44 - 「たくやはいったい誰の嫁?<ユージ偏> -後編」


「あ、あの、アイスコーヒーで……その……」
「ありがと。今日はごめんね、いきなり押しかけちゃって」
「別に……お、おなか痛いのも、もう収まりましたし……」
「へえ、だったらもう安心だね。―――ところで、コーヒーにミルクがほしいんだけど、出してくれないかな、そのおっぱいから」
「でっ―――出るわけないじゃないですかァ!!!」
「そうなの? 昨日よりもおっきくなってるから、つい……」
 リビングのソファーに“全裸”で腰をかけたユージさんは、お盆でガードするよりも早く、“全裸”のあたしの乳房の先端を指先で押し込んだ。
「んふぅ……!」
「さすがに昨日の今日じゃ、そこまでは無理なのかな。妹さんはどんな感じ? 母乳が出るようになると乳腺が疼くって聞いたことあるんだけど」
「そ、そんなの知りません!!!」
 胸の奥を“ぐりゅ♪”とされ、反射的に甘い声を漏らしてしまった恥ずかしさから、ユージさんの言葉に思わず声を荒げて身を離す。そんなあたしの様子に笑みを浮かべるユージさんが、両腕で隠した乳房から下に視線を向けると、ただでさえ熱くなってる頬にさらに熱が灯っていくのを感じながら、足の付け根へすばやく右手を差し込み、その場にしゃがみこんでしまった。
 ―――ふえぇ〜〜〜ん! なんでこんなに恥ずかしい目にあわなきゃいけないのよぉぉぉ!!!
 ことの始まりは、いきなりやってきたユージさんの目の前で、お風呂上りのオールヌードを晒してしまったところからなのだけれど……そんな大サービスをして、とってもエッチなユージさんが何もしてこないはずがない。玄関扉にきっちり鍵をかけてチェーンもかけて、誰もあとから入ってこれないようにしてからあたしのことを抱きすくめると、そのまま指をあたしの膣内へねじ込み、リズミカルに抽送されて、
『気持ちよかったらイくって言ってごらん。ほらほら、おマ○コがビクビクしてるし、我慢できないんでしょ?』
『んいいいいいッ! イきます、あっ、あッ、イク、そんな、掻き回されたら、ダメ、もうダメぇぇぇ!!!』
 啜り泣きながらユージさんの指を食い閉め、突き出した恥丘からは愛液と絶頂潮がとめどなく噴出する。
 ………だ、だって、お風呂場で長時間オナニーして全身性感帯状態だったし、ユージさんの指は、その、ものすごく上手くて……
 で、その後はまあ、床に崩れ落ちたあたしにユージさんが“いたそう”としたんだけど、逆にあたしは力尽きた。脱水症状ですでに疲労困憊だったのに、盛大な大噴出までやってしまったのだから無理もない。
 気を失ったあたしが目を覚ましたのは、リビングのソファーの上。もちろん身体には何一つ身につけていなかった。
 そしてユージさんも服を着ていなかった。
『目を覚ましたときに自分だけ裸だったら恥ずかしいでしょ?』
 と言うわけで、今に至る。お見舞いと昨日無理やりエッチしたお詫びにとケーキを買ってきてくれていたので、あたしは台所でアイスコーヒーをいれて戻って……けど、ここで恥ずかしさの限界が来た。
 ―――だって、外から丸見えなのにぃ……!
 あたしが眠っている間に、リビングのカーテンは全て開け放たれていた。窓は閉まってるから声が外に漏れることはないけど、庭に面した大きな窓から室内の様子は丸見えだし、家を囲う壁もそれほど高いわけではない。今の時間、人通りもそれほど多いわけではないけれど、もし誰かにこんな姿を見られたらと思うと、膝のの震えが収まらず
 ―――それなのに、おマ○コがこんなにぃ……!
 だけど恥ずかしさがこみ上げるほどに、あたしの身体の奥から興奮の火照りが沸き起こってくるのが抑えられない。内股には膝に達するほどに愛液が伝い落ちていて、この開放的なリビングででもユージさんを迎え入れる準備は万全に整ってしまっている。
 ―――き…昨日からずっと興奮しっぱなしで……だから、こんな恥ずかしい目に合わされても……そうじゃなきゃ、あ…あたしぃ……!
