リアルバウトハイスクール・・・サムライガール[羞恥修行篇]

作 闇撫 明 −1− 水曜日夕飯後 「御剣よ。」 今日の修行も終わり、帰ろうかなと私が思っていると急に師匠に呼び止められた。 「はい、お師匠様。何でしょうか?」 「うむ、御剣よ今週の土日は空いておるか?」 (ええと、今週の土曜日は第二土曜日だから学校は休みだし、ひとみとも約束してないし)「はい、空いております。」 「そうか、ならば土曜から日曜に駆けて山で修行をするぞ!」 「はい、わかりました。」 私はそう答えてものすごくうきうきしていた。 (やったー、お師匠様と二人きりで修行できる。それも二日間も。最高!!) 「慶一郎よ。」 「何でしょうか?鉄斎先生。」 「二日の間、美雪の世話を頼むぞ。」 そう、お師匠は言うと南雲先生が返事もないうちに道場へと消えていった。 「あっ、そうだ先生。」 「どうした。御剣」 「修行しに行く山に、カメラ小僧と野獣がついて来れないように見張っててね!」 「ああ、一応見張っておこう。」 「そんな〜、涼子さん。」 私が南雲先生に頼むやいな天使の顔を持つ悪魔、神谷大作が声を上げた。 「いい、大作君。もし付いてきたら切るわよ。」 「そんな〜、僕の唯一の楽しみを奪うんですか〜?」 「神谷。すまないが土日は美雪ちゃんの勉強を見てやってくれ。沙羅ちゃんも泊まりがけで遊びに来るのでな。」 これでカメラ小僧の方は一安心ね。問題は、 「そういえば神谷、今日草薙を見なかったが・・」 「ああ、静馬さんなら『梅で花見や!!大作、月曜まで帰らんからな!』と言って出かけましたが。」 (らっき〜。これで間違いなく邪魔者なしで修業に打ち込めるわ。) 「じゃあ、先生また明日。」 「あっ、南雲先生。僕も失礼します。」 「一応気をつけて帰れよ。」 私はそんな言葉など全く入らないくらい上機嫌で自宅へ帰った。 −2− 金曜日放課後 「ねぇ、涼子ちゃん。あさって空いてる。」 「ごめん、ひとみ。私、土日、山でお師匠様と修行なの。」 「あっ、そうなんだ。仕方ないわね。氷室君にでもつきあってもらおかな?」 「うん、そうしなよ。また今度ね。」 「うん、じゃあね、涼子ちゃん。けがしない程度に頑張ってね。」 「せいぜい、気をつけてみるわ。」 そうひとみに答えて、私は自宅より先に飛天神社に急いだ。 「お師匠様。お一つお聞きしたい事が?」 「言うてみよ、御剣。」 私はお師匠様の許可を待ってから質問をした。 「修行の際に何か持っていく物はありますか?」 「いや、なにも持ってきてはならんぞ。」 お師匠様はったった一言で答えた。それ聞いて私はさらに質問をした。 「着替えもですか?」 「無論じゃ。あの修行場には修行のために必要な物はすべてそろっておる。故になにも持ち込んではならんぞ。」 「はいわかりました。」 私はそう返事をしたが内心焦っていた。 (着替えももって言っちゃいけないとなると下着類が不安だな。まぁ、生理はもう終わってるからいいけど・・・。  まぁ仕方ない師匠の言う事は絶対だしね。) 「では明日は何時にここにくればよろしいでしょうか?」 「朝5時までには来い。」 「はいわかりました。それでは今日は失礼いたします。」 「うむ。」 私はお師匠様に挨拶をすると帰途についた。 −3− 金曜日自宅・風呂の中 「やっぱり着替えを持っていけないのが痛いわね。特に下着を持っていけないのがね」 私はそう口に出して言いながら、ぼぉっと考えていた。 (やっぱりあっちで洗うしかないか。でも私家事不得意だしな。) (どんな格好で行こうかな。