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  [No.218] 弘二の夏休み日記・1 投稿者:鶴翼斬魔  《URL》   投稿日:2015/07/26(Sun) 15:31:11

設定的にはXC2後、たくやたちが卒業して弘二が三年生になった頃のお話で。

7月21日
終業式の日の朝、先輩を女性化しようと用意していた女性化薬を間違えて飲む。
ワイシャツの胸元のボタンが弾けて、瞬く間に僕の身体が女の身体に!?
「元に戻りたければ頑張って研究費を稼いできてください。……これでいい研究ができます」
薬はあっちに置いておいたのに、どうしてボクの手元に…それになんで千里がここにいる?
あ、ドタバタしてたら朝のHRの時間だ。北ノ都学園への推薦を狙ってるから、遅刻はマズい…けど……
―――見られてる、クラスメートたちの視線がボクのオッパイに……
終業式じゃ他クラスの連中もボクのほうへチラチラ目を向けて……
言っとくけど、夏休み前で開放的になってるとか、そういうんじゃないからな!
でも、いろんなヤツから遊びに誘われる……ドイツもこいつも、ボクが男だって判ってないのか!?
「……工藤先輩は、一度鏡を見るべきです」
千里、それどういう意味!?


7月22日
やっと相原先輩に会える!
改めて用意した性転換薬を手に会いに行ったけど、先輩はバイトに行ってていなかった……
そういうボクもバイトを探さなきゃ……と考えて、名案が閃いた。先輩と同じバイトをすればいいんじゃないか!
それなら毎日先輩に会えるし、夜になれば……抱かれるのはボクの方なのか?
そ、それはマズい。先輩のことは愛してるけど、それは『女性』としてであって、男女逆転は………し、下着は、用意しておいたほうがいい?
街行きのバスのつり革につかまり、どちらが受けでどちらが攻めなのか考えていると……あ、あれ? なんで胸をもまれてるんだ?
いまだノーブラの胸を服の上からこね回され、ズボン越しにお尻の谷間を……んぅ! 乳首は、やめろ、やめて、んんんぅ〜!

7月23日
昨日は痴漢にあって腰が抜けたけど、今度こそ大丈夫。
晒しで胸をがっちり固めて完全ガード!……したけど、そういうときに限ってやつらは来ない。
少し残念な気持ちを抱えながら、ボクはランジェリーショップへ。
男としてはこういうお店には入りづらい……先輩の下着を選ぶときは平気だったのに。何故だ?
「あら、もしかして工藤君?」
名前を呼ばれて顔を上げると、そこには松永先生がいた。
それから、断ったのだけれど僕自身が良くわかってなかったので先生に下着を選んでもらい、その後でファミレスでお礼に食事をご馳走し、
「ふふふ……相原くんよりもオッパイは大きいのね。先っぽもこんなに尖らせて」
ふあぁん! 胸は、弱いんです、やめて…先生、お願いぃ……
下着のつけ方を教えてくれるというから場所を変えたら、そこはラブホテル。
慌てたボクは瞬く間に服を脱がされると、松永先生に乳房を弄ばれ、クリをはじかれ、頭の中が真っ白になるほどイかされてしまう。
「初めては相原くんの為に取っておいてあげる……だから、女同士の快感を楽しみましょ♪」
そういって先生は僕の足を開き、おマ○コ同士を擦り合わせ……ふぁあぁぁぁん! お豆が、お豆が、クァああああああっ!
クチュクチュと股間から音を響かせ、ボクの腰が何度も跳ね上がる。それでも先生は腰を動きを止めず、僕の胸へ手を伸ばし……