 カーテンが開いているだけなのに、リビングがいつも以上に広く感じる……エアコンから流れ出る冷たい空気に肌を撫でられるたびに、過敏な身体がピクン…ピクン…ト小刻みに震え、左腕で必死に押さえつけている乳房は今にもこぼれだしそうなほどに張り詰め、期待に高鳴ってしまっている。
 ―――こんな目にあってるのに……あたし…ユ、ユージさんにまだ……抱いてほしいだなんて……
 周知の限界に達したまま、あたしはなけなしの意識を振り絞って顔を上げれば、そこには楽しそうな顔であたしのことを見下ろしているユージさんの姿があった。
 あたしと同じように全裸であるにもかかわらず、ユージさんは恥ずかしさを感じていないんだろうか……そう疑問にあたしの目は、ユージさんの股間にそそり立っている肉棒へと向いてしまう。
 ―――おっ…きい……ユージさんのって…あんなに大きかったんだ……
 あたしが男のときもモノなんて比べ物にならない。きっと、あたしが男のままだったら、男性の格を見せ付けられたことでささやかな自尊心を粉々に打ち砕かれていたかもしれない。
 だけど女の目線で見つめると、感想はまったく逆。つい機能、あのペ○スに貫かれて数え切れないほどに達してしまったことを思い出して、股間の奥を重く疼かせてしまったあたしは、ネットリとした唾液にまみれた唇を浅く開くと、艶かましい吐息をこぼしてしまう。
 ―――抱いてほしい。
 ―――愛してほしい。
 自分が“オンナ”としてユージさんに抱かれていると気づいた瞬間、ひときわ強烈な震えがあたしの全身に駆け巡る。そしてふとユージさんと視線が合うと、
 ―――ユージさんも……あたしのことを抱きたがってる………?
 考えるまでもない。昨日はあんなに抱いてくれたんだから、その気がなくても裸のあたしを前にしてムラムラきてるに違いない。
 それにさっきも、お見舞いと言う口実でやってきたくせに、顔を合わせて十秒であたしに襲い掛かってきたんだから。これで「ただのお見舞い」だなんて言われたってぜんぜん信じられはしない。
 ―――それに、さっきから我慢汁をあんなににじませて……
 あたしの視線を意識してか、ビクビク脈動しながらいきり立つ肉棒は、亀頭の先端をネットリと光らせている。さっきから勃起しっぱなしで脈動を繰り返している巨根は、それほどまでにあたしのことを求めているのに……
 ―――でも、リビングだと誰かに見られちゃうかもしれないのに……
 もしもあたしの部屋でいいのなら、とっくに身も心も捧げていると思う。昨日と同じように、ユージさんの求めるがままに腰を振り、はしたない喘ぎ声を迸らせながら………けど、このリビングで抱かれたりしたら、あたしは誰かに見られるかもしれない恐怖と羞恥に困惑しながら―――
「………っ!?」
「どうかした? いつまでも床に座り込んでないで、こっち来て座ったら?」
「で、でも、あたし……いま、立ったりした…ら…ァ……」
 ―――ダメ、声が震えるのが抑えられない。ユージさんの反り返ってるの見て、あ…あたし……イってる、あのおチ○チンがほしくてイっちゃってるぅ……!
 今まで何人もの男の人に犯されてきたけれど、こんなにも焦がれた気持ちになったのは初めて……じっと息を飲んでいれば、静かなリビングの中には淫唇から迸る愛液が床を打つ音が微かに響いていて、その度にあたしの豊かな胸が張り裂けそうなほどに強い鼓動が突き上げてくる。
 もう、こんなになっちゃったら……口元から滴る唾液を拭うことも出来ずに裸体を震わせるあたしは、どれほどにイヤラシい顔をしているんだろうか。深呼吸を繰り返しても、頭の中はユージさんに抱いてもらいたい気持ちでいっぱいで、赤ちゃんを産む準備が整ってしまった子宮もすぐにでも精液を注ぎ込んで戦慄きっぱなし。
 ―――それに……見られるかもしれないって思えば思うほど、あたし、ものすごく感じて……
 太い肉棒に刺し貫かれ、何もかも忘れて享楽にふける快感ならあたしも知ってるけど、誰かに見られる……露出する快感は初めてだ。
 男の人と裸で向き合ったことがないわけじゃないけれど、こうして身体を重ねるわけでもなく、裸で相手を、視線を意識したら、子宮が勝手に反応して、膣道をキツく絞り上げてしまう。
「あ……ァ………」
 火照りきったヴァギナがスクンッと重たく疼く。
 カクンと頭をのけぞらせ、半開きになった唇からトロトロの唾液を溢れさせながら、ついに、
