たくやちゃんの性少年育成日記−フ○○リ編-3


「あ、明……そろそろ俺……で…出る……ッ!!!」
 翔ちゃんのお父さんがそろそろ帰ってくる時間……今日は遅くなるって言っていたけれど、それでも余裕を持って帰ることにしたボクは、玄関の扉を開ける前に翔ちゃんと熱く見詰め合ってから唇としたとを濃厚に絡め、そしてそのまま跪いてボクの処女を散らしたおチ○チンに最後のご奉仕をしてしまっていた。
 ―――ああァ…翔ちゃん、またイっちゃうんだ……ボクのお口に…熱いのを……
 脈打つ肉棒に熱を帯びた頬の粘膜を擦りつけ、上目遣いに大の親友の顔をのぞき見る。目をキツく閉じ、必死に込み上げる精液を押し留めて一秒でも長くボクの不慣れなフェラチオを味わおうとしてくれている姿に胸の奥が熱くなってきて……最初はお別れを惜しむちょっとしたスキンシップのはずだったのに、いつしかジュブジュブと卑猥な音を唇から漏らしながら、大きく頭を振ってペ○スを唇で扱き上げてしまっていた。
 ―――早く、早くボクのお口の中にザーメンを……じゃなきゃ、お父さんがいつ帰ってくるか……んううう……ッ!
 いつ帰ってくるか解らない人の気配を背後の扉から感じながら、ボクの口は翔ちゃんのおチ○チンをストローのように吸い上げながら、レロンレロンと舌を広く使って先っぽを嘗め回す。すると、口内で翔ちゃんのおチ○チンが大きく跳ね上がり、頭を振るたびに唇に引っかかっていたカリ首がブワッと大きく傘を開く。
「―――、ッ――――――!!!」
 出る……そう思った瞬間、いきなり頭を押さえつけられ、喉の奥にまでいきり立つ肉棒を押し付けられた。思わず吐き出し、咳き込みたくなるけれど、なぜかボクは翔ちゃんの腰に両手を回して抱きしめながら根元までペ○スを頬張った唇をキツく締め上げ……口の中いっぱいに吐き出されるザーメンを、その口をいっぱいに使って受け止めてしまっていた。
 ―――ボクの口…翔ちゃんので…穢され…汚されて……な…なのにィ……!!!
 歯を食いしばり、無言のままの翔ちゃんのおチ○チンから吐き出される精液はさすがに薄くなってる。けれど頭を押さえつける手から力が緩むことはなく、熱い迸りを結局、ボクは一滴も余さず吐き出すことなく受け止め、ゆっくりと、喉越しを味わうように飲み下していく。
「ッ……飲んじゃっ……た………」
 最後に翔ちゃんのおチ○チンにまとわり突くザーメンも綺麗に舐め取ってから口を離すと、ボクの身体は小刻みに震えながら、グッタリと座り込んでしまっていた。
 口内にはまだペ○スの感触も、ザーメンの熱さも味も鮮明に残っている。それを租借するようにクチュクチュと唾液と混ぜ合わせて喉を鳴らすと、今にも倒れそうな顔をしてボクを見下ろしている翔ちゃんと視線が絡み合う。
「ねえ………ボクたち、友達だよね……」
「…………………」
「こんなことしちゃったけど……ボクの…こと……嫌いにならないでいて…くれるかな……今度あったとき…ちゃんと男の友達としてみてくれる……?」
 心によぎる不安……ボクの友達としてずっと付き合ってた翔ちゃんが、女になったボクを気味悪がって嫌いになるんじゃないかって……
