分岐3→3:「ワケわかんないこと言ってないで、さっさとベッドで布団かぶって隠れててェ!」


「今こそ見せよサンタ流奥義、サ〜ンタ・マ〜〜ジィィィック!!!」
「そんなのどうでもいいからこっち来て!」
 サンタのお爺さんが何かしようとしていたみたいだけれど、イったばかりのあたしには理解している余裕がない。
 張り詰めた胸の先端からは甘いミルクがビュクビュクと噴き出しており、媚薬で普段以上のオルガズムを体感させられたヴァギナは激しい脈動を繰り返してしまっていて、義母さんが部屋に入ってくるまでに隠しきれるほど身なりを整えてしまえる余裕なんて欠片も残っていなかった。
(まだ、体中がイってるのに、なんで、こんなに……あ、あひッ、二度目の…大波がぁ………!)
 興奮が覚めやらぬどころか、何もしていないのに股間から精液を搾り出す様にアクメを迎えたあたしは、涙を流して唇を震わせ、咽ぶように喘いでしまう。けれど緊急事態への対処の方が優先度が高く、唇に歯を立てて理性を辛うじて保つと、ポーズをつけている老人サンタをベッドへ引っ張り込み、その上からあたしも覆いかぶさって頭から布団をかぶってしまう。
(な、何をするんじゃ、サンタマジックは途中で中断すると、ワ、ワ、胸に谷間がぁぁぁ!)
(ふぅうん! ヒゲが…くすぐったくて……もう、今は喋っちゃダメェ…刺激されたら…あ…また……イッ、イっちゃ…うゥゥゥん……!!!)
(い、いかん、マジックの魔力の逆流が体に影響を……しかしこの、こ、心地よさと柔らかさはぁ〜〜〜〜〜〜!!!)
 まだ射精の脈動が残っているペ○スへ下腹部を押し付けるように脚を絡みつかせ、母乳まみれの乳房の谷間へヒゲに覆われた老人の顔を押さえつけながら、あたしは何度も身体を震わせてアクメの快感を貪るように昇りつめる。
 股間からは生暖かい液体が何度もはじけ、それでもおマ○コはペ○スが欲しくて重たい疼きを繰り返している。むしろイけばイくほど頭の中はおマ○コでイくことしか考えられなくなり、布団の中で荒い呼吸を繰り返しながら、あたしは二人の体の間に手を差し入れて、ヒクヒクと脈動している半立ちのペ○スを強引に秘所へとあてがってしまう。
(は、母君が扉の外におるのではなかったのかぁ!? それに、今、そこから出してしまったら―――ァ!)
(はあん!……は…入った……太いおチ○チンが…おマ○コに…あたしのおマ○コにズッポリぃ……♪)
 大量のザーメンであふれかえる膣口は、半勃ち状態のペ○スを押し付けただけでズルリと飲み咥えてしまう。その直後には充血しきって弾力に満ちた膣肉が老人のペ○スを根元まで飲み込み、キュッキュッとリズミカルに締め付けてしまう。
(はぁぁ……おマ○コが埋め尽くされてるみたいで……たまんないよぉ………)
 普段の大きさのFカップから絶対にGカップ以上にまで膨張した乳房へサンタの老人の頭を抱きかかえ、母親に覗かれるかもしれないスリルと羞恥の中で小刻みに腰を蠢かせる。痙攣と緊縮、そして恥ずかしい液を射精する事をやめられないでいるドロドロのおマ○コでペ○ス全体を絞り上げ、往復するカリ首へ快楽の汁にまみれた粘膜を擦り付ける。
 もし今、義母さんが部屋に入ってくれば、いくら布団をかぶっていても聞かれてしまうほど激しくヴァギナから淫ら過ぎる音が鳴り響く。ドア一枚で辛うじて知られずにいると言うのに、媚薬で吹き飛んだ理性は戻る事無く、あたしは股間をうねり狂わせ、太くて逞しいおチ○チンに子宮を押し付けながら、女になって初めて味わう極上の快感に火照ると言うのも生易しいほどイきっぱなしの身体をアクメの波の中で幾度となく波打たせる。
(ん…んゥ………!)
