第2話「恥ずかしい行為」(挿絵:horaさん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

「このエロがきどもぉぉぉ〜!んもぉぉ〜、ばかぁぁぁぁっ」  まさか、ドア開けっ放しでおしっこをさせられるなんて思わなかったわ。  こんなとこ、誰かに見られたらどうしてくれんのよっ! (ぁぁ..早くおしっこが止まってぇぇ〜)  じょぼじょぼじょぼじょぼ・・・  ちょぼちょぽちょぽ・・・    ようやく、尿の勢いもようやく収まり、私は安堵の息をつく。  それと同時に得体の知れない開放感が少し襲ってきた。 (はぁぁ・・・やっとすっきりしたぁぁー)  恥かしい事だが、開けたドアをそのままで、しばらく私は大股を晒した 状態でぼーとしていた。  露出癖なんか無いんだけど、何かこう我慢したおしっこを思い切り出し たあとって気持ちいいのよね。 「ぁぁ..こんなとこで、おしっこしちゃったのね..」 (そろそろ持っていかれた服を取り返さなくちゃ..)  ようやく身体が落ち着いたとこで、一度頭の中を整理する。 (何か..阿嶋の罠にかかってしまった感じだわ。今度からは気を付けな くちゃ。あと、達彦くんたちのイタズラにも気をつけなくちゃ)  ファイトよ!鈴佳っ。これぐらいの仕打ちで断念してたまるものですか!  私は今日の恥を教訓としてこれからの実習に望む事にした。  けど、この答えが大きな間違いであった事を後に知る事となるのである。 (ちなみに、ジャージとショーツはちゃんと下駄箱にあったから助かったわ)  そうなんです。悪がきどもの悪戯はだんだんと過激となっていく感じだ った。  気が付くと、悪がきどもは私のシャワーまで覗いてくるようになりまし た。体育の授業のあと、汗をかいた私が教員専用のシャワー室で身体を洗 っていると、達彦くんと渡辺くんが堂々と覗いてきました。  もちろん、私はすぐにタオルを巻いて注意をしたんだけど、開き直って おっぱいタッチしてくるんです〜。  ぼぃぃーーん♪「おっぱいタッチィィ〜〜大成功〜♪」 「達彦くんっ!もう許さないわよっ」 「涼野先生が怒ったぞぉぉー。怒りたかったら、こっちまでおいでぇー」 「んも〜、待ちなさいっ!悪がきども〜」 「やだよぉぉー、ここまでおいでーー。下着も僕らが持ってるからぁ」 「ちょっと!そういうのは犯罪なのよっ。早く返しなさいったら!」 「だから、ここまでおいで〜」「んもぉぉーー、あったまきたぁぁー」  ぷっつんした私は、恥ずかしいことにタオル一枚で悪がきどもと追いか けっこをする羽目になりました。  それも途中でタオルまで取られてしまって、タオルを取り返したかった ら早く捕まえろと言ってくるのよぉ〜。  当然のことながら、タオルがなかったら、私は裸でシャワー室に戻らな ければいけないので必死で悪がきどもの後を恥部を隠しながら全裸で追い かけました。  結局、悪がきどもが満足するまで、裸で追いかけてることになり、20分 後にようやく屋上でタオルと下着を取り返した。  当の本人たちは、さっさと逃げ去ってしまったので、すっごく悔しいっ。 「まったくぅぅーーー、最近の悪がきどもはエッチすぎるわぁぁぁー!! 誰かに見られたらどうするつもりよぉぉ〜」  っていうか、ばれなかったのが奇跡に近いわ.. 「私のばかばかぁ〜。裸で屋上まで行くなんて、完全な変態じゃないっ」 (いやぁぁ..少しだけ濡れちゃったじゃない..)  恥ずかしいことをしたせいか、私のアソコは濡れていた。  私は、はっきし言って露出癖もないし、露出狂でもない!  でも、そんな私でも裸で屋上に居れば変な気も起こってしまうこともあ る。何か周りに誰もいないのを確認してるような.. 「いやいやっ!