第7話「堕ちていく菜奈緒」


 無邪気に自分の身体を弄ってくる子供たち。  そんな子供たちに身をまかせてしまう菜奈緒だったが、最も恐れてた展 開が起こってしまう。  何気なくぬいぐるみを掴んでる子供の手が、そのまま掴んだまま下ろし てしまったのだ。  すっぽり抜けたぬいぐるみの頭が地面に転がる。  ついに菜奈緒の顔が彼らの前に晒されてしまった。 「ぁぁ..」 (ああっ・・・もう..駄目..これで..ばれてしまったわ..)  菜奈緒は震える小声を出し、そのまま深く俯いてしまう。  あとはもう自分の運命を待つしかない。これで清純アイドルとしての自 分の地位を全て失ってしまったんだから..  全てを諦めて覚悟を決めていた菜奈緒だったが、こちらを見ていた徳宮 から意外な言葉が飛び出してきた。 「おい、こんなとこで顔出すんじゃねーよ!早く隠せよ!このブス!」 「?・・・・・は・はい・・・」  菜奈緒は頭が混乱する中、慌てて床に落ちたぬいぐるみを再び頭に被る。  一体、何がどうなってるのか菜奈緒には訳わからなくなっていた。 (えっ?えっ・・・ど・どういうこと?な・なんで・・・)  ぬいぐるみを被ったと同時に少し離れたとこで一服していた吉川が大声 で怒鳴った徳宮に話しかけてくる。 「おい、何かあったのか?」 「いや、あのブスが調子こいてぬいぐるみ取ったから怒鳴っただけだ」 「おいおい、あんな顔出したら、このビデオ売れなくなっちゃうぜ。後で カットしねーとな」 「いや、カメラは撮ってねーよ。ガキなんか映したら後で親がうるせーか らな」 「そりゃそうだな。しかし顔を晒さねーように注意しねーと不味いな」 「ああ、もう少しで撮りが終わるんだ。今さら撮りなおしは御免だぜ」 「言えてるな」  菜奈緒は困惑する中で必死で頭の中を整理し始める。  どうやら、子供と遊ばせてるとこはカメラには撮ってないと言うこと..  カメラで撮らないシーンだったので吉川が小休止で一服していたこと..  顔を見た徳宮が何故か気付いていないこと..  菜奈緒は落ち着いていく内に何となく答えがわかってきたのである。  彼らはぬいぐるみを被る前の子の顔をはっきりと覚えて頭に焼き付けて るせいで、菜奈緒と言う清純派アイドルと結びつけることが出来なかった のだろう。  いや、ぬいぐるみが外れた時に菜奈緒がいつものような微笑みをかえし ていればばれたかも知れない。  しかし実際、ぬいぐるみが取れた時の菜奈緒は、髪がぼさぼさで乱れて おり、顔中は汗だらけになっており、アイドルの時では見せたことのない 姿となっていた。  その上、目は快感でトロンとし、口からは涎を垂らしているのだから、 これを菜奈緒と見分けるには無理があるだろう。  そう、徳宮の目には疑うこともなく、前の女に見えており菜奈緒の正体 はばれなかった。  人の思い込みというのは実に面白い、最初に思い込んだイメージに多少 なりにも似てれば少しくらい違った顔が出ても、それが最初の顔だと思い 込んでしまう。  特に徳宮は菜奈緒に関しては、かなり偶像化しており、裸で4つんばい で歩く菜奈緒の姿など思いつくはずはなかった。  と言うより清純派アイドルの菜奈緒をそういうイメージで崩すこともし なかったのである。  だからこそ、菜奈緒の乱れた顔を判断することが出来なかったのだろう。  だが、今回はたまたま運が良かっただけであり、仮にカメラや吉川まで も見ていたらこうはならなかっただろう。  現に菜奈緒自身は混乱していたせいで、徳宮に怒鳴られるまでぬいぐる みを拾うことが出来なかったのだから。  菜奈緒は心臓をドキドキさせながら、自分の正体がばれなかった事にホ ッとしていた。  きっと時間としては顔を晒してたのは30秒ぐらいだっただろう。  けど菜奈緒にとっては何時間にも感じられる長い時だったかも知れない。  だが、この不安を感じてしまったことが菜奈緒の性感を更に高めていく。  顔を出してもばれなかった程、自分が淫らな風貌になってると思えば思 うほど、菜奈緒の性癖がさらに強まっていくのである。  そんな菜奈緒に徳宮が追い討ちをかけるような言葉を出してくる。 「おい、いつまでマン汁垂らしてんだよ!お前のおま●こは栓をしなきゃ 止まんねーのかよ」 (!! ぁぁぁ..う・うそ..まだ垂れ続けてたの!?)  自分では止まってたと思ってた愛液は前よりも多く溢れており、淫らな 糸となって地面に垂れ続けている。  正体がばれるかも知れなかったという危機の中でも愛液は流れ続けたの であり、いろんな人に見られたり触られたりしたせいで、もはや菜奈緒の 秘部は止まる事を知らない程に疼きまくっていたのである。 (こ・これが私の本性なの?わ・私ってこんなにエッチだったの・・・)  菜奈緒はあまりにも淫らになっていく身体に困惑し始めていた。  自分の性癖は充分理解していたつもりだったが、ここまでひどいものだ とは思いたくない。  しかし、否定すればするほど卑猥な要求が快感と共に沸きあがってくる。 (駄目・・・やっぱり・・してほしい・・・早く私を引きずってほしい・・・)  強烈な疼きが身体を襲っていく内に、もう理性など消えていき、心まで もがおかしくなっていく。  