少し薄めの服や下着なら洗ってもすぐ乾かせるかな。) (あっちに洗濯機とかあるのかな。あればだいぶ楽だな。) (あっ、下着どうやって洗おう。お師匠様の前じゃ恥ずかしいし。) (う〜ん、どうしよう。) などといろいろ考えていたら、 「涼子、いつまで入っているのよ。のぼせるわよ。」 「は〜い。今あがるよ。」 あっ、少しのぼせ気味だ。早くあがらなきゃ。 「あっ、おばさん。私、土日出かけるから。」 「なに涼子、彼氏の家にお泊まり。」 「そうじゃなくて。お師匠様と修行のために山に行くの。」 「何また剣術。涼子、あんた結構エロっぽい身体してるんだから、男の対して使わなきゃもったいないよ。」 「お・おばさん、何言っているのよ。」 私は顔を真っ赤にしながら答えた。 「涼子ちゃん顔真っ赤にしちゃってかわいい。私、土日出かけるって言うからてっきりあそこを綺麗にするために  長風呂してんのかと思っちゃった。」 「おばさんあそこって。」 (まさか女性器の事言っているわけじゃないよね・・・) 「そんなの決まってんじゃない。あそこと言ったらお・○・○・こよ。」 その台詞を聞いたとたん私は自分でもはっきりわかるくらい顔がさらに赤くなった。 「涼子ちゃんって結構恥ずかしがり屋だから。もう、これ以上ないって位に顔真っ赤にしちゃって。」 「おっ、おばさん。怒るよ!!」 「お姉さまと呼ばなかった罰よ。」 そういうとおばさんはリビングへと逃げ帰っていった。 自室にて 「明日、何来ていこうかな。」 私はそういうとタンスの中から服を探し始めた。 「やっぱり動きやすい格好が一番かな。」 そう決めるとパンツルックに合いそうな格好を基本に服を決めた。 服も決め終わり時計を見ると23:30を示していた。 「明日は早いからもうねよ。」 私は眠りについた。明日から始まる修行に胸躍らせながら。 −4− 04:50 飛天神社入り口 「では御剣行くぞ。」 「はい、お師匠様。」 「では、慶一郎出してくれ。」 お師匠様はそう南雲先生に指示を出すと私に話を始めた。 「御剣よ。今日・明日と修行するのは心の修業じゃ。」 「心の修行ですか?」 (心の修行ってどんな事するんだろう。もしかして座禅かな。) 「ふむ、そうじゃ。かといって座禅をするわけではないぞ。」 「そうなんですか。」 (そっか、座禅じゃないのか。そういえば前にお師匠様『坊主は精神修行が出来てない』とか言ってたっけ。) 「まぁ、やればわかる。後この修行は何回かやるのでな。」 「はい、お師匠様。」 (何回かやるんだ。そのたびにお師匠様と二人きり。嬉しい。) そんな風に話をしていると、南雲先生が 「鉄斎先生、着きました。」 「おお、そうか。また明日17時頃迎えに来てくれ。」 「はいわかりました。鉄斎先生。御剣、がんばれよ。」 そう言うと、南雲先生は去っていった。 「さて御剣よ。少し歩くぞ。」 そうお師匠様は言うと先になって歩き始めた。 −5− 07:00頃 修行場入り口 「御剣よ。ここが修行場じゃ。」 「お師匠様、ここでやるんですね。」 私はそう言いながらものすごく興奮していた。 (すごい、いつもの道場よりは少し小さそうだけど、立派な道場。最高) 「中に入るぞ、御剣。」 「はい、お師匠様。」 私はお師匠様に続いて道場の中に入った。そして、中に入った私はさらに感激した。 (すごい、剣や槍いろいろな武器がおいてある。あっ、袴もある。だから何も持ってこなくてよかったんだ。) 「では御剣よ。まず始めに入り口の脇にある指示通りに修行準備せよ。」 「はい、お師匠様。」 私はお師匠様の指示に従い入り口脇の指示を見て赤面した。 