 義母さんがすぐ傍にいる状況でのSEXに、あたしの中で否応無しに快感が増幅されていく。にゅる…にゅる…とペ○スが濡れわななく膣口を往復するたびに、押し出された愛液はあたしの股間べっとりと汚し、下腹部が湿った音を響かせて擦れあうとヴァギナの深い場所にまで押し込まれた肉棒の感触に歓喜のため息が押し出される。初めての時よりゆっくりで、ストロークも極々短い緩やかなSEXなのに、親がすぐ傍にいる緊張感の中であたしは子宮を震わせ、膣道をくねらせ、そしてついに……
(もう……我慢なんてできない!)
 あたしは自分の身体ごと回転してサンタの老人を仰向けにさせると、ヒゲだらけの唇に涎まみれの唇を押し付けた。そして布団を頭へと引き寄せ、太く逞しい男根に刺し貫かれた結合部を扉へ向けてさらけ出すと、腰を大きく上下に動かし、会館を一気に貪り始める。
(んんッ! あぁッ、いッ…あふ、ふ…ゥうん……!)
 まるで太い杭を子宮へ叩きつけているようなすさまじい衝撃があたしの全身を駆け巡る。母乳と汗とで艶かましく潤った肌に痙攣が走り、より深く肉壷を抉られるようにと無心で腰を揺すりたてる。
 けれど室内に響き渡る音は今までよりも遥かに大きい。窄まる膣口に亀頭のエラが引っかかるほど腰を上げたあたしは、義母さんの立っている扉にお尻を向けている事を意識しながら腰を落とし、飛沫のように愛液を撒き散らしながら深く深くサンタさんの巨根を迎え入れてしまう。
 指はシーツを鷲掴みにし、溢れた唾液でベトベトになった唇の狭間であたしの舌は老人の舌をからめ取る。息苦しい布団の下でお互いに荒い呼吸を繰り返し、肌寒い室温に包まれた下半身がぶつかり合うたびに、くぐもった喘ぎが布団の中に木霊する。
 もう見られたって構わない……布団と言う戒めから解き放たれたあたしの下半身は、快感の奔流に飲み込まれるがままに、膣内を満たす老人のペ○スを愛液にぬめり、肉ヒダがカリ首をすり潰さんばかりに蠢き締め付ける蜜壷に迎え入れ続ける。
(き、気持ちよすぎる……女子との快感がこれほど……じゃがしかし、赤いメイルシュトロームと呼ばれたこのワシが、こ、このまま魔力を放出するわけには、いかん、いかん…の…じゃがぁぁぁあああ!!!)
(ふふ……そんなこと言っても、おじいさんも興奮してるんでしょ? おチ○チン、こんなに硬くして……あぁあん♪ いい、スゴくいいのぉ…♪ おじいさんのおチ○チンに、あたしのおマ○コ、こ…壊されちゃいそうだよぉ……♪)
 むき出しの乳房が老人の胸板の上で潰れ、変形し、乳首から噴き出した母乳でべっとりと汚してしまっている。愛液が泡立つほど激しく擦り合わせている秘部を大きくグラインドさせて亀頭と子宮とを擦り合わせれば、それに合わせて二つの胸の膨らみも大きくよじれてこね回され、乳房全体の脈動にあわせて大量の母乳を飲んでくれる人もいないままあふれ出してしまう。
(あたしのおっぱい、いやらしいの。熱くて、はじけそうで、ミルクまで噴いちゃって……もう、こんなにしたの、おじいさんなんだから。責任、ちゃんと最後までとってよォ!)
