47 - 「三十路たくやプレ版第2回「たくやと夜の職員室で」後編


「―――あら? 誰かの声がしたと思ったんだけど……変ねえ?」
 この声は松永先生だ。宮村先生の野太いペ○スを挿入されたタイミングでの登場は、どこかで覗いていたんじゃないかと疑りたくなってしまう。
 でも今はそんなこと、考えてなんていられない。
 もう結婚してしまっている宮村先生のペ○スが、あたしの子宮を押し上げるほどに深く押し込まれているのに……他の事を考えている余裕なんて、これっぽちもありはしなかった。
「……! ………、……ッ! ッ、ッ…! ッ〜〜〜……!!!」
 いったいどこまで太くて、長いのか……離婚した夫のペ○スもかなりの巨根だったのに、宮村先生のはそれ以上の圧迫感と挿入感だ。
 子宮とおチ○チンの先っぽがぶつかっただけじゃ根元まで入りきらなくて、そこからさらに容赦なくもう一押し。両手で口に押さえていなければ絶対に泣き喘いでしまっていた一突きに、あたしは目を白黒させながらも、ここで不倫SEXしていることが松永先生にバレないように懸命に声を押し殺し続ける。
(大丈夫か? 初めてで受け入れられたやつって、今までいなかったんだけど……)
(ふッ……ン………じゃ…あたし、先生の……“はじめて”ですよね……♪)
 先生が喜んでくれているのは、耳元で囁いてきた声から、そしてあたしのヴァギナに深々と埋め込まれた肉棒の力強い脈動からも伝わってくる。すぐ傍に学園の理事長がいて、いままさに浮気している真っ最中だというのに、どこか切羽詰ったものを感じさせるその声からは、今にも射精しそうな感じがいっぱい詰まっていて……少しでもしゃべって気を紛らわせていなかったら、この瞬間にもあたしのお腹の中に子種を撒き散らしてしまいそうなのだ。
 でも……そこで会話を中断し、二人して静かに、ゆっくりと深呼吸を繰り返し、絶頂にまで至りかけた初挿入の大波がゆっくりと落ち着くのを待ち続けていると、宮村先生のペ○スの形に押し広げられたヴァギナが次第に拡張されるのに慣れ、蕩けるような熱い疼きに満たされていく。
 ―――ごめんなさい……今だけだから、あなたの愛している人を、少しだけあたしに………
 顔も知らない宮村先生の奥さんに、心の中でどんなに謝ったって、許されるものじゃないことは理解してる。もし松永先生が職員室のあたしたちがいる場所にまで足を踏み入れれば、二人して身の破滅だ。
 それなのに、いけないことだと判っているのに、あたしは自分の身体が悦びに打ち震えるのをとめられない。隙間なく埋め尽くされるされ、学生時代には知ることのなかった宮村先生のモノの逞しさを下腹部いっぱいに感じてしまうと、ヴァギナがキュン…キュン…と収縮し、うごめこうとする肉ヒダから熱くネットリとした潤滑液が滲み出してきてしまう。
 ―――はやく……はやく出てってぇ……! このままじゃ、動かないまま、あたし―――!
 乱暴にかき回されるほど強烈ではないものの、お互いのぬくもりと感触をゆったりと味わえる今のようなつながり方も、決して嫌いじゃない……と言うよりも、お互いの気持ちまで伝わりあうようで、スゴく気持ちがいい。何時間だってこうしていたいぐらいだ。
 でも、あたしの中にズッポリ入っている宮村先生は逆だ。何ヶ月ぶりかの久しぶりの女肉。目の前にぶら下げられたお肉にかぶりつくように、あたしの蜜壷に激しく出し入れして、心行くまで快感をむさぼりたいと思っているはず。……だから、なのかな。あたしは何度もノドを鳴らし、必死にこらえている宮村先生にそっと、
(バレないようになら……いいですよ……)
 と、禁断の快楽に二人してはまり込もうと囁きかけてしまっていた。
 本当にいいのか―――そう言いたそうな目で、あたしを見つめる宮村先生。それに小さくうなずいて微笑みで返すと、先生は首や肩を小刻みに震わせながら、意を決し、慎重に腰を上へ、後ろへと引いていく。
「―――、―――――、―――――――――ッ……!」
 時間をかけてヴァギナと肉棒がぴったり密着していたせいで、太い肉棒がゆっくりと引き抜かれていくと下腹部ごと引きずり出されているような錯覚に陥る。
 入れられたときよりも明らかに愛液の量が増したヴァギナからは大量の愛液が掻き出され、大きく張り出したカリ首とわななく肉ヒダとが絡まり、抉られ、擦れるたびに小さく鳴る蜜の音に、不倫SEXしてるのを気づかれるかもしれない恐怖とイヤらしい女だと思われてしまいかねない恥ずかしさが込み上がってくる。
「う〜ん……また聞こえたような……確かに相原くんの声だと思ったんだけど。気のせいじゃないわよね?」
 ―――気のせい……だから……邪魔しないで、早く、あっちに、あっちにぃぃぃ!!!
