「あの..これ義理ですが、バレンタイン
のチョコです..」
「チョコって言っても葉須香ちゃん、もう
3月なんだけど..」
「まあ、でも葉須香ちゃんらしくていいな♪」
お世話になった男子たちに忘れて遅くなった
チョコを配る葉須香ちゃん。
まあ、一応この人にも義理の義理だけど、
チョコを送る葉須香ちゃんであった。
「先生にもチョコです..」
「すまんな、葉須香」
義理チョコが入った紙袋を開ける笛地だが、
とんでもない物が入っていたのだ。
「おい、葉須香。これはチョコじゃなくて
ショーツだぞ」
「きゃぁぁぁっ、すいません。それ昨日
買ったショーツでした」
間違えて買ったショーツが入った紙袋を
渡してしまった葉須香ちゃんであった。
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