沙智菜の露出譚・拾(原案:鋼夜さん)
※ この短編は、通常の1人称視点ではなく3人称視線となっています。
ジャグジープール <アイデア投稿日:2006-01-06(金)>
プールに友達と行く沙智菜。ただ、この友達は沙智菜の露出癖を知って
おり、今日も沙智菜に恥ずかしいことをさせようと予め計画を練っていた。
「じゃあ、明日は裸も良いってことね、さっちん?」
「うん、けど、何度も言うけど公平だよ。それでもいいんなら」
「分かってるわよ。私も裸になってもいいよ。そういうリスクがないと面
白くないしね」
そう、これはイジメのようなものではない。ある程度は公平に辱めを受
けることを快諾している関係だった。
今日はじゃんけんで負けた人に罰ゲームをさせようということになり、
まずは友達の1人が負けて、予め用意したくじを1つ引いた。
「うわっ!マジか〜。男性更衣室で着替えてこいって..これ、私しか出
来ないだろ?おい、本当に変な細工してないよな?」「してないしてない」
「うわぁ、結構人いるだろっ!まあ、やってやんよ」と水泳キャップを深
くかぶったボーイッシュで胸も平らな友達の1人が、意を決して男子更衣
室に入っていった。
しばらくすると、堂々と海パン一丁の姿で出てきた。もちろん、おっぱ
いは丸出しだったが、意外と気づかれなかった。
「何か気づかれないのも屈辱だな..私がここまで頑張ったんだから、早
くじゃんけんしようぜ!あと、毎回するのも面倒だから、先にまとめてや
らないか?」(まあ、この後は沙智菜が全敗確定なんだけど..)
ここからは細工をしていたので、沙智菜がじゃんけんで連続で敗北。
罰ゲームの内容を聞くと驚くべき答えが返ってきた。
「じゃぁ、まずあそこにいって下の水着を取って」指差した方には色々な
ジャグジー式の設備があった。
その中のひとつ、下からの水圧で体を浮かせることのできるところを指
差したのだ。
下の水着を脱ぎ、下からの水圧のいすにうまく乗る。
乗るためには足を開かなければバランスがとれず、騎乗位の格好をしな
ければならなかった。
客が多くいる中、騎乗位をしているとかんがえてしまう...
しばらくたって、もぅいいょと言われ、罰ゲームが終わったと思ったの
だが、まだまだ続くようだ。
次に連れて行かれたのは、ジェット水流で背中を刺激するもので、下を
穿かせてもらっていないままそこにいく。
前を人が通るたびに下をはいていないことがばれてしまったのではない
かと思ってしまう。
なぜなら上の水着の色は紺、プールの色は白。少し考えてみれば上下同
じ色の水着を着るのが普通なのに、しかも肌色の水着なんてそうそうない。
いつばれてもおかしくなかった。
そんな沙智菜をみて、「上をはずせばわからないょ」という。
当然反対するのだが、もうやる気満々の彼女たちを止めることはできな
かった。全裸にされ、同じところにいかせられる。
壁側を向いていないので、胸の上部が水面から出ているし、肩紐がかか
っていないので、引っ張られればすぐに全裸だとわかってしまう。
かろうじてジェット水流による空気の泡が水面下の胸を覆っているのだ
が…
人気が少なくなったところを見計らって彼女たちが次の場所に行こうと
言う。
水着はまだ返してくれないようだ。全裸のまま移動する。
いくら人気が少ないといってもまったくいないわけじゃない。
気づかれないようにと心の中で祈りながらついていった。
次に連れて行かれたのは下にある無数の穴から空気が出てくるものだっ
た。
その周りに腰掛けるところがある。
さっきのところよりましだと沙智菜は思った。なんせ泡で全身が隠れ、
裸だとは気づかれないだろうと思ったからだ。
しかし考えが甘かった。ここは唯一どの年齢の人でもいられるところだ
ったのだ。
入っていったときには人がいなかったのだが、使っている間にどんどん
人が入ってくる。
ついには隣の男の人の肩と常にぶつかっている状態までになったのだ。
高齢の方が話し掛けてきた。たわいもない話だったはずだが、{ばれた
!?}という言葉しか頭に浮かんできていなかった。
入れ替わり立ち代り人が来るのでなかなか抜け出せない。
隣に少年がきた。しばらくすると寝てしまったようだ。
いびきを少しかいている。沙智菜はこの隙に遠くで見ていた彼女達のと
