第2話「美瀬乃M、全貌せよ!!」


今、巨大アームが美瀬乃Mのスカートを捲っていく。 スカートを捲るに連れて何か黒い部分が徐々に露に見えてくると美瀬乃は 慌てて博士に聞いてきた。 「ちょっと、おじいちゃん!まさか、あのロボットって下着を着けてないの?」 「はははっ、ロボットに下着など必要ないじゃろ。そんなロボット聞いたことないぞ」 「それはそうだけど..あの黒い部分は..ああぁぁぁ〜毛・・毛がぁぁぁ」 美瀬乃が聞いてる間にもアームはスカートを上のほうへ捲っており、ついに ロボットに相応しくない黒い茂みがはっきりと現れたのだ。 そう、捲ったスカートの中は見事に再現した美瀬乃のアンダーヘアーが丸見えと なっていたのである。 「なんで、毛なんて付けてるのよ!それもリアルに生やさないでよ!」 「美瀬乃よ。よく、あの三角形の部分を見てみい。どっかで見たことないかな?」 美瀬乃は博士に言われるまま、じっと美瀬乃Mのアンダーヘアーをじっと見る。 すると途端に美瀬乃は顔を真っ赤にしてしまうのであった。 「・・・ああぁぁ..あれって..あれって..まさか私の..」 「その通りじゃ。毛の1本1本の細部までも忠実に再現したのじゃー!!」 バシィィィーーーンン!!ドカァッッッッーーンン!! 今度は美瀬乃のミサイルアッパーが博士を直撃する。 拳圧による爆煙が舞い上がることから相当威力のあるアッパーであろう。 博士の体が天井をぶち破り、軽い衝撃音が室内に響き渡った。 「じっちゃーーんっ。大丈夫っすかぁぁーー!!」 「うむ、案ずるでない。しかし実の祖父を天井にめりこませるとはなんて酷い孫娘なんだー」 「それはこっちのセリフよ。実の孫娘のアンダーヘアーを再現して楽しい?」 「もちろーーーん!!楽しいぞぉぉーー♪うっひょぉぉっ」 すぐに近くにあった200kgの機材が天井の教授目がげて飛んできたのは言う事もない。 ドォォォォォーーーーン!!! 「助朗も何か言ってよ。このエロじじいに!助朗?」 ふと見ると、さっきまで居た助朗の姿はない。 「・・・ん?助郎はどこに行ったの?さっきまでいたはずなのに..」 実は助郎は何かを直感し急いで美瀬乃Mが立っている格納庫まで猛ダッシュして いたのである。 そして、美瀬乃Mの足元まで来た助郎は上を見て大声で叫んだのであった。 「なるほどー美瀬乃ちゃんのあそこってこんな風だったんだー!!」 「な・なんですってーーー!!」助郎の声を聞いて美瀬乃も急いで足元まで向かった のであった。 「うきゃああーなんでこんな所まで再現してんのよーー!!」 美瀬乃Mの股には黒い茂みに隠れてる女性の秘部を精密に再現されている。 そう、この秘部は紛れもなく美瀬乃の秘部、そのものであった。 「そこの色ぐあいが苦労したんじゃ。あとそのぐにゃぐにゃ感も大変だったぞ。」 いつの間にか復活していた博士が苦労話をしながら話してくる。 そんな博士に美瀬乃は全身を真っ赤にして博士に問い詰めてきた。 「おじいちゃんーー。どこでこんな事調べたの?さっさと答えなさいよーーー」 「ふふ、定期的にお前が寝てる間を見計らって裸に剥いて調べておったんじゃ。」 「・・・・・いつのまにーーーー!!!」 「じっちゃん。ここまでするとは最高っすぅぅーーー!!」 「どうじゃ。わしの新型ロボへのこだわりはぁぁーーーー!」 「このエロじじぃぃぃぃーーー!!」 バキッッッッッーーーンンン!!!ドカァッッッッーーンン!! 今度は美瀬乃の踵落としが炸裂し、博士は地面にめり込んだのである。 「美瀬乃ちゃん、やりすぎっすよ」 「大丈夫よ。ほら、もうピンピンしてるじゃない..」 「その通り、これしきでは蚊にさされた程度じゃ」 (このばけもんじじい..) 「ところで、じっちゃん。身体をいじってて美瀬乃ちゃんが良く起きなかったっすね?」 「うむ、その点はちゃんと液体カプセルに突っ込んで調べたからのー美瀬乃も気持ちよく  寝てたわい。」 「そんな怪しげなものに突っ込まないでよー!!第一、なんで定期的なのよー!!」 「美瀬乃、お前は年頃なのにきちんと洗ってないからのー。ちゃんとわしが膣を洗浄  してるの知らんじゃろー。垢が溜まるとまずいのだぞ。」 その瞬間、美瀬乃のスクリューパンチで博士が100M近く激しく転がり飛んだのは 当然だった。 バキィィィィィーーーン!!!ゴロッバシヤバキャドキャンンンン!! 「おおー美瀬乃ちゃん。見てくださいっす。上着の隙間からちゃんと乳首が見えるっす。」 「そこも実はのー苦労したと・・・」ドシャ!!!博士の上に300kgの鉄板が降ってきた。 「このエロじじいーー!!早く下着を作れー!!」 ぴょこ。「残念だが、もう予算はない!わしは無駄なものを作るのは嫌いなのじゃ!!」 「こんな、くだらない制服作って何言ってるのよ!!」 「その服は唯一の一張羅じゃ。失えばあとはすっぽんぽんで闘うだけじゃ。」 「このエロじじいーー!何てことをーー!!」 