「だ…抱いて……抱いてください……あたしのこと……」
 自分から、男としてのプライドなんて全部捨て去って、ただの一匹のイヤラシいメス犬のように、ユージさんにお情けをもらうことを懇願してしまっていた。
「いきなりだね。せっかくケーキまで買ってきたんだから、もう少したわいないおしゃべりを楽しんだ後にしない?」
「そんなのイヤ……あたし、ユージさんのことが好きなの、好きになっちゃったの。一緒にいたいの。つながりたいのぉ……い…イヤらしい女だって軽蔑されてもいい。だから……お願い………」
 ユージさんを見つめる瞳から、感極まってぽろぽろと涙が零れ落ちる。
 もし、ここでイヤだって言われたら、抱いてもらえなかったら、自分でも自分がどうなるか分からない。
 もうオナニーなんかじゃ満足できない。こんなにも自分が誰かを求めたことなんて、男だったときの恋人にも感じたことはない。
 だからこそ、ユージさんの返事が怖い……熱い吐息を何度もこぼし、ユージさんの言葉をじっと待ち続けながら、鎖で締め付けられるような胸の苦しさに、あたしは呼吸することすら忘れていた。
「―――僕の恋人になったら、きっと苦労するよ? だって僕、変態だから」
 ソファーからユージさんが立ち上がる。
 細身に見えて、実は結構引き締まった身体……そのお腹へ歩くたびにそそり立つ肉棒をペチペチと打ちつけながら、座り込むあたしの傍へ近づいてくる。
「遊びでいいなら何回でも抱いてあげるよ。だけど僕の恋人になりたいなら……こんな露出程度で根を上げてるようじゃダメだね」
「そんな……」
 ユージさんが目の前までやってくると、座り込んでいるあたしの目の前にちょうど勃起したペ○スがやってくる。もしもユージさんが望んでくれるなら、手でも口ででもしてあげるけれど……やさしい視線で見下ろすユージさんが、許可なくそういうことをすれば関係はこれっきりだと無言で語っているような気がして手を出すことが出来ない。
「じゃあ……」
 でも、あたしはごくっと大きく喉を鳴らしてツバを飲むと、火照る顔でユージさんを見上げながら、
「じゃあ、あたしが、ユージさん好みのイヤラシい女になったら……」
 そう口にすると、ただでさえ燃え上がっていた身体がさらに熱を帯びる。
 だけどもう、止まらない。止まれない。止められない。羞恥心で今にも泣きじゃくりたいはずなのに、あたしの唇からこぼれる吐息は熱く、そして艶かましい。頭の中で理性の糸が一秒ごとにプチプチ切れていくのを自覚しながら、のろのろと立ち上がったあたしは、そのまま……
「………え?」
 困惑の声。あたしが何かするとは思いつつも、横を素通りされるとは思ってなかったユージさんがこちらを振り返る気配を感じながらも、あたしはヌルヌルの太ももを擦り合わせるように窓際へと歩み寄る。
 ―――ああぁ……あたしのイヤラシい格好が、見られちゃうゥ……!
 向かいの家の二階の窓からなら、カーテンを開け放ったリビングの中は丸見えだ。確か、あの部屋にいるのは○学生の男の子……いつだったか、窓越しに顔を合わせたり、外で会えば挨拶を交わしたりする普通の男の子だ。
 それに、その両隣の家からもこちらの室内を見ようと思えば見れる。左側の家には定年を迎えて悠々自適の生活をしているおじさんが、反対の右側の家にはOL勤めをしている年上の女性とその両親が住んでいる。
 ―――こんな……や、やっぱりダメ、見られる、見られたら、あたしィ……!
 濡れた唇を浅く開き、息を乱しながらそれらの家々を確認すると、どこもカーテンは閉まっている。でも風邪を通すために窓は開け放たれていて、カーテンも薄いレースのものばかり。
 だから、
「んッ―――……!」
 あのカーテンの向こうに、発情した眼差しであたしを見つめる視線を感じてしまっていた。
 あたしの裸を見て、股間を、男性器を大きく膨らませて興奮している男の人たちの視線。
 本当は男なのに、家の中だからといって全裸で歩き回るあたしを蔑むような女の人たちの視線。
 ただ一人、ユージさんにだけ抱かれたいはずなのに、大勢の人の視線の前に豊満な乳房と白い裸体を自ら進んで晒す。もしも……もしも誰かに見られて、ユージさんよりも先に抱かれてしまったりしたら、
 ―――あたし、孕んじゃう、妊娠しちゃう、その人のおチ○ポに、子宮の中まで犯されて、ユージさんの目の前で他の人の子供をぉ……!!!
