最終話「悶えながらのラストゲーム」


 渡部さんの宣言が終わると先輩OLたちが台を片付けはじめ最後のゲー ムの準備をしようとしていた。  けど、よく見ると渡部さんの姿がないことから、また何かをされてるの かも知れない。  そんな僕に先輩が知ってる事を話し始めたのだ。 「おそらく、最後のゲームに向けての着替えをさせられてるな..」 「着替え?じゃあ渡部さんは今度は素っ裸でゲームをしなくていいんですね」 「まあな、今までみたいに素っ裸ではゲームをさせはしないな。だけど俺 から言わせれば素っ裸でした方がましと言えるがな」 「?素っ裸の方がまし?どういう事なんですか?」 「・・・とりあえず、そろそろゲームが始まるから高桐の声を聞いてみな」  僕は先輩に言われ、司会を始める高桐さんの声を聞く事にした。 「では、みなさん。これより今年の花見のラストを飾るツイスターゲーム を始めます。ルールはさっきと同じで、そのツイスターで一定の回数をク リアしますとプレイヤーには豪華賞品がもらえる事になってます」 「ですが出来なかった場合は罰ゲームをしてもらいます」 「今回のプレーヤーは先ほど淫乱宣言していた新入社員の渡部さんにやっ てもらいます。ただし、さっきのゲームが卑猥すぎたので恥部は全て隠さ せてプレイさせたいと思います」 「なお、負けた場合の罰ゲームとしてはその場にいる社員全員に彼女の陰 毛をお守りに入れてプレゼントしますので楽しみにして下さい」  高桐さんの説明がそこで終わり、とりあえず渡部さんが素っ裸でない事 に僕はほっとした。 「先輩、恥部を隠すからいいじゃありませんか。恥部さえ隠せばゲームに も集中できますし」 「そう思うか?なら見てるといい。ほら、やってきたぜ」  先輩が指差して言うと全裸の高桐さんが再びマイクを持ち始め、ゲーム 開始の合図の言葉を出してきた。 「さあ、着替えが終えた渡部さんの登場です」  高桐さんの紹介で、奥から着替えを終えた渡部さんが現れたのだ。  渡部さんが来ると男子社員から、狂喜に近い掛け声が起こり始める。  なぜ、素っ裸より掛け声が高いのかは渡部さんの姿を見て、一目で理解 してしまった。  そう、渡部さんの身体は恥部を隠したと言ってもほとんど全裸に近い状 態であり、全裸の時よりも卑猥な姿にされていたのであった。  上半身の方は何もつけておらず、ただ乳首の所に青透明の変なキャップ がついてるだけであり、下の方も無造作にただガムテープを股間に貼り付 けているだけだった。  しかも、良く見ると上のキャップはただのキャップでなくなぜかコード と小さいポンプみたいのがぶらさがり、そのコードの先が腰にガムテープ で固定している機械に繋がっている。  一方、股の方のガムテープも何か変な動きをしており、張ってあるガム テープがさっきから小刻みに動いており、渡部さん自身も、その振動に対 して、荒い息を立てて喘いでいる感じであった。 「先輩、これってやっぱり危ない道具を付けてるってことですよね..」 「ああ、恥部を刺激するものを着用されてるな。まったくやる事が汚ないな」  性感を刺激するものを取り付けられてしまった渡部さんの表情は、もう すでに虚ろな感じとなっており、ただ刺激に耐えるだけで精一杯な感じの 渡部さんに高桐さんが話しかけてきた。 「では、みなさん。ラストゲームを始める前に渡部さんにコメントをもら いましょう。さあ、淫乱社員の渡部さん。みんなに何か言いなさい」 「は・・い・・・私は・・淫乱で・・すきものです・・・」 「ちなみに彼女の恥部を隠してるものを紹介しましょう」 「まずは上の方のキャップについてるポンプは乳首を吸引するもので今、 彼女の乳首はこのキャップ内で限界まで吸われています」 「それとこのコードはそのキャップを振動させるものでキャップ自体小さ なバイブレータになっています。この様にね」  高桐さんが手に持っている箱型のスイッチを入れると渡部さんの乳首が 大きく上下に振動したのであった。  ヴィィーーーンンンンン!! 「きゃふぅぅぅーーーんんん」  渡部さんは腰を落として思い切り喘いでしまった。 