羞恥な検診　読切

　　＜問診票＞

とある名門女子高で年に1回、行われる羞恥な検診がある。
なぜ、この様な検診があるのは理由がわからないところだが、
在学している女子生徒は全員受診しなければならず、この
検診を拒否すれば退学という厳しい処置まで取られてしまう
のであった。

2年や3年は羞恥な検診を行った経験がある為、そんなには
驚く事はないが、新入生たちはこの検診に誰もが戸惑って
しまうだろう。
今年入学した成川　愛由奈（なりかわ　あゆな）もこの
検診を聞いたときには困惑し、検診前に準備しなければ
ならない幾つかの項目に声を出して驚いていた。

「何よ．．この検診用の問診票は！」

渡された問診票の質問内容は恥ずかしいものばかりであり、
いくつかを挙げてみるとこんな感じであった。

　・最近の性欲はいかがですか
　　　オナニー（　　日　　回）　　絶頂度（よくイける・普通・イけない）
　　　露出癖　（ある・ない）

　・オナニーのネタにするものを最低３つあげなさい
　
　・今までにしたエッチを○で囲んでください。また、それをした感じはどうでしたか

　・あなたの親族・友人関係で次の性癖を持っている。または持っていそうな人が
　　いれば名前を書いて性癖を記入してください

３０近くあるいやらしい質問に愛由奈も含めて、他の女子
たちも困り始めている。
ちなみに、この問診票はあとで綿密に確認されるとの事
なので正直に書かないと大変な目にあうのである。
オナニーの仕方から感じる箇所まで、ありとあやゆる自分
の秘密をこの問診票で晒す事になってしまうのであった。

　　＜採液＞

恥ずかしい問診票を何とか書いた愛由奈だが、これ以上に
羞恥な準備として「採液」というものがった。
何と自分の愛液を２日に分けて取らなければならず、小さな
スポイトのようなもので愛液を吸って専用の容器に入れる
ものであった。

「愛液なんて．．どうやって取るのよぉぉ〜」
初めて採液をする愛由奈たちは誰もが同じような言葉を叫び
始めており、そんな彼女たちに「正しいマン汁のとりかた」
なる説明書が配布されたのであった。

鏡を使って１人で取る方法や、複数で協力しながら取る方法
など、分かりやすい図入りで細かく説明されていた。
この中で一番楽なのは、恥ずかしいことながらも複数で協力
してとる方法であり、愛由奈も友達２人と協力して愛液を
採取することにした。

全裸になった愛由奈を身体を刺激する方と愛液を取る方に
役割を分担して始めるのだが、はたから見るとレズ行為
そのものであり、全員の愛液を採取したあとも行為が止まる
ことなく、結局はお互いがイくまでやってしまったので
あった。

　　＜検診前夜＞

いよいよ明日に迫った検診の夜。
ほとんどの女子は眠れずに悶々とした我慢をさせられる事
になる。
それは晩ご飯の後に遅効性の媚薬を飲まされた状態で、午後
9時以降のオナニーが禁じられていたからだ。
検診終了まではオナニーが出来ないと言っても普段なら何の
問題もないだろう。
しかし今回は遅効性の媚薬のせいで身体が徐々に火照って
たまらなくなってくる。
愛由奈も秘部を弄りたくなる衝動が高まって我慢できなか
った為、自分の手足を縛って我慢するという恥ずかしい方法
で乗り越えるしかなかった。

こうして皆、興奮を抑えて我慢を行うので、当日の検診会場
では殆どの女子が身体を真っ赤にしてやってくるのであった。
まず検診の始めに着替えを行うのだが、誰もが予想した通り
検査着などは置いておらず、ハイソックス以外全てを脱いで
いくただの脱衣となっていた。

