お父さんと一緒にお風呂に入ったこと
を言えないまま夜ご飯となった時のこ
とであった。
(お父さんとあんな事をしちゃったな
んてお母さんにどう言えば..)
「何か変ね?お父さん、沙智菜ちゃん
と何かあっちゃったの?」
(・・・わぁぁ!!お父さんに聞かな
いで!!)
「ああ、私が悪いんだよ。悪酔いして
沙智菜とお風呂に入ったんだ」
「ぅぐ!!」ゲホゲホゲホ!
(何いきなり本当の事を言うのよ!!)
「あらあら、沙智菜ちゃん。もうちょ
っと落ち着いて食べなさい」
「あ・あの...お・お母さんっ..
わ・私背中をただ..」
「背中を洗ってあげたんでしょ?いい
事じゃないの」
「そ・そうだけど..」
「どうせ、お父さんが酔っ払って悪ふ
ざけしただけでしょ?それぐらい大目
にみなさい」
「すまんな..沙智菜。せっかく背中
を流してくれたと言うのに」
「・・・・・・わ・私は別に..」
「お父さんのことだから沙智菜ちゃん
を裸にして胸でも揉んだったんでしょ?」
「さすが..母さん。どうやらお風呂
で沙智菜の胸を揉んでしまって」
「ぉぐ!!」グホゲゴゴホッ!!
(なんで一番やばい事言うのよ!!)
けど、全然お母さんは動じることもな
く明るく聞いていたのであった。
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