 もしここで拒絶されたら、きっとボクは二度と翔ちゃんの前には立てない……懸命の奉仕も、何をされても受け入れ続けたのも、そんなボクの心の裏返しなのだと気付きながらも最後のこの瞬間まで訊けなかった言葉を精液の臭いの漂う唇から搾り出す。
 そして……思ったとおり、翔ちゃんは応えの言葉を言いよどむ。
「お、俺………」
 複雑な表情がボクを見下ろす翔ちゃんの顔に覗き見えた。
 今の今まで、翔ちゃんはボクの事を女として見ていて、あらん限りの性欲をぶつけてきた。シャワーを使わせてもらったけど、今日処女を失ったボクのおマ○コの奥深くには膣内射精された精液がまとわりついているような気がするし、破瓜の傷口を何度も擦り上げられた鈍い痛みと共にまだ翔ちゃんのがアソコに入っている気さえしている。
 きっと、もしまたボクが女の身体で翔ちゃんの前に現れれば、その時は今日以上に翔ちゃんはボクを激しく抱いてくれると思う。………でも、それはいけないことなんだ。翔ちゃんとボクの関係は今日一日だけ。次に合う時は、ただの友達に戻っていなくちゃいけないんだ。
 だけど望まれたら、きっと拒めない……大切な友達に抱かれるのならと、心の箍が外れそうになってるのも偽れないボクの本当の気持ち。翔ちゃんだって、フェラ射精したばっかりなのに唾液でヌラヌラしているおチ○チンをピクピクと脈打たせて、まだSEXしたりないって訴えている……けど、何かをイおうとした翔ちゃんはグッと唇を噛み締めてその言葉を飲み込み、それに代えて、ボクが望んでいた答えを口にしてくれた。
「あったりまえじゃんか。俺たち友達だぜ? きょ、今日はゲーム勝負に負けたお前を…その…からかってやっただけなんだからな」
「翔ちゃん……」
「次はまたゲームで勝負だからな。今度も手加減なんてしてやらないからな!」
「うん……ボクだって負けないんだから……♪」
 立ち上がったボクは、照れているのか顔を背けている翔ちゃんの頬にすっと唇を押し付ける。意表を突かれ、キスされた頬に手を当てて一歩後退さった翔ちゃんに涙が潤み出した目に笑みを浮かべたボクは、そのまま扉を開けるとマンションの一室から外に出た。
「今日は…思い出をありがとう……♪」
 あっけに取られている翔ちゃんを残して扉を閉めたボクは、そのまま足を止めずにエレベーターを使わずに階段へ。
 火照った頬と身体には、夏の夜の湿った空気さえ涼しくて心地良い。まだ高鳴っている……と言うよりも、階段を一段下りるほどに跳ね上がる胸の鼓動を必死に抑えながら一階に辿り着く。
 ―――ボク……本当に“女の子”になっちゃったんだ………♪
 翔ちゃんに抱かれて感じた快感を思い出した途端、階段を駆け下りてきて汗が噴き出してきた身体が大きく震える。
 先生は言ってた……女の子になっちゃったボクの身体は、普通の女の人よりも何倍も身体が敏感だって。
 一階のエントランスで足を止めているのに、早鐘のような胸の鼓動は一向に収まらない。処女を失って、抱かれる悦びを知って、そして……いけないことだって、男の子なのに女の子の身体で楽しんじゃうのはダメなことだって頭では分かっているのに、家まで待ちきれずに暗くて誰もいないこの場所で、股間を思う存分まさぐりたい衝動に駆られてしまう。
 ―――あんなに……いっぱい……翔ちゃんに犯されたのにィ………!