「・・・・・じっちゃんー!!それは違うー!はじめから裸じゃただの露出狂じゃ  ないっすかー!!」 (がーーん!!)「!!しまったー!!わしはもうすぐで道を外す所だったぞ。すまん助郎ー」 「構わないさ。じっちゃん。誰でも間違いはあるさ!!」 「それじゃあ、このロボットの下着作ってくれるよね?おじいちゃん?」 「いやじゃ!」 (このエロじじいぃはぁぁぁぁぁぁーーー) 「しかし、美瀬乃の熱狂的なファンに寄付をもらえば様々な服を作れるかも知れんのー」 「こら、服じゃなく下着よ!!」 「じっちゃん。ナイスアイデアっす。ファンならいろいろ服を着せたいのがあるっす。」 「こらー助郎!!あんたまで悪のりしないでよー。」 「いいじゃないっすか?美瀬乃ちゃん。こんなに綺麗なあそこ今時ないっすよ。」 「そ・そう?でもあんまり見ないでよー。恥ずかしいよー。」 「美瀬乃ちゃん。自信持つっす。こんなに整ってるんっすよ。」 「で・でも・・・こんな姿・・・」 「そうじゃ!!あまり使わんとその内くもの巣がはってしまうぞ。なにせ・・・」ブシャ!! 弾丸の飛んできた鉄板が博士の顔面を直撃し、博士は再度10mほど吹っ飛んだ。 「じっちゃん。大丈夫っすか?」 「案ずるな。これぐらいで怪我をしたらとてもあのペタンペターと闘えぬぞ。」 (このじじいーなんて回復力、本当に私と同じ血が流れてるの?) 「けど、じっちゃん。おれも下着は必要だと思うっす。」 (じーん)「す・助郎ーー。ありがとう・・・」 「助郎ーー!!お前はいつからそんな人間になったんじゃーー」 「じっちゃん。いつも下着なしじゃ楽しくないっすよ。下着にもそれなりの楽しみがあるっす!」 ががーーん!!「そうか!!わしとした事がまた大きな間違いをするとこだった・・・」 「じっちゃん。まだ充分間に合うっすよ。」キラッ 「助郎ー!!ありがと・・今度スケスケ下着を作るとしよう!!」 「じっちゃん。ナイスアイデアっす。」 「こらー普通の下着を作りなさいよ。これでも私は外ではアイドルなのよー!!」 「アイドルもイメチェンが必要なのじゃ。第一あの清純ぶりは気色悪すぎるぞ。」 「そうっす。いつもの様にセクハラ司会者を吹っ飛ばす方が美瀬乃ちゃんらしいっす。」 「吹っ飛ばせるわけないでしょ!!」 「そうじゃ。この前のあれは何じゃ。男に肩触れられただけで顔を真っ赤にするとは何じゃ。  わしなんかお前の膣内をいじくりまくっとるんじゃぞ。今さら何を・・・」 バシューーン!!美瀬乃の閃光のダッシュストレートが博士に炸裂したのは言うまでもない。 「じっちゃん。大丈夫っすか?」 「案ずるな。わしは平気じゃ。」 (このじじい、いつか必ずつぶしちゃるーー) 3人がしょうもない事を繰り返してる中、研究所内に突然、大きな警報が鳴り響く。 「どうやら、ペタンペターのロボが東京を制圧しにきたか...」 「じっちゃん!!どうするっす。」 「もちろん、発進じゃ!!ペタンペターに美瀬乃Mのすごさ見せ付けるのじゃ!!」 「こ・こらー!!下着を着けて発進してよ。こんなの街中に出たら!!」 「今はそんな事を言ってる場合ではないぞ。それに作る暇もないのじゃ!!」 「美瀬乃ちゃん。実物を見せるわけじゃないから大丈夫っすよ。」 「そうじゃ。たがが作り物じゃ。されど寸分狂わず正確に再現してるがのー」 グジャーンンン!!バシッバシッバシッーーン!(説明省略・・・) 「はあ..はあ..とにかく助郎。それ発進させないでー!!」 「美瀬乃ちゃん。今は日本の危機っす。我慢するっすよ。すぐに発進準備するっす!!」 「きゃあああーーちょっとー助郎ーーあああー私の身体がぁぁ・・身体がぁぁ・・・」 ぴょこ。「助郎・・ナイスじゃ!」バキッッッッッーーーンンン!!!ゴロロロロー... こうして美瀬乃にうり2つの美瀬乃Mは都内に発進する事となる。 だが、この博士がただ単純に美瀬乃を巨大化して作ってはいないだろう。 そう、まだまだ美瀬乃Mには羞恥な秘密がいっぱいしてあったのだ。
☆☆☆次回予告☆☆☆
美瀬乃Mはついにペタンペターのロボを倒す為、東京を守る為に発進した。 そんな危機の中、呑気に歌うアイドルなんかもいたりする。 「戦い間近 ごぉーごぉーごぉー 大空に ごぉーごぉーごぉー♪」 「ちょっと、次回に関係ない歌を歌わないでよ」 「関係あるのだ。この後の話で重大な伏線となるのだ」 「ともかく、予告なんだから歌うのやめなさい」 「ゆ・許せないのだぁぁーーこの夏恵ちゃんの邪魔をどこまでもする気なのだな〜」 「邪魔する気なんかないわよ。そっちが勝手に思ってるだけでしょ」 「いいのだー!そんな口を聞くのも今の内なのだ。次回「噂のハイパーアイドル 夏恵ちゃん♪」で決着をつけるのだ。 「違うでしょ!次回タイトルが」 ポカッ! 次回「美瀬乃M、疾走せよ!!」をお楽しみに。


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