 喘ぎ声に変換されたふしだらな感情が、、冷たい床の上でビクンビクンと身体を震わせる。
 引き抜かれていく肉棒を離すまいと陰部は激しい蠢動を繰り返し、それでも静かに、あたしの膣内から出て行かれてしまって、、そうするとポッカリ開いた隙間を生めるようにドッと大量の愛液があたしのヴァギナの中に溢れかえってしまう。
「―――――――――ッッッ!!!」
 ギュッと目を閉じ、細い喉首を突き上げるように、背中を反り返らせる。
 時間にしてほんの数秒でも、一時間も二時間もかかって宮村先生のペ○スが膣口から引き抜かれた……そんな錯覚にガクガクと腰を震わせていると、
 ―――う、うそ、松永先生がすぐ傍に……なのに、ダメ、いま挿れられたらあたし、我慢なんて―――!!!
 肉壷の入り口と、ヌルヌルの愛液にまみれた亀頭とが口づけするかのような浅い接触から、またゆっくりと……けどさっきよりも何十倍も速く、ジュブジュブと卑猥な音を響かせ、たくましい肉棒があたしの子宮にまで一気に駆け上ってきた。
「―――ッ! 〜〜〜〜〜!!! ―――っ! …………ッ! 〜〜〜、―――、〜〜〜〜〜……!!!」
 潤滑液にまみれた膣道をスタートからゴールまで駆け抜けたペ○スが、愛液を充満させて水風船のようになっていたヴァギナを一気に刺し貫くと、電撃のような快感美が脊髄を瞬間的に突っ走った。
 ―――イってる。間違いなくイってる。あたし、こんなに近くに人がいるのに、宮村先生のおチ○チンで、も…もうどうなっちゃったってぇぇぇ!!!
 あの巨根が根元までねじ込まれる圧迫感と、容赦のない子宮への一撃で、あたしの下腹部からは愛液が押し出されただけじゃなく、ヒクヒクしていた尿道口からもブシャッと本気汁が噴出してしまっていた。あまりの衝撃と快感に、あたしの意識は瞬時に失神と覚醒を交互に何度も繰り返し、あられもない声がノドを突き破らんばかりにせり上がってくるのを無意識にこらえ続けているのもほとんど奇跡に近い。
 だというのに……涙でゆがむ視界の向こうにいる宮村先生は突然あたしの両腕を掴んで床に押し付けた。
 らめぇ!―――塞ぐものがなくなった途端に、そう叫ぼうと大きく唇が開く。その瞬間、宮村先生の唇があたしの唇に覆いかぶさって密着し、突き出していた舌を絡めとられる。
 ―――んんぅ! あ、先生と、キス、してるぅ……!
