第45話「全裸の制服採寸」


 今日は放課後に制服の採寸を体育館で行うのですが、その前に大事件が 起こったのです。  何と午前中の体育の授業中に私と悠子の制服が丸ごと盗まれてしまいま した。  もちろん、これが意図的に盗まれたような気がしてならないのですが、 内川さんが意外な言葉を言ってきたのだ。 「これはすぐに先生に言った方がいいわね。こういう卑劣なことをする人 はすぐに見つけ出さないとね。みんなも出来たら新宮さんと古野さんの制 服を探してあげて」  そう言って先生の方へ盗難の報告をしてくれた内川さんだが、おそらく 内川さん自身が大きく絡んでいることには間違いないだろう。  前にもいじめられた子の服などが盗まれたときも内川さんが直接、手を 出しておらず、内川さんの暗黙の指示でグループの誰かが独断で動いてい た事実があったからだ。  つまり私が内川さんに対して、疑いをかけることが出来ない状況にされ ており、あまりのやり方に悔しい気分であった。 「さっちん..ごめんなさい..私のせいでこんな目に遭って..」 「いいのよ、悠子。服はその内見つけるから、今日はジャージのままで我 慢しよう」 「けど、さっちん。予備の制服はあるの?」 「うん、一着だけあるから大丈夫よ」 (けど、お母さんには盗まれたなんて言えないな..)  とりあえず、ジャージのままで居るしかなく、なるべく悠子を1人だけ にしないように守ることにしました。  そんな私たちにまさか新たな災難が降りかかるとは思っておらず、それ は2人でトイレに入った時のことであった。 「悠子、私が出るまでは先に出ちゃ駄目よ」「うん、わかってる」  急いで用を足そうとした私たちだったのですが、2人きりでトイレに入 ったのが不味かったらしく、トイレの上からいきなり大量の水が降りかか ってきた。  バシャァァァァーーー!「きゃぁぁっ!」「うそっ!」  私と悠子が急いで出たときにはすでにトイレの中は誰も居らず、びしょ びしょになった私たちだけが呆然と立っているだけだった。 「ひくっ..ひく..さっちん、ごめんなさい..私のせいで..私のせ いで」 「悠子は悪くないわ!まったくっ、高校生にもなってこんな下らない事を してくるとは思わなかったわ」 「ひくっ..どうしよ..下着の方もびしょびしょだし..もうすぐ採寸 だし..」 「ともかく事情を説明して濡れた下着のままで受けるしかなさいみたいね」  これから行う採寸は下着姿で行う事となっており、濡れたままで行くの は不味いのはわかってるけど、時間もない以上これでいくしかないだろう。  とりあえず、体育館の更衣室まで行った私たちは脱いだジャージや体操 着を盗まれないように一番目立たないところに吊るしていくことにした。 (周りに知ってる人は居ないし、人も大勢居るから、これなら盗まれる心 配はなさそうね)  あとは事情を採寸する先生に説明するだけだったが、先生の方から信じ られない言葉が出てきたのだ。 「ちょっと、あなたたち。何なの、その濡れた格好はっ!」 「実はトイレに入っていた時に誰かに水をかぶせられたんです」 「ああ〜、あなた達、もしかして制服を盗まれた子達ね。水まで掛けられ るなんて何か恨まれることでもしたんじゃないのぉ〜?とにかく、そんな 濡れた下着のままでの採寸は認められません」 「ちょっと先生。それはおかしいでしょ」「さっちん、駄目よ。その先生 も..」  悠子が少し青ざめた顔で私を止めようとするとことろを見ると、どうや ら先生の中にも内川さんに協力している人がいるようで、目の前に居る女 教師、公金 朱結(きみがね しゅゆ)先生がその協力者であった。 「あっ、そこの子達。悪いけど、駄々をこねるこの2人に何か言ってあげ て」  そう言って、近くの女子生徒たちに声をかけたのだが、その子達の顔を 見た悠子が更に青ざめたことから、彼女らも内川さんの仲間らしい。 「さっちん..ここ5組の生徒ばっかりだよ」 「そういえば..いつのまに5組の生徒ばかり..」  そう、5組の担任が公金先生であり、内川さんの中学時代からの仲間が 多い事から、一番いじめが激しいクラスとなっていた。 