 小さなアクメを繰り返して限界値を上げていたあたしは、全身を悶えさせ、布団の中に充満する自分とサンタの老人の体臭に異様な興奮を覚え始める。
 それはサンタの老人も同じだ。プツンと理性がはじけたみたいに、突然あたしの張りのあるヒップに指を食い込ませると、何かを堪えるように歯を食いしばりながら、ベッドのスプリングが軋みを上げるほどの力強さであたしの子宮を突き上げ始めた。
(んんんゥ〜〜〜! ダメ、そんなに激しく音立てたら、ばれちゃう、義母さんにばれちゃうぅ〜〜〜!!!)
 けれどより強くなったピストンに、あたしの唇には無意識に微笑みが浮かぶ。リズムも何もなく、ただあたしの膣奥目掛けて突き込まれるピストンにトロトロの体内は余すことなくかき回され、あたしは息をつく暇もなく底なしの絶頂の中へと放り込まれてしまう。
 一突きごとに意識は飛び、アクメを迎えているのにもお構いなしに激しいピストンがヴァギナを刺し貫く。性器が絡まりあう結合部からの粘音も大きく連続した響きになり、それを義母親に聞かれている事を意識しながらヴァギナを引き抜かれるようなストロークに腰を震わせてしまう。
(ワシ、ワシ、チ○ポの穴がもう、張り裂けそうなほど、我慢が、我慢がぁぁぁ〜〜〜!!!)
 それに答えている余裕は、せめて少しでも気付かれないようにと左手の甲を唇に押し当てて声を押し殺しているあたしには残っていない。ただ、心の中では快感に翻弄される意識が、小さく最後の願いを口にしていた。
(お願い……な、中に………!)
 その瞬間、大きく膨張した肉棒の最後の一突きが深々と子宮へ突き刺さる。先端がメリメリと音を響かせて子宮口まで突き破りそうな強烈極まりない一撃にあたしは目を見開き、手の甲に歯を突き立ててしまう。
 来る……あの人並み外れた量の精液が噴き出てくると言う予感の中で痙攣するヴァギナを打ち震わせ、声を上げぬままに昂ぶらされ続けてきた興奮と快感を一気に解き放った。
 その瞬間、
「………もう、しょうのない子ね。夏美の影響を受けすぎちゃったのかしら」
「―――――――――――――ッ!!!」
(やっぱり……気付かれてた。あ、やだ、あ、あたし……あ、あはぁぁぁあああああああああっ!!!)
 少し火照った声で言葉を残し、立ち去る義母さんの足音を聞きながら、子宮口にめり込んだ男根から濃厚で熱い精液が吐き出される。その量は一度目に負けず大量で、子宮が精液によって膨らまされていく苦痛と快感にあたしの顔は歪み、膣道を精液が逆流して大きく押し広げられた膣口からあふれ出すのを感じながら、うっとりと……今までSEXでは味わった事のない充足感に包まれ、蕩けきった吐息を唇から漏らしてしまう。
「んっ………もう…おじいさんなのに出しすぎよ。義母さんにもばれちゃったし、後でどう言い訳すればいいのよ」
 父と娘……いや、祖父と孫ほども年の離れた老人にイかされ満たされてしまった事が少し気恥ずかしい。本当ならネットリと口付けを交わして、余韻にうっとりと浸りたい気持ちなのだけれど、媚薬に狂わされたとは言え心は男、最後まで男性の胸に身体を預けておく事への抵抗感もあって、ついつい憎まれ口を叩いてしまう。
 ―――だけど、ベッドに寝ているサンタのおじいさん……いや、正確にはおじいさん“だった”人の姿を見て、「心は男」と言うモットーが音を立てて崩壊していく音を耳にしてしまう。
「え……あれ……………なんで?」
 そこに横たわっていたのは、白いヒゲに顔中を覆われたおじいさんでも、お腹がぽっこりと出てしまったおじいさんでも、とにかくおじいさんではなかった。
 服は赤いサンタ服に変わりはないものの、その中身はグッと小柄で細身になり悩ましげに射精の余韻で苦しげな呼吸を繰り返しているのは銀色の髪の美少年になってしまっていた。
