「おしゅうちさま」がいる駅のすぐ前に建っているファースト・フード。
ファースト・フードの入り口の近くには必ずと言ってバイト募集の張り紙
が張っているのだが、ここの募集の内容は少し他の店舗とは異なる
ことが書いてあった。
そう、時給や仕事内容、待遇などは同じなのだが備考のとこに”特別
手当有り”と書かれている。
もちろん、この特別手当が「おしゅうちさま」に関係してあるものなのは
言うまでもないだろう。
そんな手当が出るファースト・フードのせいか、今日も多くの男性が店に
殺到しており、何かを気にしながら店内でわくわくしていた。
「今日も普通の状態か..」
「まあ、今日が駄目なら明日も来るしかないな..」
彼らが必死に気にしているもの..それは意外にも注文メニュー一覧で
あり、一番下に書かれている”スマイル”メニューを横目でチラチラ見て
いたのであった。
そう、ファースト・フード定番の”スマイル”メニューであり、ここの店舗
ではスマイルを注文すると笑顔で応え、ちゃんとお持ち帰りとお召し上がり
を聞いてきた上に、そこにいる店員さんが注文した客に向けてスマイルを
向けてくれるのだ。
ある意味、客の方が恥かしい気分になる注文だがここではこのメニューは
男たちの期待を背負っていたのだ。
実は「おしゅうちさま」が、このファースト・フードに立ち寄ると”スマイル”
メニューにすごい変化が起こるからである。
そんなメニューの変化する瞬間を期待する男たちの熱い思いが通じたのか
「おしゅうちさま」がすっとファースト・フードの中に入ってきてくれた。
「おい、見ろよ!スマイルメニューが変わったぞ!」
「おおぉぉぉ〜、俺らの熱い願いが通じたぞぉぉぉぉーー!」
「誰か早く注文してこいよ」
「ああ、急いでしてくるぜ」
スマイル注文メニューに括弧のキーワードが付随されたのを気づいた男性客
が大歓喜を始め、店員に悟られないように代表の男が注文しに向かっていく。
そう、当然ながら女子店員もメニューの変化の話は耳にしており、先に気づ
かれたら男子店員と代わって、奥のほうへ逃げてしまうからである。
今、代表の男に全ての男性客の期待が押し寄せられている。
「おしゅうちさま」も姿が見えないながらもドキドキしながら代表の男を応援
していたのであった。
早速、代表の男が「追加注文いいですか」とさりげなく注文をしてくる。
「はい、どうぞ」
「ス・スマイル1つ下さい」
その言葉に一瞬、女子店員の顔が引きつったが、すぐに笑顔に戻った。
そう、一度注文が入ると「おしゅうちさま」の力が発動するので、後は注文
どおりに行くしかなかった。
「お・お持ち帰りでしょうか?それとも、お召し上がりでしょうか?」
「ここで、お・お召し上がりをお願いします」
「はい..スマイルひとつ入りまーす」
その言葉と共に他の女子店員さんたち(バイト女子高生)も代表の男の方へ
一斉に振り向いてスマイルを始める。
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ぺろん♪ぽろん♪ぷるるん♪
男性客が見ている中で、満面の笑みでおっぱい
ペロリンをやり始める女子店員さんたち。
笑顔でおっぱいを出してくれる姿に歓喜した
男性客が全員立ち上がってのスタンディン
グオベーションをしてきたのだ。
みんなの拍手が鳴り響くなか、「おしゅう
ちさま」も一緒になってとても喜んでいた。
「至極じゃぁぁぁーーー至極のスマイル
じゃぁぁぁーーー」
男性の狂喜が続く中、ようやく女性店員ら
が我に帰り、次々と悲鳴をあげていく。
そう、「おしゅうちさま」が立ち寄ると
スマイルに(おっぱいスマイル)が勝手に
加わり、それを注文すれば、おっぱいを
無条件で出してしまうようになるのである。
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もちろん、このあとは品切れにされてしまうので、ここでおしまいになるのだが、
次なる機会を期待して、男性客の日々この店に立ち寄ってくれるのだ。
おかげで、ここのお店の売り上げは他店舗をはるかに上回るものとなり、もちろん
おっぱいを見せた女子店員にも特別手当ということで、ちゃんと還元されるので
あった。
ちなみに閉店間際の夜遅い時間になると、おじさんたちの為のスーパースマイル
メニューというのも存在しており、こちらのスマイルはレジを出てみんなで
並んで行う1・2・3スーパースマイルであった。
女子店員たちが1・2・3のテンポに合わせて、まずは1でおっぱいを出して
いき、2でパンティを一斉に下ろし、最後の3でスカートをバッとめくる。
こちらは昼間のスタンディングオベーションとは違く、おじさんらしい一斉に
椅子ごと引っくり返る姿を見せてくるのだ。
こうして昼も夜も売り上げ倍増となっていくのだが、このファーストフードには
まだまだ、羞恥を起こすハプニングが用意されていたのであった。
それは良く定期的に見られるゴミ箱のゴミを回収をする時であり、ミニスカート
から見えそうで見えないそそられる制服を見ると「おしゅうちさま」は更なる
悪戯したくなってしまう。
そんな事も知らずに、ゴミ箱の底の方のゴミまで回収する店員さんの視界に
「おしゅうちさま」が仕掛けた黒い幻が目に入る。
「!!」
思わず出そうになった声を抑えて辺りを確認する店員さん。
そう、その黒い幻とは太郎さんと言われるあの黒い虫であり、フード店では
大声で叫んではいけないものであった。
例え、嫌いな虫であっても存在を隠しながら、冷静に対応しなければなら
ないとこが女性にとってはツライことだろう。
もちろん、これは「おしゅうちさま」特製の幻影太郎さんであって自由に
操ることの出来るものであることは言うまでもあるまい。
(早く片付けなくちゃ..)
