☆後日談☆
「お母さん、ジュース駄目にして
ごめんなさい〜」
「気にしなくていいわよ♪また、
すぐに作ってきてあげるから♪」
そう言って、すぐに新しいジュース
を作って持ってきた沙智菜ママ。
「ごめんなさい〜、わざわざ作り
直してもらって..」
「そんなことしなくていいわよ〜」
やけにニコニコしてるママに少し
不安を覚える沙智菜だった。
そして夜、不安が的中する言葉を
帰ってきた沙智菜パパから聞かさ
れたのであった。
「今日、お前が作ったジュース、
美味しかったぞ。ママ以上にいい
味してたぞ」「えっ?」
離れたとこで口を押さえて笑いを
こらえていた沙智菜ママのとこに
慌てて問いただすことにした。
「私が作ったって..まさか」
「パパは幸せよね〜娘の愛情入り
のジュースが飲めるなんてね♪」
「ぁぁぁっ!うそぉぉぉーーー」
事実を知らないとは言え、一番
美味しい目にあった沙智菜パパ
であった。
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