聖羞恥学園プロローグ(読切)
 −鯛村 守愛七 参上!!ー


「聖羞恥学園」、全国いや全世界から美少女が集まる学園。 名前からすると学園に羞恥な仕掛けがあったり、羞恥教育が されてると思われがちだが実はそんなのは全くない学園で あった。 ただ、1つ違うところは全ての争いごとの決着には羞恥カード を用いて収める事であった。 その為、羞恥カードを持てない男子学生には全くの力も権限 もなく羞恥を傍観するだけの存在であった。 (が男子学生にとってはそれで充分であるのだが。) しかし、どうして女生徒はわざわざ羞恥な目にここに来るかと 言うとそれは”羞恥カード”に理由があったのだった。 ”羞恥カード”かって古代世界にて人類を羞恥に追い込み 文明崩壊をもくろんだ羞恥7大神を倒すのに使ったカード。 あやゆる羞恥を盛り込んだ脅威のカードであった。 そして、その”羞恥カード”には7枚の幻カードが存在しており その幻カードはどんな富も権力も手に入れられるカードであり 、あやゆる望みをかなえるカードでもあった。 現に7枚の幻カードの1枚は存在しており”羞恥錬金のカード” を学園長が持っており数千億の財を手に入れたのであった。 だが、その財を私欲として使わずあやゆる救済として大半の 財を寄付したのであった。 その結果、これがあやゆる組織や団体に”羞恥カード”の 凄さを知らしめる結果になっていまい、多くの組織がカードを 集められる少女たち育成し始めてしまった。 学園長はようやく事の重大さに気付き”羞恥錬金のカード”を 封印した。 そして”羞恥カード”の悪用を防ぐ為と回収を目的に「聖羞恥学園」 を設立し”羞恥カード”の使い手を育成する事にした。 だがそれも”羞恥カード”を効率よく集められるとあって各組織 が次々とカードの使い手をよこしてくる状態になってしまった。 ついには元からいる正当な使い手が次々とカードを奪われてしまう 最悪な結果を生む事になってしまった。 そんな時、学園長の脳裏に浮かんだのは”とある事情”で修行に 出した実孫の守愛七を引き戻す事であった。 そこでわずかに残っている正当使い手の生徒会長”東正條 水佳” に学園に来る守愛七の迎えにやる事になった。 今回は後々に対立関係になっていく水佳と守愛七の出会いの 物語なのである。 AM9:00「聖羞恥学園」近くの公園 「水佳さま。まだ来てない様ですね。例の女は。」 水佳に話し掛けてきたのは水佳の右腕と言われる風紀委員長の ”西乃鳳 風奈”であった。 「風奈!あの女とは何事です。あの学園長様のお孫ですよ。」 「でも、それならなぜ今まで姿を出してないのですか?  私たちは幼少の頃より学園長よりついていたんですよ。」 「確かに。私もその子とは幼き頃に数度、顔を見ただけです。」 「私は今回の事には反対なんです。今まで何もしない者にこの学園 を荒らされたくないのです。」 「・・・でも、すでに私たちの勢力は風前の灯火。私たちの力が足り なかったせいでもあるわ。」 「それはわかってます...だから私たち2人で一気にやつらを。」 「それは無理ね。各組織の育成力を私たちは甘くみていたわ。  それだけではない。無類の才を持った者も現われてきてるわ。」 「・・・・・・・」 「皮肉な事に「聖羞恥学園」はカードをてっとり早く集める格好のいい  場所になってしまったのよ。」 「でも、それでも新参者なんかの力に...」 「あなたは彼女の力を甘くみすぎているわ。」 「!!水佳さま?その者の力を知っているんですか?」 「いえ、知らないわ。でもあの学園長様のお孫よ。きっととてつもない 力を秘めてるに違いないわ。」 「そうなんですか・・・・」 「ええ。