D)たくやルート 2


 あたしを抱えたままコテージへ戻った船長さんは、他のものには目もくれず、広い室内の真ん中に置かれた二つのダブルベッドの片方へ歩み寄る。
(や、やだ……他のものには目もくれないで……)
 まだ会話の一つもしてくれれば胸がこんなにドキドキする事はないのに……船長さんの逞しい両腕と分厚い胸板とに抱えられ、そしてビキニに包まれたお尻には興奮しきってズボンを押し上げる熱く脈打つペ○スが押し付けられ、あたしはシャツの下でたわわな胸を打ち震わせていた。
 これから抱かれる。それもあたしが今まで経験した事がないぐらいに激しく……そんな予感に、自分が男である事を忘れるぐらいに興奮してしまっている。ついさっきビーチで船長さんの指に開く目を迎えさせられたばかりなのに、位置を戻されたビキニの下では、形よく盛り上がった恥丘の割れ目のさらに奥、子宮と膣とが物欲しそうに大きなうねりを繰り返しており、どんなに大きなおチ○チンでも飲み込めるぐらいにトロトロに熱く蕩けきっていた。
「は……ぁ……ん…ゥ………」
「緊張しなくてもノープロブレムだヨ、タクヤ。キミのお望み通りの方法でファックしてあげるかラ」
「望む通りって……」
「ハード、オア、ソフト。一晩中SEXするんだ、激しくされたいか優しくされたいかぐらいは選ばせて上げるヨ♪」
 そんな事を急に言われても……当然、優しくソフトに抱いてくれる方が嬉しいはずなのに、「ソフトに…」と口にしようとすれば、船長さんの指に掻き回されたヴァギナがヒクッと大きく痙攣し、濃厚な蜜の塊を膣口から溢れさせる。こんな体の状態じゃ優しく抱かれるだけじゃ満足し切れないかもしれないけれど、昨日も体験した外人のペ○ス……あんなもので刺し貫かれて愛されるのかと思うと、未知の快感が恐すぎて「激しく…」なんて言葉はとても口には出来なかった。
「ん………」
 まるで子供のように抱きかかえられたまま身を小さくし、船長さんから視線をそらすのに恥ずかしさに耐えかねてシャツを握り締め……熱で狂った頭の中では何も決められず、それなのに火照った身体は狂おしいほどに抱かれる事を渇望していた。
 そしてあたしの口をついた言葉は、
「好きにして…いいから……」
 ……何もかも放り出した言葉。
 考える事を放棄して全てを相手に委ねると、あたしはただ唾を飲む。もともとエッチで主導権を握れる事なんてほとんどないんだし、船長さんならきっとあたしの事を……と、都合のいい事を考えていると、
「オーケー。じゃあベリーハード(物凄く激しく)に楽しませてあげるヨ♪」
 気付いた時にはあたしの身体は軽々と大きなベッドの上に放り投げられ、悲鳴を上げる暇もなく船長さんの大きな体に覆いかぶさられる。驚いて半開きになった唇にはすかさず舌を差し込まれ、あたしの唾液は口内から音を立ててすすり上げられてしまう。
「んゥ! ん、ふゥ、あ、ああァあ、はムゥ、ンフゥうううう……ッ!」
 唇を重ねた途端、ベッドの上には濃厚な潮の……汗と海の香りが混ざり合った船長さんの体臭が充満する。それが鼻腔に奥へと流れ込んでくると、二度目の女性化から何度も目覚めているメスの本能が鎌首をもたげ、分厚い胸板に押しつぶされた乳房へ神経が痺れるほど熱い血液を流し込み、疼き震わせる。
「どうしたんだイ? 今からレイプ同然に犯されようとしているのに、ここは大洪水じゃないカ」
「んはぁん!」
 船長さんの唇が離れてもキスの余韻に浸り、だらしなく開いた唇から舌先を突き出していたあたしは、水着の上からグリュッと秘所を揉みしだかれたショックでベッドから背中を跳ね上げる。一度火が付いていた秘所には布地ともども指先が食い込み、淫核を押しつぶされ、左右の花弁を揉みしだかれるたびに、広いコテージ内にエッチな粘液の爆ぜる音が響き渡ってしまう。
