宮野森学園体育祭 アフター保健室ED −2


「ふぅ…ううぅん……」
 やだ……変な声出してる。気分出して挿れたら、おつゆが垂れちゃいそうなのに……
 次の競技が始まる前に命令されたとおりにローターを膣内へ挿れる。―――あたしは人目につかない倉庫の裏でブルマの股間をそっと横にずらし、ずっと見つめられて熱気と湿り気を帯びている秘所へと小さなローターを押し当てる。
 小さいとは言え確かな硬さを持った卵形の異物は、丸い先端で膣口を押し込むと、濡れる代わりに収縮を増した入り口を押し広げる。そのまま指先に力を込めて振動していないローターを押し込んでいくと、不意に膣壁が蠢き、小さな玩具を奥へと飲み込んでしまう。
「んんんぅ………!」
 ―――こんなの挿れて…次の競技に出なくちゃいけないなんて……
 ブルマを元の位置に戻しても、下着を履いていないあたしの股間の奥にローターが違和感となって存在を主張している。足を踏み出すだけで丸い異物は膣の中で転がり、溜まらず腰を引いて身震いしてしまう。
「はぁぁ……こんなの…普通に歩けないよ……」
「お、たくやちゃん見っけ。捜したぜ」
「!?」
 突然名前を呼ばれて慌てて顔を上げると、あたしのクラスから一緒に棒倒しに出場する男子がこちらへと走りよって来ていた。見られたかもと一瞬警戒したけれど、少し離れてたから大丈夫だと自分を納得させ、何食わぬ顔で笑みを向けた。
「もう点呼始まってるぜ。なにやってんだよこんなとこで」
「ごめんね。ちょっと気分が悪くなっちゃって。……まあ、女の子の体には色々あるから」
「ふ〜ん……」
 マズい事を言ったかな……? 「女の子」なんて言わなきゃよかったかも……
 なにしろクラス内でもあたしへの視線はいやらしいものが多い。保健室へ足を運ぶ姿を何度か目撃された事もあり、毎日感じすぎてしまう体の事で悩みを抱えるあたしへ劣情を抱いている人も何人もいる。
 目の前にいるのもその一人かもしれないと思うと、その視線があたしの体を這い回っているような気分になってしまう。
「あ、そうだ。急がなくちゃいけないんだよね」
 このアマ見つめられていたら、頭の中が想像だけで茹で上がってしまいそうだ。あたしは緊張を何とか押し殺して微笑みかけると、相手の横をすり抜けようとする。
「………ッ!」
 ブルマの締め付けがここに来て感応を感じる事を拒否し続けている恥丘を絞り上げる。
 足が上手く動かない……よろめきかける体を何とか支えて集合場所へ向かおうとするけれど、足を踏み変えるたびにヴァギナの奥でローターが膣壁と擦れあってしまう。今にもアソコの奥から飛び出しそうになり、頭の中が真っ白になってしまう。
「はぁ……」
「おいおい、スゴい汗だぞ。体調が悪いんじゃないのか、それこそ女特有のあの日とか」
「バ、バカなこと言わないでよ! なんであたしが!」
 今のあたしは初排卵で初潮を迎える前に速攻で妊娠してしまうような生活を過ごしているのだ。生理がこないのは普通の女の子には大事件かもしれないけれど、あたしにとっては妊娠しないでいられる最後の綱とも言える。
「でもさぁ、もう男に戻るつもりはないんだろ。だったら……俺なんかどう?」
 前を行くあたしにあっさり追いついてきたクラスメートは、あたしの少し後ろから体を密着させてくる。そして歩きながら、ブルマがぴっちり密着したヒップの谷間に、スッと指先を滑らせてきた。
「んんッ―――――!」
 足が止まり、突然の刺激にあたしは運動場の真ん中で喘ぎ声をほとばしらせてしまいそうになる。その口を押さえ、クラスメートは大胆にもあたしのブルマの中に股間から指先を差し入れ、敏感な股下を軽くなぞってきた。
「ふぅ……んぅぅ………!」
「へぇ〜…話を聞いたときは眉唾だったけど、まさか本当にノーパンでブルマ履いてるとはね」
「は、話って…誰に……!?」
「松永先生にだよ。あと、これも貰っちゃった」
 あたしがノーパンである事を確かめた指は、ヴァギナ押した側に触れながらもあっさりとブルマの中から引き抜かれる。そして入れ替わるように後ろから腕を伸ばしてあたしに見せたものは、
「まさかそれ……」
「この目盛りをいじるとどうなるんだっけ。ここで試してみようか?」
 ―――間違いない。あたしの膣内にあるローターの無線リモコン……松永先生、どうしてこんなヤツに!