その指示とは 『一・修行を受ける者は一切の私物の持ち込みを禁止する。無論、衣服もその対象である。』 『二・上記に伴い持ってきてしまった私物、衣服は道場前で全て置いてくること。』 『三・修行を受ける者は師の意見に絶対服従とし、従わなかった者は懲罰を受ける事とす。』 『四・修行を受ける者は生命維持行為以外は全て師に許可を得るものとす。これは排泄行為も含むものとする。』 『五・この指示は修行開始の朝から夜中までとす。』 (えっ、何これ。本当にこんな事しなきゃだめなのかな。でも、お師匠様の指示だしなぁ。) 「御剣よ、何をしておる。早く準備せんか!!」 「はっ、はい、お師匠様。」 (覚悟を決めるしかないわね。) 私はその指示通り準備を始めた。 (まず、外に全ての物を置いて来なきゃ。) そう思い立ち道場から出ようとすると、お師匠様が 「御剣よ、今回は外へ出なくともよい。」 「はっ、はい、お師匠様。」 (よかった。いくら朝早くても外に誰がいるかわからないし。でも、お師匠様の前で全部脱がなきゃいけないのか。) 私は勢いよく服を脱ぎ下着姿になった。 (やっぱり、ものすごく恥ずかしい。さらに下着も脱がなきゃいけないの。) そう考えるとさらに緊張してしまい、手が止まってしまった。 「御剣よ、今回は精神の修行だと言ったであろうが。そのくらいのことが出来なくてサムライになれるか!!」 (そうよね。私は日本一のサムライに成ると決めたんだから。涼子しかっりしなさい。) 私はそう気合いを入れ下着も全て脱いだ。しかしやっぱり恥ずかしいせいで胸やあそこを手で隠してしまう。 その姿を見たお師匠様が、 「御剣よ、儂は隠してもよいとは言っておらんぞ!きちんと直立不動で立たんか!」 そう叱咤してきた。 (そうよね。いくら恥ずかしくても修行なんだからちゃんとしなきゃ。) 私はそう思うと両手をきちんと横に伸ばし、胸を張って立った。 「お師匠様、これでよろしいでしょうか。」 (やっぱり、恥ずかしいものは恥ずかしいよ。) 「出来るのなら、最初からやれ。いいな御剣よ。」 「はっ、はい、わかりましたお師匠様。」 「では、御剣よ。本格的に修行を始める前にそこに書いていないことを言う。」 (えっ、まだ何かあるの。これ以上恥ずかしくなるのだったら勘弁してほしいけど・・・) 「まず四に関しての追加事項だが、」 (えっと、確か四て排泄行為がどうのこうのって書いてあったやつじゃなかったけ。) 「トイレに行きたくなった場合は、小便なら『おしっこがしたいです。』、大便なら『うんちがしたいです。』と  はっきりと大声で言うのじゃぞ。」 「はっ、はい。」 (そんな、『おしっこがしたいです。』、『うんちがしたいです。』なんて大きな声で言わなきゃいけないの。) 「そして、さらに恥ずかしいからと言って我慢して漏らした場合は罰が待っておるからな。しっかり心得ておくように。」 「はっ・・・・は・・・い。」 「御剣よきちんと返事をせんか!これからきちんと返事が出来なかった場合にも罰をつけるぞ。わかったな。」 「はっ、はい。」 「うむ、それでいい。」 そうお師匠様は満足げに頷かれていた。私はさっきから緊張した状態で胸もあそこも隠せず直立不動で立っていた せいか足が疲れてきてしまっていた。 「お師匠様、座ってもよろしいでしょうか?」 「まだだめじゃ。追加事項が全て言い終わるまできちんと立っておれ。」 「はっ、はい。」 (私いつまで耐えられるだろう。でも倒れたらきっと罰があるわよね。もう少し頑張ってみよう。) 