これは裸を見られてないことの確認なんだからっ」  もう辺りは日が落ちており、夕暮れになっていた。紅い雲が一面を覆い、 吹いてくる風も冷たいんだけど.. (・・・やだぁ、身体が火照ってる..)  何度も言うけど、私は外で露出するなんてこと、一切やったことがない。  そりゃ..そういう女性の写真をネットで見たことはあったわよ..  でも「この女、馬鹿じゃないのっ」の一言で終わっていた。  ただ屋上で1人裸で居て、誰も見てないし、身体も火照ってきていると 魔がさすことだってある。  やってはいけない、やっては駄目と思えば思うほど、おかしな衝動が湧 き上がってきた。 「ちょっとだけ..ちょっとだけなら..」  これはあくまでも、あんな変なことをする人たちの心理はどんなものか と確かめてみるだけなんだから..  絶対に下から見られない位置で、お尻を突き出してみる私。 「!!」(こ・これはぁぁ..すごいかもっ)  この快感は不味いかもっ..もしかして、やってはいけなかった行為?  初めてした露出行為に感じちゃうなんて.. 「だめだめだめぇぇー!私、そんな性癖ないんだからっ!」  首を何回も横に振って煩悩を振り払った。露出狂になった女性が変なこ とをするのが少しだけ分かった気がする。 (ネットで見た女性って、本当に満足した感じだったわね..)  思い起こせば、露出する女性は恥ずかしいことをしてるのに実に気持ち いい顔だった。はしたないことに、その女性のおま●こからは愛液が大量 に吹き出ていたのを覚えている。 (あんなに愛液って出るものかしら..) 「あと..もう1回だけ..」  べ、別に露出癖が目覚めたんじゃないんだからね。これは本当に魔が差 してるだけなんだからっ!  露出狂になったわけじゃない。人間誰だって、こんな愚かなことをする ときがあるんだからと自分に言い訳しながら、再びお尻を突き出してみた。

露出狂じゃなくても、こういう時は感じて
濡れるはず。きっと、そうよ。
けれど、何か愛液がすごい溢れ出てきてる
んだけどぉぉ〜。
いやぁぁ、これじゃ本当の露出狂だわっ。
やってみて初めて分かる快感は想像以上だ
と思う。
なんか、だんだん露出狂のような言葉まで
出してみたい気分..
「見てください..わ・私のおま●こぉ〜
みてくださいぃ..」
(これが露出の快感なのね..裸で晒す快
感って、これほどくるんだ..私でも露出
狂になっちゃうかも..)
いけないっ!こんなことしちゃいけない!
って頭で繰り返していても自分の指がいつ
の間にか、おま●こを開いてしまった。

「ぁぁ..ぱっくりしちゃったぁぁ〜。恥ずかしいとこが、くぱぁ〜だわ」  おま●こを開きながら、私は溢れ出てくる愛液の量を確認した。  信じられないことに、どぱっどぱぁとおしっこのように吹き出てる。 (はしたない..はしたなすぎるわぁ)  自分のしてることが十分愚かなことって分かってるのに、指がクリトリ スを擦ってくる。 「だめぇ〜、そんなとこ擦っちゃぁ駄目ぇ」  これって暴走してるっ。初めて知ったイケナイ遊びに思わずハマってし まった感じだわ。 (クリトリスが膨らんでるぅ..包皮を捲って飛び出してくるわぁ〜)  ついつい、後ずさりしてお尻を柵に近づけた。  チラリと柵の向こうを見る。この位置からじゃ下から見えちゃう。でも 見えると思う位置の方が気持ちいいっ。身体がビクンビクンしてるっ!  思わず軽くイってしまう私。 「はぁぁぅぅっんんっ!」  少しイってしまったことで、ぐったりとしている。学校の屋上でこんな 恥ずかしいことをしてると再認識すると、また身体が疼いてくる。  もう..日も完全に落ちてきてるし、中途で終わらして変な癖がつくの も嫌だし、イくならもっと思いっきりイきたい.. 「今日限りっ!これ1回きりなんだからっ!」  