7月24日
夏期講習開始。
……なんだけど、昨日の松永先生とのレズ行為のことが頭から離れず、ボ〜っとしてしまう。
先輩に挿れてもらったら、もっと気持ちがいいのかな……
男物のジーンズの下では、股間にキュッと食い込む下着の内側が、スゴくドロドロだ。
「工藤さん、あまり勉強に身が入っていないようですね」
男性講師に話しかけられて我に返れば、窓の外は真っ暗。教室の中には誰も残っていなかった。
「授業中にあまり変な声を出さないでください。周りの人まで落ち着かなくなりますから」
申し訳ありませんでした……と頭を下げたら、床に押し倒され、下半身を剥かれて股間にいきなり!
「若いんだから仕方ないと思いますけどね。だけど溜め込むのはイケないな。僕でよければお相手してあげるのに」
だからってクリ吸いながらおマ○コはぁぁぁ! ボク、ボク、初めてなのにィ!
……その一言で本番は免れたけど、誰もいない教室で潮を噴くほど嘗め回されるなんて……
明日……明日こそ、先輩に……


  [No.219] Re: サイコロ 投稿者:鶴翼斬魔  《URL》   投稿日:2015/08/02(Sun) 20:46:23

シナリオの流れを考えるのにサイコロを利用することにしました。
運任せ執筆です。鶴の手抜き野郎(笑

サイコロ1
1)拓也に会いにいく(拓也とのエロス?)
2)夏期講習に参加する(裏で定期的に一応参加してます)
3)バイトする(他のXCキャラたちが出てくる?)
4)遊びにいく(買い物など含めて)
5)家から出ない(宿題や自慰、来客など)
6)拓也に会えなかった(外出時の不運イベント)

サイコロ2
1〜3)ライト系
4〜6)ダーク系

裏ルール
サイコロ2で1か6が出た場合、別の場所でもたくやが登場するかも…?

サイコロ2個の組み合わせでシナリオを決定します。
あと弘二のロストバージンはサイコロ1で(1)が最初に出た時か、
一週間経過後(27日以降)にサイコロ2で4以上が出たときになります。
場合によっては望まない結果になるかもしれませんが……まあ弘二だし、気楽に気楽に。
できればオリキャラではなくXCキャラを大勢出すつもりではいますが、どうなることやら……


  [No.220] Re: 弘二の夏休み日記・2 投稿者:鶴翼斬魔  《URL》   投稿日:2015/08/02(Sun) 22:36:02
Re: 弘二の夏休み日記・2 (画像サイズ: 92×21 2kB)

7月24日(6・3)
 今日も先輩に会えなかった…
 バイトをそんなに頑張ってどうするんだろうかと思いながら帰りのバスに乗っていると
「そこのかわいいお嬢さん、そんなに落ち込んだ顔はあなたには似合いませんよ」
 あれ、佐野先生じゃないですか。
「お、おや? もしかしてキミは宮野森の学生かな?……僕ともあろう物がこんなにかわいい子をチェックし忘れていたとは……!」
 学生だけど女になったのは最近だし先生の受け持ち学年とは違うし、知らなくても無理はないか。
 声をかけてきた眼鏡をかけた男性は、僕の通う宮野森学園の教師、佐野先生だ。色々と女生徒との噂は絶えないけど……
「そうか、キミも相原さんと同じく女体化を……そういうことなら、このボクが力を貸そうじゃないか」
 え〜…借りてもたいしたことなさそうですけど。
「安心したまえ。何を隠そう一年前、相原さんの身体が元に戻ったのはこのボクの力添えがあったればこそ!(大嘘)」
 あんたが相原先輩を男に戻したのかぁぁぁああああああアアアアアアアッ!!!
「ちょ、やめ、苦し…っ! 死ぬゥ…!」
 他の乗客に止められなければ、ボクは、ボクは…チックショォォォオオオオオオオオオオオオ!!!
 愛する人を奪われた悲しみは、当然他の人にはわからない……


