トラップ♪辱め100% 演劇鑑賞 投稿者:iro 投稿日:2016/07/11(Mon) 00:54 No.724 | |
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| 続きを待っている小説の更新が来ることを期待しつつ・・・ 今回は演劇物です。 現実で起こり得そう、という感じを私は重要だと思っており、その点やや微妙かな、とは思いましたが。
演劇で裸になるのは、以前この掲示板でも書かれていて、私も好きなシチュエーションなので書いてみました。
とりあえず導入部
美佳が講堂に入ると、明日に控えた演劇鑑賞のために先生や劇団員が準備を行っていた。 美佳の高校は全校生徒が入れる講堂があるのだが、入学式や卒業式以外では中々使う機会がない。せっかくだから学校行事で有効活用していこう、ということで毎年劇団を呼んで全校生徒参加の演劇鑑賞を行うのが恒例となっていた。 せっかく行うのだから、有名な劇団の素晴らしい舞台を観たい、というのは誰もが願うことだが、予算を考えればそうもいかない。そもそも講堂は劇場ではないのだから、やれることも限られている。 どの劇にするかは教師と一部の生徒が決めるのだが、講堂で公演ができて、かつ予算以内でできるだけ良い演劇は無いかと毎年頭を悩ませることになる。 美佳も生徒会の一員として劇の選定に参加したのだが、そこでとんでもない劇が採用されたのだ。それは「レオニダの小便少女像」というふざけたタイトルだったのだ。 この劇はレオニダという架空の町で広場にある小便少女像の前で様々な人間ドラマが繰り広げられるらしく、そのふざけたタイトルに反して評判が良かった。しかも予算や劇団の規模の関係で都合が良く、賛成する人が多かった。 美佳は当初反対したのだが、調べてみるとこの劇はあえておかしな題材を選び、その上で内容をまともに作ることで意識的な段差が感動を生み出す、という意図で作られており、決して低俗ではないことが分かった。それでも破廉恥な事が嫌いな美佳は反対したかったのだが、「題名だけで内容を見ずに否定するべきじゃない。」と押し切られてしまった。
(やっぱりこれはちょっと抵抗があるわね…) 講堂の机に置かれているパンフレットを一部取り、ざっと見る。表紙に大きく書かれたタイトルを見ると、やっぱり断固として反対すべきだったという気持ちになる。一応卑猥なではないことは最低限確認してあるのだが、他の女子たちが不快な気持ちになったりしないだろうかと不安になる。 (とはいえ今心配しても仕方がないわ、無事に終わることを祈るしかないわね。) 美佳は、舞台の準備を手伝うことになっており、明日も忙しくなるだろう。今日は問題なく準備が進んでいることを確認して講堂を後にした。
そんな美佳の知らないところで、美佳をはめるためのトラップが着々と準備されていた。 生徒たちにとっては小便少女像の劇が選ばれたのは、予想外の幸運だった。是非とも劇を利用して美佳を辱めたいところだが、中々劇団側と接触できずやっと会えたのは演劇鑑賞の1週間前になってしまった。 「・・・というわけで、この副会長を辱める作戦に協力して欲しいんです。」 男子生徒が作戦を説明して協力を求めたが、劇団側の責任者の反応は良くなかった。それもそのはずで、一人の女子生徒を辱める作戦に社会的立場がある人がそう簡単に協力するとは言えない。 しかし女子生徒の説得が始まると流れが変わった。 「お願いです、私たち、友達の仇を取りたいんです。」 なんと、女子生徒は今まで美佳を罠に嵌めて撮った写真を出し、この写真は副会長によって辱められたとある生徒の物だ。と言ったのだ。その生徒は副会長に逆らったことで辱めを受け、転校してしまった。その仕返しを副会長にしたいのだ。と 男子生徒は、それは副会長であり、辱めたのはお前らだろうと突っ込みたかったが、劇団の反応が変わったのを見て黙っていた。女子生徒はさらに美佳の悪行をあることないこと吹き込み、ついに説得に成功した。 「うーん、まぁ劇が問題なくできるなら、協力しても良いけど。」 「わかりました。」 男子生徒は女子の厚顔無恥なやり方に震えつつ、劇団側の協力を得られて喜んだ。
