最終話「恥辱の罰ゲーム。」
渡部さんが観客の前で失神して潮を吹いてしまってから既に1時間以上が
経過しようとしていた。
渡部さんはあの後、すぐに先輩OLたちによってどっかに撤収してしまい
特設会場は空のままとなっていた。
しかし、観客は1人もこの場から去る事はなく、何やら、あちこちで男子社員
と話しをしている様子であった。
「先輩、みんな何で席を立たないんですか?それに何を話しているんですか?」
「ああ、あれはうちの営業部の連中さ。おそらく大口の仕事を取っているんだろ?」
「大口の仕事って?」
「こんな会場まで作ってここまでやってるんだ。ただのサービスで終わるはずないだろ?」
「・・・これじゃ、接待キャバレーみたいじゃ..」
「まあな。しかし営業部のやつらの顔がみんな明るいって事は相当いい大口が来ている
様だな...」
「ひ・ひどすぎますよ。これじゃ渡部さんはただの見世物じゃ..」
「いいや、彼女にもそれなりの報酬は出るようになっている。その辺の割合もちきんと
なっているぜ。」
「?報酬...そんなのまで出るんですか?」
「この調子じゃかなりの額だな..彼女、きっと驚くだろうな。」
「何て会社なんだ...」
「世の中、こんなもんさ。だが崎長は暗黙の了解が厳しいのが有名だ。だから女子社員
も辞めずにいるんだ。」
「それって、性行為は絶対に駄目というやつですか。」
「それだけではないぜ。いろいろ多くあってな。一見、女子ばかりが羞恥に遭うとんでも
ない会社だが全ての女子がこれに適用されているわけでもない...」
「?ど・どういう事ですか?」
「ある程度は本人の意思..もしくは崎長が行った心理分析により願望を持っている
女子にしか適用はされん。」
「それはないですよ。渡部さんはそんな願望を持っているわけないですよ!!」
「そうかもな..だが、崎長の心理分析は伊達じゃない事も覚えた方がいいな。」
「・・・・・・」
「さて、そろそろ終わる時刻だな..アレの準備も出来てる頃だし..」
「終わる時刻?じゃあ、渡部さんはもう出ないんですね。」
「ああ、会場には出てこない。違う場所にスタンバイされているからな。」
「・・・違う場所?それって..」
「説明するより見た方が早いだろ..ほらっ。高桐のやつが準備しているだろ?」
先輩が指差して言うと全裸に近い高桐さんがマイクを持ってアナウンスの準備をしていた。
未だに高桐さんは恥部に小さなワッペンを付けてるだけの格好をしていた。
だが、よく身体を見ると汗だらけであり何かをしていた感じであった。
「先輩?高桐さんはなんであんなに汗を?」
「ああ、あれか?汗もあるけど観客の涎などのせいだろうな。」
「えっ?それって?」
「やつは裏方として一緒に営業展開してたんだよ。だけど度が過ぎた事はやってねえよ。」
「・・・・・そうは言っても相手が納得するんですか?」
「平ちゃん。案外スケベだな。悪いが崎長で鍛えられた高桐はそこらの男では簡単に
逆手に取られてしまうぜ。」
「・・・そんなに凄いんですか。」
「男の扱いは超一流さ。身体1つ触らせなくても満足させる技量や話術を持っているからな。」
「・・・・・・・・・」
僕はだんだん、この崎長の凄さが身にしみてわかってきた様な気がした。
そんな事を思ってる中、高桐さんがマイクを持ちゲーム閉会の司会を始めたのであった。
「こんばんは。崎長商事の高桐です。今日はお忙しい所、御集まりしてくださって有難う
御座いました。」
「先ほど、プレーヤーとしてやってもらった淫乱新入社員の渡部 結樹子は残念ながら
ゲームに負けてしまいました。」
「当然、負けた場合の罰ゲームとして約束した、その場にいる全員に彼女の陰毛を
プレゼントする準備も整いましたので皆さんそれを貰って順々にお帰り下さい。」
観客から大きな歓声が沸き、次々と観客は出口に向かったのであった。
僕と先輩も観客の後について出口の方へ向かって行ったのであった。
そして出口で衝撃的な渡部さんの姿を見たのであった。
何と渡部さんが生まれたままの姿で出口の両側の棒に空中で磔の様にされていたので
あった。
それも文字の”エ”の様に手足は水平にされ、渡部さんの股は180度近くまで開かれて
しまったのであった。
そして、両乳首には大きな鈴を付けられており時たまチリンチリンと鳴っていたのだった。
‖ ○ ‖
‖−− ∞ −−‖←Dカップの胸(両乳首に鈴つき。)
‖ | ‖
‖−− ▽ −−‖
‖ ‖
‖ ‖
‖ ‖←この間からお帰りします。(当然、上を見るのは可。)
‖ ‖
‖ ‖
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
