☆後日談「礼璃んとの会話にて」☆
「ふ〜ん、そんなことあったんだ」
「ううっ、あの時はすごく恥ずか
しかったよぉぉ〜」
「まあ、誰でもそういう失敗はあ
るわよ。そういや栗と言えば甘栗
買ってきたんだけど食べる?」
「うん、食べるたべる♪」
「実はこの礼たん、自慢じゃない
けど甘栗を食べる速さは誰にも負
けないのよ〜」
パキンッ。パキンッ。パキンッ。
(甘栗を次々と割る音)
「うわぁ♪礼璃んったら早いっ。
まだこっちは2個目だよぉ〜」
「そんなに遅いと、礼たんがさっ
さと食べちゃうわよん」
「ずるいよぉ〜、まだ3個目だよ〜」
「それなら、礼たんがさっちんの
分もしようか?」
「いいの?」「いいわよ♪」
(大声で)「じゃあ、私のクリも
剥いてぇぇ♪」
くすくす「どっちのクリ?」
「ああああっっ!しまったぁ..」
また同じ失敗を繰り返してしまっ
た沙智菜ちゃんであった。
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