恐らく私たち2人を相手にしても敵わないでしょうね。」 「そんな...」 「でも、きっと力があるだけではなく、その心も人間性もずっと勝っている方 だと私は思っています。」 「水佳さま?どうしてそこまでそんなに評価を?」 「あの偉大なる学園長様のお孫なら当然の評価ですわ。」 「そうでしょうか?」 「そうです!絶対に!」 「・・・はい。すいません。」 AM10:00「聖羞恥学園」公園周辺 「アイスはいらんかねー」カランカラン 「おいもおいもおいもだよー」 「おでん。おでん。あったかいおでんだよー」 「こちら出張**ハンバークです。いかがですかー」 「パンパン焼きたてのパンはどうですか?」 「・・・水佳さま?何やらこの回りをいろんな屋台が回ってますが?」 「おそらく彼女を確認する為のスパイと見たわ。」 「スパイですか?それにしてもやり方が古い方々ばっかりですが。」 「ええ、古いやり方が目立ってるだけよ。」 「目立ってるって?」 「見なさい。あそこの井戸端会議。あれもスパイよ。」 「本当ですか?」 「あの砂場で遊んでいる子たちもスパイよ。」 「えっ?」 「さっきからトイレ清掃をしてるおばさんもスパイよ。」 「じゃあ、あの犬をつれているおじいさんも?」 「もちろん。前のベンチで電話しているサラリーマンも同じね。」 「!!じゃあ、今の私たちって?」 「スパイだらけの中にいるって事よ。」 「ど・どうしましょう!!」 「どうする事もないわ。彼女はこれらを一掃する力があるから。」 「そ・そうなんですか?」 「ええ、彼女の力を甘く見ないことね。」 「は・はい....」 「ラーメン、ラーメン安いよー。うん?」 じぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーー。ごくりっ。 屋台のラーメン屋の前に3頭身な少女がよだれを垂らしてじっと見ていた。 「・・・・い・いらっしゃい。何にしますか?」 「・・・ねえ、おじちゃん。ここにラーメンおかわり自由ってほんと?」 「ああ、でも箸を休めなければという事だが。」 「ごくりっ。そうなんだ。じゃあラーメンお願い。」 「へいっ。まずはラーメン一丁ーどうぞ!」 ばんっ。がしっ。がばっ。じゅじゅじゅっる。かたっ。 「ぷはぁぁーーおかわりーー!!」 「・・・・もう食ったのか?」「うん。早くおかわりー。」 「へ・へいっ..じゃあ2杯目おまちっ。」 ばんっ。がしっ。がばっ。じゅじゅじゅっる。かたっ。 「ぷはぁぁーーおかわりーー!!」 「・・・へ・・へいぃぃっ...」 「・・・水佳さま?あの屋台だけ様子が変ですがあれも何かの演出ですか?」 (遠くから聞こえる声)「おかわりー!!」「へいいっー(;_;)」「はい。おかわり!!」 「・・・・・よく、わかりませんがお馬鹿には関わらない方がいいと思うわ...」 「はい...くすっ。」 「?何がおかしいのですか?」 「いえ、あの女の子何か可愛いなと思って...」 「どこが可愛いの?あんな馬鹿食いしている女が..」 「そうですか?私はあういう飾り気がない子いいんですが。」 「そう?まあ、貴方の趣味に付き合う気ないけど彼女遅いわね...」 「何時にくると言ってたんです?」 「11時よ。あと30分あるけど、もう来てもいい頃なんですか。」 「11時ですか...」(私たちって2時間前に来たって事?はああぁーー) AM11:00「聖羞恥学園」公園内 イライライライライライライライライライライライラ... 「ああ゛ーーー遅い遅すぎますわ。」 「くすすっ。水佳さま。もう少し待ちましょうよ。くすすっ。」 「・・・さっきからずい分嬉しそうね?そんなに待つのがいいの?」 