第75話「下着没収」(挿絵:たーちんさん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

 この前はついに更衣室で男子に裸を見せてしまった沙智菜です。  周兄さん、これで沙智菜としても恥ずかしい姿を見られてしまったけど、 もっと恥ずかしいことに挑戦してもいいと思ってます。  だって、ちょっと裸を見せただけであんなにすごい快感がきたんだもん。  露出狂とばれなければ、違う露出をしたいんです。 *****沙智菜の勝手なイメージ*****************   「なるほど、それじゃ今度は下着無しっていうのはどうだい?」   「それもクラス全員に知られた状態でいくんだ」   「ちなみにスカートを気にしちゃ駄目だよ」 ********************************  いやいやいや!そんな公然露出は認めませんっ!  それにどうやってみんなの前でノーパン・ノーブラになれるの?  この命令だけは残念ながら聞けないかも。(ごめんなさい)  けど..まさか周兄さんはあのことを知ってて..  実は数学のアラフォー独身女教師、大窪先生はチャラチャラしている女 子に厳しくて、校内規則に違反している下着を穿いた女子を見つけるとそ の場で没収してくるんです。  つまり、派手な下着を着けたままで大窪先生の授業を受ければきっと周 兄さんの命令は出来ると思う。  まあ、それはしませんが。絶対に!  だって大窪先生って規則には厳しいけど、イジメ等には注意してくるし、 普段は気さくな先生なんですから。  そんな先生を利用してまで露出行為をするつもりはありません。  と!立派なことを言った今の私は真っ赤な派手な下着をつけています(悲)  か・勘違いしないでください。これは露出行為目的じゃなくて、大窪先 生に頭きている内川さんたちの挑発なんです。そう、内川さんの命令で、 2限目から真っ赤な下着着用になりました。 (あ〜ん、これで没収されたら周兄さんの命令通りになっちゃう)  急にブラウスにくっきと見えてる赤い下着にクラスの男子たちがざわざ わしている。  何せ、次の授業は数学だし、明らかに校則違反の下着を着けてるのが丸 分かりだし。  けれども、強制的に着けられてるのも分かるはずだから、その場で没収 はないよね..(ないはず!うん、それは絶対ないんだから)  そんな中、大窪先生がやってきて私を見るなり、大きな溜息をついたあ とで「新宮〜、私の前でそんな下着つけるなんて命知らずだな」と言って きました。 (えっ?ええぇ〜、あ・あの、これはどう見ても強制的に..)  だって、後ろの方で内川さんたちが口に手を押さえながら笑ってるし、 状況把握できますよね?(って言うか今日の大窪先生、機嫌悪い..) 「昨日、合コンあったんだけどぉ〜。何で、あんな田仲が人気あるんだよ! あいつぶりっ子してるけど、真っ赤な下着穿いてるんだぞ」  もしかして、田仲しな美 先生(音楽女教師)の八つ当たりですかぁぁ〜。  それは別問題として、ちゃんと現状把握して欲しいんだけどぉぉ〜。 「新宮、前へ出ろ!下着没収だ。まあ、男子の前だから隠しながら脱げよ」 「えっ..そ・そんなぁぁ」  そりゃ、いい感じに公然露出が出来るんだからいいんだけど、まだ心の 準備がぁぁぁ〜。  けど、不機嫌MAXの大窪先生に通じるはずはなく、まずはホックを外し てブラウスの隙間からブラを抜き出す私。 (肩紐がないやつだから良かったけど..私、みんなの前でノーブラにな っちゃったよぉぉ〜)  でもノーブラなんかよりも過激なことをもっとしなければいけない。  みんなが見ている前でスカートの中からパンティを脱がなければならな いのだから。 「こら新宮っ!変に時間をかけんじゃない!男子が興奮するぞ!」 (そんなこと言わないでぇぇぇーーー!何でこんな風になっちゃうのよ!)  周兄さんが変な命令を出したから、こんなことになったんですよ。  まだ私にはこういう過激な露出は早すぎますからぁぁ〜。  けど、拒否することも出来ず、私は思い切って赤いパンティを下ろして、 それを足首から外しました。  別にお尻やおま●こが見えるわけでは無いんだけど、クラスのみんなに は私がノーパンであることを知っています。 (視線がすごく刺さってくるぅ..下着なしなんて今まで何回もやってい るはずなのに何でこんなに感じるのぉぉ〜)  そうなんです。みんなに内緒でのノーパン・ノーブラはそこそこやって いるし、こんなにドキドキすることは無くなったのに、今は意識を失うぐ らいにクラクラしてるよぉぉ〜 (沙智菜として下着が無いってことが、こんなにすごい刺激なんだ..)  それも大窪先生ったら、私から没収した下着を黒板に張ってきたんです。 