第2話「ただ今、露出行為挑戦中」(挿絵:horaさん)

※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。

 露出婦警として日々、挑戦をしている芽依です。  大好きな鹿島田さんに私が露出狂であることをアピールしてるんですが 何か気づいてくれないんです。  鹿島田さんは大の露出スキーなので私が露出狂と知れば、即カップル成 立だと思うんです。  だから早く気づいて。私がいやらしい婦警さんであることを。  ただ、そんな日々を繰り返している中で鹿島田さんの先輩である巡査長 の久知(くじ)刑事がニヤニヤしている。  ちなみにこの久知は署内でも有名なエロエロ刑事であり、更衣室やシャ ワールームの覗きの常習者でもある。  って言うか刑事の癖して、そんなことやっていいのかっ!  完全に身内の恥じゃない。刑事失格のはずだけど、こののどかな地域で は笑って許されるみたい。  そんな奴の前でノーパンで通勤すれば、どうなるか分かっており、今日 もこいつには今日も私のおま●こを見られたんだろう。 (あんたに見せるおま●こはないのよっ!ああぁぁぁー、これじゃ見せ損 だよぉぉぉぉーーー)  ちなみに更にその先輩の巡査部長の痩せこけて血の気が悪そうな向河原 (むかいがわら)刑事も私のノーパンの中身をよく見てしまうらしく、素 直に大量の鼻血を出して貧血で倒れてしまった。 (と言うより、あんたも見るなっちゅーのっ!)  だけど、向河原刑事が毎回鼻血を噴出して倒れてるっていうのに、どう して鹿島田くんは気づかないのよ!  私が原因だって、考えればわかるじゃないっ!この鈍感っっ!! 「ちっちっちっ、奴にそんな回りくどいのは効かないぜ」 「エロ久知..何の用よ!」 「何せ、奴は2日間穿いていたパンツが署内のシャワー室から出たときに 新品になっても気づかないんだぞ!普通の奴なら、すぐ気づくぞ」 「そこが鹿島田さんのいいところよ〜♪ああんっ」 「と言うより、お前..パンツはやめた方がいいと思うがな..腐るぞ」 「ちゃんと真空パックしてるわよ..」  えっと、ツッコミ無用ですっ。はい、そうですよ。私が交換しました。  いいじゃないの。好きな人のものが欲しいのは誰にでもあることでしょ?  むしろ、私はちゃんと新品と交換しているんだから、何の問題もないは ずよ。大体、交換されてる本人は全く気づいてないし。  しかし..何でエロ久知にはここまでバレてると言うのに、鹿島田くん は気づかないのかしら.. 「はぁぁ〜、それにしても、どうすれば気づいてくれるのかしら?」 「それはお前がもっと大胆なことをしなくちゃ無理だな」 「そんなぁぁ〜、これでも私は署内一、可愛くて清純な婦警さんで通して いたのよ」 「だから尚更なんだよ。お前がノーパンだなんて奴が思うわけないだろ?」 「うううぅ..確かに..でも、どうすればぁぁ」 「この久知に任せな。エロにまかせりゃ俺は署内一なんだぜ」 「自慢にもならないわね..まあエロ久知と呼ばれる腕は信じてしまいそ うね..」 「そうだろ、そうだろ。だから、こういうのはどうだ。これをやれば、さ すがの鹿島田でも気づくぜ」  私は藁にもすがる思いで、エロ久知に従うことにしてしまった。  いや、これが全ての間違いの始まりであったことを私は後でものすごー く後悔することになるのだ。  エロ久知の案とは私の露出癖を一気に広めてしまうというものであり、 何とノーパンでついてしまったスカートの愛液のシミを女子トイレは満員 だったというシチュで男子トイレでシミ抜きしろというものであった。  すごく恥ずかしいけど、これも鹿島田さんのためよっ!  南舞 芽依は今日からエッチな婦警さんとして有名にならなくちゃ..  早速、愛液のついたシミを気にしながら、男子トイレに飛び込んでみた のだ。

