XC'mas2009 金髪サンタの贈り物? 後編


「ダメ・・・・・・これはあたしのおチンチンなんだから・・・ん、チュ・・・・・・」
「ケイト、明チャンのおチンチン初めてですネ・・・・・・だから遠慮は・・・タクヤちゃんが・・・・・・アム、ンッ、ンンぅ・・・・・・」
「しゃべっちゃ・・・んんっ! 出ちゃう、そんなに激しくされたら、僕、僕、先生、ケイトさん、ああ、あああ〜〜〜!!!」
 バイトが終わるやいなや、裏路地に明くんの悲痛にも似たあえぎ声が響きわたり始める。
 元々男であるあたしと、経験豊富なケイト。ともに男のツボを隅々まで知り尽くしたあたしたちは、サンタクロースの衣装を着替えることもせずに三人連れだって路地裏へと移動し、腰をかけるのにちょうどいい非常階段に明くんを座らせて、ズボンから引っ張りだしたおチンチンにお互い競い合うように舌と唇とを絡めていた。
「明チャンののおチンチン、もっとカワイイカワイイかと思ってたら・・・・・・とってもリッパですね・・・・・・♪」
 そりゃもう、最初は皮をかぶっていた明くんのおチンチンも、あたしとエッチの経験を重ねてきて、今ではあたしの子宮口をズンズンと突き上げるほどの魅力あるペニスへと成長している。しかも、女の子と言っても信じてもらえそうな小柄な体格には不釣り合いな15センチ。手で握りしめればプルプルとしそうな瑞々しさはそのままに、カリ首は膣壁をかきむしってあたしを喜ばせるために大きく開き、膨れ上がった亀頭には一晩中でもあたしの膣内へ注ぎ込み続けられるほどに射精欲求をみなぎらせている。
「ケイト、明チャンのおチンチンから搾った生クリームを今すぐ飲みたいですネ・・・・・・♪」
 クリスマスの寒空の下でも萎縮して縮むどころか、淫熱をまき散らして固くそそり立つ勃起の先端に、頭にかぶった赤いサンタ帽と金色の髪を揺らしながらケイトが口を付ける。最初はにじみ出た先走り液をついばむように小さな割れ目へ唇を滑らせ、丹念に舐め擦ってからおもむろに口に含む。そして唇をカリ首にかぶせると、小刻みに頭を振って何度も出し入れを繰り返す。
「ンイイイッ・・・! ケイトさん、そんなにされたら、もう・・・!」
「んんッ、んふっ、んんっあむっれろっんむゥ・・・・・・ラ、ラメ・・・ケイトも明チャンの真っ赤なイチゴしゃぶって興奮してきちゃいましたネ・・・・・・」
 明くんのおチンチンをくわえたまま、ケイトはサンタ服をはだけて下に着ていたシャツをまくりあげる。フェラのリズムに合わせて悩ましく揺れるたわわな膨らみは学生時代より、想像以上にボリュームを増しており、自分の指先を食い込ませるとどこまでも深くめり込んでいく。
「んふ・・・ゥ・・・・・・アむ・・・じゅる・・・・・・」
 サンタクロースの服装に合わせた真っ赤なブラに包まれた巨乳が次々と形を変える。まるで自分の手で持み潰さんばからりに荒々しく揉みしだくと、金色の髪のサンタクロースは甘く潤んだ鼻息を漏らし、年下の明くんの肉棒を深くノドの奥へと飲み込んでいく。
「あ、あっ、あァ・・・・・・ケイト、さん・・・あぁ、あああああ・・・・・・ッ!」
「ふふ〜ん、あ・き・ら・く〜ん♪ ケイトのフェラってそんなに気持ちいい〜?」
「え・・・・・・ち、ちがいます、けど、あの、こういうことをされたら・・・・・・・・・あフゥウウウん!!!」
