江戸時代よりこの駅の周辺に住み、羞恥ないたずらをし続けている
「おしゅうちさま」だが、他の駅には「おしゅうちさま」の様な妖怪
はいないのであろうか?
ただ、もし居たとしても駅周辺しか移動できない「おしゅうちさま」
では会いに行くことができないだろう。
そう考えると行動範囲を制約される「おしゅうちさま」は可哀相であり、
逆にこの行動範囲を逆手に取られてしまうこともあった。
ここ最近、駅周辺で羞恥な目が立て続けにおこってるせいで、女性たち
が敬遠し始めており、この駅を通る朝の満員電車内でも女子高生たちが
「おしゅうちさま」の事について話していた。
「次は例の駅だから1駅先で降りようよ」
「そうね..狙われるよりはましだしね」
「駅に近づかなければ、あいつは何も出来ないみたいだし」
どうやら、この女子高生たちは「おしゅうちさま」のテリトリを大体把握
しており、そのテリトリを外して難を逃れていた。
もちろん、1人がこの事に気づくと周りも少しずつ気づき始め、1ヶ月も
経つと「おしゅうちさま」が居る駅をわざと通過して通う女子高生たちが
増えてきてしまった。
今日も「おしゅうちさま」が駅のホームで電車から降りてこない女子高生
の集団を見ながら、がっくり肩を落としていた。
朝の満員電車で女性専用車両の前で待ち構えた割には誰も降りてこない。
これは「おしゅうちさま」の最大のピンチが訪れたのかも知れない。
そんなピンチな「おしゅうちさま」に勝ち誇ったかの様に最近では女子高生
たちが電車の中で勝利を語りあい始めたのであった。
「やったぁぁー今日も被害ゼロね♪」「駅に着いた時は怖いけど発車すれば
こっちのもんね」「次の駅だと通勤が辛いけど仕方ないわね」
余裕の表情を見せて会話を続けてる中、1人の女子が網棚にくりくり目玉の様
な物がきょろきょろしているのを見つけた。
「えっ?あれ..何かしら?目玉のような..」
「きゃっ..口みたいのを開いたわ..でも何か可愛い」
その不思議なものは姿を隠してはいるが、まん丸の目と可愛く開いた笑い口は
見えており、あまりの可愛さに女子高生たちがきゃあきゃあ喜び始めた。
「超可愛い〜あれは何なのかしら?」
「何か探している感じじゃない」
そう、その不思議なものは実はしばらく網棚の上で2週間ほど眠ってしまった
らしく、ようやく起きてある人を探していた。
だが、そのある人はさっきの駅に居たようであり、ここは明日に会うことを
決め、とりあえず食事を取ることにしたのであった。
その不思議なものが可愛い口を大きく開けながら微笑むと、突然、彼女たち
が持ってるつり革が流しの紐の様に下にさがってきた。
「えっ?何」「つ・つり革がぁぁーー」
|
つり革がまるで何かを起動するようなスイッチ
な感じでぐいっと下がり、つり革を引いた女子
高生たちの天井から何故かバケツからこぼした
様な水が次々と頭に降りかかってきたのであった。
バシャァァーーン。「何で水がぁぁぁ」
バシャァァー「いやぁぁぁ〜びしょびしょ〜」
次々と聞こえる悲鳴の中、その不思議なものが
口をぱくぱくしながら何かを食べ始めている。
そう、何とこれが食事であり女性たちの恥ず
かしい光景がエネルギーとなって身体に吸収
されるのであった。
実はこの可愛いものは「おしゅうちさま」の
同族であり、後の「おしゅうちさま」となる
幼き「おしゅうちさま」、通称「しゅうちぼう
(羞恥坊)」であった。
|
「しゅうちぼう」は自分が住み着く場所(駅)を探しながら電車で日本全国
を周ってる妖怪であり、主に電車内でいろいろな羞恥ないたずらをしながら
成長していくのであった。
ただパワーがないとすぐに長い眠りについてしまい、起きるためのパワー
を「おしゅうちさま」から受け取らなければならないのだ。
つまり先ほどの「おしゅうちさま」が居る駅を2週間ほど繰り返し通過して、
ようやく起き始めた「しゅうちぼう」であった。
ちなみに「しゅうちぼう」の力は道具を羞恥風に改造することであり、
「おしゅうちさま」の様な天変地異的な力をはまだ使えない。
ただそれだけでも羞恥効果は十分であり、びしょびしょにされた女子高生
たちが悔しながら次の駅で降りていった。
一方、朝の食事を終えた「しゅうちぼう」は次なる食事をするためにすれ違う
別の車両に移動していく。
何せパワーがなくなると眠ってしまうので、パワーを維持させるためにも
食事をし続ける必要があったからだ。
けど、行き先を確認せずに電車を渡り歩くため、「おしゅうちさま」に会う
のが困難になるのも事実であろう。
結局、翌日も「おしゅうちさま」とは会えずに改造した振動シートで食事を
取って諦めることにした。
電車の振動をそのまま性感の刺激振動と変えてしまう優先座席...