「うおっ!南舞さんっ!何で男子トイレに?」
「ああぁ〜ん!どうしよぉぉーー恥ずかしい
シミがついちゃったよぉぉぉーーー!それも
こんな時に限って女子トイレが満員なのぉぉ」
わざとミニスカートのシミをどんどんひどくする
ようにしながら、一刻も早くシミ抜きをしなけれ
ばいけない状況を作る私。
とりあえず、本当に女子トイレが満員であった
のを確認して男子トイレに入ることにした。
(いくら何でもそこまでの勇気がないのよぉぉ)

もちろん、愛液のシミを何とかしなければなら
ないのも確かであり、顔を真っ赤にして個室に
飛び込んだのであった。
「南舞さん、何かこぼしたのかな?」
「誰かの悪戯でシミがついたなら俺たち許さ
ないぜ」
「尻のとこにシミつける馬鹿はエロ久知だぜ」

(う〜ん、これが愛液のシミだってっことは分からなかったみたい..)  とりあえず、エロ久知がどんだけ署内の婦警にセクハラをしてるのは分 かった気がする。  でも、このままじゃただのシミ抜きで終わるんじゃ..  って、こんなに恥ずかしい目に遭いながら、これじゃ割に合わないじゃ ないっ!  このぉぉぉぉーーー馬鹿エロ久知ぃぃぃぃーーーー!  とりあえず個室に入った以上は急いで濡らしたハンカチでシミ抜きを始 める。  あ〜ん、何か中途な結果で終わってしまったじゃないぃぃっ!  シミ抜きも終わってしまい、ショーツも脱いでることから、ついでにお しっこもしとくとするか。シャァァァァーー  外では私の放尿音を聞いて、大声をあげて狂喜しているけど、おしっこ の音を聞いただけでそんなに興奮しちゃうんだ.. (何かそう考えると、私って相当とんでもないことしてるんじゃないのぉ ぉぉぉーーー)  今さらながら、自分のした痴態に後悔してしまうのだが、ここまでした 以上、後戻りできないのも確かであろう。 (でもでもぉぉぉーーー、今日はシミ抜きだけで終わりにしなくちゃ!う んうん)  露出行為に怖気ついた私は今日はこのまま普通に用を足しただけでお終 いにしようと思ったが、ある重大なことに気づいたのだ。 (うそぉぉぉーーー紙がないじゃないっ!その上、男子トイレってウオッ シュレットがついてないのぉぉぉぉーーー)  これはどうしたらいいのだろうか..このまま拭かずにスカートを着け て出るしかないのかしら?  いや、でも..それってフケツすぎるよぉぉぉーー!女の子がお尻拭か ないで出るなんて恥ずかしすぎるわぁぁぁぁぁーーー。  この場をどうやって切り抜けていいかわからない私に、もう1人の私の 声が聞こえてきたのであった。 「私は鹿島田さんに相応しい女になるため、露出婦警さんの星を目指すっ て決めたじゃ無いっ」 「それなら下半身丸出しでトイレから出なきゃ」 「今度こそ、ちゃんとカミングアウトしなきゃ」  いやぁぁぁぁ〜んっ♪もう1人の私っていけずぅぅーー!  そんなに私を堕としたいのぉぉぉぉーーー  いいわ、いいわよっ♪私の恥ずかしい姿、公開しちゃうぅぅっ!  これも、鹿島田さんに相応しい女になるためのステップなんだからぁぁ〜  私はスカートを完全に脱いで、出る準備を始め、身体がどんどん火照っ てきて、愛液が溢れ出してきた。  今から下半身丸出しで出て行って大丈夫なのかしら?  でも行くしかないわっ!(いっちゃうわぁぁ!いっちゃうわぁぁぁぁぁ)  私はついに下半身丸出しでトイレのドアを開けてしまったのだ。

ガチャ!
「おおっ、南舞さんっ、その格好はぁ〜」
「ああぁっ、トイレットペーパーどこぉぉ〜」
男子署員たちが見てる中で下半身丸出しで飛び
出した私。
もちろん、お尻とおま●こは手で押さえているが
あまり意味がないであろう。
(あぁ〜ん、みんなが見てるよぉぉー)
いざ下半身丸出しでトイレットペーパーを探す
ふりで出てきたもの、結構この姿は恥ずかしく
身体が快感で疼いてしまいそうになる。
(ぅぅ..今頃、みんな芽依ちゃんのおま●こ
見えたって騒いでるのかな..ぁぁ)
自分のおま●こが晒されてると思うと、かなり
濡れてきちゃうかもぉぉぉーーー。
もしかして、おしっこが漏れたと勘違いされた
かも知れない。