「次に、トイレなどの場所じゃが、トイレは奥の扉を開けてすぐ横にある、穴にせよ。」 「お師匠様、穴とはいったい・・・?」 「後で場所を説明する。そのときわかる。」 「はい。」 (昔みたいなお手洗いなのかな?) 「そして、風呂場じゃが、これはちと遠くてのここから五分程かかる。じゃがそこに行くときも一切衣服を身に  つけてはならん。無論身体を隠すような仕草をしてもならん。わかったな。」 「はっ、はい。」 (この格好のままで外を歩くの。恥ずかしくて死んじゃいたいくらいだわ。) 「そして最後に言っておくことがある。この修行は恥ずかしいと思う気持ちを自分の意志で操作できるように  なるまで何回でも繰り返すのでな。そのつもりでおれ。」 「はい、わかりましたお師匠様。」 (つまり私が恥ずかしいと思う限りここにつれてこられてこういう修行を何回もやらなきゃいけなくなるのね。  頑張って耐えなきゃ。) 「では、御剣よ。場所の案内をしよう。」 「待ってください、お師匠様。その案内の場所には風呂場も含まれるのですか?」 「無論、入るに決まっておろうが。ぐずぐずせんと行くぞ!」 お師匠様はそう言いきると私に背を向けて歩き出した。 (急いで付いていかないと。怒られちゃう。) そう思うって 私はお師匠様の後に付いていった。 「まずはトイレだ。」 私たちはさっきお師匠様が言っていた奥に唯一あるドアの前に来ていた。そして開けられたドアのから中を のぞいたときに私はぞっとした。なぜならそこはもう外ですぐそばには穴があったからだ。穴の大きさは 和式トイレくらいの大きさで深さはどのくらいあるのかわからないくらい深そうだった。 「おっ、お師匠様、まさかこれがトイレなのですか?」 「ほかになんに見える。今の修行にはぴったりのトイレではないか。ああそれから御剣よ。トイレに行く場合は  儂も付いていくからな。」 「えっ、はっ、はいわかりました。お師匠様。」 (えっ、お師匠様におしっこするところとか見られちゃうの。そんなの恥ずかしいけど修行だから、従わなきゃ  いけないし。) 「それからここは小便用だからな。次に大便用に連れて行く。ついて参れ。」 「はっ、はい。」 (うそ・・・でしょ。うんちがしたくなったらさらに外を歩かなきゃいけないの・・・) 「あと御剣よ。トイレに行くまでに漏らしたらものすごく思い罰が待っておるぞ。覚えておけ。」 「はっ、はい。」 (ものすごい罰って何だろう?もしかしてまた、恥ずかしいことかしら。) そして、一分も歩かないうちにもう一つのトイレに付いた。 「この小川が大便用のトイレじゃ。まあ、場所を忘れても儂が一緒について来るから心配ないがな。」 「はっ、はい。ここがもう一つのトイレになるのですね。わっ、わかりました。」 (こんな小川がトイレなの・・・とことん辱めるようになっているのね。) 「御剣よ。寒い中おなかを出しっぱなしで冷えたのではないか?どうじゃ。ちょうど大便用に来ておるのじゃから、  出していっては?」 「いえ、まだ大丈夫です。お師匠様、ご心配ありがとうございます。」 「御剣よ、儂は心配したからではなく、命令したのだ。今度はわかるように言うぞ。ここで大便を今していけ。  よいな。」 「はっ・・・は・・・い・・。」 「返事ははっきりせよとさっき言ったばかりじゃろうが。これは罰も与えねばならんな。」 「そっ、そんな。」 「口答えも許さんぞ。罰をもう一つ追加じゃな。わかったな。」 「はっ、はい。わかりました。」 私は泣きたい気持ちでいっぱいだった。 (何でこんな事になっちゃたんだろう。