「いえっ..あの子見てるとつい楽しくなっちゃって。」 「・・・なっ?あの子、まだ食べているの?」 「ええ、あれからおでんにパンにたこ焼きに次々屋台を食い尽くして  いますわ。くすくすっ。」 「呆れた娘ね。あんな大食い同じ女性とは思えないわね。」 「でも、可愛いですよ。」 「ふっ。悪趣味なことね。」 カチンッ。「水佳さま。それは言い過ぎじゃありません?」 「風奈!これから学園長様のお孫が来るんですよ。くれぐれもあんな 下衆な子の話題は出さない事ね。」 「・・・・・はぁい。でもやっぱその女、来ませんね。」 「風奈!その女とは何事です。それ以上の失言許しませんよ。」 カチンッ。「水佳さま。なんでそこまでその女にこだわるんですか?」 「あなたは彼女の凄さ、気品さがわからないから失言出来るのよ。」 「でも水佳さまもその女に会った事ないんでしょ?」 「・・・風奈、それ以上失言しますと許しませんよ。」 「・・・・・そんな高ぴーと組むのは御免こうむりたいわね。」 「風奈!!」 「・・・水佳さま、何です?そのカードは?まさか私闘する気ですか?」 「あなた次第ってとこだけどね。」 「学園外でのカードでの私闘は禁じられてるのは承知ですよね?」 「これは私闘じゃないわ。貴方への特訓よ。」 「屁理屈ですね。水佳さま。いいですわ。たまには手合わせしてみます?」 水佳と風奈が互いに距離を開けた時に間にボールの様に太った3頭身の キャラが転がってきた。 ごろごろっごろごろっごろごろっ。ぴたっ。「・・・・・・・」「・・・・・・・」 「ねえねえ、少し聞きたいのだ。」「・・・・」「ええ、な・なんかしら?」 「この辺でスイカがいるんだけどわかるか?」 「スイカ?西瓜売りは見なかったけど...」 「そこの肉団子、邪魔だからどいてくれません?」 ごろごろっごろごろっ。「うーん。スイカはいないのか。美味しそうな名前なのに。」 「スイカ?あのそこの女の子?スイカって人の名前なの?」 「そうだよ。たしか”とーせーじょスイカ”って言った気が?」 「水佳さま...もしかしてこの女の子が例の...」 ぴきん「う・うそっ・・・・」<頭を抱える水佳> 「あのーすいません。私は西乃鳳 風奈といいますが貴方の名前は?」 「鯛村 守愛七だけど?」ごろごろっ。 「あああああーーーそんなのぉぉぉぉうそよぉぉぉぉーー」<混乱する水佳> 「水佳さま!落ち着いてください!!」 「おおっ。こいつがスイカなのか。」 「水佳よ!!変なアクセントをつけて言うな!!」 「いいじゃないか。スイカの方が美味しくていいのだ。」 「ぷぷぷっ...」<口を押さえて笑いをこらえる風奈> 「なんですってぇぇーーこ・こんな肉団子はあのお方じゃないわーー」 「!?水佳さま?お気を確かに!!」 「こ・こいつは偽者よ。そうよ。そうよ!偽者に決まっているじゃない!!」 「水佳さま?な・何をする気ですか?」 「あのお方を侮辱した罪は重罪よ。よって私が処罰します!!」 「水佳さま!?な・何を?」 「出でよ。アイテムカード{荒縄}よ!! 及び、{脱衣}カードに{亀甲}カード+{縛り}カードで羞恥セットよ!!」 バシュ!!シュルルルッ!!ギュリリッ!! 「ふふふ。どう?観衆での亀甲責めは?」 「水佳さま・・・・亀甲と言うより団子縛りの様な...くすっ。」 ごろごろっごろごろっ。ごろごろっごろごろっ。ぽろん。「外れたよ。」 「・・・・・・・・この肉団子ーーーー!!」 「次は守愛七の番なのだ。ほらしょ。」ぼんっ。<8頭身に戻る守愛七> 「ううっ!!」 「凄いプロポーション...」 8頭身に戻った守愛七の体は見事で正に「ぼん!きゅっ!ぼん!」が 似合っておりEカップの立派な胸が大きく揺れていた。 