「これじゃあ愛撫の必要もないナ。こっちも我慢できないんダ、さっそくファックさせてもらうヨ」
「ま…待って、まだ心の準備が……ああぁ………」
 身体を起こした船長さんはあたしのビキニに手をかけると、プチッといとも容易く腰紐の部分を引きちぎってしまう。これで買ったばかりの水着が上下ともダメに……せっかくの海外旅行だからと奮発したのに、立った二日で使えなくなってしまうと、エッチ中でも金銭的ショックで憂鬱な気分になる。
「………後で弁償して」
「ベンショウ? オーケーオーケー、タクヤの水着なら何着でも買ってあげるヨ」
 言いながら、今度はシャツを襟から裾に向けて引き裂かれる。そしてもう二度と噴くとしてくれなくなったボロボロの布の舌から、今日一日、ずっと揺れ捲くっていたイヤらしいおっぱいが姿を現す。
(本当に……レイプされてるみたい……)
 船長さんが陽気な声で話しかけてくれるから、強姦と言う印象はないけれど、服を破られて肌を晒す恐怖に身をすくませ、そんなあたしを見下ろしながら船長さんは唇を歪め、自分の衣服も次々に脱ぎ捨てていく。
「う…ぁ……」
 全裸になった船長さんは、ベッドの上に膝立ちになると、自分の股間を固辞するように前へと突き出す。その股間からそそり立つキングサイズのモノを見て、あたしは思わず感嘆とも嫉妬とも恐怖とも取れるような声を唾液で湿った唇から漏らしてしまう。
(………昨日の人のよりも…さらにおっきぃ……今まで見た中で、間違いなく一番……)
 使い込まれた証でもある赤黒い光沢を放つペ○スは、まるで船の碇のように大きく傘を張り出している。長さは……もしかしたら30センチはあるかもしれない。股間に力を挿れるたびにブルンブルンと跳ね上がる性器は、日本人のものよりもしなやかで弾力性に富んでおり、握り締めれば手の中でさぞや力強い脈動で熱い血液をペ○ス中に送り込んでいることだろう。
 こうしてマジマジと観察すると、その力強さに刺し貫かれる事を想像して喉をはしたなく鳴らしてしまう。あたしのイヤらしい女の部分がズシッと重たい昂ぶりを下腹部に沸き起こらせ、はしたない蜜壷はとろみのある愛液を滴らせながら濡れそぼった膣内温度を昂ぶらせる。
 ほんの数秒で蒸れ具合がさらに増した股間を隠すように、あたしは太股に力を込めて膝を閉じ合わせる。お尻の谷間にまで愛液が流れ落ちているのに今さらかもしれないけれど、見られてしまうことへの抵抗だけは捨てきれない。抱かれる覚悟をほとんど決めているのに……と自分でも思うけど、愛液を垂れ流しにしている恥ずかしさが脚を開く事を許してはくれないのだ。
 そんな自分の姿が、旅行後には男に戻る人間のするものではないと気付くと、あたしは船長さんのペ○スから視線を逸らす。このまま見つめていると、抱かれる前にまた完全に女になりきってしまうような気がして、急に恐くなったからだ。
「タクヤ、そんなに恐がらなくていいんだヨ」
 なぜなら……心の中でそう言葉を続けているかのような視線で、引き裂かれた衣服だけを身にまとうあたしを見下ろしながら、仰向けになってもほとんど形の崩れない乳房へ右手の指を滑らせ……無言のまま、いきなり握り締めてきた。
「はぁぁンあああああッ!!!」
 形よいメロンのような膨らみが、指の間から搾り出されんほどの握力で握りつぶされ、揉みしだかれる。快感と共に神経を駆け巡った痛みにたまらず悲鳴を上げると、よじり合わせた太股の付け根へ左の指画を滑り込まされて秘孔を抉られ、身体を天井にではなく頭の方へ向けて跳ね上がらせる。
「そん、な、激し…んゥゥゥ!!! ダメ、もっと、優しクゥ…! あハァ、ダ…メェ……あ、あ、ああぁあああッ!!!」