もう恥ずかしくて死にたい。) 「では罰付きでやって貰おう。まず格好は儂の方に正面を向けて、つまり小川に対して直角になり蹲踞の状態で  座るのじゃ。そのとき手は頭の後ろに組んでおくのじゃぞ!」 「はっ、はい。」 (そんな格好・・・あそこが完全にお師匠様に見られちゃう。でも逆らったら罰が増えちゃうし。) 私はそう思いながらもお師匠様の指示した格好になった。 「こっこれで、よっよろしいでしょうか?」 私は顔と言わず全身真っ赤になりながらお師匠様に尋ねた。 「うむ、その格好でよい。これから、トイレではその格好でしてもらうぞ!」 「はっ、はい。」 「続いてこう言うのだ。『お師匠様、これから私、御剣涼子がうんちする所をどうぞご覧になって下さい。』とな。  一カ所つかえるごとに罰が一つ増えるからな。さぁ言うてみよ。」 「はっ、はい。わかりました。では、お師匠様、こっ、これから私、みっ、御剣涼子がうっ、うんちする所を  どうぞご覧になって下さい。」 「うむ、見てやろう。じゃが二分以内に出なかったときは浣腸をするからな。」 「はっ、はい。頑張ります。」 (どうしよう。二分以内になんて出るのかな。でも出なければ確実にお浣腸をされてしまう。それだけはさけなきゃ。) 私はそう思うといきみ始めた。本当はこんな姿を見せるのも恥ずかしいけど、お浣腸されるよりましである。 「う〜ん。うっう〜ん。」 出ない。当たり前かも知れない。いつ誰が来るかわからない屋外で、しかも尊敬するお師匠様に見られながら なんて不可能に近かった。しかし出なければお浣腸をされてしまうのでどうしても自力で出さなければいけなかった。 「あっ!」 (やだ、自分でもわかる。お尻に穴をこじ開けてうんちが出そう。お師匠様からは見えないのはいいけど。) 「ほほぅ、どうやらもうでそうじゃな。では後ろから尻の穴の具合でも見てみるか。」 (そんな、今後ろに回られたら、うんちしているところ全部見られちゃう。) 「御剣よ、隠したり動いたりしてはならんぞ。」 「はっ、はい。」 私がそう返事をするとお師匠様は満足げにうなずきながら私の背後に回り込んだ。 「ほほぅ、おまえの尻の穴がこれ以上ないくらいに広がっておるの。相当堅そうな大便じゃな。」 (嫌っ、解説なんてしないで。お師匠様そんなにじろじろ見ないで。お師匠様の視線を感じると私ますます恥ずかしく  なっちゃう。) 「御剣よ、これは質問じゃ。命令ではない。無理なら無理というように。」 「はっ、はい、なんでしょうか?」 「今出しているものを、途中で止めることが出来るか?」 「おっお師匠様、それは無理です。」 「そうか、ならば仕方あるまい。じゃがそのうち出来るようになるように。」 「なっなるべく努力いたします。」 (お師匠様の期待には応えたいけど、出し始めたものを途中で止めるなんて無理よ!) 「では、出し終わったらその小川で尻に穴の中まで洗ってから帰るぞ。」 「はっ、はいわかりました。」 (そのために小川があるとこに連れてきたのね。さて、言われたとおりにしないとまた罰が増えちゃうわ。) 「御剣よ。尻の穴を開いてしっかり指をつっこんで洗うのじゃぞ。儂は後ろから見ておるからの。」 「はっ、はい。」 (お師匠様が後ろから見ているのだからしっかりやらないと。でも、お尻の穴の中に指を入れるなんて・・・) 「御剣よ動きが止まっておるな。罰としてそのまま帰るぞ。以降小便や大便をしても拭いたり洗ったりしてはならんぞ。  わかったな。」 「はい、わかり・・・ました。」 「はっきり返事をしろと言ったはずだぞ、御剣。