部長に嵌められた結樹子 読切


 ※ この読切は、僕の会社にてお蔵入りになった話を元にした作品と    なってますので、ご了承願います。   (現10話と11話の間に入る10.5話あたりの内容になってます)

 12階のフロアから2階の花見準備室まで全裸の上に、後ろ手を縛られて 降りることになった結樹子。  フロアの時計を見ると14時近くとなっているので、花見準備開始予定の 15時になるまで2階まで行かなければならない。  運よく10階までは人目に晒されることなく、降りることが出来たが問題 は9階から7階までのフロアをどう通り過ぎたらいいかだろう。  何せ、この9階から7階までのフロアは社内AV企画をよくやっている大 手アダルトビデオ会社が借りており、このフロアを裸で行くなんて無謀と しか言いようがない。  とりあえず、おそるおそる様子を見てみると、偶然なのだろうか社内企 画のアダルトビデオの撮影中である上に、大勢の素っ裸の女性が後ろ手を 縛られた姿で、一列に並んで何かの順番待ちをしていた。 (何なの?この大人数は..みんな裸で何をするつもりなのかしら)  初めて見るAVビデオの生撮影に少し惹かれて見ていたせいか、後ろに 誰か来ていたことに気づくことが出来なかった。 「おい!そんなとこで隠れてんじゃねーよ。撮影時間が限られてるんだか ら、さっさと並べよ」「えっ!?」 「えっ、じゃねーよ。ほら、早く行けよ」「は・はい、すいませんっ」  このフロアの男子社員にあっさり見つかってしまった結樹子だったが、 見つけた相手が結樹子のことをビデオに参加する女性と勘違いしてくれた ので助かった。  だが、考えてみると、より危険な状況に追い込まれただけで、結樹子の 危機的状況は悪化した感じだ。  何せ、今の結樹子はカメラの前で裸で立たされているのだ。大勢の1人 だとしても、このビデオが発売したら、結樹子が出演していたのがバレて しまう可能性があるからだ。 (でも、今はここから抜け出るのが最優先よね)  とりあえず何とか抜け出る機会を見つけなければならず、今は恥ずかし いのを我慢し、一緒に並びながら状況を把握することに専念した。 (まずは何の撮影かを早く確認しないと..)  結樹子は小さい声で前に並んでいた裸の女性にそれとなく撮影の内容を 聞いてきた。 「えっ?何の撮影かって?あなた、台本を見なかったの?呆れるわね〜」 「ご・ごめんなさい..急いでいたもんで..」 「まあ、これだけの大人数を集めたんだから、あんたみたいのが居ても仕 方ないか..いいわ。説明してあげる」 「あ・ありがとうございます」 「一応、表向きとして、ここの臨時社員として雇われてることになってい て、その中の5・6人がメイン女優として男優と絡む流れなのよ」 「か、絡むって..それって」「セックスに決まってるじゃない!」 「セックス!?」「いやいや、私たち、その他大勢は絡みなんてしないわ」 「ほっ、そうなんだ」 「私たちはメイン女優たちと一緒に業績が悪かったとして裸に剥かれ、後 ろ手を縛られて、ここに集合させられたってことなの。もちろん、その他 大勢は剥かれるシーンはないから、あったと想定させて最初から裸でここ に並ぶことになってるの」「そ、そうなの..ずっと立つだけなの?」 「まあ、それじゃ意味がないから、男優との絡みは無いけど、ファン感謝 祭に参加してきた素人男性に、おま●こを弄られる程度よ。まあ、メイン 女優のバックで弄られてるだけなので、背景みたいな扱いよ」 「そ、そうなんだ..」(それぐらいなら..撮影終了したら隙を見て抜 け出ることはできそう)  こうして、AVビデオに参加させられることになり、結樹子の役は素人 に下半身を弄られるだけになった。  が、参加している素人を見て、結樹子は自分が嵌められたことを知った。 「えっ?部長?」(何で、部長が..さっきまで部長室に居たはずなのに) 「ん?僕はそういう設定なのか?まあ、君みたいな可愛い子を弄れるなら それで構わんがな」「……」「ん?