女子たちが次々と全裸になり、最初の検診項目の場所へ案内
されることになるのだが、一番初めの検診からとんでもない
内容に誰もが驚いてしまうのであった。

　　＜検潮＞

「さあ、皆さん。始めにトイレで検潮してくださいね」
案内役の先生の言葉に1年の女子たちが疑問を浮かべる。
「今のけんちょうって何？」「検尿じゃないの？」
初めて聞く検潮と言う単語に戸惑いながらもいく女子たちが
実際の検査の内容を聞かされて困惑し始める。
「じゃあ、このコップに噴いた潮を入れてきてね」
「噴いた潮って．．まさか．．」
何と最初の検診から潮を噴けという恥辱な指示を受けること
になり、当然ながら誰もがそんな事が出来ないと訴えてきた。

尿と違って潮は簡単に出せるものではなく、いくら媚薬で
身体が火照っていたとしても、潮を出せる子などほとんど
いないのが現状であった。
「じゃあ、潮を噴かせる手伝いの人のとこに並びなさい」
案内役の先生が女子トイレの奥で待機していた上級生たち
を指を差しながら言ってきた。
どうやら、奥にいる上級生たちはどの人も手マンのテクニ
シャンで新入生のおま●こを好きに弄れるとあって喜んで
志願したようであった。

結局、殆どの子が上級生の手マンのテクを借りて検潮する
ことになりトイレの中では卑猥な愛液の水音がずっと続く
こととなった。

　　「恥部計測」

検潮で潮を噴かされて、まだ快感でフラフラとなっている
女子たちが次の計測場所へ案内される。
次は恥部計測であり、その名の通り、おっぱいとおま●こ
をいろんな方法で計測されていくのであった。

普段なら、恥部計測と聞いただけで拒絶する女子が出そう
なのだが、潮を噴かされて快感の余韻が残っているせいか
誰もが素直に計測に応じてしまうのだ。

まずは、おっぱいの方に箱状の特殊な計測機器を付けられて
大きさや重さ、弾力度などを測られていく。
乳首に関しても大きさや形・色以外にも勃起硬度や乳腺の
状況まで正確に調べられてしまう。
もちろん乳輪に関しても興奮時の膨らみ具合までの詳細な
計測をされてるのだ。

おっぱいが終わると次に肛門を調べられ、恥ずかしいシワ
の数なども数えられてしまう。
そして最後はおま●こであり、ここはより詳細に計測される
ことになる。
大きさ・長さや色、形などは基本項目であり、大陰唇で言えば
ふっくら度・充血度、小陰唇だと膨張度や伸びの限界度。
膣前庭だとバルトリン腺の位置など細かに調べられることに
なる。
最大の計測のメインと言えばクリトリスであり、最初は包皮
状態で計測され、その後で包皮を剥かれて感度までも正確に
調べられてしまうのであった。

もちろん、こんな計測をされれば再びイってしまう女子も
多くいるので、最後まで足腰が持つかはわからないとこで
あろう。

　　「採純血」

検潮や恥部計測と立て続けに快感を与え続けられた女子
たちが次なる計測の場所へ行かされる。
次は採血ということであり、ようやく検診らしいものが
出てきたと言えよう。
しかし、案内役の先生の採血の言葉が少し引っかかるとこ
であるが、フラフラとなっている今の状況ではどうでも
いいことかも知れない。
「さあ、次は採純血（さいじゅんけつ）に行きなさい」

1年の最初の女子が採血場所に行くと、採血する場所に
不似合いのものが設置されている。
「な・なんで分娩台が並んでるの？」
採血するとこに分娩台が横1列に並んでいる。
あまりの違和感に採血する人に聞いてみると、何も答え
ずに彼女を強制的に分娩台の上に乗せたのであった。
「これ採血ですよね？何で下半身の方を向けるんですか」
「採純血だからですよ。処女膜より採血しますので」
「そ・そんな処女をこんなところでぇぇー」
「大丈夫ですよ。処女膜を破ることはしませんし、傷も
一切残りませんので」
そういって特殊な毛細血管用の採血微小針を機械を使って
何箇所かに刺していく。
毛細血管から血を採るため、ここは特別な機械が自動的に
採血をするようになっているのだ。

