ぐぅぅぅ〜、周兄さん、朝からお腹が鳴ってひもじい沙智菜です。
それというのも昨晩から、お母さんがご飯を作ってくれないんです〜。
えっ、自分で作ったらいいんじゃないかって。
そりゃ、私も時たま料理をしてるから、お母さんの代わりに作るのは簡
単だけど、台所そのものがお母さんのせいで使えないんです。
だから、昨晩と今朝はインスタントものだったのでお腹が減ってます〜
ちなみ夫婦喧嘩や親子喧嘩をしてるわけじゃないですよ。
お母さんが1人で昨日の昼から台所でしくしく泣いてるんです。
こう話すと何事かって聞きたくなるとこなんですが、実に馬鹿げた事で
勝手に落ち込んでいるので呆れちゃうよぉぉぉ〜
思え返せば昨日の夕方、私が学校から帰ってくると台所からお母さんの
泣き声が聞こえたので、慌てて行ったんです。
しくしくしく..「ぁ..沙智菜ちゃん..おかえり..」
「お母さん?いったい、どうしたの!何かあったの?」
私が聞くと、お母さんは何も言わずに台所の端に置いてある機材を指さ
してした。
「えっ!あれって今、巷で有名なロ●オボーイじゃないの。買ったの?」
私の問いにお母さんが無言で首を横に振ってきました。
「買ってないなら何であるのよ?それに..何なの?このネジや部品は..」
よく見ると、台所の床中に無数のネジや小さな部品が転がっていて、何
かを分解した感じでした。
しくしく..
「それ..もらったのぉ〜。壊れて新しいの買うからって言うからぁ」
「もらったの、それ?でも何で壊れているのもらったの?」
しくしくしく..
「私なら直せると思ったのよぉ〜買うと高いしぃ〜直せばタダなんだしぃ」
どうやら、お母さんは自分なら簡単に直せると思って壊れたロ●オボー
イをもらったらしく、実際に分解したら元に戻せなくなったみたいであっ
た。
けど..よく考えたら、お母さんってそんなに機械強くないでしょ!
道具を使うのと、くだらないものを発想する力はピカイチなんだけど、
機械いじりは全然ダメだった。
しくしく..「これぐらいなら直せると思ったのよぉぉ〜〜こんなに部
品があるなんて思ってなかったのよぉ〜」
「どっちにしても、ここまで分解したら無理よ。一緒に片付けるの手伝う
から」
ぶんぶんっ
「だめだめぇぇーー!直すったら直すの!絶対、直してみせるんだから」
「ええぇーー、お母さん。そろそろ夜ご飯だから片付けないと..」
しくしく..「これが直るまで、お母さんは台所にいるんだから..」
そういって再び、ロ●オボーイを分解していくお母さんだけど、何か床
に散らばる部品の数が増えていってるんですがぁぁぁぁーーー
結局、お父さんが帰ってきても続けるお母さんに2人で説得したけど言
うことを聞いてくれないし、お父さんが新しいのを買うと言っても絶対直
すと言って、ずっと台所にこもっているんです。
朝方には台所は部品の山となって、お母さんが泣きながらばてているし、
このままじゃ新宮家は崩壊してしまいそうだよぉぉぉぉーーーー。
ぐぅぅぅ〜、それにしてもお腹が減ったよぉぉぉぉぉーーーー。
とりあえず、今日は学食でスペシャルランチの大盛でも選ぼうかなぁ〜。
今日だけは昼休みが待ち遠しい私に蘭が話しかけてきました。
「さっきから恥ずかしい音を鳴らして、どうしたんだ?」
「いろいろ事情があって、まともな食事とってないのよぉ〜」
「へぇ〜珍しいな。さっちん料理できるのに作らなかったのか?」
「台所がすごい惨状なの..お母さんが意地になって使えないの..」
「意地になるって?よくわからないけど、あたしに話してみなよ。相談に
乗るよ」「うん..実は..」
蘭に昨日の一件を話してみたけど、蘭の分野じゃないから無理だと思う
んだけどな..