ころに戻ろうとしたのだが、少年の腕がおっぱいに触れた。
しかし少年は寝ているので気がつかない。「ねぇきみ」と小声で耳元に
話し掛けてみるが反応はない。寝ている。
沙智菜は散々羞恥心を味わいHな気分だった。
少年の二の腕を胸ではさみ、手を秘部におく。少年が無意識に手を動か
し、あそこを弄くる。そんなことをしていると、少年が起きてしまった。
「ごっごめんなさい!」と少年は慌てて腕を引っ込めた。どうやら裸だと
はばれていないようだった。
周りの人が少なくなったので、その場を逃げ出した。
彼女達のところに戻ると、まだ罰ゲームは続くようだった。
「いつまでやらせる気?」と聞くと「これで最後だから」という。
最後のは…最悪だった。仰向けにねて、したから(要するに背中や足な
ど全身)泡が出るというものだった。
仰向けになるということは、無防備に足を放り出さなければならないし、
その寝そべるところのラインに沿って寝ることになるので、自然とあそこ
が少し突き上げられるようなかたちになっている。
多少なのだが、全裸の沙智菜にとってこれは大きい。
胸も少し水面からでてしまうのだ。横になってから、人がどんどん通り
過ぎていく。
{みられてる!}と思い逃げ出したいのだが、逃げ出そうにも一度起き上
がらなければならず、あそこより少しうえからすべてを水面から出さなけ
ればならない。絶対に動けない。
逃げ出すことは不可能になった。そんな沙智菜のところへ友達の一人が
やってきた。
罰ゲームも終わりだと思ったが、ちがった。「沙智菜がいい感じだから、
これもってきちゃった♪」と取り出したのは処女用のバイブ。
膜が傷つくことがないからと言って、そっと足を開かせて挿入する。
「じゃ、もうちょっとがんばってねー」と言い残して行ってしまった。
足を開いていないとすぐにでもイってしまう。かろうじて手がバイブに
届くのだが、さわりが浅い。少しずつでも抜くことはできる、確かに抜く
ことはできるのだが、抜いたあとバイブをしっかりともつことができない
のも当然だ。
触れているのがやっと、届いてはいても落としてしまえば元も子もない。
処女用のバイブが抜けない。足は閉じられない。腰は突き出したまま。
胸も水面から出ている。そしてなにより…いつまで続くかわからない。
どれくらいたったのだろうか..
彼女達が人がいなくなったのを見計らってやってきた。
あまりにも面白かったのだろうか。
「もう一箇所だけ、ね?」といい、強引に腕を引っ張る。そして沙智菜を
裸のままプールサイドに上がらせた。
そのままゆっくりとした歩きでミスドサウナに向かう。ミスドのおかげ
でなかは真っ白だ。ある程度近づけばわからなくもないが、今の沙智菜に
とっては最高の場所だった。
ここで水着を着るのかと思われたが、そのままあったまるように言う。
5分ほどして水着を返すからということで、またプールに戻った。
上から円状に水のカーテンをつくる噴水のところまできて、「この中で
着替えて」といわれ、水着をわたされた。水のカーテンの中に誰もいない
ことを確認し、土台の部分に水着を置く。
自分が水中にいると、誰かがもぐっただけでばれてしまうので、土台の
上に沙智菜もあがり、立った。
その瞬間・・・・
シューーーーーーーー・・・・・・
なんと噴水がとまったのだ。沙智菜の前から水の壁が消え、周りの景色
が見える。声もあげられなかった。とっさにしゃがみこみ、その勢いで水
の中にころげ落ちた。ここで声をあげなかったのは正解だっただろう。
奇跡的に誰も沙智菜のことには気がついていなかったからだ。
もし沙智菜が声をあげていたら一斉に沙智菜はその姿をみられていただ
ろう。
沙智菜はそのまま水中を泳ぎ、人気の少ないところに隠れた。
隠れてから気がついた。
水着を取り忘れた。真っ白なあたまでどうしてこうなったのか考えた。
どうしてわざわざサウナにいれたのか。時間あわせだった。ちょうど噴
水の水が止まるまで少し時間があったのだ。
だからサウナに入れた。そういうことだったのだ。そして次に沙智菜は
どうやって水着を取りに行くかを考えた。
「まずちゃんと場所を確認しなきゃ」そっと物陰から覗いてみるが水着は
ない。彼女達がもっていったのだろうか...
