麻子ちゃんっっ〜いぢめたぁぁ〜(挿絵:さばにしきさん)

※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。
【おしゅうちさま 第8話】より抜粋。
フェレくんを飼っている麻子ちゃんがいじめられてるのを見て怒るフェレくんであった。

フェレくんの見事な技を肴に昔話に盛り上がる 「おしゅうちさま」とフェレくん。 姿が上手く隠せないフェレくんにとっては、いろ いろと苦労をしていたみたいです。 <えっ、今はどうしてるかって?実はなぁ〜俺っ ちが飢えで倒れてたとこを助けてくれた女が居て なぁ〜。そいつに惚れちまったのよ> どうやらフェレくんは何と飼われているみたいで、 その飼い主についても語り始めた。 <俺のご主人様はなぁ〜弱いくせに正義感が強くて、 そのせいでよく絡まれてしまうんだ。だから俺っち が守ってやらねーとな> フェレくんの言葉に感動する「おしゅうちさま」の 耳にある少女の悲鳴が聞こえてくる。 「や・やめてください..私はただ注意しただけで」 「それが、うざってーんだよ」 「少し痛い目にあわせてやるか」「いいね〜」 どうやらガムを吐き捨てた女子3人に注意した少女 が逆に囲まれて足蹴にされていたのだ。 「こいつ、マジ弱いじゃん〜」 「いっそ、裸にひん剥いちゃおうか」「それウケル」 「痛いです..や・やめてください」 いい様に苛められてる少女のとこに、いつの間にか フェレくんが彼女たちの輪の中に入っていたのだ。 <麻子(あさこ)ちゃん..イジメタ..> 「ん?今こいつ喋らなかったか?」 <麻子ちゃん〜いぢめたぁぁぁ〜〜> 「ちょ・ちょっとフェレくんタンマ〜」 <か・ま・い・た・ち・の術ぅぅ〜> 再び、一瞬にして辺りには渦のような大風が起こった が今度は服が飛ぶだけで済むだけではなく、彼女たち が空中で回転しながら昇天していったのだ。 どうやら麻子ちゃんパワーが加わると快感まで与える ことが出来るようである。 ただ、この技の弱点は輪の中心にいる麻子ちゃんの服 も飛んでしまうことである。 <今日も見事なFパイだね。麻子ちゃん> 「この馬鹿フェレ〜」ゴツンッ タンコブを出来たフェレくんを担いでダッシュで逃げ る麻子ちゃん。 残ったのは全裸のまま、昇天の余韻を楽しんでいる 彼女たちであった。