「んあっ、ぁあ、そ…そんなのぉ……!」
 そんなのダメだって言葉を続けたかったのに、潤んだ瞳で外を見つめながら息を荒げていたあたしは、不意に込み上げた震えにビクンと裸身を反り返らせると、窓枠を握り締め、
「ッ――――――!!!」
 限界を突破した羞恥心が快感美となって全身を駆け巡る。頭の中で興奮が火花になって弾けとび、勃起しきった乳首とクリトリスをぴくぴく痙攣させながら、ガラス窓を左右へ押し広げた。
「やっ、あ……あああああァ………」
 内と外を隔てる、透明なガラス窓。それさえも自分の手で目の前から取り払ったあたしは、真夏の熱い空気が全身に絡みつく。まるで触手が肌の上を這い回るような錯覚に襲われ、ブルリと大きく身を震わせると、
「っ、んんゥ……!」
 自らに課した恥辱の洗礼が、それまでイヤらしい身体の奥に押し隠していた官能の蜜を引きずり出す。
 ―――やっ、んん、んアァあああぁ……! み、見られてるわけじゃないのに……ユージさんにしか…見せたくないのにィ……!
 抱いてほしい人を相手になら……だけどそれ以外の人に見られるかもしれないのに窓を開け放ったあたしは、ともすれば内股になってしゃがみこんでしまいそうになるのを必死に堪え、朝からオナニーしっぱなしでグチョグチョに濡れそぼっている恥丘をむしろ前に突き出して、そのまま、
「く、あ、んうゥ……!」
 ピュク……羞恥と緊張、そして夏の日差しを全身に浴びる開放感の心地よさが、あたしのヴァギナを強烈に締め上げていた。向かいの家々に向けて剥き出しの恥丘からは尿道に溜まっていた絶頂液と膣内に溜まっていた愛液が少量ずつ同時に噴き出し、庭に撒き散らされる。ただでさえ痴女同然の露出行為を行っているところに、その衝撃はあまりにも甘美過ぎて、恥ずかしさで死にたくなってるのに顔にはどういうわけか笑顔が張り付いたまま固まってしまっている。
「驚いた。もうちょっとためらうかと思ってたんだけどな」
「ユー…ジ……さ……ああああああッ……!」
 遅かった。外にばかり意識が向いていたあたしは、背後からユージさんに抱きしめられるまで気配にまったく気づけなかった。そして、ウエストに触れられた手が上と下に……あたしの乳房と秘所に触れられた瞬間、想像以上に快感が駆け巡ってしまい、恥ずかしい声を迸らせてしまっていた。
「一応は合格かな。たいていの子は逃げていっちゃうんだけどね。……やっぱり見立て、正しかったかな?」
「ふ、あ、あああっ…! く、う、い、らめ、あああああァ……♪」
 両手で窓枠を握り締めたまま、ユージさんの指先に乳首とクリトリスを扱きたてられると、さっきのお漏らしで出し終えたと思っていた愛液が足元へ撒き散らされる。
 そんなあたしのアソコに、ユージさんの指がそっと触れ……
「ここに、そんなに僕の精液がほしいのかい?」
「ああぁ……ほ、欲しいです……ユージさんの赤ちゃんが、ユージさんのおチ○ポが欲しいのぉ……」
 自分でも信じられない甘ったるい声で懇願すると、あたしはお尻を後ろへ突き出し、押しつけられているたくましい剛直に擦り付ける。普通なら、こんなこと言ったら引かれるんじゃないかと思うけれど、ユージさんは逆だ。あたしのうなじに顔をうずめ、そのまま後ろを振り向かされて唇を絡めとられる。唾液がこぼれるのも気にしない。ピンク色の先端だけでなく、Gカップにも達した重たい乳房を乱暴にこね回されながら口内を陵辱されると、
「ごめん……僕ももう、我慢できないよ……!」
「きて……ユージさん、キてぇ……!」
 うれしいからなのか恥ずかしいからなのか分からないけど、キュンキュンと収縮を繰り返している膣口が亀頭に押し広げられただけで、笑顔の瞳からポロポロと涙が零れ落ちる。
 そんなあたしの腰をさらに後ろへ引き寄せ、
「あ…はぁあぁぁぁ……ユージさんのおチ○チンが、あっ、ああぁ……♪」
「かわいいよ、たくやちゃん……今からタップリと種付けしてあげる。僕専用の、変態女にしてあげるからね」
「そんな……ホントに? ホントにあたしをユージさんの……?」
「本当だよ。僕らは今から……恋人同士だ」