 ズリュズリュズリュ……しかも皮膚が潮に晒され続けて硬くなった指先が愛液と肉壁を掻き分け、ヴァギナの内側を擦りたてる。同時に乳房を荒々しく責め立てられながらの秘所攪拌に、上ずった声を上げながら首を仰け反らせ、乳首に吸い付いてくる船長さんの頭に手を当てながら腰を左右へくねらせる。
 けれどそんなことで鳥肌が立つほどの愛撫をやめてもらえるはずがない。あたしは全身の毛穴から一斉に汗をにじませながら、ざらつく指先に膣天井を揉みしだかれる強烈な快感に耐えなければならなかった。
「くッ…あっ……も…漏れるぅ……こぼれるゥゥゥ……!!!」
 唇の端からダラダラと涎を垂らしながら叫ぶのとタイミングを合わせて、膣口から失禁のように大量の愛液が噴き出した。
 もう限界……ビーチで膣内をかき回されたときから膨らみっぱなしだったGスポットを指先に容赦なく押し込まれれば、水鉄砲のようにはしたなく愛液が放たれる。もう閉じていられなくなった膝が隙間をあければ指のストロークはさらに大きく長く、そして激しさを増し、収縮するヴァギナをドリルのように穿ってはうねる肉壁を擦りたてた。
「んはあああああああああああああッ!!!」
 ベッドの上に放り投げられて物の数分とかからずに、あたしは四肢を硬直させる。クンッと盛り上がった秘裂を割り開かれ、張り詰めすぎてジンジンと内側から疼きが込み上げている乳房まで揉みしだかれると、二種類の快感が頭の中でぶつかり合い、ショートを起こした頭の中は今にもきれ落ちそうな意識を巻き込んで何度も何度も真っ白になるまで火花を散らして弾け跳んでしまう。
「さあ……本番はこれからダ」
 白いシーツの上で、ねじ切れそうなほどに身体をよじらせて悶絶していると、何の前触れもなく指がヴァギナから引き抜かれてしまう。そして膝を割り開かれてベッドに押さえつけられると、180度開脚した股間のその中心に……あのいきり立った巨根ペ○スがいきなり捻じ込まれた。
「ア―――――――――――――――――――――――――――――――――ッッッ!」
 絶頂痙攣の最中、キツくキツく収縮していた膣口に口ででも咥えきれなさそうな太さのペ○スを迎え入れる余裕は無かった。けれど弾力のあるペ○スは先端をわずかに押し込ませると、ズニュリュッと表現したくなるような感触で強引に膣内に入り込み、そのまま膣奥の子宮の入り口にまで力任せに先端を押し込んできた。
 イかされたばかりで大量の愛液を漏らしたばかりの秘裂でも、船長の剛直を迎え入れるには不十分すぎた。限界を越えて押し開かれたヴァギナには痛みが走り、あまりの圧迫感に肺の中の空気まで全部押し出されてしまった……と言うのに、船長はあたしの膝を押さえつけたまま、腰を前後にくねらせて太い肉棒の抽送をし始めてしまった。
「ああうゥ! あ、んアァ! っく、い、あ、んうッ…あ…ああッ、抜いて、やァ、深い、の、ダメ、ダメェェェ〜〜〜!!!」
 想像以上にカリ首が肉ヒダに引っかかり、膣内にたっぷりと溜め込まれていた愛液が容赦なく掻き出され、ベッドを濡らす。30センチの肉棒が前後に動くだけで意識が切れ落ちそうな痛みと意識が弾けそうな快感が交互に押し寄せ、内蔵を押し上げるような圧迫感が子宮口に叩きつけられた直後の膣内の空虚な感覚があたしの内側からさらなる快感を引きずり出す。
 達したまま犯され続け、休ませてもらう事も出来ない意識は気絶と目覚めを繰り返す。まるで肉壁を掻き出されるような強い摩擦に意識を失って休む事すら許されず、ただただヴァギナを締め付けながら乳房を揺らして泣き喜ぶことしか出来なかった。
(ウソ……こんなに大きなおチ○チンにも……慣れ始めてる……こんなにも激しく犯されてるのに……あたし、悦んでる、奥まで突き上げられて、おマ○コが壊されちゃいそうなぐらいに滅茶苦茶にされてるのに、あたし……ん…んあぁああああああああああっ!!!)
