エピローグ


「って、いつまで悲劇の干渉にひたっているつもりよっ!結樹奈!」 「う゛〜う゛!!お姉ちゃん、お願いだから洗ってよぉぉぉ〜」 「そんなの自分で洗いなさいっ。私の言った通りにしたら、犯されなかっ たでしょ」 「でもでもぉぉぉーー。汚いモノにキスしたぁぁぁーー!変なカス、口の 中に入れちゃったよぉぉぉぉーーー!!」 「そんなのうがいすれば大丈夫よ。ほら、うがい薬よ」 「う゛〜、ところでちゃんと撮ったんでしょうね?お姉ちゃんっ」 「当たり前よ。新人男子社員全員分の恥ずかしい接吻シーンと射精シーン は押さえておいたわ」 「ああぁぁっ、まだ口の中が気持ち悪いよぉぉぉぉぉーー!あいつらめ、 この悔しさ何倍にも返してやるんだからねっ!!」 「ってもう何倍にも返しているからいいじゃない。歯に仕込んだ遅効性の 媚薬を毎回亀頭に塗ったんでしょ」 「まあね♪効果が絶大のやつだから、効果絶大の特製精力ドリンクなんか 飲んだ日には悶絶絶頂しまくるわね」 「で、旅館に置いてある精力ドリンクを全部特製ドリンクに交換済みって とこかしら♪」 「当たり前じゃない♪今頃、自爆しまくりよ。後で自爆しまくった写真も 撮っておかないとね」 「怖いこわい。敵に回したくない妹ね。こわこわっ」 「どっちが怖いのよ。あんな捕らわれたフリをして内心、楽しんでいたで しょ?あんな責めで堕ちるお姉ちゃんじゃないもんね♪」 「そうね、私の方も何倍にも返しておいたわっ。んぷぷぷ〜♪」 (何をやったか、聞くのが怖いわ..)  そう、実は結樹奈が姉の立てた作戦を忠実に実行してらしく、男たちの 方を逆に堕としていたのだ。  この卑猥な花見や新人研修を毎年繰り返さないようにするにはどこかで 徹底的なダメージを与える必要があり、そのダメージを与える作戦を今回、 結樹子が立てたようであった。  姉の方は先輩OLたちを、妹の方は新人男子社員たちをほぼ同時にダメ ージを与え、相手に連携のスキを与えない今回の作戦は見事に成功した。  すでに旅館の方では次々と泡を吹いて男子社員たちが失神しており、特 に張り切りすぎた部長はしばらくイチモツが立たないほどの強力なダメー ジを受けてしまったようだ。  先輩OLたちの方は..文で書くのも怖いほど結樹子が悶絶痙攣させた ようなので、何をしたかは各自の想像にお任せしよう。 「そういや、影でいろいろ頑張ってくれた滝輔お兄ちゃんは?」 「たっくんなら、旅館の後始末をやってるわよ。男の悶絶姿は見たくない からね♪」 「人使い荒いお姉ちゃんね..滝輔お兄ちゃんも大変な人を好きになった よね..」 「そうだわ、今思い出したけど、あんたたっくんにおま●こ見せたり、思 い切り抱きついたりして誘惑しようとしてたでしょっ!」 「あ・あれは芝居よっ!いいじゃない、それぐらいしてもぉぉ〜。本来な ら口直しに滝輔お兄ちゃんのちんちんのキスを要求したいぐらいよっ」 「あ・あんたねぇぇ〜、ど・の・口で言うのかなぁ♪」 「じょ・冗談よっ..冗談に決まってるじゃない..あはは」 (今のは冗談に聞こえないんだけど..もしかして一番の敵は結樹奈かしら) 「ところでさ〜お姉ちゃん。私はこのまま会社にいていいんだよね?」 「そうね。せっかく就職したんだから、そのまま居ていいわよ」 「あ・あの..もしかして恥ずかしい命令もなくなっちゃうのかな..ははっ」 「まあ本当だったら無くすんだけど..けど全て無くすにはまだ時間がか かるけどね♪」 「じゃ・じゃあ..あ・あのラジオ体操だけ続行させて..ねっ♪」 「・・・・結樹奈、あんたも私も露出癖を治したほうがいいと思うわ..」  どうやら、渡部姉妹が花見と親睦会のイベントだけを中止することを限 定し、他の恥辱なイベントは残したままにしようとしたのだが...  数週間後..  何故か、今年も恥辱な花見が開催される事になり、先輩OLたちが2つ の大きな台車を押してきたのであった。  料理用のシーツがかぶせられており、それを捲るとそこには渡部姉妹の 卑猥な女体盛りが姿を現したのであった。    どうやら、双方とも今回の件でやりすぎたって事で渡部姉妹より和解案 が提示され、おかしなな事に渡部姉妹の方が全面譲歩する形で今回の花見 中止は撤回された。  その上、混乱を招いた反省と謝罪として渡部姉妹が女体盛りをすること になり、前年より恥辱さが増した花見が開催されることになったのだ。  そう..結局、渡部姉妹のやった成果は全て水泡に消えたのであった。 <完>(って言うのか、わざと水泡にかも..(笑))


「僕の会社2」完