にやっ。「さてっと。さっきのは芸術点0。発想点0。単純すぎておもしろく ないのだ!!」 「な・なんですって!!」 「羞恥カードはこう使うのだ!!」 「何を偉そうに!!」 「出でよ。アイテムカード{天然バター}カード。プラス{びしょ濡れ}カード。」 バシャアアアアーーー「うわぁぁぁーー」<大量のバターが水佳を襲う> 「出でよ。{お犬様}召喚カード!!」 「あははっ。バター犬なんてあなたも単純すぎるわよ。」 「まだ終わりじゃないのだ。プラス{101匹の}カードなのだ!!名付けて 101匹のバターワンちゃんなのだー!!」 「へっ?」<驚く水佳> 驚く水佳に一斉にじゃれついてくる101匹のバター犬。 「あひゃひゃーーやめ・やめるのひゃぁーー」 101匹のバター犬は衣服を次々に引き裂き、あやゆる箇所を舐めていった。 「はぁぁんんんーーやめ・やめれぇぇーーひぃぃぅぅぅんんーー」 「どうやら、あっさり決着はついたのだ!」 (この子・・・水佳さまをこうもあっさりと?やはりただ者ではないんだ...) 「そんなには偉くはないのだ。」 ドキッ!「ど・どうして今、私の思っている事を?」 「顔に書いてあるのだ。それよりも少し不味い状況になったみたいだ...」 「!!えっ?・・・な・なっ?この周りの空気は何?これは一体?」 風奈はようやく回りの空気に気付いた。 そんな中、守愛七が1枚のカードを出してきたのであった。 「出でよ。{障子に目あり耳あり}カード!!」 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 「どうする?東正條 水佳があんなにあっさりやられるとは...」 「あれが鯛村の本当の力か?」 「引くのか?どうする?」 「データは不足している...それにやつは危険人物だ」 「1人1人ではおそらく役不足!!」 「なら我らこの場だけ一時休戦といこう!!」 「よし、一斉に行くぞ!!」 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ 「こ・これは回りの会話が全て聞こえる?」 「羞恥カードにはこういうまともなものもあるのだ。全てが羞恥に関わるものでは  ないのだ。」 「・・・・・・・・」(これが鯛村の力?カードをここまで知り尽くしてるなんて..) バッ!1人の男の合図と共に大きな音が辺り中で響き渡った。 ズザザザザッッッ!!ドドドドドッッッッ!! 「うそっ!何なの?この人数?水佳さまの言う通りこんなにもスパイが?」 数十人の男たちが風奈と守愛七を囲い迫ってきたのであった。 「ちっ!こうなったら私の風の羞恥で!!」 風奈がカードに対して唱えようとした時... 「男に対してカードは使うな!!闇のカードを増やすだけだ!!」 「闇のカード?」 「羞恥カードは元は淫魔の類に作られたカードだ。女性に対しては羞恥を 与えるだけで済むが男にはカードの質を変えてしまうのだ。」 「そんなはずはないわ。今まで男性にも通用しましたし、学園内の男性に ちゃんと効果は...」 「それは男性の悪意によって異なる..こやつらに使うのは危険だ。」 「で・でもカードを使わなくちゃ私たちが!!」 「男が相手ならカードは無用!!」守愛七は何かを唱え始めた。 「赤き魂よ。我に応えよ。青き心よ。我に力よ。   黄色き雷よ。我に速さよ。淫の者よ。汝の力を持って      紫辱の波を呼び緑なる草木よ。        汝に道を開けよ!!」 「彩淫五撃波(シャイファズ・ウェイブ)!!」 「!!これはまさか噂に聞く淫魔法?」 迫ってきた男達は次々と卑猥な声を上げて昇天していった。 