かって江戸時代に、「おしゅうちさま」の他にも女性を羞恥に目にあわせる
悪戯な妖怪がいました。
彼は女性の服を少し切ることが好きで、よく女性の着物にスリットの切り
込みを入れて楽しんでいました。
当然、そんな軽い悪戯で、ひどい害でもないので女性も諦めた感じで
許してくれたのです。
ただ、時代の移り変わりで「おしゅうちさま」と共に彼もまた、しばらく
姿を見せなくなってしまいました。
そうです。彼も「おしゅうちさま」同様に土地の人口も減ってきたせいで、
羞恥を行う力が少しずつ失っていたのであり、明治・大正・昭和の時は
彼の姿が表に出ることが殆どなかったのです。
しかし、「おしゅうちさま」の動きが人口の増加と共に活発になっていくと
彼の力も徐々に戻ってきました。
ちなみに彼のテリトリーは駅以外でもいいのだが、「おしゅうちさま」が
生み出す羞恥の力をもらうために駅周辺にいることが多い。
ただ彼は「おしゅうちさま」の様に常に姿をかくすことが出来ない妖怪
なのであった。
さて、そんな彼の名はフェレくんと言い、見た目はイタチ科のフェレット
の様な可愛い姿をしている。
ただ、見た目の可愛さに騙されてはいけない。
これでも、かまいたちと同じ能力を使え、早切り0.3秒のエロな妖怪
と言われていたのだ。
昔は「おしゅうちさま」の事を相棒とよび、江戸時代の女性たちを次々
と羞恥に追い込んでいた。
そんなフェレくんが「おしゅうちさま」の所へやって来て、久しぶりの
再会に「おしゅうちさま」は大いに喜びました。
<よぉ〜相棒。久しぶりだぜ、ここらで羞恥が多発して力が充電できる
から、もしやと思って会いにきたぜ>
何故かシケモクを口に咥えながら話すフェレくん。
<えっ?今までどうしたかって?それを聞くのは野暮ってもんだぜ>
トレードマークである黒いミニ帽子のつばを軽く弾きながら答えてきた。
<どれ?俺っちのパワーアップした力を見せてやるぜ>
ちなみにフェレくんは姿を隠すのが苦手なのですが、フェレットそのもの
なので見つかっても問題はなく、逆に黒いミニ帽子をかぶり、シケモクを
咥えてトコトコ歩く姿はかなり可愛いものである。
当然、そんなフェレくんが歩けば女子高生たちが自然と周りに大勢集まって
くるのだ。
「きゃぁぁ〜可愛いぃっ、このフェレット〜帽子とタバコを咥えてるわぁぁ」
「ちょっと太ってるとこが、すごく可愛い〜」
いつの間にか人気者になってるフェレくんが指を軽く立てながら小声で
ボソっと言った。
チッチッ..<俺っちに触ると火傷するぜ..>
そういうとフェレくんは足を少し広げて足底を地面に超高速で擦り付けて、
かまいたちを起こし始めた。
<か・ま・い・た・ち・の術ぅぅ〜>
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フェレくんの術の掛け声と共に、辺りには
一瞬にして渦のような大風が起こり、
フェレくんを囲っていた女子高生
たちの服や下着が全て刻まれて吹き
飛んでしまった。
ちなみにかまいたちと違うところは
肌は決して傷つけないところである。
さらにはソックスと靴だけは全く無傷
にしてあげるとこもフェレくんなりの
こだわりがあるとこだろう。
渦のような大風が納まった時には、もう
女子高生たちの服は回収不可能のレベル
のただの布切れとして辺りに散乱して
しまったのだ。
「きゃぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜」
「なんで服がぁぁぁ〜」
「いやぁ〜見ないでぇぇぇ!」
全裸になって慌ててる女子高生たちを
見て「おしゅうちさま」はフェレくん
に拍手を送ったのであった。
<どうだい?相棒、俺っちの力は>
シケモクで輪っかの煙を作りながら自信
たっぷりに言ってくるフェレくん。
