第13話「温泉忍び足」(挿絵:さばにしきさん)


※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

「みなさぁぁーーん!観てくださいぃぃっ!ついに150まんまで、あと 少しになりましたぞぉぉーー!女子高生のおま●こがこんなに大量に見れ るなんて、一生もんの光景ですぞぉぉぉーーー!!」  前の2つの競技で多くのリタイアを出したことで、200名だった選手 も50名近くまで減ってしまった。 「これは次の競技で150人のおま●こは確実ですよぉぉぉ〜!もちろん、 これで満足しろとは言いませんぞっ!目標は200人全員のおま●こを並べ ることだぁぁーー!次の競技でもいっぱいリタイアさせますから楽しみに してくださいぃぃーー」  司会者の卑猥な言葉を聞いて、1人の選手が嘆いていた。 「ぅぅぅ..いっぱい..リタイアしてるよぉぉぉ〜全部で何人並べられ てるんだろぉぉ〜〜」  そう、リタイアした選手たちを見てしまうと、残ってる選手には更なる プレッシャーが圧し掛かるだろう。 「次は見られちゃうのかなぁぁ〜ぅぅぅ..いやだよぉぉ〜」  おどおどした女の子がふと観客を見ると、観客の視線はやはり選手たち の身体に集中している。 「ぅぅぅ..みんな見てるよぉぉぉ〜どーしーよー」  観客が選手たちの恥辱姿を楽しみにしてる中、選手たちは次の競技、第 12競技「温泉忍び足」の会場へ向かうしかないのだ。 「ぅぅぅ...今度もクリアしないと..しないと..ぅぅ」おどおどし た女の子が他の選手たちと一緒に第13競技の場所に到着した。  この女の子、実はこう見えても運動神経は抜群の少女であり名は荻川  音子(おぎかわ おとこ)。  陸上界では知らぬものが居ないほど有名な選手であり、本番にはめっぽ う強い少女であった。  本番になるとスイッチを入れ替えたかの様に性格が変わり、今までもそ の力で数多くの難関をクリアしてきたのだった。  ただ力の加減が出来ないのが唯一の弱点でもある。  そんな理由で今回は本来の力をコントロール出来るようにするためと、 度胸や根性をつけるために、あえて恥ずかしい競技に参加をする決意をし た。  そう、恥ずかしさを克服する特訓のつもりだったが、今はあまりにも恥 辱な内容に愕然としてしまった。 「ぅぅぅ...聞いてないよぉぉ..TVだから、そんなに過激じゃない と思ったのにぃぃぃ〜」  身体を小刻みに震えながら怯える音子。  そんな音子の前に第13競技「温泉忍び足」のセットが聳え立っていた。  見た感じ競技としては、その名の通り、温泉の周りに立てられた高さ5 mほどの平均台に壁がつき、その壁伝いに歩いてゴールを目指すものであ った。  だが壁のあちこちに穴が開いてるとこを見ると、ある程度の時間がたっ たり、一定の条件になると、あの穴からアームが出てくる仕組みになって、 恥辱な目にあうようになっていた。  その上、競技説明によると壁から振動するトラップも設置されていたの だ。 (私の順番は5番目..ぅぅぅ)  音子が怯える中、早速競技が始まる。  開始の音と同時に一番手の選手、内藤 一美が好調に壁をつたっていく。  だが、ある程度行くと、壁穴から次々とアームが出てきてしまう。  ウィィィィーーーンン。ぐにゅ♪むにゅ♪ぐにゅ♪むにゅ♪ 「あああぁぁぁんんん」先ほどまで好調だった一美の胸やお尻をアームが 思い切り揉んでくる。  快感に耐えながら一美が進んでいくが。次第に喘ぎ声を出してきた。  どうやらアームが恥丘までも責め始めており、器用におま●この中まで 掻き回し始めたらしい。  当然ながらタオルは外れてしまい、Fカップのおっぱいをブルンブルン 揺らしながらアームの卑猥な責めを受けていた。 「このアームの責め、ひどすぎるよぉぉぉ〜。ああぁぁっ、おま●こが〜」  何と一美の陰唇をアームが押し分けて、観客の前でくぱぁ〜してきた。  そして、開いたおま●この上部で膨らんできたクリトリスまでもクリク リと弄ってきたのだ。 「はぁぅんんっ〜。お豆まで弄ってきてるぅぅ」  もはや、ここまで責められた一美が先へ進むことなど出来ず、あまりの 快感についつい足を滑らして落ちてしまったのであった。  バシャァァァァーーン!! 「ぅぅぅ...嫌な仕掛けだよぉぉぉ〜〜〜」  アームで思いきり責められた選手をおどおどしながら哀れむ音子。その 後の も残念ながら町田メグ、小谷みやび、柴谷鮎もリタイアしてしまい、クリ アするものが出ない状況で音子自身の番になってしまった。 「次は陸上界のホープ、荻川 音子ちゃんの挑戦だぁぁぁぁーー!果たし て今回はクリアできるだろうかぁぁ!」 「ぅぅぅ...行くしかないのね...」  おどおどする音子だったが開始の音が聞こえると同時に人が変わったか のような俊敏な動きを見せ始めた。