「へへ……おれ、前々からたくやちゃんの事を狙ってたんだぜ。そしたらさっき、先生がこれを渡してくれてさ。……次の競技の間、周りにばれない限り何をしてもいいって言われたんだ」
「う…うそ……」
「ウソじゃないさ。このリモコンが何よりの証拠」
 今まで仲の良いクラスメートとしか思っていなかった男子の隠れた欲求と、あたしには理解できない松永先生の行動に軽いパニックに陥る。
 その間に男子はリモコンを隠してしまう。そしてあたしの手を取ると、集合場所へ向かって駆け出して行く。
「待って、あ、あたし、今―――!!!」
 もつれ合い、転びそうになるのを何とか堪えて、あたしは何とか足を動かし続ける。けれど速く動けば動くほど、ローターの感触が楔のように膣の奥へと押し込まれ、苛烈な快感が全身に響いてしまう。
 ―――このままじゃあたし……気が…狂うかも……
 内股や腹筋に震えが走り、酸っぱいフェロモンの混じった汗が全身から噴き出してくる。歩けば歩くほど意識には靄が掛かり、血管が脈を打っては体温が急激に上昇してしまう。
 ―――イっちゃいそう……運動場の真ん中で、我慢、できなくなっちゃいそう……!
 完全に熱気を孕んだ恥丘をブルマが擦りあげる。その表面にジワッと愛液が染み出していくのを、あたしはトロトロに溶けたおマ○コで敏感に感じ取っていた……


―――棒倒し。
 宮野森学園の学園祭では赤白それぞれに二本の棒が与えられている。
 5メートルを越える長く太い棒の先端には旗が取り付けられていて、棒を倒してその旗を奪えば倒した事になる。もし倒れても旗を取られない限り再び立てる事も許されていて、攻撃と首尾にどのように人員を割くか、それなりに戦略を問われる競技でもある。


 ―――ううぅ……始まっちゃった。あたしはどうすれば……
 開始の合図が打ち鳴らされ、あたしが守備に回された棒のほうへ一斉に白組の男子が向かってくる。
 幸い、攻撃力では赤組の方が有利と言われていた。練習でも白組の棒を倒される事が多く、この競技では確実に勝てると言われていたけれど……そこは相手も考えた。こちらが二本の棒へ攻撃舞台を向ける作戦を取ったのに対し、相手は一丸になって一本の棒を倒しに来る作戦を取ってきた。
 赤組は攻撃チームを二つ作るために首尾の人数もそれなりにしかいない。白組は攻撃チームを一つ減らす代わりに守備にも人員を回し、持ちこたえている間に増員した攻撃チームで二つの棒を順番に倒そうと言うのだ。
 ―――それでどうしてあたしのいるほうに最初に来るかなぁ!
 棒の傍にいたあたしの前で、赤白二色の鉢巻きを締めた男子たちが勢いよく激突する。そしてその瞬間、
「くふゥ〜〜〜〜〜〜!!!」
 あたしのおマ○コの奥に挿入されたローターが突然震え始めた。スイッチを持ったクラスメートは攻撃チームに参加していてここにはいない。それなのに衝突の瞬間、前から押し戻されてくる男子の背中があたしへ密着するタイミングを計ったかのように小さな快楽の卵は小刻みに振動してあたしの子宮に快感の波を送り込んでくる。
 あたしは腰を振るわせると、目の前にいる男子の背中にすがりついてしまう。あまりの振動の強さに立っていられず、体はまるで火が付いたかのように熱く火照っていく。
 ―――お…おマ○コが…気持ち…い、イッ、イ……腰が…震えちゃうぅ……!