 こちらの背中に覆いかぶさって耳元で優しくささやいてくれた直後、ユージさんの剛直がヴァギナを押し広げて一気に根元までねじ込まれた。
「んあ、ふ、くぁああああああ……ッ!!!」
 昨日からの快感漬けで降りっ放しになっていた子宮が身体の奥に押し戻されそうなほどの強烈な圧迫感に、顔を窓枠から外に出しているのも忘れ、喉の奥から声が押し出されてしまうのを堪えきれない。
「あ…はぁぁ……♪ あたしのおマ○コに…ユージさんのがミッチリ奥まで……ユージさんは? ユージさん、キモチ、いい?」
「くううゥ……もう精液を搾り取られそうなぐらいに気持ちいいよ、たくやちゃんのおマ○コ。イヤらしいおマ○コをこんなに締め付けて……!」
 子宮の入り口を割り開かんばかりに肉棒が押し込まれたまま、あたしもユージさんも身体を小刻みに震わせながら、たった一突きで押し寄せてきた絶頂へ導く大波が収まるのをじっと待ち続ける。
 だけど、どちらももう我慢の限界なんてとっくに超えていて……どちらからともなく少しずつ腰を動かし始めると、瞬く間に動きは激しさを増し、膣内全体をこね回すような腰使いにあたしは豊満な乳房を弾ませ、くぐもった喘ぎ声を漏らしだす。
 ―――もう、もうこんなの我慢できないぃ! こんなの知っちゃったら、あたし、あたし本当に変態になっちゃうぅぅぅ!!!
 あたしのほかに何人もの女の人を泣かせてきた肉棒が前後に抽送されるたびに、張り出したカリ首が膣壁を掻き毟り、大量の愛液が膣奥から掻き出されてしまう。
 だけどそれ以上に興奮と快感を呼ぶのが、今まで意識したことはない“生”でする感覚だった。避妊具をつけて犯されたことなんて数えるほどしか経験していないのに、自分が子供を生める身体になったことを意識しだした途端、お互いの性器が直に擦れあう感触は異様としか思えないほどの快感を呼び起こしている。
 ―――だって……だってユージさんとしてるのはSEXじゃなくて、子作りだもん、あたし今、妊娠しようとしてるんだからァ……!!!
 男の人に無理やりされるときには恐怖と汚辱感ばかり感じてしまう。でも今は、窓枠を握り締めたあたしは子宮を突き上げられるたびに窓の外へ向けて豊乳を揺らし、全身に込み上げる幸福感に酔いしれながら鼻にかかった甘ったるい声を上げてしまっていた。
「くっ……! た、たくやちゃん、ヴァギナが、締まりすぎ……! そんなに絡まれたら……!」
「ダメ、なの、あたしもう、ユージさんのセーシ欲しくて、ああ、早く、早く膣内(なか)に、熱いの、注いで、お願い、だからぁ……!」
 あたしの秘唇から大量の愛液が溢れ、太股をさらに濡らす。
 女として、ユージさんを求めてる……男から女に性転換してしまい、さまざまな目にあってきたおかげで目覚めてしまった自分の中に淫乱なメスの本性が、ユージさんにならと反応しているのがよく分かる。
「あ、ああぁ……!」
 手の中にある硬いアルミサッシを、強く握り締める。愛液を飛び散らせながらあたしとユージさんの下半身がぶつかるたびにガタガタと窓枠が音を立てても、快楽に深く酔いしれた理性は戻りはしない。ペ○スの形に押し広げられたヴァギナがヒクヒクと蠢き、昨日も精液を注ぎ込まれた体内が今日も今日もと膣内射精をねだりだすのを感じながら、涙と喚起で震える喉からはしたない声を絞り出す。
「んうぅぅううううう…ッ! も、もう、あっ、あっ、外なのに、あたし、ん…ァああああああああ……ッッッ!!!」
 汗のにじんだ肌に真夏の日差しが降り注ぎ、水分補給したばかりの身体を熱く熱く過熱させる。
 思い切り声を上げることの出来ないじれったさの中、でもそれゆえに肉壷をドロドロにぬかるませ、呼応するように激しさを増す肉棒のストロークに屈するように膝がカクッと折れ曲がると、
「あっ……」
 ユージさんの両腕があたしの身体を支えてくれる……そんな男性の力強さを感じさせられてドキッとしたあたしは、そのまま床まで身体を下ろされると、仰向けになり、
「あはァああァ……!」
 床の上で抱き合いながら肉棒を再挿入され、窓の外へと大きく首を伸び上がらせる。
「こんな……み、見られちゃう……ユージさんの…いじわるぅ……♪」