※絵文字説明図(ズレて表示してたらごめんなさい..m(__)m)
これを見た観客は大いに盛り上がっていた。だが、衝撃だけなのはこれだけでは
なかった。
よく見ると渡部さんのあそこから大量の糸が吊るされており、その糸の先には
スポンジボールが数多くぶら下がっていたのであった。
その数は多く500〜600は軽くあり、とんでもない状況にされていた。
そう、このボールを全て支えているのは渡部さんの陰毛であり、丁寧に1つ1つの
陰毛に糸をくくりつけていたのであった。
心なしか渡部さんの恥丘が引っ張られて少し伸びている気がしていた。
僕があまりの光景に目を背けている間に先輩OLが先頭で待っている人たちに
何か説明をしていた。
「皆さん。先ほど配った回数券の数だけ引っ張って下さい。なお1本だけ大当たりが
ありますのでそれを引いた方にはいろいろプレゼントを用意してあります。」
「おい。姉ちゃん。大当たりって何だよ。どうやってわかるんだい。」
「それは言わなくてもわかるでしょ?1つしかない物に糸をくくりつけているんだから。」
「おおっ。そうか。それは楽しみだな。じゃあ、まずわしからじゃな。」
「えっと*+商事さんは..かなり大口をもらいましたので5回みたいですね。」
「5回か..崎長さんは商売うまいよ。」
先頭の男はスポンジボールの1つを引っ張った。
ぷちんっ。と音と共に乳首の鈴が軽くちりんちりんと鳴ったのであった。
「ちっ。外れか。確かにクリからちゃんと糸を辿ったつもりだったのに..」
ぷちんっ。「くぅっ・・・」乳首の鈴の音と共に渡部さんの小さな悲鳴も響いた。
「ちっ。これも外れか..じゃあ今度はこっちだ!!」
男は楽しみながら渡部さんの陰毛を引き抜いていった。
僕はあまりの光景に、いた堪れない感じになっていた。
そんな僕に気遣う様に先輩が軽く肩を叩いてくれた。
「平ちゃん..しばらくここを離れるか?」
「・・・いえ..目を背ければ何とか大丈夫です...」
「・・・平ちゃんには少しきつい画かも知れんが我慢してくれよ..」
「あれじゃ渡部さんが可哀想すぎます..何が回数券だ!!」
「仕方ない..優越をつけなくちゃ商売は成り立たない..大口にはそれなりの
楽しみを与えなくては。」
「!!!」バキッ!!僕は頭に血が昇り先輩を思い切り殴ってしまった。
「っっ..いい拳だな..」
「・・・ハッ。先輩。すいませんっ!!」
「ふっ。構わんさ。俺に当たって気が済むなら殴るがいいさ。」
「すいません..先輩に殴るなんて、どうかしてました...」
「気にするな。平ちゃんの怒りも悔しさもよくわかるしな。」
「でも..先輩..」
「ここは殴っていいんだよ。もし殴らずにやつらと一緒に浮かれてたら俺が
殴っていたからな。」
「先輩...」
「おいおい。涙ぐむなよ。野郎が泣くのはみっともねえぞ。」
「はい..すいません..」
僕たちが1番後ろでこんな事をやっている間にも次々と出る人たちによって
渡部さんの陰毛は次々と引き抜かれていたのであった。
僕がチラリと見るとさっきより卑猥な渡部さんの姿がそこにあった。
何と秘部から次々と愛液が垂れており、出る人にサービスするかの様な
感じであった。
ある人は頭に愛液を掛けてもらい、またある人は口を開けて飲むような
事までやっていたのであった。
だが、これ以上に衝撃的な事を目のあたりにしてしまった..
何と最初は黙っていた渡部さんが小さな声で出る人に会釈をしていたので
あった。
「・・・あぁ・・ありが・・とう・・ござい・・ま・・す・・・はぅぅ・・」
心なしか渡部さんの顔に恍惚な表情が出ている感じもあった..
僕は渡部さんのその表情に何がなんだかわからなくなってきてしまった。
でも、情けないことに僕の股間は勃起していた。嗚呼、何だかんだいって
僕も楽しんでいるのかも知れない。
<おわり>
「僕の会社2001」完
<あとがき>
ぺた@ぺんです。
この作品は2001年当時のままで誤字・脱字や改行等、追加修正を一切
しないで載せています。
と言うより、誤字・脱字や改行等、追加修正をしたのが、後の作品と
なるので、この作品を出す意味がなくなってしまいます。
なので、本編と思い切り内容がダブるのは、ご了承ください。
ただ何故、最終話があるのか?という点ですが、当初は掲示板等で終
了していいかアンケートをとったら継続の方が多かったので、最終話で
ある第8話は非公開となりました。
正確には「バブル−秘密の接待−」第1話と渡部さんを高桐さんへ変え
た作品として公開しています。
(当然ですが、内容はかなりダブってます)
最後に..作品の流れを分かりやすくするため、これからも当時のまま
で公開する作品をアップしようと思っています。
<おわり>