店員さんが袋の奥隅に太郎さん(黒い虫)を追いやろうとした時、何と
店員さんの大きく開いてた胸元にダイビングをしてきた。
「!!!!!!!!!」ばんばんばんっ(思わずゴミ箱を叩く店員さん)
背筋が一瞬でゾゾゾッとなり、思い切り悲鳴をあげたい店員さんだったが、
店内である為、ここは我慢するしかない。
だが、お腹の方からカサカサ..カサカサと聞こえると失神しそうなほど
頭がおかしくなりそうな状況になった。
(やっぱりぃぃ〜駄目ぇぇぇぇ〜〜〜!!!)
もう、一刻も早く太郎さんのおぞましさから逃れるため、店員さんはゴミ
箱の前で上着を脱いでしまう。
「う・うわぎぃ・・は燃えるゴミよね..」
明らかにおかしい行動だが、太郎さんのせいで悲鳴を出せない事から、
これが精一杯の行動だったのらしい。
(上着と一緒に取れたよね..)
かなり困惑してる中、太郎さんの音が聞こえなくなってほっとした店員
さんだったが、今度はあろう事にブラの中で這い回る感触がしてきた。
「!!!!!ひゃぁぁ..」ぞぞぞっ〜〜
普通ならブラを取るわけがないと思うが、自分のおっぱいの中にあの
太郎さんがいると思うと恥などどうでも良くなってしまった。
(いやぁぁぁぁぁぁっっっ!!)
心の中で大きく叫びながらブラを外して燃えないゴミに放り込んでしまう
店員さん。
やはり、恥よりも太郎さんから逃れる事を優先したようであった。
大きなおっぱいが揺れるのを楽しむ「おしゅうちさま」だが、これで満足する
「おしゅうさま」でもなかった。
ここは最後の砦も太郎さんの活躍に期待を込めて、幻影太郎さんが店員さん
の黒い茂みの中で駆けずり回したのだ。
「‘@:%&(#(+?!!!」
声にならない悲鳴で一気に青ざめる店員さん。
冷静に考えれば、そんなとこに逃げ込めるはずはないのだが、激しい悪寒
の中ではまともな思考が働かないのであろう。
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今度は皆が見ている前でパンティまでも一気に
下ろしてしまう。
そしてミニスカートでトップレスという違う
お店の格好になってしまいながらも、おかしな
言い訳をしてパンティをごみ箱に放り込む店員
さんであった。
「ご・ごみはちゃんと・・この通り、ちきんと
し・仕分けて入れてくださいね」
引きつったスマイルを見せながら脱いだパンティ
を捨ててしまった店員さん
こんな状況でも太郎さんのことを隠そうとするのは
何て偉い店員だろう。
男性たちも「おしゅうちさま」の仕業だと知りなが
らも拍手を送っていた。
パチパチパチッ
(こ・これで太郎さん入ったよね..)
今すぐにでもスカートを捲って確認したいのだが
この場ではそれが出来るわけがない。
あまりにも健気な店員さんの態度に「おしゅうち
さま」もそろそろやめようと思った。
そう、この時までは...
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ここで悪戯をおしまいにしようと思い、スカートの中身を拝見した「おしゅ
うちさま」が少し驚いてしまった。
どうやら、納得のいかない部分を見たらしく、もう1回だけ幻影太郎さんを
出す事にした。
「ひゃjcvふsりうbgz!!!!」
先ほど以上の奇声を出しながら混乱する店員さん。
あろうことに幻影太郎さんが店員さんの黒い茂みに絡まってしまった設定で
責めてきたのだ。
あまりにも相応しくないもじゃもじゃの黒い茂みを見て「おしゅうちさま」
が納得いかなかったようであった。
「だ・だ・だ・誰か..剃ってくだひゃいっ..」
もはやファースト・フードではあり得ない言葉を出してしまう店員さんに
「おしゅうちさま」に選ばれた光栄ある男性が剃刀を持ち、前に出た。
どんな剛毛でももじゃもじゃでも一気に剃れる「おしゅうちさま」特製の
剃刀を持った男性が店員さんの恥毛を剃ることになった。
「それでは、いきまぁぁーーす!!」
ジョリジョリ..ジョリジョリ..
「おおおおおおっっっ!!!うおおおおおおっっっ!!!!!」
「1本残らず、剃ったでありますっっ!!」ビシッ(敬礼する音)
パチパチパチッパチパチパチッ
「あ・ありがとうございますぅ〜」
ようやく幻影太郎さんから解放されたパイパンの店員さんが笑顔でお礼を
言ってきた。
あまりの安堵感からは、しばらくは全裸でいることに違和感を持たない
ままで働いてしまったパイパンの店員さんであった。
<余談>
パイパン店員さんを楽しんだ男性たちが、家に帰る際にふと財布の中を
見てみたら、店員さんの恥毛がお守りとして公平に配られていたようで
あった。(笑)
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