どうした」「いえ..何でもないです」 (こ、ここでは素人参加の男性として..相手しろってこと?)  部長室での辱めから解放されたと思ったが、今度はAV女優として責め られることになった。  しかも素人が弄りやすいように、結樹子のクリトリスは包皮から剥かれ、 充血しやすいように何本かの極細の糸で縛られてしまった。 「なるほど、なるほど、この細い糸でクリを責めるってことだね」 「は、はい..どうか、思い切り糸で弄ってください」 「それじゃ、楽しませてもらうとするか」  こうして、部長のクリ擦りが始まり、結樹子の激しい喘ぎが周り中に、 こだまし始めた。  そんな部長の卑猥なクリ責めを遠くから悔しさを噛みしめながら見てる 男子社員が居た。  彼は部長に「少し付き添ってもらえないか」と強引に連れていかれた営 業の坂井だった。 (やっぱ新人の渡部さんが辱めを受けてるのは本当だったか..俺をここ に連れてきたのは、警告ってことか..)  実は去年、坂井の恋人で同期の新人女子社員が、部長のせいで淫女と化 したことに復讐を企てようとした坂井だが、どこかで情報が漏れたのだろ う。 (ちくしょ・・部長め..もしかして、あいつも同じことをされたのか?)  今すぐにでも止めたい坂井だが、慎重に動いてと彼女に釘を指されてい たので、ここは最後まで見守るしかない。  けれど、結樹子の変化に坂井は少しずつ戸惑い始める。 「もっとぉぉぉ..クリをもっと擦ってぇぇぇ..」  部長の責めで、すっかりと淫らな言葉を発する結樹子。  今では部長のクリトリスを擦すことに悦んでいる感じでもあり、引かれ る間にも軽い絶頂を繰り返していた。  目は完全にトロリとしており、息は荒く、開いた口からは涎が止まらな く出ている。  これが、あの渡部結樹子だとは思えないほどの淫乱さを見せていたのだ。 (俺の彼女もあんな風にされてしまったのか?)  かって同じことをされたかと思うと結樹子の姿を彼女とダブらせてしま う坂井。  そんな坂井が、ふと視線を他のところへ向けると、何と彼女まで裸で参 加していたことに気づいた。 「えっ?何で、あいつがここに?」  しかも、その彼女の相手に坂井が選ばれ、彼女のおま●こを同じように 責める流れになってしまった。 「何でお前がここに参加してるんだ?」 「色々聞きたかったんでしょ?そうよ、私も同じだったわ..恥ずかしい ことだけど、途中から気持ちよくなってきたの..」 「やっぱ去年、参加してたのか..」 「軽蔑した?」 「これぐらいで軽蔑するほど俺は弱くないよ」 「そう?まあ、いつまでその答えが聞けるのか楽しみだわ..」 「・・・・・・」  正直、不安な坂井であった。  何故なら、快感に堕ちていく結樹子の表情がだんだんと妖艶と変化して いく。  さっきまでは苦しみが少し見えたのが、今では嬉しさを浮かべながら部 長の行為を受け入れてる気がしてならない。 (...ばかな、嬉しいはずなどない..快感に堕とされてるせいなんだ..)  そんな結樹子に部長の卑猥な行為が止まることなく続いている。クリト リスは更に充血し、膨らみを増しており、秘部にいたっては閉じることな く大量の愛液を噴き出しているのだ。 「おほぉぉーーー、結樹子くん、君のおま●こはマン汁が止まらないのぉ」  上から垂れてくる愛液を頭にかぶりながらクリ責めを続けてる部長の姿 は、もはや異常としか言えない姿となっている。  そんな部長に結樹子も涎を吐き出しながら快感を要求してくるのだ。 「もっとぉぉーー擦ってぇぇー強く擦ってぇぇーー」  もはや、部長の行為を自分から望んでる卑猥すぎる淫女の姿しか見えな い。  結樹子と部長の異常さに少しが寒気がしてしまう坂井だった。 (何なんだ..この異常さは..部長もいつもの感じじゃない..)  ジュルルルーージュルルゥゥゥーー  そう、部長を見てみると顔に落ちた結樹子のいろいろな恥液を美味しそ うに舌ですくって飲んでいる。  