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もちろん、フェレくんの凄さに感動している「おしゅうちさま」も
ここはお礼に何かをしなければいけないだろう。
そう思った「おしゅうちさま」が細かく切られた布切れが散乱して
いるのを見て、ある力を出してきたのだ。
「えっ?」ツルンッ♪
「な・なにっ!?」ツルッ♪
「きゃぁっ!」ステンッ♪
慌てている女子高生が、ほとんど同時に落ちていた布切れで足を
滑らして転倒してしまう。
そして、大観衆の前でぱっくり、ぱっくり、ぱっくりと、まるで
スロットで当たりが出たかのような感じでM字型の大満開を揃えて
しまったのだ。
<くぅぅ〜さすが相棒、この大満開揃え、見事だぜ!>
顔を真っ赤にして、口をパクパクして動揺している女子高生たちの
股間の間近で堪能しているフェレくんであった。
こうしてお互いの見事な技を肴にして、昔話に盛り上がる「おしゅう
ちさま」とフェレくん。
<けど、あの頃も良かったな〜よく2人でいろいろやったよな〜>
フェレくんとの会話に盛り上がる「おしゅうちさま」だったが、少し
気になるところがあり、聞いてみる事にした。
そう、それは姿が上手く隠せないフェレくんが普段はどうしているか
であり、もし大変なら隠れ場所を紹介するつもりであった。
<うん?隠れ場所を俺っちに紹介するって?それなら心配無用だぜ。
まあ、かなり前はいろいろと苦労しちまったがな>
どうやら、一昔前は様々な困難に遭ったみたいだが、今は問題なく
過ごせており、細かく聞いてみるとある女性の世話になっているとの
話であった。
<えっ、その女性とはどうやって知り合ったかって?実はなぁ〜
俺っちが飢えで倒れてたとこを助けてくれたのが、その女でな〜。
世話になっている内にそいつに惚れちまったのよ>
いつのまにか、フェレくんはペットの様に飼われている様になって
おり、その女性についても語り始めた。
<俺のご主人様はなぁ〜弱いくせに正義感が強くて、そのせいでよく
絡まれてしまうんだ。だから俺っちが守ってやらねーとな>
フェレくんの言葉に感動する「おしゅうちさま」。
そんな感動シーンに水を差すようなある少女の悲鳴が聞こえてきた。
「や・やめてください..私はただ注意しただけで..」
「それが、うざってーんだよ」
「少し痛い目にあわせてやるか」「いいね〜」
どうやらガムを吐き捨てた女子3人に注意した少女が逆に囲まれて足蹴
にされていたのだ。
「こいつ、マジ弱いじゃん〜」
「いっそ、裸にひん剥いちゃおうか」「それウケル」
「痛いです..や・やめてください」
いいように苛められてる少女の事を見てフェレくんが小声でボソっと言う。
<どうやら..俺っちの出番の様だな..>
そう言うと、素早い動きで、あっという間にフェレくんが彼女たちの輪の
中に入っていた。
そう、実はこの少女こそがフェレくんを飼っているご主人様だったので
ある。
「フェ・フェレくんっ!」
「うん?なんだ、このフェレットは?」
「どうやら、この女を守ってる感じだぜ。番犬の代わりってか」
「この女を剥いだ後に、このフェレットもどっか売っちゃお〜」
フェレくんの登場に全然、動じることがない女子たちだが、フェレくん
に守られてる少女だけが激しく動揺しはじめたのだ。
「ちょ・ちょっとフェレくん、怒っちゃ駄目だから..」
「フェレくんだって〜へぇ、怒るとどうなるの?」
「番犬みたいに噛みつきまちゅかぁってか」
「あはは、それウケル〜」
ピキッ...彼女たちの言葉で完全に怒りが頂点に達したフェレくん。
それを見てあざ笑う3人に対して、1人の少女だけは何故かフェレくん
を必死になだめていたのであった。
「だめぇぇ..フェレくんタンマァァァ〜」
<麻子(あさこ)ちゃん..イジメタ..>
「ん?今こいつ喋らなかったか?」
<麻子ちゃん〜いぢめたぁ..>
「何だ?腹話術か?」
<麻子ちゃんっっ〜いぢめたぁぁぁ〜〜>