「ぅぅぅ..何かあのアームが怖い…って怖がってたら前にすすめないん だヨッ!!!こちとら、こんなとこで止まるわけにはいかねーッつの!!!」  ドドドドドドドドドッ!  突然、裏音子モードとなった彼女がクリアへ向けてまっしぐらとなる。 「こうなったら、そんどん壊して先いくのみ!名づけて、ハイパーアーム ボキボキ大作戦っ!」ばーんっ!  ネーミングは少し感心できないところだが、裏音子モードの音子ちゃん は強いのだ。  次々と破壊されていくアームの数々。  クリアをひさすら目指す今の裏音子には何も通じないだろう。  そう、これが音子の凄さだった。  凄まじい速さでゴールを目指す音子にアームの魔手が襲い掛かる。  だが、そのアームを恐れずに突っ込んでいく音子。 「・・・・邪魔だっ!くそアーム!!」バキッ!ボキッ!  トラップであるアームを簡単に破壊しながら進む音子。  この変貌ぶりに、悔しさを覚える司会者と観客。今までの競技でも半ば 強引にクリアしているのが音子の凄いとこだった。 「五月蝿いぃぃぃーー!ばか壁ぇぇぇ!!」振動する壁に思い切り蹴りを 入れて仕掛けを壊してしまう音子。  だが、司会者は何故かニヤニヤと音子を見ていた。 「いつまでも強引な手が通じるかな。くくっ」  そんな司会者の思惑とは裏腹に次々と仕掛けを破壊しながらゴールに突 っこんでいく音子。 「邪魔だぁぁぁーーーーやかましいぃぃぃーー!!」バキッ!ドカッ!  すでに仕掛けは何の意味なく音子の手によって破壊されるがままになっ ていた。  だが司会者は全然、動じず、何かのサインを仕掛けの裏方に送る。  それと同時に音子の身体に何かの衝撃が走った。  バリバリバリッ!「ううぅぅぅぁぁっ!」  何か壁からきたものに身体を止めて叫ぶ音子。  強引で攻める音子に対して壁に電撃を流したのであった。 「き・汚いぞっ..」身体をふらつかせながらゴールへ目指していく音子 だったが、今度はアームが次々と音子の身体を攻めてきた。 「くくっ、残念ですな。音子選手。もはや逃げられませんね」司会者がに やついた顔で音子に言う。 「こんなアームなんか力づくで...」強気に言い返す音子だが、電撃へ の衝撃で思うように身体に力が入らなかった。 「くくっ、では、そろそろセットを壊したお仕置きと行きましょうか」  再び何かの合図を送る司会者。それと同時に音子が身体を付けてる壁か ら強烈な振動が始まる。 「くああぁぁぁ・・・・」アームに押さえつけられてるせいで振動を直接 うけてしまう音子。  そんな振動の中、身体に巻いていたバスタオルがズレていく。  ついに外れて落ちそうなった時、音子は懇親の力をこめてアームを振り 切ることが出来た。  タオルを外され全裸になったが、何とか魔手から逃げられた音子。  全裸のままで必死に先に進み始めるが、これが司会者の思うつぼだった とは音子が知るはずもなかった。  ある程度、行くと再びアームの大群が襲い掛かる。  何とか破壊しようと試みる音子だが、逃げるのに力を使い果たしたらし く、すぐにアームによって手足の自由を奪われてしまった。  手足の自由を奪ったアームが音子の身体を壁に寄せ付けるのだが、壁に 押し付けられるだけではすまなかった。  ズボズボッ・・・「えっ?身体が壁に吸い込まれる?」  壁に押し付けた身体が吸い込まれるように、徐々にめりこんでいく。  わずかの間で音子は大の字の姿で壁と同化してしまう形となってしまっ た。  それもタオルが外れた後の事なので胸やあそこは丸出しになっている。 「ぅぅぅう..」手足をバタバタしてもがく音子だが、余計に壁にめり込 む形となってもはや逃げる事が出来ない。  そんな中、再び壁の激しい振動が開始する。 「あああぁぁぁぁぁ・・・」振動に苦しみ、さらにもがき続ける音子だが、 すでに完全に壁と同化してしまっていた。  そんな音子に司会者の非情な言葉が襲い掛かる。 「音子選手、セットを壊した罰として、しばらくそのままの状態で競技を 進めましょう。くくっ」 「そ・そんな・・・あああぁぁぁ〜」  振動に耐えながらも訴える音子だが、もはや身体が快感に酔いはじめて くる。  そんな音子を無視したかのように何と競技が再開してしまう。  