「これはこの私の手にもっているリモコンで自由に強弱をコントロールで きます。  とりあえず、ウォーミングアップとして軽く1回みんなの前でイってみ ましょう」  ヴィィーーーンンンンン!!ヴィィーーーンンンンン!! 「はぁぁううんんーー」「ああぁぁぁーーんん」  ヴィィーーーンンンンン!!ヴィィーーーンンンンン!! 「い・・い・・いぃくうぅぅぅーーーんんんんん!!」  渡部さんは身体をガクガクと痙攣しながら、崩れ落ちながら本当にイッ てしまった。 「はぁはぁはぁ・・・んんん・・」 「どうやら、上のウォーミングアップは終わったみたいですね」 「では、次の説明ですが下のガムテープはただのガムテープなのですが、 この彼女のガムテープの中にボールタイプの強力ローターが彼女の秘部の 中に2個入っています♪つまり、動かすとこんな感じです」  ビビビビィィィンンン、ブブブゥゥゥンンン!! 「くはぁっ・・・・ぁぁぁんん!!」  渡部さんはまた大きな声で思い切り喘いでしまう。 「これもこの私の手にもっているリモコンで自由に強弱をコントロールで きます。こちらの方も、ウォーミングアップとして、また軽く1回みんな の前でイってもらいましょう」  ビビビビィィィンンン、ブブブゥゥゥンンン!! 「ああああああぁぁぁんんーー」「いいいぃぃぃんんんーーー」  ビビビビィィィンンン、ブブブゥゥゥンンン!! 「だ・・だめぇぇぇ・・・い・・い・・いぃくうぅぅぅーーー」  渡部さんはまた身体をガクガクと痙攣しながら、さらに崩れ落ちてイッ てしまう。  2度も続けてイった渡部さんの身体は、もうゲームをする前からフラフ ラになってしまったのであった。 「・・・・・・・・・・んんん・・はぅんん・・・」 「これでやっと、上と下のウォーミングアップは終わったみたいですね」 「では、さっそくゲームを始めましょう。渡部さん。台の上で4つんばい になって」「は・・ひっ・・・・」  渡部さんはふらついた足でようやくツイスターの台の上で4つんばいに なった。 「では、これよりスタートします。まずは右手を青にです。おっと、これ は簡単すぎましたね。右手の1つ前が青色ですね」  高桐さんは言いながら手元のコントロ−ラ−の全てのローターのスイッ チを入れた。  ヴィィーーーンンンンン!!ヴィィーーーンンンンン!!  ビビビビィィィンンン、ブブブゥゥゥンンン!! 「きゃふぅぅぅーーーーんんんーーーーあああぁぁぁぁんんんーー」 「いやぁぁーーーや・め・て・・・はぁぁんんんーー」  重たげに下がっていたDカップの胸がローターの振動でクラッカーの様 に大きく揺れており、下腹部ではガムテープにて出口を塞がれたローター が膣内で元気に掻きまわっていたのであった。  口からは涎が垂れており、それでもなお振るえる右手を何とか手前の青 色に置く事が出来たが気を緩めた瞬間、4つんばいの状態でまたイッてし まった。 「いいいぃぃぃくくぅぅぅぅーーーー!!」  身体が大きくガクガクと痙攣したが何とか崩れないで維持する事が出来 たのだった。 「あらー?またイッたんですか?はしたない子ですね」 「とりあえず、次いきますよ。次は右足を赤に。あれー?また偶然にも右 足の手前が赤ですね。これはついてますね」  高桐さんはそう言いながら手元のコントロ−ラ−のローターのレベルを 少し強めた。  ヴィィーーーンンンンン!!ヴィィーーーンンンンン!!  ビビビビィィィンンン、ブブブゥゥゥンンン!! 「きゃはぁぁぁぁーーーんんんーーーーあああぁぁぁぁんんんーー」 「だめだめぇぇぇぇーーーはぁぁんんんーー」  手足が大きく震える中、何とか足を移動するがまたガクガクと痙攣しな がら、渡部さんは4度目の絶頂を味わってしまう。  そう、これはゲームがすぐ終わらない様にわざと簡単にしていたのある。  その次も、さらにその次もただ左手、左足を前後にするだけのものであ り、ただ渡部さんの悶えよがる姿を皆に晒しているためのものであった。  もう何度もイッている渡部さんがこうして4つばいを維持してるだけで もすごい事であり、全身からは汗が大量に吹き出ており、床に落ちる汗の 雫の音が止む事なく続いていた。  