ダキッ「キャ!」後ろから抱きつかれ、悲鳴をあげる。
「あれーー?まだきてなかったの?」彼女達だった。「イヤミを言ってな
いで水着返しなさいよ!」と沙智菜は半切れ状態で彼女達に言ったが、彼
女達の顔にはハテナマークが浮かんでいる。
「とぼけないでよ」「だってかえしたじゃん」
「そのあとまたもっていったんでしょ!」
「え? だれかもっていった?」皆顔を横に振る。
今回は本当のようだった。だれかにもっていかれたようだ。
このままプール内にいてはみつかってしまい、取り返しのつかないこと
になる。
そう思った沙智菜たちは近くのプールサイドまで行った。
今ならほとんどこっちをみていない。そう思った沙智菜たちはプールサ
イドに上がり、沙智菜を囲むようにして更衣室に向かった。
ちらちら投げかけられる視線。
だがだれも沙智菜が裸だとは気がつかなかった。
いや、はなからそんなはずはないという気持ちがあったのかもしれない。
それに水着を着ていてもほとんど裸と違わないほど肌を露出しているの
で、誰か一人裸でも一瞬見ただけでは気がつかなかったのだ。
更衣室まであと少し。一人が気づいたようだ。こっちを見ている。
沙智菜はとにかくこれ以上誰にもみられたくなかったので、彼女達の歩
みが遅すぎると感じ、「先に行く!」といって走って更衣室に駆け込んだ。
彼女達も後を追う。
彼女達が更衣室に駆け込み、沙智菜を呼ぶが出てこない。
出てくるはずもない。沙智菜は間違って男子更衣室に駆け込んでしまっ
たのだから。
沙智菜は同じようで少し違う更衣室にとまどっていた。
幸いだれもいなかったのだが、沙智菜は数分間裸のまま男子更衣室を歩
き回っていた。
そしてようやく気がついた。
「ここ・・・・女子更衣室じゃない!」慌ててプールへのドアを開ける。
あけた瞬間・・・「ぁっ」男の人とばったり鉢合わせてしまった。
完全に見られた。そのまま女子更衣室のドアを開け、駆け込んだ。
更衣室で沙智菜はさらに失敗に気がついた。
水着に着替えて、その上から服を着て来たのだ。下着を入れ忘れたこと
で、ノーパンノーブラのまま帰ることになった沙智菜だった・・・・・・
駅のホーム <アイデア投稿日:2005-11-12(土)>
駅のホームで電車を待つ沙智菜。
次の電車がくるまで後10分ほどある。
何もしていないのもなんだか時間がもったいないので、待ちイスに座り
ノートを広げる。
まったく頭に入ってこないのでどうしようかと考えたとき、ちょっと露
出しようという考えが浮かぶ。
ノートを横に置き回りを確認し、スカートの中に手を入れてパンツを抜
き取る。
だが何か物足りなさを感じた沙智菜は、スカートも脱ぐことに決めた。
スカートに手を掛け、少しためらったが脱いだ。
脱いだスカートとパンツをバックの中に入れる。上は着ているのに、下
は履いていないという変な格好に沙智菜は少し興奮する。
そろそろ履こうと思ったら階段からあがってくる人影が見える。
スカートなど履いている余裕はない。もぅだめだと思ったとき、さっき
横に置いたノートが目に飛び込んでくる。
すかさずノートを広げ、足の上においた。これでもやはり横から見れば
ばれてしまう。あぁもうだめだ犯されてしまうと思っている
と、どうも階段から上がってきた男性はこちらをチラッと見たきり、ま
ったくこちらを見ない。
男性はただ勉強している風にしかとらえずに、格好までよく見ていなか
ったのだ。
このことに気づいた沙智菜はこのまま座っていればこの場を乗り切るこ
とができると思ったのだが、ホームに電車が入ってくるという放送が流れ
てそうはいかなくなる。
なんせ電車の中に人がいればそれこそ丸見えなのだ。
今ならまだ間に合うとおもい、ノートをバックにしまい、両手で前に持
ち、歩き始めた。スカートをはこうとも思ったのだが、そんなことをすれ
ば男性がこちらを向きかねない。
沙智菜は下半身裸のまま階段に向かう。
階段に行くためには男性の後ろを通り過ぎなければいけない。
変な歩き方にならないように気をつけながら男性に近づく。
男性まであと1メートルというところで、男性がこちらを向いた。
(今、気づかれたら完全にアウトだよぉぉぉ〜)
これ以上近づいていけばばれるのだが、男性はすぐに前のほうに顔を向
けたので、そのまま近づいていく。
男性の後ろを通り過ぎるとき、持っていたバックを今度は後ろで手を交
差するようにしてもつ。でなければ男性にかわいいおしりを見せてしまう
からだ。
おま●こ丸見えの状態で沙智菜は階段までたどり着き、改札口の近くに
あるトイレに駆け込む。
そのままトイレでオナニーをしてイってしまう...
落ち着いたところでパンツをはこうと思ったのだが、なんとバックの中
に入れたはずのパンツはなくなっていた。仕方なくスカートだけはいてト
イレから出てきた沙智菜が聞いた放送は・・・・・
「忘れ物のご案内です。ホームでピンクの履き物を落とされた方は大至
急改札口まできてください」
(何か、上手く誤魔化して言ってくれてるけど、パンティを取りに行ける
わけないよぉぉ〜!大体、いやらしい汁で濡れてるしぃぃ〜)
翌日、沙智菜はこっそりと改札口の駅員のいる窓口に紙を置いた。
「昨日のパンツはプレゼントします」と書いた紙を...
<完>
※当時、「沙智菜の高校日記。」アイデアショートとして個別で出してま
した。ただ、リンク切れのままお蔵入りになってしまった経緯がありま
したので、元々まとめていたものを誤字脱字だけ直して公開することに
しました。
「沙智菜の露出譚・拾(原案:鋼夜さん)」完