 コードのついていないローターはその小ささからは創造も出来ない強烈な振動を放ちながら、敏感なヴァギナの奥で回転してしまう。卵の先端に当たる比較的突き出た部分は充血した粘膜を押し込み、密着した太股の奥で全身が身震いするほどの快感が沸き起こってくる。
「追お相原、何やってん―――」
「ご、ごめん……ちゃんと…するから……んんんぅ〜〜〜〜〜〜!!!」
 棒に取りつこうとする白組を何とか押しとどめていた赤組の男子が一人、何事かとあたしの方を振り返るけれど、潤んだ瞳に火照りきった顔、そして背中に押し付けてしまっている乳房の感触に何も言えず、そのまま赤くした顔を前へ向けた。
「ひッ…んっ……ごめ…ん……あッ!……ん…んぅぅぅ〜〜〜!!!」
 ―――振動が…響く……おマ○コの中で動いてるぅぅぅ!!!
 蜜壷の中で踊り狂うローターの振動がさらに激しくなる。何とか陣地の棒を防衛するのを手伝おうとするけれど、男子の背中にすがり付いて体操服を噛み締めた途端、ヴァギナのうねりが一層大きくなってあたしはブルマの中で愛液を迸らせてしまう。
 運動場の真ん中で達してしまう恥ずかしさに、頭の中で何かが弾けた。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!」
 一度堰を切った愛液は、もうあたしの意思では止められない。ヴァギナが、子宮が、ブルマに締め付けられた下腹部全体が大きく何度も弾み、まるでお漏らし下みたいに収縮するヴァギナから愛液を撃ち放つ。パンツを履いていても、とても抑えきれない。それまでずっと我慢していた快感のように、搾り出された愛液はあたしの内股をビショビショに濡らし、それでもまだ収まらずにヒクヒクと収縮と弛緩を繰り返している膣口からとろみのある愛液を噴き出してしまう。
「ハァ、ハァ、ハ……ン、くぅ…ぅぅぅ〜〜〜!!!
 全身の筋肉を収縮させて愛液を放つたびに意識が徐々に薄れていく。まるで柔らかい布団に包まれて眠りに落ちるような陶酔感に身も心も蕩けていこうとしてしまう……そんなあたしの目の前に突きつけられたのは、今が棒倒しの競技中である事、そしてこの場にいるのはあたしを除き、全て男子ばかりだという事だ。
「あっ――――――!」
 すがり付いていた男子の背中が横へと押しのけられると、あたしの前にいるのは全員が頭に白い鉢巻きを巻いた男子ばかりになる。それにどこか恐いんだけど……
「行くぞっ!!!」
 ―――わわわ、どうしようどうしよう、逃げるにしても抗うにしても、あたしもう、歩けないぐらいに体が……え、えええええええっ!?
 後ろへよろめくと、硬い棒倒し用の棒が背中に当たる。十人超の人数による一点突破で棒を支えていた残る二人の赤組男子も弾き飛ばされ、あたしはなだれのように迫ってくる白組男子に正面からタックルされて……倒れる棒に身を預けながら、一番先頭にいた男子に唇を奪われてしまう。
「んんんっ!?」
 男子があたしへキスしてきたのは偶然や勢いじゃない。その証拠に、棒とあたしが倒れても、白組はすぐに旗を取りに行こうとはしない。倒れたあたしを取り囲んだまま下まで挿れてあたしの口内を嘗め回した男子が体を離すのを待っていた。
「んむ……プアッ! な、何考えて、やっ、ングウゥゥゥ!!!」
 ―――そんな……運動場の真ん中でいきなりフェラ!?
 顔の横へ膝を突いた男子は短パンからいきり立ったペ○スを取り出すと、半開きになっていたあたしの唇へ押し込んできた。突然喉を突かれ、鼻の奥に濃厚なオスの臭いが流れ込んできた驚きに目を白黒させてしまうけれど、この一年で松永先生に仕込まれた成果か……抵抗しながらも舌の腹でくびれた亀頭の裏筋を舐めあげてしまい、ビクンッと大きくペ○スが震えるのを口内全体で感じ取ってしまう。
「やっぱりスゲェ……相原の噂、本当だったんだ……」
「時間無いんだ、早く出せよ」
「自慢じゃないが俺は速いぜ」
 ―――なにが…なにが起こってるの!?