 両手で抱きしめるように自分の身体を押さえつけても、とめどなく沸き起こる身体の震えと愛液を押さえられない。気付いた時には、ボクの内股から足首にまで届くほどに股間から暖かい汁が伝い落ちていて、左腕を握り締めていたはずの右手は汗ばむシャツの上から胸の膨らみに指先を食い込ませていた。
「んッ、んふッ、あ、くゥんんん……ッ!!!」
 夜だけど上の階に繋がるマンションのエントランスには、誰がいつ来るかも解らない。そんな場所だっていうのに、確かな膨らみにキツく食い込む指先からボクのおっぱいに鋭い快感が突き刺さるほどに、ボクは鼻を甘く鳴らして声を上げそうになる。
 ―――もっと、抱かれたかったのかな、ボク……
 朝まで処女だったおマ○コは、同い年の友達に突き解されただけでなく、奥の奥にまでザーメンがたっぷりと染み込んでいる。貫かれ、かき回される悦びを覚えてしまったおマ○コは未だジンジンと痺れていて、あんなこと言って別れてきたにもかかわらず今すぐ引き返して翔ちゃんにもう一度……そう思いたくなるほど身体の火照りが収まらない。
 でも家に帰れば……口の中にたまっていたツバをゴクッと飲み干すと、ボクは震える膝に力を込め、唇の端から滴る涎も拭わずに薄暗いエントランスを抜けて外に出ようとする―――けれど、そんなボクの背後から、いきなり誰かが抱きついてきた。
「明くん、お疲れ〜♪ どうだった、翔くんはちゃんと抱いてくれた?」
「せ、先生!?」
「そろそろだと思って、迎えに来てあげたわよ。ん〜……湿った髪にシャンプーの匂い。こんな時間までたっぷり愉しんできたみたいね。うんうん♪」
「く、くすぐったいよぉ……あ、はぁぁぁ…やめ……び、敏感だから……あゥんぅぅぅ……!」
 どこかの暗がりに隠れていて気付かなかったけれど、背中に押し付けられるボクより豊かなおっぱいの感触は間違いなくたくや先生……なんだけれど、抱き疲れて心臓が飛び出るほど驚いてしまった隙に、先生の手は伸縮性のあるシャツの胸元から内側に滑り込み、ボクの乳房を揉みしだき始めていた。
「あ…はあウんゥ……! せん…せェ……いッ……ボク…あッ、あァァァ……!!!」
 先生の手の平に胸の膨らみをこね回された途端、ボクのおマ○コはぱっくりと口を開き、内側に溜め込んでいた蜜を中心の窄まりから一気にお漏らししてしまっていた。そして次の瞬間には火の付いたかのような子宮からおマ○コ全体にビリビリとする痙攣が駆け巡り、堪えきれない疼きに襲わた身体が乳首をつまみ上げられた瞬間に一気に伸び上がってしまう。
「んゥ――――――!!!」
「明くん、かわいっ♪ おっぱい、昨日よりもこんなにおっきくしちゃって。たっぷり揉みしだいてもらったんでしょ、ふふふ……♪」
「ちが……あああ、センセェ……ボク、か…身体が…変にィ……ッ、っううううンッ!」
 確かに翔ちゃんに抱かれたのは気持ちよかった……一生忘れることの出来ないロストバージンになったと思う。でも、先生に抱きしめられ、乳房を揉みあげられ始めた途端に、そんなものは頭の中から吹き飛んでしまう。
「おっぱいがパンパンに膨らんでるじゃない。このノーブラオッパイで翔くんを誘惑したんでしょ? そしたらこんな風に乱暴にされたんじゃない?」
「んッ―――――――――!!!」
 違う……翔ちゃんは先生の言うとおり、ボクの胸が赤く腫れ上がるほど乱暴に揉みしだいてくれたけど、先生の“乱暴”とは全然違う。
 ボクのおマ○コを勢いに任せて突き上げながら、それこそ翔ちゃんはケダモノのようにボクの乳房を貪りつくしてくれた。先端にむしゃぶりつき、キツく指を食い込ませ、いつしかその痛みが快感に代わってボクも何度も泣き喘いでしまったけれど、先生の揉みしだき方と比べると全然ボクを愛してくれていなかったことが解ってしまう。
 ただ自分の欲望のままにボクの身体を弄んだ翔ちゃんに対して先生は……なにかもう、次元が違うとしか言えない。
 ボクや翔ちゃんがエッチした事のある麻美さんや涼乃さんたちは、みんな先生の“恋人”だって聞いている。そんなにも大勢の女性を虜にしてきた先生に乳房を揉み上げられると、初体験の興奮も生々しく残るボクの身体は息が弾むのを押さえられず、心なしか下着がキツくなったとさえ感じるほどに下半身を悩ましく疼かせてしまう。
「明くん……」
「せ…ん、セェ……」
 牛のお乳を搾るように先生の手指が胸の膨らみを根元から搾り上げてくると、本当にこのまま母乳が噴き出ちゃうんじゃないかって思うほどに乳房が張り詰める。翔ちゃんとSEXして身も心も感じていたはずなのに……満たされた事実を否定するように、明らかにボクの胸は先生の手の中で脈動と膨張を繰り返し、シャツを突き破らんばかりに硬くなった乳首を突き上げてしまっていた。