「す・すごい...この子はやはりただ者じゃない...」 きょろきょろ。守愛七は急に辺りを見回していた。 「守愛七さま?まだ?敵が?」 「・・・・・・・」ぽんっ。突然三頭身に戻り服を着て屋台に走っていった。 「守愛七さま?」 「ここらの屋台が全て敵のものだったとは知らなかったのだ!!」 バクバクバクバクッバクバクバクバクッ。 「守愛七さま....」 「敵の仲間が来たらこれはきっと回収されるのだ。それまで全部平らげるのだ。」 バクバクバクバクッバクバクバクバクッ。 「守愛七さまったらーーー」 (一体、この子って本当に何者なんだろう...うーーん...) 同時刻。学園長室内。 シュッ。「学園長さま...守愛七さまと水佳が出会いました..」 「そう?で、その顔だとひと騒動あったみたいね。」 「はい。水佳が規則を無視して闘いを仕掛けましたがどうします?」 「あの子を見れば闘いを仕掛けてみたくなる心わかります。今回は聞かなかった  事にしましょう。」 「・・・はい。あと、周りのスパイたちが守愛七さまに...」 「あの子の事だから淫魔法を使ったはずでしょ?」 「はい。その通りです。」 「やはりね。ところで風奈はどうしました?」 「それが珍しく風奈はまだ守愛七さまに付き添っていますが...」 「あの風奈をあっさり手なずけるとは、さすがね。」 「学園長さま...これからどうします?引き続き見張ってますか?」 「いえ、それには及ばないわ..おそらくあの子に気付かれてるから次はまずいわ..」 「!!・・・・お言葉ですが、私はそんな失敗はしませんが..」 「・・・そうね。とりあえず今日はこれで結構よ。ありがとう、土美。」 「・・・・はい。それでは私はそろそろ...」 「そう言えば土美。話しは変わりますが私が今朝差し上げたお菓子の味はどうでしたか?」 「!!・・・すいません。まだ口にはつけていないですが..今、さっそく..」 (・・・・?あれっ?たしか後ろのズボンにちきんと縛り付けて...) 「どうしました?」 「・・・いえ..すいませんが用を思いましたのでこれで...」シュッ。 「・・・ふふっ。相変わらず食い意地が張ってるわね...あの子は...」 PM4:00「聖羞恥学園」公園外。 再びボールの様に膨らんでいた守愛七に付き添っている風奈がそこに居た。 「守愛七さま..食いすぎじゃありません?」 「・・・・まだ大丈夫なのだ。あと、その守愛七さまはやめるのだ。」 「で・でも...」 「ちゃん付けでいいのだ。様付けされるほど偉くはないのだ。」 「・・・は・はい。」 ごそごそ。「さて、食後はこのクッキーがベストなのだ。うん。美味い。風奈も食うのだ。」 「は・はあ...!!えっ?守愛七さ・・ちゃん。その袋は?」 「・・・これか?これは拾ったのだ。まさか、クッキーが入ってるとはツイてるのだ。」 「・・・・そうですか...」(あれはお庭番の土美のもの...まさか私たちを?) 「うんうん。美味しいのだ。相変わらずいい焼き具合なのだ。」 「・・・・・ところで水佳さまはあのままほっといていいのですか?」 「構わないのだ。犬はタフだから一晩はあんな感じだろ?」 「・・・・・一晩ですか...」 その頃.... 「はぁぅぅんんーーー。もうやめにゃんんんんーーー・」 (お・覚えておきなさいよーーー!!あのボール女ーー!!必ず必ず!!) 「はぁぁぁーーーんん!!ま・また・・・い・いっちゃうううぅぅーーー」 水佳は結局ほっとかれてしまい、これ以降、守愛七を敵対する様になっていくので あった。 そう、守愛七が現われた事により、これから聖羞恥学園に波乱が訪れようと来ていた。 たぶん... <完>(本編につづく。)