分岐5→1(3)


「フフフ……いけない子だね。オナニーさえ満足に知らなかったのに、お尻までビチャビチャになっているじゃないか」
 クリスマスの夜……××才とは思えないそう熟した体つきの美少女の元にサンタクロースは訪れていた。
 赤い服。白い袋。だけど体格はスゴく小柄でヒゲもはえていない。そしてそのサンタクロースは、少女が枕元に吊るした靴下には目もくれずにある“プレゼント”を与えていた。
「はぁ……本当に…サンタさんなの……? どうしてサンタさんがこんな……ひゃん!」
 もう十分に男性を挟んで喜ばせて上げられる胸の谷間に、サンタクロースは冷たくてスゴくヌルヌルした液体を滴らせる。それを両手で塗り広げ、乳首に貼り付けたローターの傍まで揉みしだいていく。
 ローターをあてがわれているのは胸だけではない。少女のショーツの中には蓋とのローターが忍ばされており、指で三度もアクメを迎えさせられた秘唇と、今日まで誰にも触れられたことのないアナルに小刻みな振動を響かせていた。
「気持ちいいだろう? これはキミみたいな可愛い子へのご褒美さ。今日からキミは、大人になるんだよ……そう、ボクが大人にしてあげるんだ」
 まるで少年のようなサンタクロースはズボンのチャックを開けると、少女が息を飲むほどの巨根をまろび出させる。暗い室内とは言え、初めて男性器を目にした少女は驚きを隠せないけれど、目も離せない。
「可愛いよ………そう、ボクがあの人から教えてもらった事を、キミにも全部してあげる。あの日……ボクは本当に与えてあげるものを悟ったんだ……」
 ―――連続少女強姦魔、サンタクロースのエドワード。
 その少女と見紛うほどの甘いマスクと、どんな女性でも虜にするテクニックとアダルトアイテムの数々。そしてそのペ○スを武器に、クリスマス前一週間から何十人と言う美少女を虜にしてしまい、大人の階段を三段飛ばしで駆け上らせるようになる。
 そして―――




「明日香ぁ……やめないで。もっと……もっと深く差し込んでよぉ……」
 全裸で後ろ手に手を縛られたあたしは、ベッドに額を擦り付けて明日香へと濡れそぼった秘所を突き出す。
 ベッドの上に散らばっているのはバイブやローター、ローションのビンといった、一年前にサンタさんにプレゼントされたグッズの数々に加え、あたしがさらに買い足した愛しい“おもちゃ”たちだ。
 一年前のクリスマス、ちょっと目覚めてしまったあたしはサンタクロースの男の子とトナカイのトナちゃんを相手に一日中ホテルにしけこんでしまった。二人はプレゼントの配達があるとか言ってたけれど、もちろん逃がしはしなかった。だって、あたしもあの時サンタクロースの格好をしていたのだ。プレゼントを貰うだけじゃ悪かったので、あたしからも“プレゼント”してあげたのだ。そりゃもう色々と。
 それからと言うもの、あの拘束されたり弄ばれた快感が忘れられず、男に戻るのを先走りにして新しい快感を次々と求めるようになっていた。
(そう言えばあの子、本当にサンタクロースだったのかな………ま、いっか)
 今のあたしが求めるのは、明日香とより親密に過ごす今夜の快楽だけだし。でもまた会うことができるのなら、
(……今度はもっとスゴい事を教えちゃおうかな♪)




「ああン、おじ様ってスゴいのォ! ねぇ、わかる? ボクのお尻におチ○チンが刺さってるの、はぁ、あぁん、はぁぁ〜〜〜♪」
 ―――連続“男性”強姦魔、サンタクロースのエドワード。
 少女と見紛う美貌を利用して巧みに男性を誘惑し、女性の名器にも負けない×××で男性を昇天へと導く。
 襲われた男性は激しい自己嫌悪に陥るか、新たな世界への切符をプレゼントされるという、恐るべきサンタクロースである。
「ボク、こっちの方も、大好きなのォ♪ ああぁ…♪ たくや、お姉さまみたいに、性転換、したくなっちゃうよ〜〜〜♪」



BAD END?:深夜の侵入者、サンタクロースにご用心。玩具は玩具でも……?





「たァ〜くゥ〜やァ〜のォ〜……ヴァアアアッカァアアアアアアァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
「ヘブゥ! あ、明日香、何でいきなりぶん殴るのよ!?」
「今のあんたに反論する権利なんかないのよ。黙ってなさい!」
「うわ、ヒドッ! 人権侵害!」
「留学先から帰ってきてみたら、将来を誓い合った恋人が未だに女。その上SMとかに目覚めてるって……それを知った時の私の気持ち、理解できないでしょうね。そうよ、たくやにいっつもいつも心配させられてる私の気持ちなんてわかんないのよっ!!!」
「えっと……でも、一人で亀甲結びができるようになったよ♪」
「ヴァアアアッカァアアアアアアァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
「はうっ、二発目ェ!」
「なんでよ、何であんたはそうなっちゃったのよ。昔はちゃんと男に戻ろうとしてたじゃない!」
「それに関しては……え〜、サンタクロースが――」
「言い訳するなら、もっとマシなウソつきなさいよ。スカポンタ〜〜〜ン!!!」
「ウソじゃないんだけどな……んじゃま、しょうがないわね」
「な、なによ。縄なんか持ち出して……」
「ふふふ……無修正の国に留学してるんだからSMの行き着く先ぐらい知ってるでしょ。――レッツ調教♪」
「あ〜ん、たくやのバカバカバカ、ヴァッカァアアアアアアアアアッ!!!」


<END>