ!
露出狂になったわけじゃない。人間誰だって、こんな愚かなことをする
ときがあるんだからと自分に言い訳しながら、再びお尻を突き出してみた。
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