 とりあえず、男性署員たちが注目してる中で下半身を押さえたままで紙 を探す私であった。 (ああぁぁぁっ!これって、めちゃくちゃ恥ずいよぉぉぉぉぉぉーーー) 「あっ、紙があったぁぁぁー、これでお尻が拭けるよぉぉぉーーー」  紙も見つかり、急いで個室に戻ったけど外の周りの雰囲気が怪しくなっ ていることに気づいた。  とりあえず、ここは仮にも”警察”なんだから変なことになるとは思え ないけど壁に聞き耳を立ててみると、変な音が響き渡っていた。  しこしこっ、しこしこっ。しこしこしこしこっ。  こらこらこらぁぁぁーーー!おのれ等、外でナニしてるのよぉぉぉーー。  ああ、予想通りの匂いがしてくるよぉ〜。答えを考えちゃダメよ、答え を考えちゃダメよ、答えを考えちゃダメよ・・・でもぉ..このイカの.. 匂いはやっぱりぃぃぃーーーー。  何かすっごく恥ずかしい目に遭った気がするよぉぉぉー。  けど、これほどの努力をしたのに鹿島田さんの耳には私の痴態が届かな かったらしい。  って、私の努力は無駄ってことぉぉぉー?  エロ久知っ!!この責任、どうしてくれんのよっ! 「大丈夫、次は上手くいくから安心しろっ」 「はいぃ?まだ私に何かやらせるつもりなの?」  断ろうと思ったけど、今度こそ露出癖を広められるということで、もう 1回エロ久知にチャンスを与えることにした。  今度の案は地域貢献活動の一環として行われる交通安全教育で露出行為 をするものであった。  私の担当は事務受付業務なんだけど、エロ久知がそこで下半身丸出しで 行えと言ってきた。

って言うか、この受付の長机って下の方が開
いていませんかぁぁぁ〜〜!
この状況でスカートなんか下ろしたら一発で
ばれるでしょうっ!
でも、エロ久知は下の方を見てる奴なんて居
ないから安心しろと言ってきた。
その言葉を信じて、本当にスカートを下ろす
私もどうかしてるんだけど..

ともかく、私はエロ久知の言う通りにパンテ
ィの方もひざ上まで下ろして、おま●こを弄
り始めた。
くちゅくちゅ弄ってる間にも地元の人が交通
安全教育を聞きにやってくる。
中には息が荒い私に大丈夫と聞いてくる人も
いた。
(ぁぁっ、心配してくれてるのにオナニーが
止まらないよぉぉぉーー)

 自分でも、どうしてこんな馬鹿なことをやっているのか分からないけど、 これも全て鹿島田さんを振り向かせる為なのよっ!  ただ、この時にある違和感に気づいた私。  普通、交通安全教育って子供とか家族連れとか多いはずだけど..  何か大きいお友達がいっぱいいるんですが..  気になった私はエロ久知を受付に呼んで聞いてみた。 「今日は、ずい分と偏った人が来てるようだけど..」 「そうかぁ?大方、ネットを見てやってきたんだろう。そいつらは無害だ から安心しろ」 「ネットって..ど・どういうことかなぁ〜」ピキッ.. 「なぁに〜、露出婦警さんを視姦しようというスレッドを立てただけさ」  カチンッ!「それじゃ!バレバレじゃないぃぃ!」  結局、バレてなかったのはネットを見てない人たちだけであり、よく見 ると9割近く、カメラを持った大きいお友達ばっかりなんだけどぉぉー。  この事実を知った私はこの後、どうしたかって?  コホンッ..視姦だけだったら、まあいいかな..  結局、最後まで下半身丸出しのままでいてしまいました。  それも今回も鹿島田さんの耳には入らず、大失敗に終わることに。  こうなったら、もう過激な手でもいいから露出婦警としてカミングアウ トしちゃいます。鹿島田さーん、次に期待してくださいね。


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