 首には両腕を、腰には両足を絡ませ、愛おしい思い人を引き寄せると、唾液にまみれた舌を二人して絡ませあい、膣奥を集中してかき回される卑猥な蜜音が窓から外へと鳴り響く。だけどそれが更なる興奮を呼ぶと、汗まみれの乳房を押し付け、子宮口を執拗に抉り抜く肉棒に犯され、蹂躙される悦びを心行くまで味わいつくす。
「あたし……ユージさんと…ひとつに………♪」
 単なる幻想かもしれない。あたしはユージさんにとって、都合のいい変態女と言う扱いかもしれないけれど……それならそれでいい。今はもう、子作りのことも忘れてユージさんとひとつに蕩けあう。
「さあ、出すよ。昨日よりも、ずっと濃いのを、たくやちゃんの中に注いであげるからね……!」
「ああぁん、きて、ユージさんの精子、あたしのちょうだい。ユージさんのミルクで、あたしの中をいっぱいにしてぇ……!!!」
「ああ、何回だって種付けしてあげるよ。このエロマ○コに、二度と男に戻ろうなんて思いたくなくなるぐらいにね……!」
「ふあああああァ! はげし、ああっ、んあああああっ…! そんなに掻き回されたら、あいぃいいいっ、すご、んんんんゥ……!!!」
 ユージさんが身体を起こしてラストスパートをかける。深く激しくねじ込まれる巨根に吸い付いて離れない極上のおマ○コをユージさんのためだけに締め上げたあたしは、背を大きく仰け反らせ、窓の外に上下反転した視界を向け―――そこで、向かいの家からあたしを見下ろしていた眼差しと目が合ってしまった。
「――――――――ッ!?」
「た、たくやちゃん、そんな、まだそんなに締め…くうっ! もうダメだ。イくよ、僕の子を、今から孕ませてあげるからね!」
 待って―――反射的にそう叫びそうになる唇。
 人が見ているから、二人きりになれる場所で……そう言葉をつなげたかった。
 そのはずなのに―――
「んはぁぁぁぁ…♪ んい、も、んふぅ、んふぅううううっ……! キテ、早く、してくんなきゃ、あたしが、あたしが先に、やあ、ダメ、もうダメなのぉおおおォォォ……!!!」
 見られていることなんて、もうどうだっていい。むしろゾクゾクするこの感覚が、快感で麻痺したあたしには心地よすぎて、背筋に震えがひっきりなしに襲い掛かってくる。
 見て、もっとあたしのことを―――……歯を食いしばって腰を叩きつけるユージさんに代わって十本の指を自分の豊乳に食い込ませる。
「ッ―――――――――……!!!」
 愛するユージさんが呻き声に、あたしの子宮が反応する。乳房を握る手にギュッと力がこもり、豊満なヒップを締め上げた次の瞬間、
「あ……あァああああああァァァ……! が、まんできな……ああ、ああああっ!!!」
 大きく脈動した肉棒から精液が噴出し、あたしの胎内が喚起で跳ね上がる。
「あっ、あっ、ああッ………イく、赤ちゃん作りながら……ひァあああああっっっ! かんじ、過ぎちゃ…うぅぅぅん!!!」
 ヴァギナの中で暴れまわるペ○スが子宮口から外れないようにと、ユージさんが腰と腰とを密着させる。そして子宮口に亀頭をめり込ませながら放たれた夥しい量の精液を一滴もこぼすまいと、あたしのヴァギナの内壁はペ○スを万力のように締め上げ、鈴口から際限なく精液を吸いたてていた。
「とまんな、ユージさ、あたし、おマ○コ、勝手に、勝手にぃ……!!!」
 歯を噛み締めた口の端から、とめどなく唾液が滴りる。
 念願の種付けを待たしてもらえた悦びでおマ○コは蠢動を繰り返し、あたしの意思とは無関係に何度も絶頂へ昇りつめる。ヴァギナの震えは結合部からの大量の絶頂汁の暴発に代わり、密着した下腹部からあたしのお腹側へと大量のしぶきが迸った。
「まるでお漏らししたみたいにビショビショだね。膣出し一回でどれだけイってるんだい、変態くん?」
 どくんどくんと肉棒を脈動させながら、ユージさんは反り返っているあたしの首筋へ唇を滑らせながら、張り詰めた乳房に五指を食い込ませ、やさしく大きくこね回してくる。
「あ、ん、く…くうぅん……♪」
 沿ったまま戻らない背筋を床から浮き上がらせたまま、あたしは甘ったるく鼻を鳴らす。……こんなの、まるでご褒美をもらってるメス犬のようで、それなのに、
「あうっ……ん、くふ…ぅ……♪」