「いいか〜、お前ら。私はエコヒイキする気もないし、どんな理由がある にしろ断る勇気が無い奴の肩は持たん。ただな、こんなことが続いて、そ の張本人が分かればそいつらの下着は1週間没収するからなっ!」  この言葉にクスクス笑っていた内川さんたちが青ざめました。  そうか、私への罰は単に内川さんたちへけん制するためのものなのね。  いやいや、だからって私がこんな辱めを受ける理由にはなりませんから!  けど、大窪先生がみんなに分からない風に私だけにウィンクをしてきた ことでもっと最悪な気がしてきたような.. (も・もしかして、先生は私の性癖見抜いているのかも..って言うか、 そういうのは余計なお世話なんですからぁぁぁ〜)  ともかく没収した赤い下着に男子たちの視線が集まって恥ずかしいよぉ〜  まあ、正確には内川さんが持ってきたものだから私のじゃないんだけれ ども、さっきまで穿いたものが晒されるのは勘弁して欲しい。 (あぁぁ..みんなが見ているのに..私、感じてる..スケベな赤城君 や井下君、宇賀君なんかに..感じたくないのに..)   クラスのみんなは気づいてないけど、私のおま●こはすごく熱くなって 敏感になっていく。 (んんっ、このままじゃ..濡れちゃう..濡れちゃうっ)  が、引き戻すことが出来ない露出行為なので、私は下着を没収された姿 で席に戻りました。 (ぁぁ..みんな私がノーパンって知っているんだよね..このまま下着 なしで授業なんて受けられないよぉ〜)  みんなの机の間を歩くだけで、ものすごく不安でたまりません。  だって途中には赤城君や井下君、宇賀君の机を通り過ぎないといけない し、井下君なんか足を机の間に伸ばしてきたんですよぉぉ〜。 (あの足に引っかかって倒れたら、すごいことになっちゃうかも)ドキド キ..  ここは細心の注意を払いながら進まなくちゃいけないんだけど、私った ら視線を何故か真っ直ぐ向けてるんですっ。 (これじゃ足元がぁぁ..井下君の足がどこだか分からないよぉぉ)ドキ ドキ.. 「お・おいっ!新宮、あ・足元を見ろよっ!」と井下君の方が顔を真っ赤 にしながら足を引っ込めてきました。 「ご・ごめんなさい」(って!足を引っ掛けるんじゃないの?)ムッ!  赤城君も宇賀君も井下君の注意に思い切り頷いてきた。ひょっとして、 意外と純情かも知れない。  それにしても、私ったら不安不安って言いながら露出行為をしようとし てるんだけどぉぉぉ〜。ドキドキ..  だから席に座るときもスカートを敷かずに直接生尻で座っちゃったよぉ。  私の高校のスカート、丈が短いのに〜。角度によってはお尻が見えちゃ うかも。ビクンッ、ビクゥゥ.. (けど、足は普段以上にしっかりと閉じてるから大丈夫よね?)  って言うかちょっとでも開いたらパカッとやりそうで怖いんです。  これ以降の授業はもう全然頭に入ってこないし、出来る限り席を立たな いようにしました。  トイレなんかで立ち上がると動きがぎこちなくなっちゃうし、遠くから 男子たちがぞろぞろついてくるし..そりゃ新宮沙智菜がノーパンってこ とが分かればそうなっちゃうよね。  もちろん、恥部は全く見えてないし、見える様子もないけど、それでも 男子たちにとっては目が離せない存在かも知れない。 (私もスカート押さえながら歩けばいいのに、何故か押さえてないよぉ〜)  ちなみにノーブラの方はギリギリ透けるか透けないかの状況なので乳首 は見られてないと思うけど、ぶるんぶるん揺れるから目立ってるのかも。  だけど、肝心なところは一切見せてないのに何でこんなに感じるの?  この廊下だって、こっそり何度か全裸で歩いたことがあるんだけど、そ の快感よりも今の方がずっと疼くのっ! (全然、見せてないのに..気持ちいい..このままスカート捲れてもい いっ、あぁっ、捲ってぇぇーー) 「んっ、..ん..ぁっ、..んんっ..ぁぁ」  もう完全に露出狂モードに入っているよぉ〜。それも目の前に風が吹い てる場所があるなんて..(あんな所、通ったらスカートが!)  それなのに私の足は止まらない。見せたら駄目なのに!嫌なのに!身体 が言うことを聞かないんです。(ダメダメダメったらぁぁぁ〜)  スカートがもうひらひらと風になびいてるのに、私ったら手で押さえて こないよぉぉ〜。  あ〜ん、後ろから見ている男子たちが前のめりで注目してる〜。  お尻の方はギリギリだし、これ以上進んだら本当に捲れちゃうのに..  情けないことにもう今の自分を止められない以上、お尻を晒すしかない と覚悟しました。 「新宮っ!その先は風が強いから避けたほうがいい」「うん」「ああ」  小声で「はぁ?」(ちょっとぉぉ〜!スケベ男子たちぃ〜。何で忠告し てくるのよぉぉ〜) 「あ・ありがとう..」