「な………なんでぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?」
 膣内で今なお脈動しているおチ○チンをそのままに、あたしはクリスマスの夜に疑問の声を響かせていた―――





「え〜……つまり、ナニがナニしてナニしちゃったら、身体が小さくなっちゃったわけなのね?」
 ああ、それはもうあたしの理解の範疇を越えている。エッチして精液出したら人が縮んで若返るって、一体どこの世界のファンタジーRPGだろう。
 色々と納得のいかないところはあるけれど、床に飛び散った精液を既に汚れたベッドのシーツでぬぐって綺麗にし、丸めて部屋の隅へ放り投げてから改めてテーブルを挟んで向かい合っているのは、今はおじいさんではなく銀髪の美少年となったサンタだった。
「詳しく話せば長くなるんですけど、簡単に言えばそうなります。僕がサンタマジックを失敗して魔力の制御ができていない時に、その……たくやさんとエッチして……」
「イっちゃったから、五百年分の魔力が全部流れ出ちゃったんでしょ? もう……なんでそんなことで身体が縮んじゃうのよ。一応あたし、遺伝子専行で色々と証明しなくちゃいけない人間なんですけど……」
 この子を留美先生に見せて事情を説明したら……きっと楽しい事になるだろうな、アッハッハ。それは多分、あたしにとっては楽しくはないんだろうけれど。
 それはさておき、あたしが「なんで?」と聞いたときからだぶだぶサイズのサンタクロースの服で体を隠している少年の態度がおかしい。あたしから視線を逸らし、俯き気味に顔を伏せてちらちらと視線を向けながら、
「…………たから」
「なに? よく聞こえなかったんだけど……」
「その……たくやさんの中が、スゴく気持ちよくて……ああもう、こんな事を何度も言わせないでください。は、恥ずかしいですよォ!」
(―――はう。こ、これはもしかして……ものすごく可愛い!?)
 いきなり小さくなっちゃったりした驚きや、事情を聞いていてそれどころではなかったとは言え、改めてみるまでもなく、今目の前にいる男の子はスゴく可愛らしい。身長もあたしより低くなり、ちらりと見た体つきは余計な部分なんて見当たらないほどの線の細さ。見た目の年齢で言えば二次成長が始まる前なのだろうか、けれどそれゆえに美少年としては理想的な体つきをしていて、“美少女”と言ってもおかしくないほどだ。それにまだあどけなさの残る表情と、ナチュラルな輝きを放つ銀色の髪。そんな子が恥らいながら自分の身体を包み隠すには大きすぎるサンタ服を必死にかき寄せているのだ。きっと心の中では躯が小さくなった事への不安でいっぱいなのだろうけれど、喋り方も性格も体にあわせて幼くなっており、女であれば誰もが「守ってあげたい!」と思わせる弱々しさを漂わせている。
(それに……)
 あたしと視線が会うと、サンタの男の子は今度こそ顔も上げられなくなってしまう。そんな仕草にドキッとしながら、テーブルに隠れて見えない男の子の下半身へ思いを馳せる。
 何しろ今、男の子は下半身はスッポンポン。ズボンを履こうとしたけれどサイズもウエストも違いすぎて、それでも何とか履いた途端にスソを踏んづけて転んでしまった。その際にズボンが破れてしまい、結局下半身には下着も何も身につけずにクッションの上に座り、大きすぎるサンタ服上半分で体を隠しているのだ。
(男の子のこういうのを見てると……つい、いたずらしたくなってきちゃうな……)
「―――ねえ。ちょっとそこに立ってみてくれない?」
 あたしの呼びかけがあまりにも唐突だったのだろう、男の子は驚きの表情を浮かべて顔を上げた。
「そ、そんな……イヤです。今は、その……」
「いいから立って。―――もう全部出しちゃったから、あたしには興味なんかなくなっちゃった?」