 あたしではなくケイトのフェラに顎を突き出して喘ぐ明くんににっこり微笑みを向けたあたしは、こめかみがヒクヒクしているのを感じながらたっぷりと唾液をまぶした右手の中指をずり下ろされ掛かっているズボンの中に滑り込ませ、まだあまり弄んだことのないアナルをゆっくりなぞり、窄まりへと指先を押し込んでいく。
「あ・・・んイッ!・・・・・・ハァ、ンッ・・・・・・・・・!!!」
 さすがにここで肛門の処女を散らしたりなどはしない。でも外で長時間ケーキ売りをしていた指先は手袋をしていても冷たく凍えている。そんな氷の指先に温もりが伝わる代わりに、逆に冷たさを肛門括約筋に押しつけられた明くんは大きく身震いしながら、ケイトの口内に迸らせようとしていた射精の大波を急遽押しとどめる。
「セン・・・セ・・・・・・ごめんなさ・・・ゆ、許して・・・・・・んヒャア!!!」
「ワオッ! 明チャン、おチンチンがケイトの口の中でビクンビクンしてますネ。お尻の穴でも感じちゃうんですネ? まるでタクヤちゃんみたいで可愛いですネ♪」
 ーーーいや、可愛いとか言われちゃうと、お尻のことを否定したくても否定できないんだけど・・・・・・
 括約筋を締め上げ、こみ上げる精液を途中で押しとどめられたおチンチンの苦しそうな脈動はあたしの手にも伝わってきている。
 指先が敏感な窄まりの周囲をくすぐるように円を描き、放ちたくても放てない苦しさに愛しい教え子が見もだえしているのを見ていると、ケイトでなくても背筋がゾクッとする嗜虐的な興奮が胸に沸き上がってきてしまう。唇を舐め回し、火照りを帯び始めた呼吸にあわせて張りつめていくような乳房を服のボタンをはずして露わにすると、フロントホックの淡いブルーのブラもはずして解放感に身を震わせながら、ペニスとアナルの同時攻めで苦しげに喘いだまま非常階段に腰掛けている明くんの腕に身をすり寄せる。
「ほ〜ら、明くんの大好きなオッパイケーキのプレゼントよ」
「・・・・・・・・・食べても・・・いいんですか?」
 躊躇と、けれど隠しきれないほどの期待と興奮を声に込め、ノドを鳴らして訊ねてくる明くんに、あたしは淫靡な微笑みを浮かべながら小さな頭を乳房の谷間に抱きかかえることで答える。
「せ・・・先生っ!!!」
「きゃうん! や、最初からそんなに・・・・・・ああ、あんぅぅ・・・・・・す、吸いすぎよ、ダメ・・・んああ、んはぁあぁぁぁ・・・・・・!!!」
 ケイトのフェラで絶頂をいつ迎えてもおかしくないのに、明くんはあたしの敏感な突起の形をなぞりあげるように舌を絡みつかせてくる。
「んん……」
 ピチャピチャと男の子のおチ○チンをなめしゃぶるイヤらしい音が裏路地に鳴り響く中、それに負けないほどに音をたて、突き立てのお餅を頬張るように乳輪を大きく咥えられると、これが初めての行為というわけではないのに、胸の奥からとめどなく喜悦の波が沸き起こってくる。回数を重ねるほどに、最初はぎこちなかった愛撫の手もあたしを喜ばせる様になり、たわわなふくらみを揉みしだかれると、腰に腕を回されたあたしの体からは汗が吹き出しそうなほどに興奮が高ぶってきて歯止めが利かなくなってしまう。
 ―――きょ、距離をあけなきゃいけないのに…あああ…なんでこんなにエッチが上手に…ああ、んはぁあああぁ……!!!