演劇鑑賞当日、美佳は舞台袖の小道具の確認を行っていた。といっても美佳が舞台道具に詳しいわけはなく、見回りといっても形ばかりだ。 (ちゃんと整理されているわね、これなら問題なさそう。それにしても色々な物があるのね。) 美佳が舞台袖を見回していると、股を開いてしゃがんだ全裸の女性の像が目に入った。 (あれが例の像ね。・・・これも確認しておかなくちゃ。) 像は遠目だとリアルな女性の像に見えるが、近寄ってみると細部は粗くあまり生々しさは感じない。これなら大丈夫か、と美佳は少し安心した。 少女像に注目していた美佳は、足元に薄い布が敷かれていることに気が付かなかった。生徒たちは隠れていた物陰から素早く布を引いた。予想通り、美佳は足を取られて美佳は少女像の方へ倒れこんだ。 「あっ」 運動神経が良い美佳は思わず手を前に突き出したが、そのせいで少女像を思い切り押す結果となった。それでも美佳の体は止まらず、ガタガタという音と主に美佳と像は床に倒れこむことになった。 「いったぁ」 幸い美佳は大した怪我は追わなかったのだが、立ち上がって一緒に倒れた像の様子を見て顔を青ざめた。 少女像は生徒たちによって簡単にバラバラになるように細工されており、到底すぐには直せないほど壊れてしまっていた。劇団の人にお願いして練習用の像を持ってきてもらっていたのだ。 そんな事とは知らずに、壊れてしまった像を手に取る美佳を追い詰めるために、生徒たちが音を聞きつけた振りをして集まってきた。 「なんだ?大きな音がしたけどどうした?」 「あ!像が・・・何があったの?」 「その・・・、私が。」 美佳が何かを言う前に、教師や劇団員までもが舞台袖に集まってきた。そして像が壊れたことで騒がしくなってきた。 「何があったんですか?」 「私たちが来た時にはもう壊れていて・・・副会長が何かやってたみたいだけど。」 「饗庭、お前が壊したのか?」 美佳は何も隠さず自分がやったことを話そうと思い口を開いたのだが、そこで遮られた。 「副会長、この劇に反対してて・・・もしかしてわざとやったんじゃ。」 「何!?饗庭、わざとやったのか!?」 美佳に怒鳴っている体育教師もこの作戦に協力していて、生徒たちの扇動に乗って美佳を叱るような口調になっていた。 「違います!ここで、転んでしまって。わざとじゃないんです!」 そういうものの、美佳を見る目には疑いの色があった。 「ちょっと、待ってください。確かに私は劇に・・・、ちょっとだけ反対してましたけど。妨害しようとなんて思ってません。それより、早くこの像をなんとかしないと、私のせいで壊れてしまったのですから、協力しますから。」 美佳としてはわざと妨害しようとしたなんて、絶対に思われたくない。美佳亜は像を直せないか?、あるいは何か代わりになるような像が学校にないかと聞いたりと今の事態を解決するための色々な提案をした。 中々上手い方法が決まらず、美佳に焦りが募ったところで、ある女子生徒が口を開いた。 「私、副会長が本当になんでもするっていうなら、良い案があるんだけど・・・でもさすがにちょっと大変すぎかなぁ・・・」 「何?大丈夫、私ができることならなんでもするわ。」 美佳はすぐにその言葉を後悔することになる。その良い案、とは、美佳がボディペイントをして小便少女像を演じるというものだったのだ。
なんでもすると言ってしまった手前、美佳はそれはできないとは言わなかったのだが、劇団の人に像が服を着ていてはいけないか、あるいは大股を開くようなポーズじゃないとダメなのかと何とか恥を少なくできない頑張っていた。 美佳のトラップに協力している劇団員がそれを認めてくれるはずもなく、絶対に像は全裸で股を開いてしゃがまないとダメだとはっきりと言った。
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| Re: トラップ♪辱め100% 演劇... ぺた@ぺん - 2016/08/05(Fri) 17:09 No.725 | |
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| 小説が停滞しててすいません。 このシチュは本当に現実に起こりそうで興奮しますね。 |
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