「ちょっとお父さん。何、上半身裸に
なってるのよ」
「おおっ、沙智菜かぁ〜見てわかんね
ーか?やきゅーけんだよ。あの
姉ちゃんつよいんらよー」
「んもう、いい年してそんな事を・・・」
「いいんらよぉぉ〜これも大人の付き
合いってもんらひょぉぉ〜」
「どっちにしても、その姿、娘として
恥ずかしいのよぉ..」
そう、すでに何回か負けて上半身の方
は裸になっており、脱いだネクタイを
頭に巻いているという見事な酔っ払い
の姿になっていました。
そんな酔っ払いのお父さんが何と私に
すごいお願いをしてきたんです。
「そうだ!おい、お前がおれのかたき
を取っひぇくれぇぇ!」
「おっ!いいねー親父さんのかたき
を取ってやれよー」
「そ・そんなー」
「へへっ、いいわよん♪お姉さんが
相手になっちゃるぅぅーー」
(ううっ、酒くさい..みんな酔っ
払ってるよぉぉぉーー)
「さあ!!勝負ぢゃ!あはははは!」
「えっ?ちょっと本気なんですか?」
「本気♪本気♪お姉さんはっ強いの
ぢゃぁぁーー」
「いいぞぉぉぉーー親父さんのかたき
でやっちゃえーーー」
「う・うそぉぉぉぉぉぉーーー」
何だか知らないうちに野球拳をする事
になってしまいましたぁ〜
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