気がつくと徳宮たちの方へお尻を向けて左右に振って要求している自分 がそこにいた。 「おいおい、あの女、散歩したくてケツ振ってるぜ」 「女もあんな風に堕ちたらお終いだな。あはははっ」 (何とでも言っていいから・・・早く私をいたぶって・・・)  菜奈緒のお尻は更に激しく左右に揺れる。  揺れるお尻に合わせて左右に飛び散る愛液が菜奈緒の卑猥さを増していく。  そんな菜奈緒に応えるかのように、ようやく徳宮と吉川が菜奈緒の鎖を 引っ張り始めた。  鎖を引っ張られる菜奈緒の中には何故か嬉しさに近い感情が沸きあがる。 (ぁぁ..いいぃ..)  そんな壊れかかった菜奈緒を連れて散歩が再開される。  散歩は散歩道から出て、再び普通の道に入っていった。  どうやら撮影自体はもうすぐ終わる感じで、菜奈緒にとっては何故か残 念な気分になっていく。  始めは抵抗のあったこの散歩も、今ではもっと晒して欲しい願望を持つ ほどまでの心情になってしまい、菜奈緒自身も散歩されていく内に、こう 思い始めてしまう。  もう、ここにいるのは清純派アイドルの菜奈緒ではない..愛液を止め ることが出きない卑猥な変態女なんだと。  自分を堕とす事でお尻を叩かれることも胸を蹴られる事も快感となって いく。  もはや身も心も変態行為を望む女へと換わり始めていくのであった。  だが幸か不幸にそんな菜奈緒の散歩はラストのシーンへと向っていた。  恥辱な散歩も、あともう少しで元の場所に戻るとこまできてしまい菜奈 緒はここまで淫らな愛液の跡を地面に残しながら、四つんばいで戻ってき た。  そして近くの電柱まで来ると徳宮が私に最後の指示を言ってくる。 「びしょ濡れの変態牝犬ちゃん。そろそろフィナーレだからここでション ベンしてくれねーか!」  何と菜奈緒に対して電柱で小便の要求をしてきたのである。  本来の菜奈緒だったら、こんなとこで用を足すなど恥ずかしくて出来な いのだが、今の菜奈緒は完全に正気を失っており、あっさりとその電柱に 片足を上げてしまう。  誰が指示したわけでもなく、自然にと4つんばいの犬の格好で片足を挙 げる菜奈緒。  そんな菜奈緒の姿を見て徳宮たちは思わず吹きだしてしまう。 「あははっ、この女、俺たちの指導なんかいらねーな」 「普通、露出女だってここまでやらねーぜ」  2人があざ笑う声も、今の菜奈緒にとっては快感の材料になっていた。  そんな菜奈緒に小さなピクっとした軽い跳ねが起こり、秘部からぴゅっ と言う小さな吹きだし音が出る。  その直後に待ちかねた様に尿道が思い切り開き、おしっこが出始めてし まう。  じょおぉぉぉぉぉぉぉぉぉーーー。  思い切り上げた足の間からは小水が見事な水の軌跡を描きながら勢いよ く出る。  ついに現役の清純派アイドルが街中で小便姿を披露したのである。  足を上げて用を足してるせいかカメラには大きく開いた尿道までも映さ れてしまった。  じょぼじょぼじょぼじょぼ・・・  ちょぼちょぽちょぽ・・・  尿の勢いもようやく収まり、菜奈緒はあまりの快楽からか力が抜け、そ のままぐったりと胸を地べたについてしまう。  お尻だけが持ち上がってる菜奈緒の姿が、物凄く卑猥なものとなってお り、ぴくぴく震えるお尻の間からは、尿とは異なる白透明な液体がだらし なく垂れ続けてきたのである。 「くくっ、この女は最後の最後まで手間いらずで済みそうだな」 「ああっ、わざわざケツをあげてる倒れるなんて見事すぎるぜ」  そう、このビデオの最後には必ず出てる女性の秘部のズームアップで終 わることとなり菜奈緒は、そのカメラアングルに適した姿でその場で崩れ てしまった。  徳宮と吉川は早速、菜奈緒の近くによって最後のシーンの撮りの準備と して菜奈緒の陰唇を両端から掴みながら大きく引っ張り始める。  菜奈緒の秘部が丸出しになり愛液を噴出しているシーンがカメラでズー ムアップされる。  そして、カメラがズームアウトを開始しようとした時、突然、徳宮がそ のカメラの動きを止めてきたのた。 「おい、もう少しカメラを固定しろよ。面白いものが撮れるぜ」 「面白いもの?何だよ。徳宮?それは」 「わからねーのかよ。この女の跳ねの異常さを?」  徳宮が目で指した菜奈緒の身体は定期的に激しい痙攣を起こしている。  そして痙攣の感覚が少しずつ早まっていくのを見て、吉川たちもある事 が近い事を感じ取ったのである。 「なるほど、そういうことか。徳宮」 「ああ、そういう事だ。そろそろいくかぁぁー吉川〜」 「ああ、いいぜ。思い切り行けや」 「じゃあ、3・2・1スイッチオ〜ン!」  徳宮はそう言うと、菜奈緒の剥き出しになっていたクリトリスを大きく 指で弾く。  それと同時に菜奈緒の身体は大きく反れ、カメラに向けて大量の潮を吹 きだしてきた。  プシャァァァァァァーーーー  ついにカメラの前で潮まで吹いてしまった菜奈緒。  絶頂してイった事で菜奈緒の意識が完全に飛んでいってしまう。  ここまで堕ちてしまった菜奈緒に果たして明日があるのだろうか。  菜奈緒の恥辱はまだまだ終わる様子ではなかった。


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