「ちょっとぉ〜あなたたち、しゅーゆ先生を困らせちゃ駄目じゃない〜」 「そうそう、そんな濡れた下着のままじゃ私たちまで迷惑だわ」 「でも、これには事情が..」 「しゅーゆ先生、この2人の下着は私たちが没収しておきまーす」 「そう、お願いするわ」 「えっ!ちょっと待って!」  公金先生の了承がおりたと同時に周りの子たちが私たちの下着をあっと いう間に剥ぎ取ってしまい、私と悠子は裸で採寸をすることになってしま った。 「悠子、私の背中に身体をつけていいから、そのまま後に付いて来て」 「でも、それじゃ..さっちんがぁぁ」「私なら平気だから心配しないで」  そう、周りには女子しかいないし、最近の危険な行為を考えればこれぐ らいで濡れる沙智菜ちゃんではないのだ。(うんうん)  大体、ここで恥ずかしがって震える様子でも見せたら、これを仕組んだ 奴らが喜ぶだけであり、ここは堂々と見せるしかない。 (でも早く採寸を済ませないと..何か危ない目にあいそうだわ)  とりあえず、最初の上半身の採寸は違う先生がしてるみたいだからいい けど、次の下半身の採寸がさっきの公金先生というのがすごく不安であっ た。  まあ、5組の女子も他のクラスの目があるから思い切った行動も取れず、 上半身の採寸は何事もなく終わり、後は問題の下半身の測定だけだった。 (前の方も後ろの方も5組を避けたから、このまま行けばOKね)  今のところ、私が5組の女子を上手く避けて並んだので、あとはこの流 れで行けば良かったのだが、何と意外な言葉が私たち2人に来たのであっ た。 「新宮さーん、古野さーん、順番とっておいたから、こっちおいでよ」  わざとらしい笑顔を見せた5組の女子たちが私たちを呼んできており、 その言葉に合わせて公金先生も助勢してきたのだ。 「あなた達のクラスはもう終わってるのよ。特別に早くやってあげるから 5組の中に入りなさい」 (ぅぅ..しまったぁぁーこういう方法で攻めてくるなんて..)  こうなってしまった以上、逃げることが出来なくなった私と悠子は公金 先生の採寸を5組の生徒に取り囲まれて測られることになった。  ただ唯一の救いは私と悠子を同時に採寸する関係で、悠子の方が5組の 生徒が行うことだった。  そう、どう見ても公金先生の方がすごい事をしてきそうな感じがあり、 案の定通常の計測をさっさと終わらした後に、透明のメディカルテープを 取り出してきた。 「先生、何をする気ですか?」 「あら?まだ肝心なとこの計測が残っているのよ」  そう言って透明のテープを等間隔に6枚切っていき、3枚ずつに分けて私 の2つの陰唇を左右へ大きく広げるように張っていったのだ。 「これで良し。じゃあ、まずはあなたのお尻の穴を測りましょうね」 (えっ?おま●こを広げて、どうしてお尻の穴を測るのよぉぉ)  一瞬、疑問に思った私だが、身体を回された途端にその答えはすぐにわ かった。  要は丸開きになった私のおま●こをみんなに見せる為であり、その開い た姿を見た5組の女子たちが失笑しはじる。テープによって普段見ること の出来ないピンク色の膣肉がもろに見られているからだ。  周りからくすくす笑われながら、先生がお尻のしわを数えている。  まさに恥辱の採寸であり、この採寸がまだ序の口であることに恐怖を覚 える私であった。 (ああぁぁ〜んん、みんなが私のおま●こを見ているよぉぉぉ〜〜)  テープでぱっくりと広げられたおま●こを見にくる女子が増えてくる。  本当なら泣きたくなるような屈辱を受けているはずなのだが、刺さる視 線が結構、快感となっていた。 (ああっ..これって不味いかもぉぉ〜〜おま●こが濡れてきちゃぅぅ〜)  身体を小刻みに震わす私の状況を見て、5組の女子が嬉しそうな表情で 言葉を出してくる。 「ふふっ、変な正義感を出した報いね。見てよ、恥ずかしさで震えてるわ」 「そのうち、泣き出すんじゃないのぉ〜。あはは、悲劇ぃぃ〜」  どうやら、今までいじめられていた女子と同じ反応を示してる事から誤 解を生んでいるようであった。  