皮肉にも音子が同化した場所は後の選手たちの安全ゾーンとして使われ ることとなり、その度に選手たちの振動トラップを音子が受ける羽目にな ってしまった。 「くはぁぁぁぁっっっ・・・・」  選手が通るたびに股間をどんどん濡らしていく音子。  途中、快感から逃げようとするが、完全に捕らえられた壁から抜け出る ことは不可能に近かった。  しかも温泉に落ちた選手が出た場合、強烈な刺激が全身を襲うようにな っており、時野阿須那が落ちたと同時に音子が絶頂した。  が、それでも音子の抵抗心はまだ残っていた。けれども、それは無駄な 努力であり、次の日暮奈津華が失格になると、音子はまた絶頂した。  しかも音子の性感帯がどんどんと開花されており、北谷深雪が温泉に落 ちたときは悦びながら絶頂した。  競技をする選手たちに落ちるな!頑張れ!と願っていた気持ちも、徐々 に薄れていく。  八島亜理紗が落ちて失格になったときは、少し喜んでしまった。そこか らしばらくクリアが続くと焦らされる思いが募り能都亜萌が失格したとき は思い切り喘いで絶頂してしまった。  最後に向井晶乃が失格となったときは身体を震わせ、無抵抗のままに喘 ぐほどになっていた。  そんな音子に、またもや司会者の残酷な言葉がかえってきたのであった。 「では、そろそろ音子選手にも再開のチャンスを与えましょう。では解放 してあげてください」 「はぅぅ..」ようやく壁から解放された音子だが、すでに快感で足元が ふら付いてまともに歩ける状態ではなかった。  すぐにトラップのアームにつかまり、いいように弄ばれる音子だった。 「いやぁぁぁぁぁ〜もぉぉやめてぇぇ・・・・」全裸を晒され叫ぶ音子。  すでに手足をアームで固定されて何も出来ない音子に司会者が今までの 鬱憤をはらすかのような言葉を言ってくる。 「さて、これで「温泉忍び足」の競技は一応終了ですが、最後の再開チャ ンス、これより開始ですっ!!」 --------------------------------------------------------------------  一方、近くのショッピングモール内に設置されている大型モニターには 今回の番組が流れていたので、多くの男性客が詰め寄せていた。  その場所に何故か純越学園と聖ハートゥン女学園の制服を着た2人の女 子高生が現れた。  何と、その2人は渚野祐衣美と長野みかりであり、「うおっ!」と観客 の声ですぐに注目を集めた。無理もないだろう、2人とも制服をきたら、 アイドル顔負けの美少女だからだ。 「え?何でここに?」「どういうこと?」  状況が呑み込めない観客を見ていた2人は、お互いの顔を見てコクッと頷 いた。 「祐衣美ちゃん!それじゃやるよ!」 「う、うん、わかったわ」  何と2人は大勢の野郎共の前で制服を脱ぎ捨てていく。しかも下着姿とな っても、脱衣は止まらない。  この光景を見ていた老人が突然、直立不動となり大声で「商業主義反対! これぞ昭和魂じゃぁぁーー!これぞ真の元旦じゃああああ〜!!」  そう!昭和のストリーキングが、今ここに再現したのだ!素っ裸となっ た祐衣美とみかりは、野郎たちの隙間を押し退けながら、何とかショッピ ングモールを飛び出した。  追いかけてくる野郎共から全裸で逃げる2人の目的は何なのかは、後々、 分かることになるだろう。


内藤 一美(ないとう ひとみ)  第13競技失格
町田 メグ(まちだ めぐ)    第13競技失格
小谷 みやび(こたに みやび)  第13競技失格
柴谷 鮎(しばたに あゆ)    第13競技失格
時野 阿須那(ときの あすな)  第13競技失格
日暮 奈津華(ひぐらし なつか) 第13競技失格
北谷 深雪(きたや みゆき)   第13競技失格
八島 亜理紗(やじま ありさ)  第13競技失格
能都 亜萌(のと あも)     第13競技失格
向井 晶乃(むかい あきの)   第13競技失格
 【失格者10名:残43名】

渚野 祐衣美(なぎさの ゆいみ)・・・ストリーキング?
長野 みかり(ながの みかり)・・・ストリーキング?

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