「なるほど、沙智菜のお母さんらしいな。要はその壊れたロ●オボーイが
直ればいいんだろ?」
「もう直らないわよ。ほとんど分解しちゃったし..きっと帰った頃には
もっと分解してると思うし..」
「それでも大丈夫じゃないかな。そもそも、沙智菜のお母さんっていつも
奇妙な機械アイテム使ってるのを忘れてないか?」
「あっ、そうだった。どう見ても、あれ買ったものじゃないし、お母さん
が作れるものじゃないし..誰かが作ったとしか..ハッ!」
「ようやく気づいたか。こういう機械事に得意な奴を忘れてただろ?」と
蘭が自信満々に波賀野さんの方を向いて手招きを始めた。
「ちょっと蘭。私、あんまり波賀野さんと話したことが..」
お母さんと知り合いっぽい波賀野さんは蘭と小学校からの同級生だけど、
私の方はこの前の一件で話したぐらいなのよぉぉ〜
「蘭に新宮さん、何の用ですか〜」「急で悪いけど、さっちんのとこの機
械の修理をしてくれないか?」
「嫌っ!面倒だから断るっ!」「即答で拒否って..」
「いいのか?さっちんのお母さんの機械の方だぜ」
「何があっても駆け付けるっ!何日徹夜しても大丈夫っ!」「この差って」
「じゃあ今日でも行ってきてやれよ」
「いや、少しは相手の予定を..」
「あい〜、いいですよ」「OKだって」
「蘭ったら..あ・あの修理といっても、そういうレベルじゃないのよ..」
「あい〜?どういう感じなんですの?」「何かロ●オボーイを分解しまく
ったみたいだぜ」
「そうなの..お母さんが壊れたものを直そうとして分解しちゃったのよ」
ピカッ!
「それは、おもしろいですっ!ロ●オボーイ、一度弄ってみたかったです」
突然、目が光ったような感じで闘志を燃やしてくる波賀野さん。
もしかして..何かとんでもないことになってきているような..
とりあえず頼んだ以上は断ることも出来ず、学校が終わった後で波賀野
さんと待ち合わせて私の家に来てくれることになったけど..
(何か、大きいキャリーケースを持って来てるんですがぁぁ〜)
「波賀野さん..そのキャリーケースは?」「あい、いろんな部品です。
足りない部品があると思って持ってきましたです」「あ・ありがと..」
(すごく不安になってきたよぉぉ〜〜本当に直すつもりなのかな..)
波賀野さんと一緒に家に帰ると早速、台所の方からお母さんの泣き声が
聞こえてきました。
..と言うより部品がすでに廊下にまで転がっているんだけどぉぉーー
台所の方を見るとすでにロ●オボーイは部品の塊みたいになって、完全
に分解をしてしまった凄い状況でした。
しくしく..「おかえりぃぃ..あっ、錬々ちゃん〜。やっぱ、私には
まだ機械いじりは無理だったよぉぉぉぉ〜」
「大丈夫、早知華の姐御のアイデアにはいつも驚くものばかりだから、人
には得手不得手がある..あい」
ぅぅ..やっぱ、お母さんと面識があったんだ。それも相当の仲かも..
「えっと、波賀野さんに修理をお願いしたんだけど..いいかな?」
しくしく..「錬々ちゃんならOKだけど..でもいいのぉぉ〜もう何
が何だがわからなくなったからぁ〜」
もう完全に諦めモードに入っているみたいだけど、ここまで分解する前
に止めて欲しいよぉぉぉ〜〜
どちらにしても、これじゃ直す以前の問題だわ。波賀野さんには悪いけ
ど、そのまま帰ってもらうしかないかも..
そう思って言おうとした私だが、何故か波賀野さんの姿が見えなくなっ
ていた。
「波賀野さん?どこ言ったの?波賀野さん〜」
「くくくっ、これは面白いですですっ!!私の腕がこれを直せと鳴り響き
ましたですっ!これは私に対する天の挑戦だと感じましたですっ」
(天の挑戦って..何かすごい言い方なんですが..)
シャキィィーーン!
突然、ダブダブの袖から複数の工具を出して、すごい勢いで部品を集め
て組み立てていく波賀野さん。
まるでジクソーパズルのピースをあてはめるような勢いで、お母さんが
分解した部品をどんどんと組み立てていく。
そして1時間もしない内に台所や廊下に転がっていた部品は無くなって
おり、目の前にはロ●オボーイが復活していたのだ。
ただ..