 リズミカルなピストンに破れた衣服をまとった裸体が跳ね上がり、ビクビクと震える。子宮口がペ○スとキスをするだけで呼吸すらままならなくなる中で、酸素を求めて喘ぐ唇に右手の甲を押し当て、恥じ入るように喘ぎ声を押し殺しながらアクメを味合わされ続ける。
 もう意識はあってないようなものだ。脈打つペ○スに肉壁を押し広げられる感覚だけが残り、腰を振る船長さんの顔もまともに見えない……そんな状態なのに、あたしの秘所は突き上げられるたびに巨根ペ○スに馴染んでいく。
 喉を詰まらせていた空気を大きく吐き出し、一息だけ新鮮な空気を胸の隅々に行き渡るほどに吸い込むと、下腹部を力ませて深く挿入されてきたペ○スを絞り上げる。手で塞いだ唇からンッ…と小さく息が漏れる中、野太いいぶちに散々擦られて真っ赤に腫れ上がった肉ヒダが絡みつくと、より一層強くなった摩擦感と密着感に股間から熱い体液が噴き出してしまう。
「うッ…オォウ……ス、スゴい締め付け……オーナーよりも………ッ、たまらない…なア!」
「くァアぁぁぁん!……は…あ…あぁ〜〜〜!!!」
 ヴァギナの締め付けが増したせいで鮮烈になった挿入の快感が、ここへきてさらに強烈になる。腰のバネを効かせてペ○スを突き出されれば、自分でも信じられないほどに簡単に達し、お寺の鐘のように子宮へ叩きつけられる太い肉柱を離すまいと括約筋が勝手に収縮する。
「うっ……うあッ、はぁ、んあぁあああッ!!!」
「もうドロドロのグショグショだネ。どんなに奥まで塞いでもラブジュースが溢れてくるのを止められないよ」
「う…ああぁ……言わないで、おねが、い…いや、だめ、あ…っ〜〜……!!!」
 もう口を手で塞いでなんていられない。顎が宙に泳ぎ、飛沫を股間から噴き上げながら体の上でたわわな乳房を踊らせる。そんなあたしの腰へ腕を回した船長さんは、さらに奥へと肉棒を押し込みながらあたしの身体を抱え起こすと、自分の体重で子宮口とペ○スの先端との密着が増す体面座位でお互いの躯を抱き締めあった。
「んっ…フゥ、んフゥうぅ〜〜……!」
「ハァ、ハァ……タクヤ、最高だヨ。ヴァギナがボクのチ○ポにしっかりしがみ付いてくるヨ。まるでイソギンチャクに吸い付かれているみたいダ」
「知らない、そんなのあたし、わかんないよォ! おチ○チンが突くから、動くからあああッ!」
「ジャパニーズ“ケンソン”だね。ああ、奥ゆかしいガールだ、とてもチャーミングだヨ、タクヤ!」
「んんッ、んぅ〜〜………!」
 逞しい胸板に硬く尖った乳首と乳房を押し付けながら、あたしの唇は船長に吸いたてられてしまう。荒く鼻息を漏らし、張りのあるお尻をくねらせ、もうそれなしでは生きてイけないぐらいにおマ○コが待ち望んでしまっているピストンを自ら恥丘を押し付けて迎え入れていると、唐突にお尻の穴へ指先をツプッと押し込まれてしまう。
「うあぁん! やアッ、あッ、そこは…そこはダメェ―――――――――!!!」
「ボクに全てを任せたんダ。どんなファックでもオーケーだって言ったじゃないカ。だから抜かなイ、キミのお友達の前でエッチなタクヤを見せてあげようじゃないカ!」
「え………?」
 あたしの友達……その言葉の意味が理解できない。一体なんでそんな事を言ったのか訊ねようとすると、船長さんはあたしを腰の上に乗せたままベッドへ仰向けになり、真下からあたしのヴァギナを突き上げた。
「ふあぁぁぁん!」
 ベッドのスプリングを使い、太い剛直が膣口を穿つ。あたしの言葉は喉を出る前に太いストロークの衝撃にかき消され、抱きつくものを失った上半身を支えるために船長さんの引き締まった腹筋へ手を突き、ショートの髪を振り上げるように頭を跳ね上げる。
 ―――………え?