 ベッドの箸に背中をもたれかからせると、あたしは右ひざを立て、スカートをたくし上げる。証明の下にさらけ出された股間は、軽くティッシュで拭った程度しか後処理をしておらず、男の子の恥じらう表情を見ている内に疼いてきてしまった割れ目からは、膣内射精された精液がトロッとあふれ出してきてしまっていた。
「あ……たくやさんの………」
「君が出したのよ、これ。………ほら、早くあたしの目の前で立ってみせて。それとも、媚薬を飲ませてあたしを滅茶苦茶に犯したのに、責任も取らないつもりなの?」
「でも、ボク、今は…今はダメなんです……!」
 そう言う男の子の右手は無意識になのだろうけれど股間を押さえつけている。その反応に気をよくしたあたしは立ち上がって男の子の背後へ回り込むと、サンタ服を軽く脱がせて肩を露出させ、スッと唇を滑らせた。
「ひゃあん!」
「クスッ……ダメよ、大きな声出しちゃ。またあたしの義母さんが来たら、今度はどうしちゃう?」
「だって、だってぇ……」
「あたしの言う事を聞かなかったら、もっとここにキスしちゃうから。ふふふ……今度はどんな声を上げるのかしらね」
 優しく耳の裏へ息を吹きかけると、男の子は身体を硬くし、声を出さないようにとキュッと唇を引き結ぶ。
(あぁん……そんな反応されちゃうと、もうちょっとだけいじめたくなっちゃうかな……♪)
 男の子に声を上げさせたくなったあたしは、透き通りそうなほど真っ白い肌をした肩からうなじのラインへ舌を滑らせながら、右手をサンタ服の内側へ滑り込ませる。女の子の胸元に手を入れているような気分になるけれど、指先に弾力のある膨らみが触れる事はない。代わりに、肉の薄い胸元を円を描くように丹念にこね回し、寒さでピンッと硬くしこっている乳首をつまみ、クリクリと弄んだ。
「ふふふ、(反応が)いい子ね。そう言う子にはお姉さんがもっとプレゼントを上げちゃおうかな〜♪」
「あうぅ……プレゼントを上げるのはサンタのボクのお仕事なのに……」
「―――じゃあ、これはもういらないの?」
 おもむろに、あたしはもう片方の手を男の子の脚の間に差し入れ、わざと狙いをハズし、玉袋のほうを手の平に収める。
「んあッ!」
「正直に答えなさい……あたしからのプレゼントが欲しい? 欲しかったら立ってみせて……この服を脱いでね」
 あたしの指は男の子を急かすようにボタンを一つ一つはずしていく。こちらからは見えない位置で肌が露出するほどに男の子は無言になり、恥ずかしさを押し殺すように身体を震わせる。けれど、あたしが乳首をひねり、睾丸をグリッと弄ぶと、短く悲鳴をあげ、背筋を伸び上がらせる。
「ほうらやっぱり。女の子みたいな声を上げて喜んでるじゃない、こんな事をされて」
 歯を食いしばって感じてはいけない快感を必死に堪えるサンタの美少年。いつまでも震えの抜けない身体を今度は優しく、手の平全体で撫でまわし、急所を握っていた手を内股へと滑らせる。
「ぁ………」
 唇から思わずこぼれた残念そうな声を確信を得たあたしは、男の子の顔を後ろへ向かせ、非の打ち所のない可愛らしい顔を間近で堪能してから唇を奪う。
「あ……んむぅ………」
「ふふ、どうする? あたしの言う事を聞けないんなら、もうやめちゃう?」
「や、やだ!………あっ」
 反射的に唇を突いた言葉にサンタの少年は戸惑いを隠せないでいる。その様子をキスをやめてじっと見詰めていると、
「………わ、わかりました。あの……あんまり……見ないで……」
 ついに耐え切れなくなった男の子は、細い身体から大きなサンタ服を滑り落としてしまうとその場に恥ずかしそうに立ち上がる。
「んゥ……は、恥ずかしいよぉ………ボク…どうして…どうして………」
 男の子が立ち上がったことで、必死に隠そうとしていた勃起ペ○スがあたしの目の前に突き出される。