 気がつくと、あたしは明くんのズボンの中からアナルをくすぐっていた手を引き抜き、もっと乳首を吸ってほしいと言わんばかりに頭を抱きしめてしまっていた。それに応えるように、ケイトのフェラで達してしまいそうになるのを眉をしかめて必死にこらえながら、明くんは乳輪を甘噛みし、それにたまらずズボンの中へ愛液を溢れさせてしまったあたしはギュンッと喉を反り返らせてむせび泣いてしまう。
「あ、明くん、じょう…ず……だめ、そんなに吸われたら、あたし、ダメ、気持ちよくて、おっぱいがとろけちゃうゥゥゥ!!!」
「タクヤちゃん、ものすごくイヤらしい顔してますネ……ねェ明チャン、今度はケイトのおっぱいケーキを食べてほしいですネ……♪」
 顔を上げたケイトが非常階段に座り込んだまま息を乱して動くこともままならない明くんの目の前でズボンとショーツを脱ぎ捨てる。そしておもむろにあたしを押しのけると、明くんに抱きつくようにそそり立つペ○スの上へと腰を下ろし、グチュリとイヤらしい粘液音を響かせて亀頭を濡れそぼった蜜壷の中へ飲み込んでいく。
「んフゥううううううゥ……! 明チャンのクリスマスツリー……た、タクヤちゃんが夢中になるのもわかりますネ……」
「ああッ、ケイトさん、ケイトさァん!!!」
 強く抱き合いながら、明くんのおチ○チンが上下に動くケイトの膣内へと何度も突き入れられる。
 明くんのとっては二人目の……あたし以外の女性との初めてのSEX。目の前で揺れるあたしよりもボリュームのあるケイトの乳房に吸いつきながらも、限界が近いはずのペニスを深くケイトのヴァギナへと押し込んでいるのを見ていると………本当は、こうなることを喜ぶべきはずなのに、行き場を失った体の疼きがさらに昂り、たまらず自分の手指で唾液の滴る乳房の先端をいじりだしてしまう。
 ―――もう少しで…イけそうだったのに……おっぱいを……明くんに舐めしゃぶられながらイけたのにィ……
 下唇を噛みしめながら、あたしの左手は大きなシミができてしまったサンタ服のズボンの中へ。そのままショーツの中で恥丘の割れ目に沿って指先を滑らせると、
「んッ……!」
 二人のSEXを見て、さらに増えた愛液が指先にからみつき、ビルの壁にもたれかかりながら無言で身体を震わせる。
 ―――明くんとは別れなくちゃいけなくて……だからケイトに目の前で取られたって…あたしは…なんとも…思って……!
「はァ、はァ、ク…ひィん! ケイトのおマ○コの、いいとこに当たってます…ネェ!!! ふあッ、ああッ、ナカで、このままナカでェ〜〜〜!!!」
「あ…ああァ……!」
 ケイトの喘ぎ声が響き渡る路地裏で、あたしの指は空しさを感じている身体を一人さみしく慰める。明くんのおチ○チンよりも細い指先をつぷっとおマ○コに押し込み、まるでおしっこのように愛液を滴らせながら張りつめた乳房の先端を指先でついばむ。
 膝をよじり、サンタの帽子をかぶったままの頭を垂れながら、それで求められない自慰の指。コクっと喉を鳴らして唾を飲み込むと、自分の情けなさと嫉妬深さを感じながら、それらをぬぐい去るために包皮から飛び出した淫核を摘んで揉み回す。
「んはぁぁぁ……!!!」
 低い声が喉の奥から押し出され、子宮が狂おしいほどにビクビクと痙攣する。
 感じるのに、何も明くんに愛撫される必要はない。自分の指でだって、こんな路地裏の奥でだって、あたしは見境なく感じてしまうほどのイヤらしい女なのだ。その気になれば、男の人を逆ナンしてクリスマスの夜を過ごすことだってできるのだ。
 それなのに……あたしが一番ほしがっているのは、事もあろうにケイトのおマ○コに突き刺さっているおチ○チンだ。浅く挿入した指先に明くんのおチ○チンの感触を重ね合わせるだけで、このクリスマスの寒空の下で、あたしのおマ○コは蛇口が壊れでもしたかのように熱く煮えたぎった愛液を噴出し、内股を緊縮させながら腰をガクガクと揺すりたててしまう。
「あッあッ、ふああああああァん! イっちゃいます、明チャン、ンアッ、ハアァ、ンアアアアアアアアアア―――ッ!!!」
「―――――――――ッ!!!」
 キツく閉じ合わせた目蓋の向こうからケイトの絶頂を告げる甲高い声が響き、それとほぼ同時に、明くんが冬休みの間に溜め込んでいた精液をケイトの膣内へまき散らしたところを想像しながら、愛しい教え子を奪われる狂おしい感情の中で自分の指をキツく食い閉め昇りつめてしまっていた。
 ―――なんで……こんなに悔しい思いをしてるのよ……
 胸の中で渦を巻く暗く激しい感情の一方で、なかなか震えが収まろうとしない体の奥には虚しさが広がっている。ヴァギナが大きな脈動を繰り返しても、まるで射精でもしているかのようにドプッドプッと愛液を噴き出しても、噛み締めた奥歯の間から滲み出る苦い味は無くならず、それどころかそれが口の中いっぱいに広がるほどに、目の奥が熱を帯びてくる。
 ―――やだ、なに泣こうとしてるのよ……
 自分が手取り足取り教えてきた生徒が、別の女性を知ってあたしから離れていく……それはどこか、あたしの大切な人が遠く離れて行った時のことを思い出させる。それはきっと、あたしが身も心も許し、自分が女性である幸福を感じられた唯一人の相手だから。
 ―――でも……しょうがないじゃない。あたしは男に……いつかきっと男に戻るんだから……!