いいや快感座席に座った女子高生たちが激しく悶え始める。
電車が大きく揺れる度に恥部に強力な振動を与えてくる座席に、1度は女子
高生たちも逃げようとするが、あまりの快感に身体がいうことを聞かない。
「ああぁ..おしゅうちさまの駅を過ぎてるのに何でぇ..」
「これじゃ駅で降りない意味がないよぉぉーーー」
すでに快感の刺激の虜とされ、甘い吐息をはきながら、人目を気にせず
喘いでくる彼女たち。
「ここの揺れ、最高よぉぉぉ〜〜」「ぁぁ..揉まれてるぅぅ〜」
よく見ると座席ぼ一部が彼女らのおま●こにフィットした形に変化して、
股間を弄くりまわしている。
そのせいか、いつの間にか彼女たちも上着を捲り、大股まで広げて自慰
をしているような姿になってきた。
振動が終わった頃にはおっぱいもはだけ、パンティも足元まで降りている
恥ずかしい姿で余韻を味わっていたのであった。
こうして、しばらく「しゅうちぼう」の悪戯が「おしゅうちさま」に会うまで
続くこととなり、偶然の一致なのか、被害にあう女子は不思議に「おしゅうち
さま」のテリトリを気にしていた子ばかりであった。
そして、いつの間にか誰もが「おしゅうちさま」の駅を故意的に避けることを
止め始めて、普通に通学するように戻ったのだ。
当然ながら5つの有名女子高と3つの人気女子大が集まっている「おしゅうち
さま」の駅は昔どおり、たくさんの女性が降り始めることになり、その女性
たちにつられて「しゅうちぼう」もようやく駅に降りてきた。
「おしゅうちさま」も「しゅうちぼう」の気配を感じ、ホームにいって見ると
懐かしい声をあげながら、「しゅうちぼう」が飛び込んでくる。
遊びにきたよぉと言う事からするとおそらく身内に近い存在なのかも知れない。
ただ「しゅうちぼう」が遊びにきたことによって、ここ数週間は羞恥な悪戯の
度合いはすごいものとなっていくであろう。
「しゅうちぼう」が遊びに来てからは「おしゅうちさま」がいる駅では常に
羞恥な事が絶えない日々が続いていた。
今日も朝から大勢の人が電車を待つ中、「しゅうちぼう」が女性専用車両を
待っている女性たちの光景を見て「おしゅうちさま」に疑問を投げかけてきた。
<どうして端のとこは女性だけしか並んでないの?>と
「おしゅうちさま」はその問いにこう答えてきました。
羞恥をしやすくする為にだよと..
「しゅうちぼう」はその答えに満足し、隣に並んでるおじさん達を見て続けて
疑問を投げかけてきた。
<この頃、おじさん達の姿が軽装なのはどうして?>と
それはクールビズというものだと「おしゅうちさま」が丁寧に答えてあげたの
だが、その答えに「しゅうちぼう」は更なる疑問をぶつけてきた。
<あっちに並んでる女子高生たちはいつもと同じだけどどうして?>
「おしゅうちさま」は少し答えに困りましたが、何か名案が浮かんだらしく、
こう答えてきた。
クールビズのお手本がないから、きっと我慢してるんだとと。
ここは教えてあげなけらばと、力を振りかざします。
|
次の瞬間、女子高生たちの上の
服が全てなくなってしまい、全員
おっぱい丸出しのトップレスに
なってしまった。
そして「おしゅうちさま」は堂々
と「しゅうちぼう」にこう言って
きたのであった。
これが<真のクールビズ>だと。
クールビズの答えに「しゅうち
ぼう」はとても満足して笑みを
見せた。
一方、不思議なことにトップレス
になった女子高生たちは悲鳴を
あげることなく、普通におっぱい
をぶるんぶるん〜揺らしながら
会話を楽しんでいた。
|
そう、「おしゅうちさま」のクールビズの力で彼女の頭にはこれが当たり前と誤認
させられていたのだ。
そんな女子高生たちのクールビズ?を見て、「しゅうちぼう」はすごく喜んでいる。
もちろん、近くにいたおじさんたちもパラダイスな映像に鼻の下を伸ばしながら、
恥ずかしいクールビズにエールを送っていたのであった。
ついつい、おじさんたちの口からは「クールビズ♪クールビズ♪」の歓喜の連呼が
されるようになった。
ちなみにこのクールビズ効果は電車に乗ってしばらく経ってから切れるみたいで、
10数分後、車両内で彼女らの悲鳴が次々と起こったのは言うまでもないだろう。
しかし、駅に居る間はクールビズ効果が再び始動してしまうので、翌日のホーム
では、またおっぱい丸出しの嬉しい光景が拝めるのであった。
左を見てもおっぱい、右を見てもおっぱいとホームではまさにおっぱいだらけの
すごい光景となっている。
けれど、彼女たちは平然にしており、それを見ているおじさんたちの方が興奮
しすぎて汗が止まらない。
やはりついつい、おじさんたちが「クールビズ♪クールビズ♪」の言葉を連呼
してしまう感じであった。
こんなトップレス女子高生のホームに「おしゅうちさま」と「しゅうちぼう」も
一緒にクールビズを連呼して楽しんでいたのが、これだけで終わる彼らではない
だろう。
「しゅうちぼう」が新たなるクールビズ計画への言葉を出してきた。
<ねえ、外にいるお姉ちゃんたちもクーズビズを教えてあげようよ>と。
その言葉に「おしゅうちさま」が大いに頷き、クーズビズを広めることを決心
した。
そう、つまりはこの恥ずかしい”クーズビズ”を駅のホームから街中へと広め
ようとしていたのであった。
つまり、今年の夏は街中、おっぱいだらけとなるかも知れないだろう。
|