 その大きさは、老人の姿のときとなんら変わりはない……けれど、若返ったせいか全体的に色が薄くなって、ほんのりとピンク色がかり、大きさや剥けている所以外では“童貞の美少年”にふさわしく変化していた。
「こ〜んなに大きくしちゃって。エッチな事ばっかり考えてたんでしょ。このスケベ」
「ち、違うよぉ……だって、たくやさんが変な事するから……」
「ウソばっかり。ウソつくいけない子には―――」
 あたしは悪戯っぽい視線で男の子の今にも泣き出しそうな表情を見上げると、勃起したおチ○チンの根元に手を添え、男の子のお望みどおり、唇に咥えてあげた。
「んあぁあああっ!」
 一瞬、あたしの頭を押し返そうとしたサンタの男の子だけれど、カリ首に下を這わされると、あまりに強烈なその快感に言葉を失い、動きを止めてしまう。その間に男の子の腰へ手を回したあたしは、裏筋をピチャピチャと卑猥な音を響かせて舐め上げ、膣内射精した時の残滓を尿道口から吸い上げる。
「だ……ダメェ………おチ○チンを舐めるなんて……き、汚いよォ……」
 言葉では拒否しながらも、頭を上下させておチ○チンを唇で扱きたてると、男の子のペ○スは面白いように反応を示してくれる。いっそどこまでその抵抗が続くのかと内心倒し身を覚えながら、今度は喉にめり込むほど極太のおチ○チンを飲み咥え、根元を唇で絞り上げる。さすがに喉までふさがれて苦しいけれど、喉に亀頭を締め付けられ、口腔全体でおチ○チンを刺激される快感にh抗えないらしく、次第に震える腰を自分で蠢かせ始める。
「はぁぁ……じゃあ最後にもう一度質問ね。君はあたしの言う事を聞けるいい子? それとも言う事を聞けない悪い子?」
「………い…いい子……いい子になるから……お願い、や…やめちゃ……ヤダァ………!」
 潤んだ瞳で男の子がそう答えると、あたしは待ちわびていたかのようにフェラを再開する。ネットリとした唾液のあふれかえる口の中で男の子のペ○スを包み込み、根元を扱きながら亀頭を中心に責め立てる。口腔の内側の粘膜に先端を擦りつけ、裏筋から射精口、そしてカリ首の裏側にまで丹念に舌先を滑らせる。
(こんな可愛い子に……こんなに凶悪なおチ○チンが付いてるなんて………)
 悲しんでいるのか喜んでいるのか自分でも分からない。けれど頭上から男の子の喘ぎ声が聞こえてくるたびに、自分でもどうしようもないほどに身体が昂ぶってしまい、愛撫の手と口をさらに激しく動かして三度目の絶頂へと導いていく。
「あ、も、もう、ダメ、出る、で―――――――――!!!」
(出して……このままあたしの口の中に!)
 裏筋を穿るようにくすぐられながら絶頂を迎えた少年の極太ペ○スからは今日三発目となる精液がドプドプと放たれる。さすがに三度目ともなれば量も減ってくるけれど、それでも普通の男性よりも多い粘液をあたしの口内へ撃ち放ち、あたしはむせ返りながらも、必死に精液を飲み下していく。
「はぁ……精液、あったかい………」
 射精の快感に酔いしれるサンタの少年にそう微笑みかける。
「どうだった? あたしのプレゼントは気にいってもらえた?」
「う…うん……すごくよかった……」
「じゃあ……」
(じゃあもう一回……と言いたいところだけれど、また義母さんや父さんが来たら、後が面倒くさいしな……)
 せめて誰の気兼ねもなく、この子とは心いくまで楽しみたい……せっかくのサンタさんからの“プレゼント”なのだから、今夜だけは自分が男であることも忘れて快楽に溺れてしまいたかった。
(だったら場所を変えて楽しんじゃおうかな。この子と思う存分エッチが出来る場所といったら―――)


分岐5
1:「バイト代で懐もあったかいし、ここは……ホテルでなんていいかも。」
2:留美先生、どうせクリスマスは家で一人でお酒飲んでるだろうし……行っちゃう?


続く