部長もある意味では異常さを増している気がしてした。 「ふふ..まるで淫乱なるサバトな雰囲気ね..こんな大人数で弄ってい たら誰もがおかしくなりそうね」 「・・・・こんなのが、いつまで続くんだ。これじゃみんな狂っちまう..」 「大丈夫よ。あの部長なら止め際を知っているはずだから..まあ、あの 部長があそこまでなるのを見るのは久々だけどね」 「それだといいんだがな..」 「けど、あなたはよく平気でいられるわね?あういうの見て興奮しないの?」 「興奮しないと言ったら嘘になるな..正直、下半身は勃ちっぱなしさ..」 「ぷっ..正直な..ほんとに..正直なんだから..」  彼女の表情がさっきよりも明るくなっている。この異様な雰囲気でおか しくならない坂井を喜んでる感じだ。  しかし、この雰囲気の元である結樹子の牝の匂いは、すでに自分が立っ てる方まで匂いだし、辺りは淫欲な雰囲気に包まれている。  坂井自身も彼女とは別の女性を責めていたら、おかしくなっていたかも しれない。  坂井が何とか理性を持たせてる間にも部長の糸擦りが続けられ、結樹子 の喘ぎが続いている。  愛液を垂らし続けてる結樹子には理性などという言葉はなく、卑猥な言 葉しか出せない牝と化していた。 「おま●こ..もっふぉ..おま●こぉぉ..おま●ふぉぉぉ..」 「はぁはぁ..こりゃたまらんわい..もう完全な牝になったしまったな ぁぁーーぐへへ」  部長は快感に堕ちまくっている結樹子をあざ笑うが、もはやそんな言葉 にも卑猥な言葉を返してくる結樹子であった。 「結樹子のおま●こぉぉ・・・もっとぉぉ擦ってぇぇ・・何でもいいから もっとイかせてぇぇ..」 「そうかい..そうかい..こりゃリクエストに応えんとなぁぁ..はぁ はぁ..」「早くぅぅ・・・おま●こぉぉぉーーー」  卑猥な要求を続ける結樹子に部長の渾身の糸擦りが始まる。  結樹子の身体からは、あやゆる恥液が噴き出し、その恥液を周り中にぶ ちまけながら歓喜を見せ付ける。 「あひゃぁぁぁぁ・・・気持ちぃぃぃぃ・・・またイくイくイくぅぅぅー」 「どーだ、わしの糸擦りはぁぁぁーーー最高だろぉぉぉーーはぁはぁ・・・」 「もっとぉぉぉ・・・もっとぉぉぉ・・・おま●こぉぉぉーー」 「まかしておけぇぇ..はぁはぁはぁ...」  結樹子の卑猥な言葉で、部長の渾身の糸擦りが再開する。結樹子の恥部 はますます充血し、卑猥な膨らみと化し、だんだんと結樹子の精神が狂っ ていく感じになっている。 「いいぃぃぃぃーーー気持ちいいぃ・・きもひぃいい・・・・もっとぉぉ 擦っ・・すっひぇぇぇーーー」 「はぁはぁはぁはぁ・・・・ま・まかしとけぇぇ・・・」  どんどんと快感に悦ぶ結樹子を容赦なく擦っていく部長だが、その表情 は精も根も使い果たすほどの状態であった 「もう..そろそろで糸もボロボロかぁぁぁ・・・あともう少しだ・・・ はぁはぁはぁ・・・・」  どうやら、結樹子の快感の前に部長の精根が先になくなり始めおり、責 めを始めた時の部長とは違う疲れきった男の姿がそこに見えていた。  そんな部長を見て坂井の彼女が少し笑いながら、坂井へ話しかけてきた。 「ふふっ、どうやら、そろそろこの責めも終わりみたいね。この勝負は残 念だけど部長の負けね」 「えっ..どういう事だ?」 「もう少し頑張れば渡部さん完全に堕ちたんだけど、まだまだってとこね」 「あの姿が堕ちてないというのか?馬鹿いうな..」 「堕ちてはいるけど..堕ちきってはないわ。ここから早く抜け出るため に一時的に理性を捨てたって感じね」 「一時的にって?」 「ここはAV女優として割り切って、一時的に貪欲に身を任したってこと よ。貪欲になった女性は底知らずだからね♪身体をいくら堕としたとこで も精神は堕とせなくなったってこと」 「・・・・そうなのか?」 「そうよ。女は男の様に出せば気が済むもんじゃないからね♪」 「・・・・・・」  坂井は彼女のいう事が信じられなかった。  どう見ても結樹子は完全に堕ちている。