先ほど三回つかえたし、はっきり返事もしなかったからあと四つの  罰をするぞ。」 「わかり、ました。」 (二日間の間、おしっこやうんちをしても拭いちゃだめなの。さらに後四つの罰なんて・・・きっと恥ずかしいこと  なんだろうな。) 「ああそれから御剣よ。後で買い出しに行くからな。ただし、罰として裸でだ。」 「はっ、は、い、わかり、ました。」 (裸で買い出しに行くなんて絶対に嫌。でもお師匠様の言うことは絶対だし。ああ、恥ずかしいよ。どうしたら  いいんだろう。) 「では道場に戻ったらいつもの稽古を始めるぞ。」 「はっ、はい。わかりました。」 (そうよ、涼子このくらいの恥ずかしさに負けちゃ駄目。恥ずかしがれば恥ずかしがるほどこの修行を何回も  受ける羽目になるんだから。) 私はそう気合いを入れ直して道場へ向かった。 「それから御剣よ道場に行ったら着るものを貸そう。その格好のままでは修行に集中できそうにないみたいじゃからな。」 「ありがとうございます。お師匠様。」 (よかった、やっと服を着れるわ。やっぱり裸のまんまじゃ集中できないし恥ずかしいもの。) 「じゃが、勘違いするでないぞ。この修行において衣類を身に纏うは未熟者の証拠。真の剣術家になりたくば、  どのような格好であろうと、自分の力全てを出せるようにせねばならんからの。わかったな御剣よ。」 「はい、わかりました。どうか未熟者のこの私を見捨てずに指導してください。」 「うむ、その気持ちを忘れるでないぞ!!」 道場内 「では、御剣よ着るものを貸そう。」 「はい、ありがとうございます。」 私は着替えとしておかれているもののうちある一つに見とれていた。 (何だろうあれ、私の名前が入った布が紐に付いているけど・・・) 「どうした御剣よ。褌がそんなに珍しいのか。」 「ふっ褌ですか?」 「そうじゃ、それは慶一郎に作らせた。感謝するように。」 「はっ、はい」 (褌をしなきゃいけないのは予想外だったけど、袴なんかも着られるしまあいいか。でも褌ってあんな風に紐で  出来てるんだ。食い込まないかな?) 「この褌は特別製じゃから、儂が履かせてやろう。」 「えっ、はっ、はい。」 (お師匠様にあそこをじっくり見られちゃうのはかなり恥ずかしいけど・・・従わなかったら間違いなく罰があるし・・・。) 「御剣よまずそこに、大股開きで仰向けになれ。間違っても胸やま○こをかくしてはならんぞ!!よいな。」 「はっ、いっ」 私は自分でもわかるほど顔を真っ赤にしていた。 (仰向けの上、大股開きなの恥ずかしい、恥ずかしいよ。) 「これはな、しっかりあと割れ目に食い込ませねばならんのじゃ。故にくすぐったいかも知れぬが動くでないぞ。」 「ええっ、そんな。」 (あっ、口答えしちゃった。お師匠様、怒っているわよね。) 「御剣よ、今より罰を言い渡す。準備が終わるまでそこに正座しておれ。よいな!!」 「はっ、はい。わかり、ました。」 私は、お師匠様が何を私にさせようとしているのかを見極めるために、お師匠様の、一挙手一投足を見続けていた。 (裸のままで、正座しているのも恥ずかしいけど、何をさせるつもりなんだろう、あんな結び目だらけのロープを  張って・・・) 「御剣よ、最終調整をするからこっちへ来い。」 「はっ、はい。」 (最終調整ってまさか・・・・まさかね。) 「うむ、位置的にはよいようじゃな。では御剣よ、この上にまたがれ。」 (やっぱり、絶対あそこに食い込んじゃうじゃない。でも逆らったりしたらもっと恐ろしいことがあるかも知れないし、  でものっかたら、痛いだろうし、でも・・・) 「御剣よ、朝着てきた物、身につけよ。」 