「ああぁっ..フェレくんだめぇぇぇぇっ〜」
<か・ま・い・た・ち・の術ぅぅ〜>
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フェレくんの術の掛け声と共に、再び
辺りには一瞬にして渦のような大風が
起こったが今度は服が飛ぶだけで済む
だけではなく、彼女たちが空中で回転
しながら喘ぎ始めたのだ。
「ああんっ、身体が疼くぅぅぅ〜」
「いいっ、気持ちいいよぉぉ〜」
「もっとぉぉ〜責めてぇぇ〜」
空中で舞いながらも彼女たちの股間
からは大量の愛液が溢れ出しており
次々と激しい渦の中で潮を噴き出して
昇天していくのであった。
どうやら、この麻子という少女を守る
パワーがが加わると快感まで与える
ことが出来るようである。
ただ、この技の弱点は輪の中心にいる
麻子ちゃんの服までも飛んでしまうこと
である。
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こうして、いじめられていた麻子ちゃんを救ったフェレくんだが、
救われた麻子は顔を真っ赤にして何か怒っているようであった。
<麻子ちゃん、大丈夫だったかい>
「..フェレくん、この姿が大丈夫だと言えるのかしら..」
すっかり、全裸になってしまった麻子ちゃんが、かなりご機嫌斜め
になってしまったようだ。
<う〜ん、今日も見事なFカップパイだね。麻子ちゃん>
「この馬鹿フェレ〜」ゴツンッ
<そんなぁぁ〜>
「ああぁぁぁぁ〜〜〜またストリートキングの噂が流れちゃうじゃ
ないぃぃ〜〜。フェレくんのせいで私の変な伝説が広まっているのよ」
<大丈夫、そのうち快感になるかもしれないから>
ゴツンッゴツンッゴツンッ!
<3度もぶったぁぁ〜麻子ちゃん、ひどすぎぃぃ>
「ひどいのはどっちよ。ほら、人が来る前に急いで逃げるわよ」
タンコブが出来たフェレくんを担いでダッシュで逃げる麻子ちゃん。
そんなフェレくんと麻子ちゃんのやりとりの姿を見て、「おしゅうち
さま」は幸せを感じていたのであった。
さて、2人が去ったのはいいが、残った全裸の3人はどうしようかと
「おしゅうちさま」は考えていた。
未だに、昇天の余韻を楽しんでいる彼女たちであり、周りの事など
気にせずに身体をヒクヒクさせている。
とりあえず、街を汚していたのは事実であったので、罰として近くに
あった”街をきれいに”の看板にくくり付けてしまった「おしゅうち
さま」でした。
後日、この3人がどうなったかと言うと..
「麻子様、ぜひ私たちのお姉さまに」
「ご主人様でも構わないです」「私たちをこき使って下さい」
「こ・困りますぅぅ..頼まれても駄目なんですぅぅ〜」
<いいじゃねーか、メス犬として飼ってやれば>
「フェレくん〜〜〜〜〜」<冗談だよ..>
「ああぁ..それが麻子姉さまの本音なんですね〜」
「ち・違うぅぅ〜これはフェレくんが喋ってるのよぉぉぉぉぉ」
「フェレットが喋るわけありませんわ..どうぞ命令をください」
<じゃあ、その場で全員、おっぱいをポロリしな>
「このエロフェレ〜」ゴツンッ
「お姉さま、これでいいですか?」ぽろりんっ♪ぽろりんっ♪ぽろりんっ♪
「ちょ・ちょっとぉぉ〜こんな公衆でおっぱい出さないでよぉぉ」
<ふっ、見事だぜ。これは次の命令も出さないとな..>
ゴツンッ「フェレくんぅぅ〜〜これ以上、言ったらどうなるかしら」
<冗談..俺っちの軽いジョークってことさ..>
すっかり、あの快感の渦が忘れられなくなった3人は麻子の事を好きになり、
何でも言う事を聞くようになってしまったらしい。
<こうして麻子ハーレム計画は着々と進んでいくのであったとさ>
「こらぁぁぁ〜〜〜勝手に変な完結文を付け加えるなぁぁぁぁぁ〜」
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