 倒れた弾みで、キスしていた男子はあたしの間に腰を割り込ませるような格好で重なり合っている。口には汗と尿の臭いをまとわせたペ○スを押し込まれて声を出せなくされたあたしは、周囲を白組の攻撃チームの男子に取り囲まれ、一番にあたしへ抱きついた男子はペ○スを取り出すや否や、前戯の必要がないぐらい濡れそぼっているあたしのおマ○コへと押し当て、体重を掛けて一気にペ○スを埋没させてきた。
「ん――――――ッッッ!!!」
 ―――お…おっきい……あたしが頬張ってるのよりも、一回りぐらい……んあぁ!!
「う、あ……おおうッ! あ、相原……これが相原のおマ○コ……!!!」
 白組全員が倒れたようにあたしと繋がった男子の姿を周囲から覆い隠す。それでもどこから誰に見られるかわからない場所……しかも競技中で、白組の攻撃組みが全員動かなくなったことで観客の注目はあたし達の方に集まっているはず。そんな中で、他の男子に背中を押されるように逞しいほどに硬くなったペ○スはあたしのヴァギナへ突きこまれてしまい……一番奥で震えている小さなローターをグイッと子宮へと押し付けてきた。
「んむぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
「な、なんだこれ!? 相原のおマ○コ、なんか震えるもんが入ってるぞ!?」
 ローターの存在は男子にとっても予想外だったらしい。……でも、あたしが子宮口に振動するローターを押し付けられているように、男子も一番敏感な射精口をローターに押し当てている。次第にその刺激に慣れ始めたのか、あたしの膣壁に締め付けられながらローターをグイグイ押し上げてきた男子は、だらしなく開いた唇から涎を垂らし、恍惚とした表情を浮かべ始めた。
 ―――んンンゥ!!! つ、突いちゃ……ンあぁ!!!
「あっ、あっ、あっ、お…俺…こんなに気持ちのいいおマ○コ、初めてだ……!」
 男子が腰を振るたびに、極太のペ○スが抜き差しされ、ローター後とあたしのヴァギナを突き上げる。ズンズンと重たい衝撃が下腹を貫き、唇に頬張らされたペ○スも次第に抽送を激しくし始め、あたし伊の口の中へ先端を擦り付けてくる。
 ―――あ…あたし……信じられない…こんな場所で犯されて……
 次第に男子たちは腰の動きを速め、あたしの体や頭を揺さぶり始める。特にヴァギナはローターの刺激があまりに強すぎて、押し込まれるたびに体操服に包まれたあたしの肢体は壊れた玩具のように跳ね回り、体操服越しに何人もの男子の手で乳房を揉みしだかれながら、アクメの収まらない蜜壷からドロドロの愛液を垂れ流し続けてしまう。
「もう…ダメだぁ! 相原、お、俺!」
 ―――や、やぁ……このままじゃ…あたしのおマ○コに精液…運動場の真ん中で膣出しされちゃう!