何か昨日見たのと形が違うような気もするし、ロゴがRenna Boyに
変わっているんですが..
「出来ましたです。1時間も掛かってしまいましたです」
いや..1時間で組み立てる方が凄いんだけど..
「これで動くはずです」波賀野さんが電源を入れると座面が前後・左右に
動き始めた。
さっきまで泣いて落ち込んでいたお母さんも動いたのを見て、一気に立
ち直って波賀野さんに抱きしめて喜んでいた。
「ありがとぉ〜ありがとぉぉぉ〜どんなお礼でもしちゃうから言ってぇ〜
言ってぇぇ〜♪」
「あい〜、お礼はもうもらったからいいです。久々に楽しめましたです」
ともかく、これで万事解決ということになったが、気になるのが4段階
調節のとこが何故か7段階調節に変えられてる上に、7段階目に”危険”
と書いてあるんですが..
「あ・あの..波賀野さん。この危険っていうのは..」
「あい〜、”サービス”でパワーアップしましたです。従来の回転と振動
をはるかに超えるようにしておきましたです。危険は未知なる快感じゃな
くて、回転と振動が味わえるです」
今、変なワード言った気がするけど..ここまで勝手に改造までされて
いるロ●オボーイ、もといRenna Boyに早速、お母さんが乗ってしま
った。
「やっぱり、ここは”危険”を試してみなくちゃね♪」
「ちょっとお母さんったら!」
「あい〜、いきなりは不味いです〜。女性は特に大変なことになりますで
す〜」「こ・これはぁぁぁぁ〜、すごく響くわぁぁぁ〜ああぁぁぁっ、イ
っちゃいそぉぉ〜」
「お母さん?」「・・・・じゃあ、これで帰るです。あい」
そう言って逃げるように帰っていく波賀野さん。
言うまでもなく、Renna Boyでイってしまったお母さんが今日の晩
ご飯を作るはずはありませんでした。
まあ、台所が空いたので私が作ればいいんですが、こういう時に限って
いろいろとこの後で起こってしまいました。
Renna Boyでイってしまったお母さんを端っこに置いて、夜ご飯の
準備を急いで始める私。
何せ、もう夜遅いのでお父さんが帰ってくるから早く作らなければいけ
ないからだ。
「あまり材料がないじゃない..これじゃ酒のツマミ程度のものしか作れ
ないよぉぉ〜」
仕方なく食材を買ってこようとした私に1本の電話が鳴り響いた。
相手はお父さんであり、今日は同僚と飲んで帰るから食事がいらないと
いうことであった。
(さては..お母さんが今日も作らないことを予感したのね..)
まあ、お父さんが食事いらないと言うなら、簡単な料理でいいかも知れ
ない。
そう思った私は早速、食材を買いに行って、お母さんと2人で食べる分
だけ買って家に帰ってきた。
「ただいま、お母さん、今すぐ作るからね〜」と台所に行くとまたエッチ
な声が響いてきた。
「これぇぇーー効くわぁぁぁ〜。あーん、子宮に響いちゃうのぉぉーー」
「お・お母さんっ!何、またそれに乗ってるのよ。それも下脱いじゃって」
何と下半身丸出しとなって波賀野さんのRenna Boyで楽しんでいる
お母さん。
「ま・またイっちゃうかもぉぉぉ〜」「お・お母さんっっ!」
私の制止も利かず、再び娘の前でイってしまう母親に呆れてしまいまし
た。
けど、このお母さんをここまで堕とすRenna Boyに思わず引き寄せ
られてしまいそうかも..