 大きな手の平にヒップを撫で回されながら腰を揺さぶられる……一瞬、グチャグチャ音を響かせて肉棒に膣内をかき回されたせいで見えた錯覚かと思ったけれど、間違いなく“二人”の姿があたしの視界に入っていた。
 そこにいたのは火照る本館にいる松永先生と明日香ではなく、もう自分のコテージで休んでいるはずの美由紀さんとケイトだった。
 ここにいるはずのない二人は、なぜかあたしの部屋のソファーに腰掛け、赤いワインの注がれたグラスを手にしてベッドの上で男性に跨らされているあたしの方へジッ…と熱いまなざしを向けていた。
「―――たくや君、お邪魔してるね♪」
「な…な……ッ!?」
 ぎこちない笑みを浮かべ、美由紀さんが気恥ずかしそうに手を振るけれど、そちらに意識を向けていられたのはほんの一瞬だった。
「んッ、んはぁあああッ! ダメ、ちょっ……待ってェ!!!」
「待つ必要なんてないだロ? タクヤのヴァギナ、さらに締め付けが強くなってるじゃないカ。アアァ……スゴい、スゴすぎるヨ、なんてイヤらしいおマ○コしているんだ、タクヤは!」
「あぁっ! ああっ! 見られ…てるのに……やめ、やめて……んあッ!? あッ…ああ――――――ッ!」
 さすがに30センチを全て飲み込めるほどあたしの膣内は広くない……けれど腰をベッドに沈み込ませ、勢いを付けて膣口を深々と串刺しにする巨根は、執拗なまでに子宮口を突き上げる。あまりの衝撃にあたしの腰も浮き上がり、船長さんがストロークを取るのに十分な隙間を体の下に作ってしまうと、細かく泡立ち白く濁った愛液を掻き出されながら日本では味わえない巨根に侵される快感に悦び、打ち震えてしまう。
(見られてた……いつからいたか分からないけど、あたしが犯されて、悦んでるところを二人に……!)
 ケイトとは宮野森学園の水泳部で共に輪姦された事もある。
 美由紀さんとはつい昨日、ナンパしてきた外人の男性二人に一緒に弄ばれた。
 だけど、犯されている姿を見られるのと一緒にエッチをするのとでは、恥ずかしさの意味が全然違う。二人の視線に晒されながら腰を跳ね上げるたびに羞恥心がとどまる所を知らずに昂ぶり続け、そして―――
「タクヤちゃん……スゴいですネ。あんなにおっきいおチ○チンをおマ○コいっぱいに……」
「………っ!?」
「ホント……ねえ、私たちにいるのに気付いてからの方がいっぱい飛び散ってない? ほら、股間の……」
「いっぱいおツユが溢れてますネ……羨ましいですネ、あんなに気持ちよくされて……」
(いや……二人とも見ないで、言わないで、そんなこと聞かせないでェ―――――――――!!!)
 恥ずかしさに耐え切れずに涙で潤み始めた瞳をキツく閉じ合わせると、ようやく射精を間近に迫らせ亜ペ○スがせわしなくピストンを繰り返す。
 狭い膣口に太長い肉棒を押し込まれ、引き抜かれ、垂れ落ちた愛液で根元までぐしょ濡れになった始めたときより一回り太くなった肉茎でヴァギナを擦り上げてきた。ガクガクと腰を揺さぶられながらあたしの股間から放たれる愛液はますますその量を増し、ベッドの上はむせ返るほどの精臭が立ち込め、口を開いているだけで自分の体臭が胸の奥へ流れ込んでくる。
「ひあ…やあァ……ダ…ダめ……ふあっ、あ、キツいの、これ以上キツいの、見られながら、犯されるの、イヤ、恥ずかしいから、許して…もう激しくしないでぇえええええッ!!!」
 ビクッと震えながら膣奥が亀頭をしっかりと食い締めると、船長さんの手があたしの太股へ掛かり、一突き一突きを力強く子宮へ叩きつける。男に戻る直前で90センチオーバーのFカップにまで成長している事が判明した乳房は生気全体がひしゃげそうなピストンに合わせてゴムマリのように弾み、固く尖った先端から汗の雫をベッドの上へと撒き散らす。
 そんなあたしの左右から、
「ダ…ダメ、こないで、二人とも、来ちゃダメぇ!!!」
 今日一日、太陽の下で砂浜を駆け回った水着姿のままベッドへ上がってきた美由紀さんとケイトが、性交中のあたしの乳房に手を伸ばし、揺れ弾む膨らみを押さえつけながらあたしのうなじや耳たぶに二人の唇を滑らせる。
(もう……ダメ、ダメェエエエエ工工工工工工工ッ!!!)