 結婚している相手との、再会したその日のマジ不倫……もう身体だけじゃなく、宮村先生にだったら孕まされてもいいと思えるほどに、この関係にはまり込んでしまったあたしは、顔も名前も知らない奥さんに詫びることも忘れ、恩師の身も心も自分のものにしようと自由になった手足を全部使って宮村先生宮村先生に抱きついた。
「んぅ……………………!」
 宮村先生の腕に頭を抱きかかえられての濃厚な口付け。あたしの口内にとめどなく流し込まれる唾液を大きく、音がなるのも気にせずに飲み下しながら、宮村先生の精液を搾り取ろうとあたしは腰を蠢かせる。
 たとえ松永先生に気づかれたっていい……ほとんど動く隙間のないほどに身体を密着させ、それでもあたしのヴァギナの一番深い場所で敏感な場所を擦り合わせて、唾液と快感をむさぼる行為に没頭していると、不意に職員室が闇に包まれる。
「電気を付けっ放しにしてどこに行ったのかしら。まあ、お説教する相手を探すのも明日にしましょうか」
 続いて――おそらくあたしたちの立てていた蜜音などを聞こえないようにしてくれていた――エアコンが静かになり、職員室の扉が閉められる。
 きた……待ち望んでいたこのときが、遂にきた。
 松永先生の気配が遠ざかり、思う存分声を上げて宮村先生とのSEXを楽しめる、そう思って頬をほころばせると、次の瞬間には突然の猛烈なピストンにあたしは子宮を何度も打ちすえられ、溜め込んできた快感をノドと結合部から破裂するように吹き上げていた。
「ふあ、ああっ、あ、ああああっ! ダメ、いきなり、こんな、激しく、イく、イク、激しいのがキちゃうぅううううううっ!!!」
「もう、我慢なんて出来るか! 相原、こんなにイヤらしくなりやがって! 結婚してなかったら、お、おおおおおおっ!!!」
「んァあああああああっ!!! 先生、好き、あたし、先生のことがずっと好きだったのぉ〜〜〜〜〜!!!」
「俺だって、教師と生徒じゃなかったら、何度でもお前と………!!!」
 教室より広い職員室の隅々にまで、あたしたちの腰と腰が、子宮とペ○スとがぶつかり合う卑猥な音が鳴り響く。そしてそれを上回るほどに大きく互いの秘めた想いを叫びながら、本気汁にまみれた蜜壷にひときわ強い一撃が突き入れられ、
「―――――――――――――――――――ッッッ!!!」
 子宮口に深々と亀頭がめり込み、あたしの胎内へと大量の精液がぶちまけられる。
 瞬間、あたしの目の前は真っ白に光り輝き、スーツを着たままの身体が大きく震えたかと思うと、ガクガクガクと壊れたみたいに痙攣し始めた。
 ―――イッ……イって……宮村先生に……イかされ………や、やあァ……ッ!!!
 恥ずかしい―――これまで元・夫に露出などの変態プレイで散々辱められてきたのに、宮村先生の子種を受け止めてオルガズムを極めた瞬間、あたしの胸に込み上げたのは、これまで感じたことのないほどの強烈な羞恥だった。
「や…センセ……見な…いで…ぇ……!!!」
 なんで、と自分で不思議に思う。顔から火が出るほどの突然の羞恥心は、張り詰めた乳房を内側から大きく脈打たせ、大きく開いた太股の付け根に膣内射精されながら絶頂に身悶えるあたしの心をグチャグチャに掻き乱す。
 けど―――
「相原……スゴく、綺麗だ」
 あたしのお腹の中は、宮村先生の放った精液で満たされていた……でも、それだけじゃ収まらない。脈動する肉棒に埋め尽くされて隙間なんてほとんどない膣道を無理やり逆流した精液が、ブジュ、ブジュ、と膣圧に押し出される。
 何日……いや、何十日ぶりかに女体に放つ精液は、それでもまだ終わろうとしない。溢れ出た生暖かい精液がお尻を伝う感触に、身体の一番深い場所の隅々にまで宮村先生のぬくもりが染み込んでいく幸福感に困惑しつつも酔いしれていると、不意に先生の手が涙に濡れたあたしの頬に触れる。
「お前と再会したとき、本当にドキドキしたんだ。そして、結婚していたって聞いて、スゴく悔しくて、だけどそれを言葉に出来なくて……俺たち二人して一日として我慢できなかったけどな」