文字通りの処女の血が科学の推移の力によって破瓜をさせ
ずに採血されていく。
ちなみに科学的な根拠はないが、血液を抜いたことで、
毛細血管が丈夫になり、処女膜が破れにくくなる女子も
いるそうなのである。

それと、この学校の女子は処女入学が必然であり、卒業
するまで処女でいることが義務付けされているので、最低
3回は処女の血を抜かれることとなっているのであった。

　　「聴恥力検査」

恥部を計測され、処女の血まで採られた女子たちは次の
聴恥力検査の場所へ行かされる。
ここでも検査の名前が変であり、聴力検査みたいなもの
であるのは間違いないであろう。
目の前には周囲の雑音を遮蔽する防音室があり、この中で
聴恥力検査を行うようであった。

まずはヘッドホーンを両耳にあてて、アメリカ人・日本人・
ヨーロッパ人等の様々な女性の異なる喘ぎ声を聞かされる。
そして、最も感じてしまう声を調べるのであった。
この検査を行うことによって、自分の喘ぎの特徴がどの国
に近いのかがわかるのである。

次に聞こえた音を口で反復する検査が行われ、ヘッドホーン
から聞こえてきた音に女子が顔を真っ赤にした。
「ちゃんと反復しないと駄目じゃないっ！」
「す・すいません」
先生に注意され、もう1度音を繰り返されると女子が顔を
赤らめながら大きな声で反復を始めた。
「私のエッチなおま●こ、見てくださいっ．．」
「よし、いいわね。じゃあ、次いくわよ」
「私、オナニー大好きなんですっ．．」

そう、何と普段口に出せないようなエッチな台詞を反復
させられることになり、言葉を言わなければ何回も初め
からやり直されてしまう。

それも、この口にしたエッチな言葉は全て録音されている
というから、余計に恥ずかしいであろう。
当然、自分の言葉に刺激されてイってしまう子も居り、検査
が行われる防音室は牝の匂いがどんどん濃くなっていく
のであった。

　　「視線力検査」

先ほどの検査で恥ずかしい台詞を散々言わされてたせいか
どの子も身体が火照ったままで次の検査へ行かされる。
さっきが耳に関するものだから、次はおそらく目に関する
ものであるのは大よそ予想できた。
しかし、渡されたのは目隠し用の布であり、この目隠しを
して目の前にある狭いボックスに入るように指示されて
きたのだ。
そんな検査を受ける女子が検査員の先生に検査の内容を
聞いてみた。
「あ・あの．．目隠しする検査って何の検査なんですか？」
「視力に関しての検査よ。視線力検査をやってもらうわ」
「視線力検査？」
また通常の呼び方とどことなく違う検査に戸惑う女子だが
拒否することは出来ないので大人しく目隠しをしてボックス
に入ることにした。

そんな彼女に検査員の先生がとんでもないことを言って
きた。
「今から視線の検査を行うから、何人に見られてるか肌で
感じなさいね」
「えっ！？視線って？」
先生が何かのボタンを押すとボックスの方から何か扉が
開くような音が聞こえ、その後から男性たちの歓声が
こだました。
「うぉぉぉーーーすげぇぇー」「最高ーーー」
「いやぁぁぁ〜〜いっぱい見られてるぅぅーー」

何と視線力検査とは別室で待機している男子高の生徒たち
に裸を晒され、どれぐらいの人数で見られてるかや、どこ
を集中的に見られたのかをテストする検査であった。
尚、正確な数字や場所を言わないと何度でもやり直しを
されるので晒される女子たちも恥ずかしさを抑えながら
必死に考えなければならなかったのであった。


＜完＞

※当時、「羞恥ショート」の羞恥な検診して個別で出してました。
　ただ、リンク切れのままお蔵入りになってしまった経緯が
　ありましたので、元々まとめていたものを誤字脱字だけ
　直して公開することにしました。