 向かいの家からの視線に、あたしは浅ましい痴態を晒したまま、恥ずかしげもなく連続絶頂に裸身を震わせ続ける。
 こんなにも愛されるのが気持ち良いなら、もうメス犬だってかまわない……多分に露出による興奮も含まれているとは思うけど、その部分は意識的に忘れることにして、あたしはユージさんの身体に回した手足を擦りつけ、這い回らせ、汗ばんだ肌を少しでも多く密着させる。
「見られながらSEXするの、そんなに興奮した?」
「――――――………」
 改めて問われた言葉に、あたしは唇をつぐみ、目の前にあったユージさんの肩に顔をうずめる。
 ―――でも……あたし、きっと今……
 自分の浮かべている表情を想像したら、強烈な震えがンッとくる下腹部から込みあがってきた。
「ん…ふ……ぁ………♪」
 開ききった子宮口にありったけの精液を注ぎ込まれ、長い長い射精にあたしの子宮がゆっくりと堕ちていく。
 これでもう、身も心もあたしはユージさんのもの……満たされた恍惚に酔いしれながらも、向かいの家からの視線が楔(くさび)になって、あたし理性は現実に引き戻される。
 何もかもを忘れ去ることも出来ず、羞恥と恍惚と、そして膣内射精された歓喜とが混ざり合う。そしてそれらがあたしの頭の中でグルグルと回り続けてやがて何も分からなくなってしまったころに、子宮に栓をし続けていたユージさんのペ○スがズルッと膣内から引きずり出された。
「んんッ……あぁ…ぁあぁぁぁ……」
 何度も太いモノで刺し貫かれた膣口は、ポッカリと穴があいたように開きっぱなしになっている。そしてその奥から、あたしの卵子と受精できなかった精子がドロッと溢れ出してきた。隙間なんて一切なかったペ○スとおマ○コが注射器のピストンのように、あたしの胎内から余っていた精液を引きずり出され、膣道を取っていく感触が異様な興奮を生み、暑い夏の風にまとわりつかれた身体にまた震えが駆け巡る。
「………できた…かな……」
 ペ○スを引き抜かれても、窓際に倒れたまま動けずにいたあたしは、自分の放った液体でヌルヌルになっている下腹部を優しくなでまわした。
「さあね。危険日だからって必ず妊娠するわけじゃないし、逆に安全日が絶対安全ってわけでもない。こればっかりは確率の問題かな」
「それじゃあ、ユージさんにもっともっと興奮してもらって、濃厚なミルクを出してもらったほうがいいってことかな……ふふふ♪」
 ユージさんには分からないだろうけど、あたしには……直感なので外れてるかもしれないけど、“当たった”っていう確信がある。
 だけどまだ……赤ちゃんが欲しいっていう女の欲求が満たされたばかりなのに、あたしは熱い吐息を漏らすと、ゆっくりと身を起こす。
「………たくやちゃん?」
「責任、取ってくれなくちゃ……あたしをこんなにしたんだから……ね♪」

 ペ○スを抜いて床に腰を下ろし、一息ついているユージさんに、あたしは四つんばいになって覆いかぶさる。
 自然と、お尻は窓の外に向く。たっぷり膣内射精された新鮮なザーメンミルク……濃厚な白い体液が膣口から垂れ落ち、太股を濡らすのを感じながら、あたしは硬さを失っていないペ○スに唇をつける。
「んっ……」
「ちょっと待って。さっき搾り取られたから、もう一滴も出ないって!」
 そんなことを言ってるけど、ユージさんのペ○スは固く大きく勃起したまま、愛液をまとわりつかせた砲身をそそり立たせている。
 だからあたしは、先端に口付けをすると、愛液のまとわりついたカリ首にネットリと舌を絡ませる。そして舌と唇で丁寧に性交の名残を舐め清めると、口内に沸きあがってくる唾液を代わりにたっぷりと塗りつけ、擦り込み、、白いものの混じった先走りの溢れる先端部分をチロチロと舐めくすぐる。
「んふ…♪ あたしのとユージさんのが混ざり合って、とってもエッチな味がする……」
「どこでそんなイヤラシい舐め方を覚えたんだい? 前よりももっと……くうううッ…!」
「赤ちゃん作るなら、何回もしてもらわなくっちゃ困るもん。……次、どんな体位でします? お疲れなら、あたしが上?」
「いや、あの……丸見えだよ、後ろから」
「――――――興奮しますよね、露出って」
「ちょっと待たないかな、それ!?」