 足と手を押さえつけられたあたしはどうする事も出来ない。なのにあたしのヴァギナはペ○スを拒むでもなく、射精を望むように収縮を繰り返し、唇も出入りするペ○スの肉茎を挟んで扱いてしまっている。
「ああ、ああ、スゲェ……出るゥ…でるぅ…出るゥゥゥ……!!!」
「ふぅッ、ん、んンンゥゥゥ――――――――――――――――ッッッ!!!」
 唇とおマ○コの両方でペ○スが撃ち震え、熱いドロドロの精液が流し込まれる。震えるローターに濃厚な精液が纏わり突き、あたしの中で聞いた事もないような異音を響かせると、ドクドクと精液を放出する口の中のペ○スを頬張ったまま、うっとりと瞳を閉じてしまう……が、
「旗とったど〜!」
「よし、もう一本取ったら白組の勝ちだぁ!」
 放たれた精液の暑さや舌触りを味輪ウッ夕もなく、鉢巻きをむしりとられたあたしは両腕をつかまれたまま、何故か走らされてしまう。……しかも後ろ向きに。
 あたしの股間からは白い液体がポタポタと滴っている。かなり大量に出されたらしく、少し弛緩したヴァギナは足を動かすたびに注がれたての男子のミルクをヒクつくヴァギナから溢れさせ、それと一緒に……
「ンうゥ!」
 ポロンとローターが割れ目から飛び出たかと思うと、砂煙を上げる白組男子の足元へと消えてしまう。
 ―――これでいいんだよね。
 運動場で犯される興奮と恥ずかしさは、今まで体験させられたどんな露出行為よりも過激でヴァギナも痛いぐらいに疼いてしまう。……でも、不意になくなったローターのあった場所がぽっかりと穴が開いたように寂しくて、今すぐにでも……今すぐにでも……
「きゃあっ!!」
 そんなあたしの体が不意に進行方向へと投げ飛ばされる。
 受け止めてくれたのは、もう一本の棒を死守する赤組の男子。突然何が起きたのかと、困惑する表情を振り向いた先に見ていると、白組男子たちが走りこんできた勢いのままに突っ込んできて、
 ―――ま、また!? やめ、ダメよこんなとこで…いや、絶対に……いやぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!!
 先頭を走っていた白組男子があたしへと襲い掛かる。今度は両足を抱え上げ、立ったままブルマの脇からペ○スを突きたてようとしてきている。
 もうローターがなくて、今入れられたらドロドロのおマ○コの一番深い場所までかき回される……それだけはダメ。そんな事されたら……今度こそ他の人に見られちゃうぅぅぅ!!!
 乱戦の中で別の男子のペ○スを貪欲なまでに飲み込むあたしのヴァギナ。けれどそのことは赤組の男子にもすぐに知れ渡る。現に、あたしを受け止めた男子は腕を伸ばしてあたしの胸へ指を突きたて、手の平に納まりきらない膨らみの感触を揉みしだいている。
 背後から抱きしめられ、体操服姿のままで雄たけびを上げそうなほどたけり狂う肉棒に今度こそ子宮を抉られる興奮……棒倒しそっちのけでよがり狂う自分自身に喘ぎが収まらず、膣内に撒き散らされる大量の白濁液を味わいながら運動場にいる全ての人に見られながら狂ったように達しているような錯覚に陥ってしまう。
「ひあ……あ、あぁ……ふあ、うぁあああぁぁぁぁぁ!!!」
 今にも倒れそうな長い棒を中心に巻き起こっている怒号にあたしの迸りは掻き消される。それでも短い時間の間に二人目までもが射精し、ブルマの股間から体操服の胸元へ掛けて濃厚な精液を叩き付けられると、十分にも満たない間にオルガズムを迎えてしま。悲鳴と共に打ち震える全身から汗が立ち上り、熱気に包まれながらあたしは瞳を潤ませ、快感の残滓を砂埃の中で繰り返し堪能しつづけてしまう。
「は……ぁぁぁ……」
 これも松永先生が企てた事なんだろうか……むしろ、白組の男子が集団で襲ってくるなんて考えられない。場所も時も選ばずあたしをおかすなんて、松永先生が考えない限り……
 動きを止めアクメの余韻を味わっていると、あたしの横へ棒倒しの棒が倒れてくる。見れば白組の棒はまだ一本まっすぐ立っており、これで棒倒しは白組が勝ちになる。これであたしは……
『第一ラウンドは白組の勝ち〜〜〜! では、続きまして第二回戦!!!』
 ………待って。なんなのよその仕様変更は。棒倒しの二回戦って、そんなのあり!?
