第11話「遠足」(挿絵:たーちんさん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

沙智菜です。あああぁぁぁーーー昨日、大変、馬鹿な事してしまいました。 昨日、遠足だったんですが、またいつもの私の悪い癖をやってしまったんです。 遠足は山登りだったのですが、1度どうしてもやりたい事があったんです。 笑わないで下さいよ... 野外での..お・おしっこなんです。 男の子の様に1度、外でする事には興味があったんですが、さすがに いざするとなると出来ず、今までそういう体験はなかったんです。 そうなんです。そういう状況に追い込まれなければ出来ないと私自身 わかってたんです。 そんなイケナイ考えをしながら集合場所の山のふもとに来たのは まずかった気がします。 私が友達を待っていると、ふとある物が目に入ったんです。 そう、自販機です。それもペットボトルが売ってる大きいものでした。 (あんなの飲んだら山頂のトイレまで持たないんだろうな..) そう思った私は何故か自販機に身体が近づいていくんです。 心臓はばくばくしている。うそぉぉぉーー私ったら何考えてるのよぉぉーー カチャリン♪ピポッ♪ガラガシャン♪ 私の足元の取りだし口には紅茶のペットボトル500mlが出てきました。 (ちょっとぉぉーーよりによって紅茶?あああぁぁぁぁーーー) そう、意外に紅茶ってコーヒーよりも尿意が来るんですよ。 その紅茶を選んだ上に500mlなんてぇぇぇーーー!! でも..この時の私は何かにとりつかれた様にキャップを開けて500ml を一気に飲み干し始めてしまいました。 当然、近くにいた友達の悠子がそんな私に驚いて声をかけてきました。 「さっちん。そんなに飲んだらまずいよ」 「大丈夫、後でトイレ行くから」 「トイレって今、私行ってきたけど超混んでたんだよ!」 「そ・そうなの..でも汗かくから大丈夫よ..」 「さっちん、知らないわよ..トイレに行きたくなっても..」 悠子はすごく不安そうな顔で私を心配してくれてる。 それなのに私ったら何て不純な考えで飲んでるんだろう。 結局..全部飲んでしまった私... でも!一応、私の頭の中には1つの計画があった。 実は山頂に登る途中に1回だけ中休みの時間がある。 その中休みの時間を使って思い切り遠くまで行って用を足す計画だ。 中休みは長いから人目のいないとこにも行けるし、これだけ飲んだんだから 丁度したい頃合いだろうと思ってたのだが... 甘かった... 予想よりもかなり早く尿意が迫ってきてしまった。 私は中休みまでの時間を計るために時計を見る。 (・・・うそ!?あと1時間?) 一瞬、あまりの時間に気を失いそうになった。 もう、下半身は今すぐにでも用を足せるとこまで準備が出来ている。 でも、こんなとこで...登ってる最中に抜け出してするなんて無理に近い。 (あああぁぁぁーーー私って、かなりお馬鹿な事をしたのねーー) 心の中で叫んで後悔しても、もう手遅れだった。徐々に尿意は強くなってくる。 足が小刻みに震え出してくる...ぐっと握っている手には汗が溜まり今でも 膀胱が破裂しそうな感じであった。 ましては山登り..登る足の振動が膀胱に響くぅぅ..無意味かも知れないけど 空を見て何とか落ち着かせようと息を整える。 でも周りはまだ気付いてない..どうやら山登りがきつくなっているとしか 思ってないだろう.. まだ時間はいっぱい..あり過ぎる.. もう、こうなるとある程度の恥は仕方ないと思った私は空いてる右手を股の 所に持っていった。 気休めかも知れないが、おしっこの出るあたりをぐっと押さえたのである。 顔からは汗がいっぱい流れ、視点もだんだんとぼやけてくる感じになってくる。 そんな不自然な動きの私に悠子が気づいてくれた。 「さっちん、もしかしてトイレ?」 「う・うん・・」 「だから..あれほど言ったのに..もうヤバイの?」 コクッコクッ。私は無言で頷いた。もう言葉を上手く出せないほど緊迫していた。 そんな緊迫している私を見て悠子は辺りを見回して近くの友人に声を掛けていく。 「蘭ちゃん。美紗里。さっちんがちょっとまずい状態なの」 「まずいって?」 「おしっこなのよ..何とか出来ないかな?」 「もう、かなりやばいの?さっちん」 コクッコクッ。 「こりゃ、かなり切羽つまってるわね..」 「どーしよ..何か手があるかな..」 「今なら、上手く後方に行けば大丈夫じゃない?」 「そうね。後のクラス、相当離れているし..」 「さっちん..後ろに上手く行くよ..いい?」 コクッ。 悠子たちはうまく私を囲む様にして列の後方に行った。 もちろん周りに気付かれない風にしながら移動してくれたのであった。 だけど、そんな間にも尿意がますます強烈になってくる。 そんな中、ついに恐れてたことが起こってしまった。 ちょろ...ビクンッ!!! (ひぃぃぃぃぃーーー) 何とおしっこが少しだけ漏れ始めてしまった。 もう、こうなると恥も外見もなくなった私はジャージの中に直接、手を突っ込んで ショーツの上から押さえたのであった。 ショーツはまだそんなには濡れていなかったが、もう限界に近かった。 (もう..漏れちゃうよぉぉぉぉーーー) 目に涙が出始めてくる。お漏らしするぐらいなら、ここで脱いでしてもいいぐらい 切羽すまった状態になっていた。 そんな中、ようやくタイミングを計って横の木の方へ移動することが出来た.. 「さっちん。私たちが壁になるから早くしちゃって」 「まだ、後ろ来ないから早く!」 「うん。ありがと」 私はみんなが壁になってる中、ズボンとショーツを即効で下ろしすぐにおしっこの 準備に入る。 みんなに見られながらするのは恥ずかしいことだが、今はそんなユトリすらないのだ。 ショーツを下ろして下半身が丸出しとなると同時に尿道が開いてくる。 ぴゅぅっ。 初めの小さな噴出しの後にすごい勢いの尿が出始めてきたのだ。 ジョジョジョオオオォォォーーッッッッ 紅茶の飲みすぎのせいか、まるでホースの放水の様なおしっこが出始めている。 それも、湯気が立っていて、黄金色のおしっこが大きな放物線を描いて噴き 出している。 壁になってるみんなも、あまりにの凄さからか、見て悪いと思いながらも、 しっかりと見入っている感じだ。 (ああーー、みんながしっかり見てるぅぅぅーーー)