7月25日(2夏期講習に参加する・5ダーク系)
 早く終わらないかな……
 苦手教科だけ講習を受けてるけど、元々わからない内容だから説明されても頭に入らない。
 だから眠い。
 だから寝た。
 そしたら気がついたときには夜になっていて、一昨日にボクに手を出してきたあの講師に……
「工藤さん、ダメじゃないか。あんなに無防備に寝てたら、襲ってくれって言ってるようなものだよ?」
 あっ……だめ、初めては…先輩に…先輩にあげるって…きめてるのにぃ……
 机の上へ全裸で寝かされていたボクは両手両足を机の脚に結び付けられ、口の中には丸めたハンカチが。声も出せず、電気を消した教室でおもいっきりオッパイを吸い倒された後、猛り狂ったペ○スを取り出し、ボクの秘所へ……
「なあ、挿れていいだろう? こんなにおマ○コをどろどろにしてるのに、我慢するのはよくないよ?」
 本当に…いやァ……そんなことしたら…絶対に、訴えてやる……!
「嫌がるキミを無理やり犯すのも面白そうなんだけど……」
 んあぁぁぁぁ……おマ○コの割れ目に沿って太い肉棒が擦り付けられると、突起と粘膜が刺激されて……んんんッ! そこは、ダメぇぇぇ〜〜〜〜!!!
 ヴァギナがキュンって収縮して、机の上でボクの背中が反り返る……イってる、こんなヤツのおチ○チンを挿れられたらとか想像しながら、体中がくがく震わせて……!
「それじゃ答えは次回のお預けにしようか。ほら、早くしないと警備員が来ちゃうよ」
お漏らし下みたいに愛液を溢れさせ、息も絶え絶えに喘ぐボクは、戒めを解かれると愉快ひざ間づかされて眼前に先走りをにじませたペ○スを突きつけられる。
「どうした? 今から大事な処女を奪ってやってもいいんだぜ?」
 言葉遣いが少しずつ乱暴になる男に、ついにボクは観念し、肉棒に舌先を伸ばして……嘗めあげた。
「オレを早く満足させないと、大切なバージンが先輩以外の男に奪われちまうぜ? ククク……」
 苦味のある先走りに眉をしかめながらも、ボクは陰茎を包むように握り締めると、軽く前後にしごきながら亀頭を嘗め回し、唇を滑らせ……発情したボクの裸体に、熱い精液がタップリと撒き散らされた……
「さて、記念撮影も終わったし……この写真をばら撒かれたくなかったら、わかってるな?」