再び、お尻を突き出して露出行為をしてみた。 (やっぱ、柵に近づいた方が最高かもぉ〜)  気が付くと、私のお尻は柵ギリギリまで近づいて、おま●こをぐちゅぐ ちゅと音を立てて弄っている。 「おま●こぉ..見られちゃう..みられちゃう」  露出狂じゃないのに、こんなとこでイっちゃうの?  万が一、これが病みつきになって露出癖がついたらどうするの?  私の理性が何か一生懸命、説得してるけど指が止まらない.. (おま●こ掻き回してる..屋上で本気のオナニーをしてるなんて)  教育実習中の私が、屋上ではしたない露出行為を続けている。  誰かに見せたくてたまらない気持ちが沸いている。  私にとっては、これは信じられないことだった。 (ああぁ、私は露出狂じゃないっ。こんなとこでイっちゃダメなのぉ〜。 イっちゃだめ..イったらぁぁ..)  結局、おま●こを掻き回す指を止められず、イってしまった。 「はぁぅんっ。イくぅぅぅぅっ!」  思い切りイったことで、ようやく理性が戻ってきた感じだ。  自分の愛液で濡れてる地面を指ですくってみる。 「べとべとだわ..」  本気で濡れた跡だった。自分の中にこんな一面が潜んでいたなんて.. (これが露出なのね..2度とするつもりはないけど..すごく気持ち良 かったわ)  もちろん、こんな一度ぐらいの露出行為で露出狂になるような女性では ないわ。次の日からはいつもの自分に戻っており、あの時の露出は本当に 魔が差しただけのことなんだろう。  ともかく2度と変な気を起こさないように私は細心の注意を払いながら 実習に励んだ。  お局教師の阿嶋にどんな仕打ちをされようが、悪がきどもに悪戯されよ うが、乗り越えてみせると誓った。  けれど、阿嶋の方が期間が経つにつれてだんだんとイヤミな事を私にし てきたのだ。 「涼野さん。この窓よごれてますわよ。うちのクラスにはホコリアレルギ ーな子もいますのよ」 「す・すいませんっ」 「涼野さん。何なんです。この整頓の仕方は?整理整頓って意味知ってる わよね?」 「申し訳ありません」 (きぃぃー、あんたはお姑さんか?ああー私ってついてないよー。) 「何か言いましたか?」 「いえ、今すぐ綺麗にしますので。(^_^;)(地獄耳・・・)」  そんな嫁姑みたいな学校生活が続くある日、とある事件がおこった。  私のクラスの男の子が、他のクラスの女子のスカートを捲ったのを例の 阿嶋が注意していたのだった。 「あなたは女性をなんだと思っているの?これをあなたのお父さんがやっ たなら今ごろセクハラで裁判沙汰よ。いいえ、そんな事では済まされない かも知れないわ!」  男の子はあまりにも怒る阿嶋に体を震わしながら泣いていたのであった。  私も今日ばかりはこのあまりにも酷い仕打ちに少しきれてしまい阿嶋を とめてしまったのであった。 「阿嶋先生。子供のいたずらにそんなに怒る必要はないと思いますが」 「涼野さん?この私に反論する気なのですか?」 「ええ、反論します。たががスカートめくりじゃありませんか?」 「たががスカートめくり?どうやら涼野さんはこの女の子がどんだけ恥ず かしかったかわかっていない様ね」 「わかりません。大体そんな血相を変えて怒る方が変です」 「そう。わかりました。じゃあ、今日のホームルームではあなたにスカー トめくりがどんなに恥ずかしいか味わってもらうわ」 「え?どういう事ですか?それは?」 「それは後でじっくりわかるわよ」と気になることを言って阿嶋はその場 を去っていったのであった。  そう..これが今後の私の羞恥なスタートの引き金になってしまうとは この時の私は思ってもいなかったのであった。


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