辺りに恥ずかしい音を響かせながら、
みんなにおしっこを見せつけている
ような恥ずかしさが高まっていく。

「さっちん〜まだとまらないの?
んもう〜こっちまで恥ずかしい
じゃない」
蘭ちゃんが少し呆れた口調で言ってくる。

「生理現象は仕方ないわよ..蘭。
沙智菜も気にしないで思い切り
出した方がいいわよ」
美紗里はおしっこしている私の姿に
かなり関心を抱いているみたいで
結構、見てないふりをしながら
おま●こをしっかり見ていた。

「さっちん..まだなの?まだなの?」
悠子は私のおしっこの様子と辺りの
人の気配を交互に見ながら一番、
心配していた。

(もう、早く止まってぇぇぇーー)
すぐにでも止めたい気持ちだが、
尿の勢いはどんどんと増していき、
私の秘部を大きくぱくっと開かせる。
そして、開いたピンク色の秘部の
上部からは、尿道の入り口が大きく
口をあけて放尿をし続けているのだ。

ジャジャジャァァァァァァーーッッッッ まだまだ止まらない、私のおしっこ。 もうずっと辺り中に、尿道から出て行く大きな音を響かせている。 もちろん、壁役になっている悠子たちには完全に見られているし聞かれてもいる。 ものすごく恥かしいけど..止まらない... 1度噴き出たおしっこが、止まらないのは当然である。 地面には大きな水溜りがどんどん出来てくる。 その水溜りもだんだんと大きくなり、ついには溝を作って斜面を伝わって流れて いったのだ。 ちょろちょろろろっ... ようやく終わった時に悠子たちが顔を真っ赤にしながら言ってきた。 私も恥ずかしかったが、見てる悠子たちも、かなり恥ずかしかったかも知れない。 「さっちん。かなり我慢してたんだね」 「う・うん..ありがと..助かったよ」 「でも、さっちん。こりゃすごいわね」 「本当..こんなに出るなんてすごいね..」 「わあぁぁー、みんな見ないで。お願いー」 私は顔を真っ赤にして水溜りを手を隠そうとしたが、あまりにも無理な話である。 「さっちん。それを隠す前に下履いたら?」 「そうそう、大事なとこが丸見えだよ」 「はっ!わぁぁぁっ!!そうだった!!」 「あははははーー」 「ははははーー」 皆が笑う中、私も照れ笑いしながら下を履いたのであった。 その後は、何事もなかったかの様に無事にクラスの所に合流したのだが、徐々 に自分がした事に恥ずかしくなって、あそこが濡れてきてしまう。 でも、それ以上にまた尿意がたまっていく。 そうなのだ。1回のおしっこぐらいじゃ、紅茶の500mlを出しきる事が出来なか ったらしい。 とりあえず、中休みはみんなの居ないところでおしっこをして、下山途中は 再び悠子たちの力を借りてすることになってしまったのだ。 1日に2度も友達に見られながらするなんて、思ってもいない恥ずかしい体験 だったかも知れない。 特に2度目はショーツが愛液で少し濡れてたせいもあって、ドキドキしながら おしっこをした感じだった。 もちろん、シミは脱いだ時にバレていたのだが、どうやら私がおしっこを少し 漏らしたと思っていたらしい。 あと2度目は私のおしっこを見て美紗里がつられて尿意を催したらしく、私が した後で美紗里もおしっこをしてしまった。 人のおしっこを見てみると結構、自分が恥ずかしいことをしていたのがより 実感してしまい、興奮が高まった感じだ。 結局、見られながらのおしっこ2回と、1人でのおしっこの1回、計3回も 外でしたことになったのだ。 おかげで、おしっこが終わってからの私の秘部は濡れまくり状態で、遠足が 終わり下山した時にはショーツを通り越してズボンまで少し濡れていた。 結局、家に着いて部屋で確認した時にはお漏らしと変わらないほど私の ショーツは愛液でぐしょぐしょになっていました。 周兄さん..どうしていつも私ってこうなんでしょう。 *****沙智菜の勝手なイメージ*****************   「相当、すごいおしっこしちゃったんだね」   「友達の前でおしっこする気分はどうだったかい?」   「けど、いい友人を持ったね。こういう友達は大事にした方がいいよ」 ******************************** 周兄さんの言う通り..今回は本当に友達のおかげで助かりました。 もし、悠子たちが助けてくれなかったら私、今頃みんなの前でお漏らしてた かも知れない... もう、こんな馬鹿なことはやめよう...でも、あの開放感は良かったなぁ...


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