7月26日(6拓也に会えなかった・6ダーク系)
 昨日、身体を弄ばれたせいか、朝からうずうずして……だから今日こそはと相原先輩に会いに行ったのに今日も留守。昨日はいたんだって……
 で、その帰りにまた佐野先生に会ってしまった。
「キミには片桐明日香というライバルがいる。想いを遂げるには今のままではダメだということを理解しないとダメだ」
 ついてないな〜と思ったんだけど、喫茶店に相談してみると、返ってきたアドバイスが実に的確だ。
「まずちゃんと女性の服を着ることをお勧めする。男装も巨乳とのアンバランスがあって魅力的ではあるけれど、それではダメだ。女性の魅力を引き出すにはやはり女性の服なのだよ」
 なるほどなるほど。
「逆に“ボク”という一人称は、むしろ個性として捉えよう。本当は“わたし”なのだけれど……細かいことはおいておこう。天のご意思だ!」
 天―――いったい誰なんだろう、それ。
「だが、まだ足りないものがある……それは色気だ!」
 色気!? でもボク、かなり巨乳ですが。
「B91は確かに立派だ。だーがしかし! 目の前にオッパイがあれば男は揉むだろう。けれど誘惑するのとはまた別なのだよ!」
 そうなんですか!?
「グラビア写真を見て自家発電するとき、シチュエーションを想像するはずだ。それと同じだ。オッパイだけがエロスにあらず!」
 目からウロコが落ちました、佐野先生!
 とはいえ……そろそろお店の人の視線が痛いです、先生……
「それではここからは実践だ。このボクが手ずからキミに教えてあげようじゃないか」
 そういわれて路地裏へ。そこで……な、何でシャツをたくし上げなくちゃいけないんですか!?
「わかっていないようだね。キミはどちらかというと童顔巨乳の清純系だ。だからこそもっと恥じらいが大切なのだよ。キミは過去に相原君に大胆にアピールしていたね? それに少しの恥じらいを加えてみると……」
 ………な、なんだかかわいくなった気がします!
 というわけで、自分が口車に乗せられたと気づいたのは、シャツに手をかけ、あらわにしていく肌に佐野先生の荒い息を感じたときだった。
「くくく、恥ずかしいのかい? ノーブラで街中を歩いて、こんなにオッパイを膨らませているくせに!」
 はうぅん!……服をめくる手が止まりかけた瞬間、佐野先生の手が上がった裾からスルリと入り込み、ボクの乳房を撫で回してくる。そのくすぐったい感触に腰をゆすって離れようとすると、背中が壁に触れ……
 んぁああああああぁぁぁぁぁぁぁ……!
 思わず口から溢れた声に自分でも驚きながら唇を手で押さえるけど、もう遅い。佐野先生の手にオッパイをこね回されると、乳房全体が熱く疼きながらブワッと膨張し始める。
 脚の間には佐野先生の身体が押し込まれ、まるで下から挿入されてるかのようにボクの腰は先生の腰の上へ乗せられ、完全に浮き上がらせられながらズボン越しにゴリゴリと膨らんだものを……ダメ、ダメ、そこはぁぁぁ〜〜〜!
「こんなに乳首を尖らせて、イヤらしい子だ。せっかくボクが“指導”してあげているというのに」
 あうぅん! ふあうん!……身体が落ちないよう、先生の首に腕を、腰に脚を回し、ジーンズに股に大きなシミができるほど愛液をお漏らししてしまうボク。乳房を圧搾され、先端を扱きたてられると、目の前が真っ白になるほどに快感が走り抜けて……


  [No.221] Re: 弘二の夏休み日記・3 投稿者:鶴翼斬魔  《URL》   投稿日:2016/08/14(Sun) 10:34:48
Re: 弘二の夏休み日記・3 (画像サイズ: 60×20 1kB)

7月27日(1拓也に会えた・5ダーク系)
 ―――やっと…やっと先輩に会えた……
 僕の始めてを捧げたくても、ずっと会えなかった先輩。
 こうして女の身体になって……そして毎晩のように先輩のことを思って慰め続けた日々を過ごしてきたせいか、思い描いていたよりも何倍もイケメンに見えてしまう。
「へえ、話を聞いたとき花に言ってんだろうって思ったけど、本当に女になったんだな」
「その……変じゃないですか?」
 胸元の大きく開いたキャミソールからは90センチを超えるボクのたわわな乳房が今にもこぼれんばかり。他の男性にまで見られるけれど、先輩を誘惑するためなら……と頑張ってみたけれど、
「ふぁあぁぁぁ……!」
 ―――街中なのに、先輩、揉みしだいちゃダメ……あ、ふぁぁぁん……!
 周りに人がいるのに、先輩はお構いなしに歩きながら右腕でボクの身体を抱き寄せ、手の平でボクの乳房の重みを感じるように何度も揉みしだいてくる。
「んんっ……!」
 恥じらいに頬に熱が灯るのを感じるけれど、二の腕を先輩に寄せ、敏感な乳首をグリグリと押し込まれると、快感と恥ずかしさでボクの子宮がきゅんと啼き、うごめきだした下腹部からグチャッと粘つく音が鳴り響きだす。
 そんなボクの反応に気を浴したのか、先輩は巧みな手つきで責め立てていたボクの胸から手を放し、後ろから短いスカートをめくり挙げてきて指先を……
「んあァ……!」
 ―――指が、お尻に、やだ、後ろから、見られちゃう、先輩にいじられてるとこ、見られちゃうゥ……!
「お前、もう尻の穴出まで感じるようになったのか。もしかして、もう誰かに触らせたのか?」
 暴れそうになる自分の胸の下で腕を組み、お尻の穴で感じる羞恥に腰を揺すってこらえる僕の耳元。そこへ先輩の残酷で、どこか嬉しそうな言葉が注ぎ込まれる。
「先輩、ぼ、僕は……」
「俺もあんまり時間がないからさ……可愛がってやるよ、この尻穴をタップリと……」
「ちがっ! ボクは、先輩に、はじめてを……!」
 そんなボクの懇願に、どこか怖さを感じさせる笑みを浮かべて、先輩は僕をラブホテルへと連れ込んだ―――