確かに震えて泣き出しそうだけど、それは苦痛ではなく快感からくるも のが大きな違いかも知れない。  とにかく、愛液が溢れ出る前に何か手を打たないとばれてしまう。  そんな快感の高まった私を救ったのは皮肉なことに悠子であった。 「ぁぁ..見ないでぇぇ..見ないでぇぇ..」  何と隣でも先生の真似をしておま●こを晒し始め、悠子のピンク色の膣 肉が私と比較される形で晒されてしまったのだ。 「ゆ・悠子!!」 「さっちん...私..こんなの耐え切れない..」  涙を浮かべて屈辱に耐える悠子の姿を見て快感が一気に落ちついた私。  辱められている悠子を見ると視線で感じている場合ではなく、今は悠子 が負けないように声をかける方が大事であった。 「悠子、ここは我慢して」 「でも..見られてる..知らない子にまで大事なところがぁぁ..」  涙をぽろぽろと出し始めたことで、悠子の方に5組の女子の関心が移っ ていく。  今でも崩れ落ちていく方の反応を見るのが、彼女たちにとってはいいら しい。 「あははっ、何泣いてんのよっ。ただの計測なのよぉぉ〜」 「あんまり泣くと、もっとおま●こを開いちゃうからね」 (まずいわ..このままじゃ悠子が耐え切れない..)  泣き顔を見せている悠子に5組の女子たちはどんどんと失笑を浴びせて 苦しめようとしてくる。  もう、2人の開かれているおま●こよりも悠子の崩れ行く表情の方にみ んなの視線が集まっている気がした。 「悠子、気をしっかり持って..」 「駄目..だめだよぉ..さっちん」 (どうしよう..このままじゃ悠子が泣き始めちゃう。ここは私が泣いた フリを注目をこっちに向けたほうかもいいかも)  いろいろな手を考えてる間にも悠子の身体の震えが大きくなっていき、 大量の涙もこぼれて見る耐え切れない表情になっている。  私には同級生をいじめて何がそんなに楽しいかわからない。  こうなったら計測なんて無視してあいつらをぶん殴っていきたい気分に もなってきた。(いや..もうこうなったら悠子を助けるっ!助けなきゃ!)  まずはこの先生をどかそうと思った私を見て悠子が突然、私の方へ目を 合わせてきた。  それはアイコンタクトのような意思を伝えるようなものであり、悠子の 言葉は何かを否定するものであった。 (悠子?何が言いたいの?私に何かを知らせたいの?)  よくわからない私は何故か悠子の大事なところに視線を向けてしまう。 (わ・私ったら、この非常時に何で悠子のおま●こを見てるのよっ!)  だが、これが意外な回答を得ることになってしまった。 (あれっ..さっきよりも悠子のおま●こが膨らんでいる?)  よく見ると、テープで広げられている悠子の陰唇が肥大しているのがわ かる。  どう見ても悲痛の状況では膨らむはずはなく、私と同じ快感からくる変 化だと思って間違いないだろう。  陰唇の肥大に併せてクリトリスの方も少しずつ充血しながら膨らんでお り、包皮の隙間から綺麗なピンク色の真珠が見え始めようとしていた。 「だめぇぇ..出ちゃうぅぅ..」 「あははっ、もう涙は出てますよぉぉ〜もしかして大泣き宣言ってやつぅ?」 「いいわよっ。泣いちゃっても♪お母さーんって言ってもいいわよ」  悠子の今でも大泣きしそうな震える声にいじめてる女子たちが勝手に勘 違いしてる。  正確にはクリトリスが飛び出ちゃうという私が言うべき台詞を取ろうと していた。 (まさか..悠子ってマゾ的な危ない気質があるのかしら..)  すっかり影を潜めているクリトリスが、だんだんと包皮を剥きだして飛 び出ようとしている。  もし、こんな状況が5組の女子たちにばれたら大変な目にあってしまう だろう。  愛液も少しずつ出ている感じから、恥ずかしさのレベルは私を超えてお り、これでクリトリスが飛び出てしまったら淫乱女のレッテルを貼られる のは確実であった。 (ああぁっ、もう!悠子にそんな性癖があるなんて聞いてないわよっ! どうやったら、この場を乗り越えられるのよぉぉぉ〜誰か教えてぇぇぇ)


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