第10の部屋、最後のゲーム(前)(挿絵:さばにしきさん)

※時々CGと文字が重なる場合がありますので、その時は1回再読み込みしますと直ります。
最後のゲームが始まると、羽里歌は既に挿入されてる模造男根を
上下に動かし、透明円筒の赤い球を押し上げることになった。

第10の部屋、最後のゲームが始まった。 このゲームは透明円筒の赤い球を1番上の 目盛りまで押し上げるとクリアとなり、時 間は無制限だった。 赤い球を押し上げるには、空気ポンプとな っている模造男根を上下に動かし、円筒の 中に空気を送り込まなければならない上に、 連続して動かさないと、球は重みですぐに 下がってしまう。 模造男根はゲームが始まる前から羽里歌の おま●こに挿入されていて、羽里歌が爪先 立ちになっても抜けないように調整されて いた。 しかも、模造男根には悪戯心を秘めた装置 が組み込まれており、不定期にピストンス トロークが長くなったり、勝手にピストン してタイミングをずらしたり羽里歌を悩ま せるようになっていた。 羽里歌は何度もイッてしまい、その度に動 きが止まり、球が下がってしまう。 もちろん、その様子を羽里歌の座っている 鞍状の椅子に設置したカメラとマイクで見 守られていた。マイクは羽里歌の声を大音 響で増幅し、会場全体に響き渡らせ、首輪 に設置されたマイクで羽里歌の嬌声も逃さ ずに拾うのだ。 模造男根のピントン刺激が少ない瞬間を見 極めるために、羽里歌は目を見開き、集中 力を高めた。ゆっくりと息を吸い込み、腰 に力を込めて赤い球を押し上げていくので あった。