 ユージさんがあたしを目覚めさせたんだから、待つも何もない。それにあたしたちの愛し合うところに恥ずかしいところなんてないんだから、あたしは身体の向きを入れ替えて窓の外におっぱいを向け、ペ○スとの摩擦に馴染んだおマ○コを剛直の上に下ろしていく。
「んっ、あ、ああぁ、スゴい、ユージさんのやっぱりスゴいぃぃぃ!!!」
 亀頭が子宮にゴツンとぶつかり、あたしの全体重がその一点へと加えられると、前進を貫く圧迫感にあたしは喉を鳴らし、喘ぎ声を上げていた。……窓の外に向かって。
 自分が変態に堕ちたことで、むしろユージさんに気に入られる女になれたんだから、気持ちいいし好きな人と結ばれるしで良いこと尽くめだ。なんか、頭の中でプッツンプッツン理性の糸が切れる音がしてるけど、気にしない。
「あは……あは……あはァあぁぁぁぁぁぁぁん♪」
「も…もしもし? たくやちゃん、今、正常な判断できてるかい?」
 何を失礼な。ちゃんと「もともと男だけど赤ちゃん欲しい」って、ほらほら、きちんと考えられてます。
 だからあたしは腰を振った。先端にいたるまでパンパンに張り詰めた乳房を弾ませ、ユージさんの腰の上で何度もアクメを向かえ、イき果てる。
 際限なく、終わりなく……今まで感じられなかった女の悦びに、涙するほどの笑みを浮かべて―――


 −*−


「お、お母さ、ボク、出ちゃ、あああああっ、お母さん、お姉ちゃんぅぅぅ!!!!!」
 ―――ん、もう……こんなにたくさんザーメン溜め込んで、いけない子ね……♪
 愛しい我が子の精通のため、夫婦の寝室へと連れ込んだあたしは散々じらして舐めてしゃぶって味わい尽くして弄んで、泣いて許しを請うまで思う存分責め立ててから迸らせた初精液は、唇を開けて待ち受けていたあたしと“娘”の顔やおっぱいへ大量にぶちまけられる。
「んううううっ! お、母さ……喉の奥…絡み……んんっ……」
「精液はお父さんので飲み慣れてるでしょ? でも……ホント、スゴく美味し♪」
 双子の姉と弟の誕生日祝い。二人の処女と童貞を一緒に卒業させてあげるのだ。
 お相手は、生まれたときから一緒の姉と弟で。そしてセカンドバージンはあたしとユージさんでもらってあげちゃう予定になっている。
 娘のほうはどちらかと言うとユージさん似。けどこの年齢でDカップという発育振りと、乳首責めやクリ責めを一ヶ月続けただけで四六時中発情しっぱなしになるような淫乱さはあたし譲り。
 息子のほうは逆に、何も手をつけてない。何をしているのか分からないまま、人生初の射精を迎えてむせび泣いているけれど、子供のころのあたしにそっくりなその姿に、あたしの胸は張り裂けんばかりにときめきまくっている。
「それじゃたくやちゃん、そろそろ二人を合体させてあげようか」
「ま、待って!」
 ずっと待ちぼうけを食わされているユージさんの声にあたしがうなずきを返そうとすると、娘の方がいきなり声を上げる。
「私、お父さんがいいの、お父さんのおチ○ポがいいのぉ! 毎晩お母さんにしてるみたいに、あたしのバージン、もらって欲しいのぉ!!!」
 そう言ってベッドに仰向けになった娘は“カメラマン”や“照明”さんに向かって膝を大きく割り開く。そして弟のペ○スをフェラしながら、あたしの指で何度もイかされた割れ目をクパァ…と開き、実の父を誘惑し始めた。
 ―――ん〜、ユージさんもロストバージンさせたがってたみたいだし、二人でさせちゃうかな。それじゃ、あたしは……
 早速“カメラ”の“レンズ”の前で絡み合い始めた夫と娘をよそに、まだ肩で息をしている愛息子に身体を預けたあたしは、自分のお腹を撫で上げた。
 ―――この痛みも、久しぶりだよね……
 自分が女の悦びを得られる数少ない機会。
 今夜にでもユージさんと……と思っていたけれど、娘に取られちゃったんだから仕方ない。だったら“子供”の“子供”を孕んじゃうんだから―――


 普通の家庭では味わうことの出来ない幸せを喜んでいるかのように、あたしのアソコからは卑猥な蜜音が鳴り響いていた……


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