「ふふっ………んあっ! せ、先生、また固く……ん、んふぅ!!!」
「仕方ないじゃないか。相原の中が、俺のを締め付けてくるから……気持ちよすぎるんだよ」
 まだビクビクと痙攣しているのに、宮村先生のペ○スは射精後の疲れを見せるどころか、抜くこともなく臨戦態勢を整える。
「………先生のエッチ」
「し、仕方ないじゃないか! 男の本能って言うのもあるけれど、俺は今……お前とつながってるんだから、おとなしくなんてしていられないよ」
「もう……ちょっと先生に幻滅ですよ。こんなに女の扱いを心得てたなんて」
 そういいつつも、あたしの胸にはもう、困惑はない。
 自分の全てをさらけ出すことへの恥ずかしさは、まだまだ残っている。でも、先生の全てを受け入れたいという気持ちのほうが、その何十倍も強かった。
「先生……二人していけないことして、一緒に堕ちていきましょう」
「後悔なんてしないさ。そのときは―――」


 −*−


「ふふふ、懐かしいですよね……あの頃から先生ってばケダモノだったから」
 ラブホテルの一室。部屋の真ん中に置かれた大きなベッドの上で汗と体液にまみれた身体を重ね、宮村先生の胸板に張りのある乳房を擦りつけながら、あたしは三日三晩の“研修旅行”の余韻に酔いしれていた。
「あの後、理事長に全部バレバレだったって知ったときは、この世の終わりだと思ったぞ、俺」
「あたしはその後の強制参加させられた乱交パーティーのほうが傷つきましたよ。先生の見てる前で他の人に抱かれて……」
「―――思い出したら勃ってきた。あのときの相原はイヤらしすぎだったから」
「んもう……先生のエッチぃ♪」
 宮村先生におっぱいやお尻をいじられて、実はあたしももう一回愛して欲しかった……だからあたしは、ついばむように口づけをしてから身体を起こすと、白く濁った粘液にまみれてそそり立つ男根を、豊かな乳房の谷間に挟み込んだ。
「うおぉ……!!!」
「ほんと、いけないお父さんですよね〜。赤ちゃん生まれたばっかりなのに、自分の不倫相手を孕ませたがるなんて」
 再会から半年。
 先日、宮村先生の奥さんも無事出産を終え、いまや一児のパパになったというのに、あたしと先生の関係はいまだ変わらず続いている。滴り落とした唾液で滑りがよくなった双乳の間で、妻以外の女性相手に興奮していく先生のペ○スが何よりの証拠だ。
「ふふふ……♪」
 関係を持つ回数は、それほど多いわけじゃない。あたしたちの関係が不倫であることを自覚していて、それがブレーキになっているからでもあるけれど、その分、するときは濃厚で、なおかつ激しい。避妊もしない。お互いに身も心もむき出しにして求め合う、それがあたしと宮村先生の、学生時代には考えられなかった“大人の関係”だ。
「あん♪ 先生のおチ○チン、こんなに固くなって……すれに、スゴく熱い……」
「わかってるだろ……相原が魅力的なのがいけないんだ。お前が欲しくて、たまらないんだ……!」
「んっ……♪」
 興奮とはまた違う頬の火照りに頬をほころばせると、あたしはヌチュ…と音を響かせて強く胸を押し付け、谷間から飛び出してきた先端に唇を滑らせる。
「お…おおぉ……相原、このまま……!」
「うん、いつでも、んん、あ……いっぱい、気持ちよくなって、あたしも……あ、ああぁ……!」
 あたしにも新しい恋人だって出来てるのに、こんな関係を知られれば何もかも終わりなのに、それゆえにあたしは興奮を高ぶらせて、胸を、手を、唇を熱心に動かし続ける。
 この二人だけの時間―――気を利かせた松永先生が用意してくれた“研修旅行”は一週間。長いようで短い大切な時間を惜しむように、あたしは宮村先生に奉仕し続ける。
「先生、好き、愛してる……だから、あたしは………!!!」
 この関係を終わりにすることなんて出来ない……顔のすぐ近くで透明な汁を吹き上げるペ○スに熱く蕩けた吐息を吐きかけたあたしは、先生の脈動を感じ取るように、強く乳房を押し付けていった―――


48-「三十路たくやプレ版第3回「ゲーム本編で水泳部として活躍した描写はありません」前編 へ