「あッ……あうッ、あ…んうゥ…は…ぁぁん……!」
 まだ胸をもまれているだけだというのに、気が狂いそうなほどの疼きが股間に渦巻き、震える膝の間を愛液の雫が滴り落ちる。ジンジンとするほど膨張しきったクリトリスは食い込んでくるスキャンティーを押しのけるほどに硬くなり、カクカクと腰が震えるたびに、敏感な粘膜が裏地と擦れる刺激でビクン…ビクン…と緊縮するヴァギナな蜜壷の中の愛液を搾り出しているからだ。
「んッ! んふゥうううッ!!!」
「乳首こんなに硬くして……明くんてばすっかり女の子よね」
「ちがうゥ…! センセェが……だめっ! あッ、あッ、あふウウウッ!!!」
 もう声なんて抑えていられない……ボクの細い腰に手を回し、まるでバイブレーターに挟まれたかのように二本の指先で小刻みに乳首を刺激されると、快感のボルテージが一気に跳ね上がる。
 けど、その感覚は―――
「んんゥ……!」
「あらぁ、オッパイだけでイっちゃうの? んふふ、このイヤらしい身体を翔くんにどれだけ開発されてきたのかな? 女に目覚めちゃったら感度も一際よくなっちゃったのかな?」
「そうじゃ、ないのォ……先生、先生にイかせてもらえるから、ボク……もう、我慢できなくて……ェ!!!」
「………わかってるわよ。明くんが、翔くんよりもあたしのことを愛してくれてるって」
「センセェ、ボク、愛してます、先生が一番大好きです、先生が言うからバージンだって翔ちゃんにあげてきました、だから、ボクをぉぉぉ!!!」
 もう処女じゃなくなったんだから、これからはたくや先生にボクのおマ○コの奥の奥まで可愛がってもらえる。そして、そしてェ――――――
「あ、アアアアアアアアアアッ!!!」
 きた―――不意打ちのような衝撃。
 腰に回されていた腕が解かれ、そのまま下に伸びたかと思った直後、ボクが期待していたものとは違う、けれど一番期待していた快感がボクの下腹部を突き抜けていた。
「今さっき初体験してきたのに、どうしてこんなに“男の子”を大きく膨らませてるの?」
 それは、薬で押さえ込んで今日一日は外に出てくるはずのなかったボクのおチ○チン……いつからだろう、クリとリストして体内に引っ込んでいたはずのボクの本当の生殖器は、すぐ下のおマ○コからダラダラ涎を垂れ流しながらも、亀頭にスキャンティーを引っ掛けたままスカートを大きく押し上げていた。
 ―――ボク……今すぐにでも先生とSEXしたい。女の子のほうでも、もちろんおチ○チンでだって……!
 女の子の身体でのSEXはもちろん気持ちよかったけれど、先生とSEXしたときの快感をボクは忘れられない。どっちの方が良いなんて分からない……ただ、先生としたい。先生にされたい。そのためならボク、フタナリにされたって……先生と気持ちよくなれるなら何だって出来るんだから―――
「おねが…い…しますゥ……ボク……ボクやっぱり先生じゃないとォ………!」
「もう……明くんは女心をくすぐるのが本当に上手いんだから……♪」
 今にも泣き出しそうな顔では以後を振り返ると、ボクの唇は先生の唇に塞がれる……でもそれはほんの数秒。離れていく先生の唇を舌を突き出してまで追いかけようとすると、シャツの胸元からもスカートの上から握ってくれていたおチ○チンからも先生の手が離れていく。
「ど…どうして……酷いよ……ボク…ボク……イきたいの……こんなところでやめないでよぉ………」
「ダ〜メ。だって翔くんハズレみたいだったんだもん。あんなにいっぱいエッチさせてあげたって言うのに、明くんを満足させて上げられてないじゃない。あたしが可愛がってあげるのは、ちゃんと男の人に気持ちよくさせてもらってからよ♪」
「でもボク……翔ちゃんとエッチして、十分気持ちよかったもん。初めてだけどイっちゃったもん。だからいいじゃない。先生の言いつけはちゃんと守ったんだからァ!!!」
 もしかしたらマンションに住む誰かにボクたちの声は聞かれているかもしれない。それでもボクは……このまま放ったらかしにされたら、先生をレイプしてでも犯してしまいたくなる。
「それでもダ〜メ。先生としては、やっぱり女の子の気持ちのよさをキチンと知ってもらいたいわけよ。だからそのための相手もちゃ〜んと呼んであるんだから」
「そのための…相手って……お、男の……?」
「もち♪ あたしがエッチしてきた相手の中でも飛びっきりの人だから。それに翔くんのような“二番目”じゃなくて、本当は明くんがエッチしたかった“一番目”の人だから、絶対気に入るって♪」
「―――――――――ッ!?」
 気付かれてた……先生は本当に、どれだけボクのことを理解してくれてるんだろう?