「くァああああああああっ! やだ、お尻の穴で、僕、こんなに、くああああああン!」
 コンドームに包まれた先輩のペ○スが、卑猥な音を響かせて僕のアヌスを出入りする。
 括れたカリ首が肛門の肉をめくり挙げ、膨らみきった亀頭が直腸の奥を突き上げてくるたびに、一度も触ってもらえていない僕のおマ○コからは間欠泉のように熱い愛液が迸ってしまう。
 ―――ああ、僕、お尻におチ○チン咥え込んでる。それなのに、変な、気持ち、頭、イっちゃう、トんでっちゃうぅぅぅ!!!
 男のままなら嫌悪感しかない肛門の陵辱は、女になった今、相手が相原先輩では激しい絶頂感に未も心も揺さぶられているのに幸福感しか感じられない。
 鏡の前で大股を開き、触ってもらえない股間と淫核を自らの手で慰めながら、ケツ穴を締め付ける……締め付けてしまう。
「ああ、こうじの尻の穴、いい具合じゃないか」
「ボクも、僕も気持ちいいですぅ! 気持ちよすぎて、ふあぁあああ―――ッ! イっちゃう、んあッ! アアアアアアアアアアッ――――――!!!」
 首を大きく仰け反らせ、直腸の奥を激しく突き上げられる衝撃にガクガク全身を打ち震わせて愛液を噴出する僕……その姿は、先輩の腕に抱かれる最高の初体験をすると思い込んでいた僕の幻想を粉々に打ち砕き、なのに、僕は涎まで垂らして恍惚の笑みを浮かべていた。
「あっ! ああッ! お尻が、壊れひゃ、も、ラメ、イく、尻、も、お知りで、感じひゃうゥゥゥゥ!!!」
 絶叫を上げ、イき果てた僕はそのまま床に倒れこんだ。
 そんな僕の肌へ精液の入った使用済みのコンドームを叩きつけ、何の言葉もくれずにシャワーを浴びにいってしまった……


「は…ぁ……♪」
 ホテルを出るとき、会館で腰が抜けてしまっていたボクは満足に自分の足で歩けなかった。
 そんな僕の肩を先輩に支えてもらう。いつまでもそんな先輩の優しさを感じていたいと思っていたけれど……ホテルを一歩出たところで、その幸福は砂の城の様に儚く崩れさった。
「拓也……」
 目の前に、片桐先輩がいる。先輩の恋人で……でも先輩は、僕を選んでくれた。愛してくれるのだと、そう勝手に思い込んでいた僕は、
「悪い、遅くなった。少し遊びすぎた」
 僕から離れ、ボクの目の前で片桐先輩と抱き合いながら濃密に口付けを交わし始めた。
「んっ……もう、工藤くんが、見て……んんぅ………!」
「いいじゃんか。こうじはもう帰るって。お前も待てないんだろ?」
「バカ……それじゃ工藤くん、拓也を“返して”もわうね」
 その言葉に感じたボクの敗北感は計り知れない。それに、僕の処女は結局先輩に捧げていないのだから……ただ、先輩に僕は遊ばれただけなのだと、残酷な事実が胸に深く突き刺さる。
 ただ、
「こうじ」
「は、はいっ!」
 先輩に名前を呼ばれただけなのに、僕はないはずの尻尾を嬉しさで振りたくる犬のように反応してしまう。
「お前、バージンなんだよな」
「は、はい……そう、です……」
「だったら今度会うときまでに、ちゃんと捨てとけよ。そしたらおマ○コにもハメてやるから」
「せん、ぱ……い?」
 そう言葉を残し、片桐先輩とホテルの中へと戻っていった相原先輩。
 僕は……どうすればいいか、解らなくなった。