 裏路地に吹き抜ける風は冷たく、興奮で火照った肌も瞬く間に冷えてしまう。
 顔は上げられない。上げればきっと、余韻に浸ったまま抱き合うケイトと明君の姿を見てしまうから。そしたら……あたしは、痛いぐらいに目の奥にたまっているものを押しとどめられなくなってしまう。
 ―――泣いたら、あたしは……
 もしケイトに奪われていなかったら、こんな思いにならずに済んだ。あたしが明くんの性欲を一身に受け止めてあげていれば、いつものように優しく抱きしめてあげて、そこで満足してそれ以上の気持ちに気付くことはなかったはずだった。
 ―――気づいたのは、こんなに寂しい思いをしたから……
 浅く指を差しいれたままの窄まりは、まだ物欲しそうに緊縮を繰り返している。あたしは自分が何を考えているのかを無理やり頭の外へと追い出すと、未練を振り払うように指を引き抜き、極力ケイトたちの方を見ないようにとサンタクロースの衣装を掻き寄せる。
 すると、
「先生……行っちゃヤダ。僕を置いて行っちゃヤダァ!!!」
「え……あ、明く―――」
 あたしの言葉が、年下の少年の不慣れな口付けで強引に遮られる。必死に背伸びをして、壁にあたしの両手を押し付け、何度も前歯が当たるような全然ダメな口付けで……だからこそ、あたしを求めているのがわかってしまう情熱的なキスに、あたしはただただ目を見開いて身体も思考も硬直させてしまう。
「僕……我慢したよ。先生が好きだから、先生としたいから、先生とだけSEXしたいから!!!」
「明…くん……!?」
「好きなんだ! だから離れていかないで、先生!!!」
 これは……そういうことなのだろうか? 言葉通りに受け止めてもいいのだろうか?……あまりに突然の告白で何と答えていいか分からずに、今にも泣き出しそうな顔をしている明くんに返す言葉に言いよどみながら視線を周囲に巡らせていると、サンタクロースのズボンを履き直そうとしているケイトとふと目が合う。
「ぶう、ケイト、せっかく今日は安全日でしたのに、おいしいところはタクヤちゃんに持って行かれちゃいましたネ」
 見ると、ショーツも履かずにズボンを履こうとしているケイトの股間は、濡れてはいるものの精液が滴り落ちているような様子はない。その代りに、あたしの下腹部には固くなっているモノがグイグイと押し付けられていて、それはとても射精したばかりのモノとは思えない勢いで、つまりは……明くんはケイトに射精しなかったと言うことだ。
「タクヤちゃん」
 服装を整えたケイトが、去り際にあたしの眼を見て、片目を閉じてみせる。
「もっとスナオになったらいいと思いますネ。これはケイトからのクリスマスプレゼントですネ♪」
「ど、どういう意味よ、それは!?」
「おシワアせに〜って意味ですネ♪ それじゃお邪魔虫は馬にケられて退散ですネ〜♪」
「ケイトぉぉぉ!!!」
 ―――な、なによ、人の相手をいきなり奪ったかと思ったら意味ありげな台詞残して立ち去ってェ!!!
 金色の髪をしたサンタクロースが視界から消えると、路地裏にはあたしと明くんが取り残される。
 あたしは乳房をさらけ出して、股間には熱いお汁で大きなシミを作って……
 明くんはケイトの中を深々と刺し貫いてぐっしょり湿ったおチ○チンをそのままに……
 こんなのがクリスマスプレゼントだなんて……あたしはどんな表情をしていいかわからないけれど赤くなっていることだけは確かな顔に無理やり溜息をつかせると、決意を固め、こちらの言葉をじっと待っている明くんへと目を向けた。
「好きになる相手を間違えてるわよ。まったく……誰もかれもあたしの気持ちなんて考えてないんだから!!!」
 そう叫んで勢いをつけないと、年下の男の子を本当に好きになんてなれない。


 同じ過ちはもう繰り返さない……あたしは金色の髪のサンタが気づかせてくれた自分の気持ちに正直になると、もう離さないと言わんばかりに強く抱きしめてしまっていた……