フェレくんの見事な技を肴に昔話に盛り上がる
「おしゅうちさま」とフェレくん。
姿が上手く隠せないフェレくんにとっては、いろ
いろと苦労をしていたみたいです。
<えっ、今はどうしてるかって?実はなぁ〜俺っ
ちが飢えで倒れてたとこを助けてくれた女が居て
なぁ〜。そいつに惚れちまったのよ>
どうやらフェレくんは何と飼われているみたいで、
その飼い主についても語り始めた。
<俺のご主人様はなぁ〜弱いくせに正義感が強くて、
そのせいでよく絡まれてしまうんだ。だから俺っち
が守ってやらねーとな>
フェレくんの言葉に感動する「おしゅうちさま」の
耳にある少女の悲鳴が聞こえてくる。
「や・やめてください..私はただ注意しただけで」
「それが、うざってーんだよ」
「少し痛い目にあわせてやるか」「いいね〜」
どうやらガムを吐き捨てた女子3人に注意した少女
が逆に囲まれて足蹴にされていたのだ。
「こいつ、マジ弱いじゃん〜」
「いっそ、裸にひん剥いちゃおうか」「それウケル」
「痛いです..や・やめてください」
いい様に苛められてる少女のとこに、いつの間にか
フェレくんが彼女たちの輪の中に入っていたのだ。
<麻子(あさこ)ちゃん..イジメタ..>
「ん?今こいつ喋らなかったか?」
<麻子ちゃん〜いぢめたぁぁぁ〜〜>
「ちょ・ちょっとフェレくんタンマ〜」
<か・ま・い・た・ち・の術ぅぅ〜>
再び、一瞬にして辺りには渦のような大風が起こった
が今度は服が飛ぶだけで済むだけではなく、彼女たち
が空中で回転しながら昇天していったのだ。
どうやら麻子ちゃんパワーが加わると快感まで与える
ことが出来るようである。
ただ、この技の弱点は輪の中心にいる麻子ちゃんの服
も飛んでしまうことである。
<今日も見事なFパイだね。麻子ちゃん>
「この馬鹿フェレ〜」ゴツンッ
タンコブを出来たフェレくんを担いでダッシュで逃げ
る麻子ちゃん。
残ったのは全裸のまま、昇天の余韻を楽しんでいる
彼女たちであった。
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