『今回の体育祭のテーマはスリル&ハプニング! やはり一発勝負では実力は測れないという事で、今年から三本勝負で二本先取した方が勝ちとなっておりま〜す』
 ………そんな……もしかして、次の勝負でもあたしは……
 白組の男子から開放され、地面へ座り込んだあたしは呆然とした表情で辺りを見回した。
 観客には気付かれていなくても、もう白組にも赤組にもあたしが犯されていた事は知られているはずだ。精液を浴びせられたあたしへと何人もの男子が視線を向けてひそひそ小声で話しているし、今度は白組だけじゃなく赤組の男子まであたしへ襲い掛かってきそうな雰囲気も漂っている。それなのに競技が中止されるどころか、延長したという事は……
「あたしは……もしかして………」
 心の奥底で松永先生の行動への疑問が沸き起こる。
 突然協議の内容を変更したり、白組をたきつけたりしたのは松永先生でほぼ間違いない。だけど今まで女の体になって戸惑うばかりだったあたしを、ここまでしてひどい目を合わせる理由が思い至らず、頭の中にはただただ混乱が渦巻くばかりだった。
「そんなところに座ってたらいつまでたっても次が始められないぜ」
 そういわれて我に帰ったあたしは、赤組の男子に手を借りて何とか立ち上がる。
「あの……ごめん、あたし、服が汚れて……」
「気にすんなよ。―――どうせ、またすぐに汚れるんだから」
 手を魅かれるままに連れて行かれていたのは赤組が立てる棒の根元。その周囲を赤組ほぼ全員が取り囲み、二本ある棒の一本だけに鉄壁の守備をひいていた。
 あたしがいたのはその中央。立てられた棒の根元であたしは突然体操服をたくし上げられてしまう。
「相原……ジッとしてろよ。白組なんかより、気持ちよくしてやるからな」
「男だったなんて思えないよな……すげぇ、でか過ぎ……」
「お、おい、早くさせろよ。ひと揉みでいいから……」
 抗う暇もなかった。
 口を塞がれたあたしは両手を後ろへと回され、棒に鉢巻きで縛り付けられる。身動きが取れなくなると瞬く間にたくさんの手が伸びてきて、白組に揉みしだかれたばかりの乳房を荒々しく揉みしだく。二つしかない乳首を引きちぎりそうな乱暴さで摘みあげられ、ブルマの中に入り込んだ手指はノーパンである事に気付きながらそのまま奥へ進み、太い肉棒でかき回されてイかされた跡がドロドロに鳴って残っている膣口へ指を突き入れる。
「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!」
 アクメを迎えたばかりのヴァギナはビクンビクンと震えながら熱い粘液を膣内から搾り出してしまう。それをグチャグチャ音を響かせて三人がかりでかき混ぜられたあたしは、喉元を反り返らせて身をよじり、次第に赤く腫れ上がっていく乳房を見てと言わんばかりに前へ突き出してしまう。
「聞いてるぜ……激しく犯された方が感じるんだよな、相原は」
 目の前で男子の一人が短パンをずらし、回りへ誇示するように逞しいペ○スを取り出す。ここが運動場の真ん中である事も忘れ、あたしの両足を抱えて手馴れた動きで先端をあたしのヴァギナへと押し当てる。
 ―――このままじゃ……このままじゃ勝負が終わるまで、あたしは……
「赤組は全員でこの棒だけを守る。勝負は絶対につけさせねぇ。……タップリ楽しもうぜ、相原ぁ!」
「んんっ! ん、んむぅ…ふぅうぅぅぅ〜〜〜〜〜〜!!!」


 ………火薬が鳴らされ、棒倒しの二回戦が始められる。
 攻める気も鳴く徹底的に守りを固める赤組と、あたしを独り占めする赤組へ業を煮やして突っ込んでくる白組の戦いは三十分近く繰り広げられた。
 その間に、あたしの前には赤組の……時折白組の男子までもが入り込んできて、あたしを犯し、大量の白濁液を次々と注ぎ込んでいく。決して倒れない棒の根元には、あたしのヴァギナの中で射精しては萎えていった肉棒が吐き出した精液がポタポタと滴り落ち、無我夢中でペ○スを押し付けてくる男子たちに犯されながらあたしは心地よい恥ずかしさに、いつしか何も考えられなくなっていた……



棒倒し・白組の勝利


つづく