顔は完全は正気を失いかけており口は大きく開けて、ダラダラと涎を垂 らしており、そんな渡部さんを冷笑な表情をしながら高桐は言ってきた。 「渡部さん。すごーい。あと1回でクリアよ。そう右手が青、左手が赤... そう3つ手前に両手を伸ばすだけよ。くくっ」  高桐さんはその最後の指示を言って、手元のコントロ−ラ−のローター のレベルを全て最強にしてきたのだ。  ヴィィーーーンンンンン!!ヴィィ〜ンンンンン!!  ヴィィィーーーンンンンン!!ヴィィィ〜〜ンンンンン!!  ヴィィィィーーーンンンンン!!ヴィィィィ〜〜〜ンンンンン!!  ビビビィィィンンン、ブブゥゥゥンンン!!  ビビビビィィィンンン、ブブブゥゥゥンンン!!  ビビビビビィィィンンン、ブブブブゥゥゥンンン!! 「くああぁぁぁぁぁーーーんんんーーーくふぅぅぅぅぅうううんんんーー」 「いくいくいくいくぅぅぅぅ・・・・だめだめだめだめぇぇぇぇーー」  両手が激しく震える中、それでも渡部さんは3つ手前の場所に両手を伸 ばそうとしたが、所詮無理な事であり、そのまま両手を滑らせて台の上に 体を落としてしまった。  その姿は卑猥な姿となってしまい、お尻だけを大きく上げて突き出した 格好になってしまった。 「はい。残念でしたー。おしかったですね。渡部さん」  高桐さんがそう言った直後、不幸な事にタイミングを合わせたかの様に  渡部さんの下腹部に張ってあったガムテープが溜まりにたまった愛液の せいでべろんと見事に剥がれてしまった。  溜まっていた愛液は一斉に床に流れ、まるで放尿の様に見えるほどダラ ダラと垂れつづけていた。  そんな渡部さんを高桐さんはニヤニヤした表情をしながら言ってきた。 「あれー?まだローターが出てないのね。とりあえず出るまでスイッチは 入れてあげるね」  ヴィィーーーンンンンン!!ヴィィ〜ンンンンン!!  ヴィィィーーーンンンンン!!ヴィィィ〜〜ンンンンン!!  ヴィィィィーーーンンンンン!!ヴィィィィ〜〜〜ンンンンン!!  ビビビィィィンンン、ブブゥゥゥンンン!!  ビビビビィィィンンン、ブブブゥゥゥンンン!!  ビビビビビィィィンンン、ブブブブゥゥゥンンン!! 「はああぁぁぁぁ・・・・・・・もうだめぇぇぇぇぇぇーーーー」 「いいいいいいいいくいくいくいくうううううううぅぅぅぅぅぅぅ」  プシュゥゥゥゥーーー!!コロンコロンコロンッ..  渡部さんの秘部からローターと共に大量の愛液が吹き出してきた。  そう、皆の前で渡部さんは最後に潮を吹いてみせてしまったのである。  渡部さんは皮肉にも一番、卑猥な姿を見せて花見の終幕を飾ってしまっ たのであった。  失神した渡部さんを見た先輩が悔しそうに僕にこう言ってきた。 「やはり、こうなってしまったな..まあ、初めから彼女はこの勝負を捨 てていたのかも知れないな」 「先輩、何を言うんですか。渡部さんが最初から負けるつもりでやるわけ ないですよ」  そう、こんな卑劣な手をされても渡部さんは最後まで必死に頑張ったの だと僕は思いたかったのだが、先輩の言葉でそれが全て崩されてしまった のだ。 「まあ、平ちゃんには酷かも知れないが、失神している彼女の股間を見て みな」 「えっ..股間ってどういうことですか..」  僕は先輩に言われて、嫌々、渡部さんの股間を見るとあるモノがない事 に気づく。 「そ・そんな馬鹿な..」  そう、渡部さんの股間はすでに毛が1本もなく、この勝負で賭けていた ものが最初から奪われていたのであった。 「ど・どうして..どうしてなんだ..渡部さん..」  僕はもう何もわからなくなり、頭が真っ白となっていく..  失神している渡部さんを見ながら、僕までもがその場で気を失ってしま った。  一体、渡部さんはこれからどうなるのだろうか..  そして僕は、そんな渡部さんを見ながら、この会社にいることが出来る のであろうか..  僕はそれだけを思って、その場に倒れてしまった。  そう、こうして卑猥な花見が全て終わったのであった。


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