もはや理性などもなくなって、 ただの牝となっている気がしてならない。  いろいろと坂井が考えてる中、どうやら部長の責めが終わり、結樹子の 身体はフラフラで、何も抵抗できない姿となってしまった感じに見える。  そんな結樹子に精根を使い果たした部長が卑猥な要求をしてきた。 「はぁはぁ・・・どうだ、結樹子くん。気持ちよかっただろ?もっとおま ●こを舐めてやろーか」 「ふぁ・ふぁい..私のマン汁を舐めてくだふぁい・・・」 「そうか、そうか♪じゃあ舐めてやるとするかのぉぉ」 「お願いしますぅぅ・・・」  部長がニタニタしながら結樹子の秘部に顔を近づけてくる。坂井の彼女 は堕ちてないと言うが、どう見ても堕ちているではないか..  結樹子が堕ちてしまった事に愕然とした坂井だが、次の瞬間、信じられ ない事が目の前で起こった。  ぐしゃっ!びちゃぁぁーー! 「う・うがぁぁぁ・・・・」  何と部長の顔が一瞬にして地面に擦り付けられている。  そう、結樹子の秘部に顔を近づけた部長の頭めがけて、結樹子が蹴りを 入れたのだ。 「そんなに舐めたいなら、好きなだけ地面のを舐めたらどうです?」 「き・きさまぁぁ・・・」  部長が必死に顔をあげようとするが、精根使い果たした今の状態では無 駄な行為であり、ただジタバタともがくだけであった。  一方、あれほど堕ちたと思っていた結樹子の目には再び生気が戻ってい るのだ。 「散々、好き放題やってくれたわね..誰があんた何かに堕ちてたまるも のですか!」  結樹子はそう言うと、必死でもがく部長の頭をぐりぐりと擦り付ける。 「貴様ぁぁぁぁーー、どこまでも、あの時の坂井の女と同じことを繰り返 す気かぁぁ・・・」  部長の言葉に驚き、坂井は目の前の彼女を見る。  そんな彼女が少し照れながら坂井に説明してきたのだ。 「確かに、あの時は身体は堕ちまくったわよ..けど、心は堕ちなかった わ。残念だけど今回の責めも、また部長の負けみたいね」 「ぐぬぬぬぅぅ・・・・きさまぁぁぁーーーわしに対して言う言葉かぁー」 「悪いけど、小娘一人堕とせないような貴方に従う気がないわよ。悔しか ったら渡部さんを先に完全に堕としてみなさい」 「ぐぬぬぬぬぬぬぬーーーー」 「渡部さん、貴方もここまで痴態を晒した以上、最後まで堕ちないで乗り 越えていきなさい。もし最後まで堕ちなかったら、あの時と同じ笑える褒 美を私が頼んであげるわ」 「ひぃぃぃぃーーー!き・きさまぁぁぁ・・・・何てことをぉぉ・・・・」  部長の顔が一瞬に青ざめておびえ始める。坂井の彼女が言った笑える褒 美とは何のことだ?  どちらにしろ、おかしな展開になっている気がして動揺を隠せない坂井 だった。 「何の褒美だがわからないけど受けてたちます。こんな部長に堕とされる 私ではありませんから」 「結樹子、ふざけおってぇぇぇーーー!わしがお前ごときを堕とせないと 思っているのか?いいだろぉぉーー!とことん貴様を堕としてやろぉぉー!!」  あれ程、堕ちたと思われた結樹子の復活に精根使い果たした部長にも再 び、力が入っていく。 あまりにも信じられない光景に、坂井はたじろいてしまう。そんな坂井に 彼女が明るい口調で聞いてきた。 「どう、彼女、堕ちてなかったでしょ?」 「・・・あ・ああぁ..」 「けど、身体は完全に性感の塊だから、もしかしたら、色々されたら、や ばいかもね。ねえ?こんな事をさせる私をまだ軽蔑しないでいられるかし ら..」 「・・・これぐらいで軽蔑はしなしさ..ここまで来たら俺も黙って最後 まで見てやるよ」 「そう?じゃあ最後に答えをきくわ..これから、部長も必死だから渡部 さんにとってはツライ事になるかもしれないわ」 「・・・・・・」  正直、さっきよりも不安が増した坂井だが、もう最後まで見守るしかな い。  あの部長が結樹子を堕とすか、もしくは最後まで堕ちずに耐え切れるか...  結樹子にとっては、これからが恥辱の正念場となるのは間違いないだろ う。 <完>


「部長に嵌められた結樹子」完