(何のためにゾロゾロ付いてきてるのかしら?)  そう、これほどのチャンスないのに、そのままにしておけば確実にスカ ートが捲れたのに男子たちの方が止めてきたのだ。  いや、私にとってはとても助かったんだけど、感謝したいんだけど、ど こか釈然とこないんです。 (とりあえず助かったぁぁ〜。やっぱ、なるべく教室から出ないほうがい いのかも..)  ここは露出癖を悪化させないように必死に我慢することにしました。  私自身としてはスカートの中を絶対に見せたくないし、理性さえ保てれ ば大胆なことをすることもない。  こうして何とか放課後まで罰をやり通した私に、大窪先生が呆れていた。 「新宮〜、別に1日中下着なしとは言ってないんだが、それだけ反省して るってことか..まあ、誰が命令したかは分かってるが、必ず尻尾を掴ん でやるさ。他の女子だと苦痛で頼めないが、新宮なら出来ると思って、ま た頑張ってもらうかもな。まあ、火照ってるぐらいだから問題はないか」 (・・・うぅ..やっぱり大窪先生は薄々気づいているのかもぉぉ..)  とりあえず誰にも見られずに済んだので助かりました。  あとは赤い下着か元の下着かのどちらかを回収して帰るだけであり、教 室に戻るとみんな帰っていました。(てっきり男子たちが残っていると思 ったんだけど..)  いや、何か教室のカーテンが不自然に膨らんでいるんですが.. 「はぁ..」(赤城君たちがまた隠れてるんだ)  スケベな割には結局、何回も私を助けてくれたんだよね..ドキドキ  よく見ると黒板近くの教室の窓が全開になってるし、一応誰も居ない教 室ってことよね..ドキドキ 「・・・みんな帰っちゃったんだ..私も早く帰らなくちゃ!」  スカートを一切押さえないで赤い下着が貼ってある黒板の方へ進んでい く。放課後っていうこともあって、夕陽が丁度逆光になっている。  つまり、このまま行けば上も下も見えるはずだ。  心臓をドキドキさせながら、黒板のところに着くと、まるで私を待って いたかのように教室内に突風がきました。  それもカーテンの方を向きながら、逆行を浴びながら、私のスカートは 思い切り捲れました。 「きゃぁぁぁぁ〜」  スカートが捲れ上がった私は悲鳴をあげて、すぐに隠しました。 「だ・誰も見てないよね?」きょろきょろ..  はい。カーテンの中に潜んでいるのは丸分かりだけど、知らないフリを しました。(・・・あれで、見つからないと思ってるのかな..)  ともかく、これ以上は見せるわけにはいかないので早く下着を穿こうと 思ったのですが、何とまた突風が吹いてきました。それもさっきよりも長 くて強烈なのがぁぁ! 「きゃぁぁっ〜」(いやぁぁぁ〜、また見られちゃうぅ)  これはさすがに見せすぎなんだけど風がやまないんだもんっ。 「・・・はぁはぁ..誰も見てないよね..」と私の問いかけに膨らんだカ ーテンがコクコクと頷いているようだけど見なかったことにしよう。  この後は顔を真っ赤にしながら赤い下着を回収したんだけど、念のため に内川さんの机も確かめることにしました。 「だ、誰も居ないから、机の中見てもいいよね?」と内川さんの机の中を 覗くと、元々穿いていた私の下着がそのままにしてました。 「よかったぁ〜。やっぱ、こっちの方じゃないと帰れないよぉ〜」  さて、問題は下着をどこで着けるかって話だけど、一応誰も居ない教室 なんだから、ここで着替えるのがスジだよね。  問題は膨らんでるカーテンから見やすい位置なんだけど、ここはみんな の紳士さを信じて、制服を脱ぐことにしました。  つまりは、1度すっぽんぽんになって下着を着けました。カーテンの方 からは不自然な音が幾つかしたけど、そこは聞こえないフリで通しました。  あとは何事もなかったかのように、急いで教室を飛び出ていきました。  そして家に帰ると興奮が収まるまでオナニー三昧でした。  今日は赤城君たちに脅されて犯されるネタでしたが、でも何度も言いま すが、こういう願望は少しも無いんですからぁぁぁ〜。  周兄さん。さすがに下着なしの命令はきつかったです〜! *****沙智菜の勝手なイメージ*****************   「何だかんだ言って放課後までノーパンで居るとはな」   「カーテンで覗いていた男子たちはやっぱ赤城君かい?」   「男子たちはスケベな割にはシャイなのかも知れないな」 ********************************  かも知れません。赤城君たちが何かしてくることは全く無いし、いつも と同じ態度を取ってくるから驚きです。  不謹慎だけど、また下着を没収されて欲しいと思う私です。


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