 実を言うと、翔ちゃんはボクが本当に処女を捧げたかった相手じゃない。でも、“あの人”はお仕事で忙しくて気楽には会えないし、翔ちゃんのことも大好きだったボクは……自分の本当の気持ちを恥ずかしくて言い出せないまま、翔ちゃんを初めての相手に選んでしまったのだ。
 それに、“その人”のエッチがどんなに激しいかは先生からも聞かされていた。おチ○チンは外人のような巨根で、一晩中でもSEXし続けていられる絶倫だって。先生も一時、泥沼のような肉体関係に陥って抜け出せなくなり今でもたまに――ボクと言う相手がいるのに――関係を持っているって。
 恥ずかしくて、嫉妬して、不安もあって、でも今でもボクが抱かれたいと心の底から思ってしまっているのはやっぱり“その人”だった。……なのに、心の準備も出来ていないのにいきなり呼び出しただなんて―――
「やあ、いたいた。こんなところで待ち合わせしなくても、街のほうで落ち合えばお互い楽だったのに」
 エントランスのロックされた自動扉が開き、それと同時にボクと先生の人影を見つけた男の人が声を掛けてきた。
 そして近寄ってくるのは背広姿の男の人。歳はボクや先生よりも上で、翔ちゃんよりもずっと、だけど翔ちゃんに似た雰囲気を持つとても魅力的な人が……片手を上げ、ボクの目の前にまで近づいてくる。
「ッ――――――!? あ、あの、ボクは……!!!」
「キミかい? その…ボクに抱かれたいって言うのは」
「あ……その………あの………」
 何か言おうと思っても、緊張と驚きとでバクバク言っている胸からは上手く言葉が出てこない。その代わりにボクのアソコはがちがちに硬くなったおチ○チンの下で狂おしいほどに収縮を繰り返していて、今すぐにでもここでお尻を突き出しておマ○コを開きたいぐらいに、目の前にいる人に抱かれたがっていた。
 けど……先生に肩へ手を回されると、スカートを押し上げるおチ○チンもビクンと跳ね上がってしまう。
 入れたい……そして入れられたい……矛盾する二つの欲望が同時にボクの身体の中で渦巻いていた。男でもあり、女でもある……今のボクだから感じられる二つの欲望はそのまま絡まり溶け合い、ボクの心を着実に壊していく―――もう、元の自分には戻れないぐらいに……
「それじゃ早速ホテルに行きましょ。この子、もういつでもいけるぐらいに興奮しきっちゃってるから」
「表にタクシーを待たせてるよ。でも良いのかい、こんなに可愛い子をメチャクチャにしちゃっても?」
 ―――翔ちゃんにだってメチャクチャにされたけど……今度は…それ…それ以上……!?
 ツバなんてあっと言う間に飲み干して、今では口の中はすっかりカラカラに。もう自分が立っているのか座り込んでいるのかすらも解らなくなるほどに想像だけで混乱してしまったボクは、先生に背中を押されて歩いていることに気付くと、
「よ…よろしく…お願いします……“小林”…さん……」
 ボクを挟んで先生とは逆側にいる翔ちゃんのお父さんを火照った眼差し見つめ、恥じらいながらも背広の袖をキュッと握り締めていた―――


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