7月27日(4遊びにいく・5ダーク系)

 ズッ! ズチュ! グチュッ! ズチャッ!
「あああああっ! 奥が、いっぱい、なにこれ、うあああああっ!」
 初めてを奪われた苦痛と、今まで知らなかった快感、そして自分の中でそれらが混ざり合う困惑とで、奥は訳もわからず涙を流していた。
「くあああっ、たまんねぇ! こうじちゃんのおマ○コが、俺のチ○ポをキューッと締め付けてくるぜァ!」
「いやあああっ! やめて、もうイヤぁあああああああっ!」
「いまさらやめれるかよ。こんなにマ○コグシャグシャにしてビクビクさせてよ。お前も気持ちいーんだろ?」
「でも、こんなの、ひどいよォ……!」
「あー、マジでレ○プしてるみてぇ、興奮する、興奮しすぎて、出るわ、お、おおおおおおっ!」
「くぁああああああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」

 ―――この日、僕は最初に声をかけてきた男と初体験しようって覚悟を決めて家を出た。
 街に出て、ナンパスポットで暇そうにしていると、5分と経たずに声をかけられた。
 そのまま彼の部屋に連れていかれ……5分と経たずに犯された。
 三人がかりで。

「膣出しされてイってんの? エロすぎでしょ?」
「………」
 求められるがままにキスをされ、汗まみれの身体が離れる。
 そしてすぐさま次の男が挿れてきた。
「あああああああっ!!!」
「おマ○コの奥擦っただけで、イっちゃったよ。スゲぇおマ○コだな!」
 二人目の男が腰を振って、ボクの子宮の入り口へとペ○スを叩きつけてくる。
 三人は既に一巡してるから、これで五回目のSEX。他の二人は休憩中だろうけれど、重たい胸を弾ませ、休むことなく犯され続け、イき続けている僕は、意識を朦朧とさせたままとろけた吐息をこぼす。
 だけど男は肉棒を突き立ててきた。そして僕も男に合わせて腰を揺すっていた。
「ああ、嘘、僕の、中に、入ってる……突き刺さってるゥゥゥ!!!」
「おほっ♪ おマ○コ滅茶苦茶ビクビクさせてやがる。こうじちゃん、無理やり犯されてイってんのかよ!」
「わかんない、わかんないぃ! ああ、あはァ、キちゃう、んはァ、ヤァアアアアぁぁぁぁぁ!!!」

 汗と精液の臭いが充満した狭い部屋の中で、ボクはぶちゅ、ぶちゅ、と卑猥な音を響かせて三人の男に代わる代わる膣内射精される。
 ザーメンまみれの肉簿を唇へ捻じ込まれ、ノドの奥に粘つく白濁液を流し込まれ、オッパイもぬるぬるのベトベトにされて……

「イクイクイクイクイクぅうぅぅぅ♪ ああ、僕、おマ○コ、イっちゃう、おチ○ポでイっちゃうのぉぉぉ!!!」


 こうして夜まで犯され続け、やっと僕の最低で最悪の……思い出しただけでもおマ○コの疼く初体験が終わった。
 帰り際、まだ興奮の余韻の治まらない身体を持て余していた僕に渡されたのは、小さなメモリーカード。
 その中には……彼らがしばらくオカズにするといった「ボクの初体験」が記録されていた―――

(いったん休憩)