 尖った乳首を捻られながら、反対の乳房には細くしなやかな指が指先が埋没するほど押し込まれる。どっちが美由紀さんの手でどっちがケイトの手かも分からないまま、首を仰け反らせて天井に向けて喘ぎ声を放ったあたしは膝立ちになると、子宮口へ射精口を捻じ込まれながら全身をこれまでにないほど激しく波打たせる。そしてその直後、肩に置かれた二つの手に体重が加えられると、遂にあたしと船長さんの腰が密着し、あの太いペ○スがあたしの膣内に完全に埋没してしまう。
「………―――…―――ッッッ!!!」
 声にならない悲鳴を放ちながら、メリッと音を響かせて子宮を穿ったペ○スから精液が迸った。濃厚すぎる白濁駅がどれほど胎内にそそがれても、美由紀さんたちは手の力を緩めようとせず、張り詰めた乳房を左右同時に弄びながら、あたしの耳元に興奮で彩られた吐息を吐きかける。
「たくや君……どんな感じ?」
 訊かれて、あたしは何も答えられないまま、延々と続く射精をヴァギナの一番奥で受け止めていた。目の前には何本ものスパークが飛び散り、精液を放ちながらも小刻みに円を描くペ○スが未だあたしがアクメから抜け出すのを許さない。30センチの剛直を飲み込んでしまった結果、隙間なんて一切ないほど密着しあった結合部からあふれ出す白濁液は極微量で、いつまでもいつまでも、煮えたぎった熱い精液はあたしの下腹部の奥でグルグルと渦を巻き続けていた。
「ここ……今、精液でいっぱいなんでしょ? ふふっ……おチ○チンがあるのって、この辺りかな?」
「ひッ……! 美由紀…さん……ラ…メェ………」
 美由紀さんがあたしの下腹部へと指先を滑らせる。ゾクッと詰めたい快感が背骨を駆け上る中、精液で風船のように膨れ上がった子宮やペ○スがお腹を一番突き上げている場所を緩やかに圧迫されると、あたしは腹筋を震わせ、チョロッと……漏らしてはいけない液体まで尿道口から迸らせてしまう。
「あたし……もう…ダメぇ……熱いの…お腹の中が…熱い…のォ……熱くて…苦しくて……だから…だから美由紀さん……あ…やっ、あ、あ、あ、ダメ、あンゥ、ケ…ケイトォ……!」
 美由紀さんが前なら、後ろはケイト。両手で太股を抱えている船長さんの代わりにアナルへ唾液で濡らした指を滑らせたケイトは、愛液で十分湿った小さな穴に、ズリュッと指先を捻じ込んでしまう。
「くアァ………!」
「今度はケイトたちも一緒ですネ……」
「いっぱい楽しみましょ、たくや君……せっかくのバカンスなんだから」
「………死…知らない……あたし…もう分けわかんないィ〜〜〜……!!!」
 射精の余韻に打ち震えるペ○スを飲み込んだまま、アナルを攪拌され、ヴァギナへ到達した指先がクリトリスを摘まむ。
 もう耐えられない……苦しさと困惑と、甘い快感とが混ざり合ったオルガズムが破れたシャツとビキニをまとったままの身体を震わせる。
 悲鳴にも似た喘ぎが唇から迸り、溢れた涙が頬を伝う……そんな中、涙の雫を舌先で救ってくれる二人の温もりを感じながら、あたしは仰向けの船長さんの上に遂に崩れ落ち、胸の奥から込み上げる熱いモノを荒い呼吸に乗せて吐き出した―――


分岐D−3へ