「6段階目ぐらいなら..」ぶんぶんっ!「何考えてるのよ。危ないあぶ
ない」
とりあえずイってしまったお母さんを再び台所の端に置いて、夜ご飯を
作ることにした。
当然かも知れないけど、夜ご飯が出来てもお母さんがまだ快感の余韻に
浸っていたのだ。
「はぁぁ〜何か、わびしい食事だよぉぉ〜」
そんな中、外の方で大声で喚いて歩いている音が聞こえてきた。
「!お・お父さん?あの声、お父さんだわ」
どうやら、かなり飲んでいるらしく、複数の声が聞こえるとこからする
とお父さんの同僚も一緒のようであった。
「げっ、このままじゃまずいわ」
お父さん1人なら、このままお母さんを置いといてもいいが、他の男性
が来る以上は丸出しの下半身を隠さなければいけなかった。
急いで毛布を持ってきて、お母さんの上に被せたところでドアを激しく
叩く音が聞こえてきた。
ドンドンドンッ
「おいっ!開けひょ!ご主人様のお帰りだじょぉ〜」「そーだ」
「今、開けるわよ。もう静かにしてよ!近所迷惑じゃないっ!」
「おおっ、沙智菜じゃねーか。お母さんはどうしたぁぁ〜」
「台所で疲れきって寝てるから起こしちゃ駄目よ。いいわね」
「まだ例のがたくたをいじってたのかぁ〜。まったくしょうがねーお母さ
んだぁ」「ところで一緒にいる人は?」
「忘れたのかぁぁ〜、沙智菜。安藤と遠藤だよぉ」
「ひっくっ、沙智菜ちゃん久しぶりだねぇ〜」
「ずい分と色っぽくなったなぁ〜」
(ええっ!同僚の人って安藤さんと遠藤さん..あ〜ん、どうしよぉぉーー)
実はこの安藤さんと遠藤さんは普段はすごく礼儀的で優しいおじさんな
のだが、お酒が入るとドスケベになるので有名な2人であった。
それも飲んだ時の記憶が無いというから、更にタチが悪いのだ。
いつもはお母さんが相手しており、2人が繰り出すセクハラを見事に返
していたのだが、そのお母さんが今はイっちゃってる最中なのだ。
けど、そろそろ回復してるのかも..と思ったところにまた例のエッチ
な声が聞こえてきたのだ。
「ああぁんっ!いいわぁ〜」「わわわわあああーーー本日も晴天なりぃぃー」
「ん?沙智菜頭大丈夫か?」「本日も晴天なりぃぃぃぃ〜!」
好きで叫んでるわけじゃないよぉ〜。お母さんの喘ぎ声をかき消しなが
ら、台所に猛ダッシュして急いでRenna Boyのスイッチを切った私。
「お母さんっ!安藤さんと遠藤さんが来てるのよっ!感じてる場合じゃな
いわ」
「はぁはぁ..それは沙智菜ちゃんにまかせるわぁぁ〜お願いだからスイ
ッチを」
「駄目ッたらダメッ!これはしばらく封印だからっ」
お母さんを再び、Renna Boyから下ろしてコンセントを紐でしばっ
て電源が入らないようにした。
ただ、お母さんがすぐに解きそうだったけど、今の刺激でまた少しイっ
てしまったみたいだ。
「まったく、お母さんったら..」
とりあえず、台所にはお父さんたちを近づけないようにしなくちゃ!
あのドスケベ2人組がこんなお母さんを見たら暴走しちゃうから。
お母さんに毛布をかけて再び玄関に戻ると、すでにお父さんが飲みすぎ
で廊下で寝ており、安藤さんと遠藤さんが介抱していた。
「お父さんっ!大丈夫?」「こりゃ居間まで運んだ方がいいな」「んだ!
んだ!」
「はい、じゃあ私が運びます」
お父さんを背中に担いで居間まで運ぼうとした私に安藤さんと遠藤さん
が早速、とんでもないことをしてきたのだ。
「沙智菜ちゃん、重たそうだね〜。おじさんたちも持つの手伝うよ」
「んだ!」「ありがとうございます」
むにゅむにゅ!「へっ?あ・あのぉぉ〜」
何とこのドスケベ2人が私の手が塞がっているのを良いことに、それぞ
れ左右のおっぱいを持ち上げてきたのであった。
「こりゃ結構、重たくなったのぉ〜」「んだ!立派に成長したなぁ〜」
いきなり、私のおっぱいを持ち上げてきた2人に、どう対処すればいい
のよぉぉ〜
ああ〜んんっ、周兄さん〜〜〜!またとんでもない目に遭いそうな気が
しますぅぅ。
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