お昼すぎのホームでは今日も騒がしい者が、はし
ゃぎながらやってきた。
それは小学生低学年の女の子たちであり、「おし
ゅうちさま」の対象には数年足りないので、ただ
の騒がしい集団でしかない。
顔も可愛く、発育もいい感じのため、あと7・8
年も経てばどの子も素晴らしい女性になるだけに
残念な思いで見ていた「おしゅうちさま」。
そんな中、相変わらずステッキみたいなおもちゃ
を振り回して遊んでいる女の子たち。
どうやら魔法少女のアニメで主人公が持っている
ステッキのおもちゃで遊んでいるらしい。
「プリリパ、パレラ〜婦警さんになぁれ〜」
「私はスチュワーデスさん」「私はナース」
「じゃあ私は保母さん〜」
その言葉を聞いて何かを閃いた「おしゅうちさま」
が女の子たちのステッキに力を与えたのだ。
そして、力を含んだステッキで唱えた女の子の身
体が何とアニメと同じに17歳の女子高生時に成長
したのだ。
ただし、アニメの様に服が変化するわけではなく
服がそのままでビリビリに敗れた恥ずかしい姿に
なってしまった。
見事なおっぱいやいろんなとこが丸出しになって
もしかしたら泣いてしまうかとハラハラした「お
しゅうちさま」だが、どうやらそれは無く、大人
になった事に大喜びしていた。
こうして、夢見る女の子の夢をかなえてあげた
「おしゅうちさま」であった。
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