「はい!」 (いきなりどうしたんだろう。まぁ、服着れるからいいけど。) 「着終わったらここを跨げ!!」 「はい。」 (なんかロープが濡れてるけど、まあいいや。) 「ではここを30往復せよ。」 「はい。・・30往復いたします。」 (きついけど、罰だしね。) 私はそう思い、歩き始めた。ロープが濡れているせいでまたの部分も濡れちゃってきたけど、気にせず歩き続けた。 そして3往復をしてから私は股間の分にある変化が起きていることの気が付いた。 (あれ、私感じているの。嘘よね。何で、痛いだけなはずなのに、どうして感じちゃってるの?) 「あっ・・・あっあん。」 (やだ、こんな声、でも自然にでちゃう。あと25往復も出来るの。) 「何じゃ御剣、罰なのに感じておるのか。どうやらおまえはサムライというよりも、奴隷の方が向いているのやも  しれんな。」 「おっ、お師匠、様、そんなことは」 「ないというのか。ではおまえのまたから流れているのは小便だとも言うのか?」 「それは・・・」 「愛液であろう。全く儂としたことが弟子をとったつもりが変態を弟子にしていたとはな。それでは、それなりの  扱いをしてやろう。」 「そっ、そんな。」 「まずはその五月蠅い口を塞ぐとしよう。」 そう言うとお師匠様は私の口におちんちんをねじ込んできた。 「もが。もがて」 (いや、やめて。お師匠様やめて。) 「ほらきちんと舐めないか。もし歯をたてたら、おまえの処女を貰うぞ。それも後ろの処女をな。」 (後ろって、お尻!そんなのいや、絶対に嫌。) 「後ろの処女を貰い終わったら、おまえのラビアに穴をあけて南京錠を掛けて、二度と使えないようにしてやろう。」 (前に南京錠。それも穴をあけて、絶対に嫌。) 「いやならば、丹念に舐めよ。よいな。今のは脅しではなくほんとにやるからな。」 「ふぁい。」 (しっかり舐めないと。でもどうしたらいいの。) 「何じゃ、奴隷のくせに舐め方もわからんのか。しょうがない。口をそのまま窄めておれよ。今からその口を  犯してやろう。」 (口を犯す?何をするの。) そう思った瞬間、お師匠様は私の頭を押さえて、腰を前後に動かし始めた。 私は息苦しくて歯をたててしまいそうになったが何とか耐えた。 「うっ、出る。御剣、よ、全て飲め。」 (えっ、出るって何が出るの。) そう思った瞬間口の中に何か粘りのある生臭い物でいっぱいのなった。私は吐き出そうとしたが、お師匠様の  おちんちんがじゃまで吐き出すことも出来ずただ我慢して飲み干し続けた。 「さすがに変態なだけはあるな。初めて飲む精液を上手そうに飲んでおるわい。」 (いや、私変態なんかじゃない、変態なんかじゃ。) 「では、変態御剣に頼むとするかな。儂の尻の穴をその下で舐めて綺麗にせい。」 「お師匠様、そんなこと出来ません。」 「では、おまえのお尻の穴の処女を頂き、前の穴は南京錠を掛けてしまおう。」 「それだけは、ご勘弁下さい。お師匠様。」 「では、『変態涼子にお師匠様のお尻の穴を舐めさせてください』と言うのじゃ。」 「はっ、はい。変態、涼子、に、お師匠、様の、お尻の、穴、を舐め、させてく、ださい。」 (いやっ、こんな台詞言いたくない!!これは夢よね!!現実な訳・・・・) 「うむ、近頃の高校生はこんな変態的なことを簡単に口にするのだな。」 「そっ、そんっ」 私がそう言いかけた瞬間にお師匠様の目に射抜かれたような気がした。 その瞬間から私の中で抵抗する気持ちが薄くなっていくのを感じた。そしてお師匠様は私を押し倒して、顔の上に お尻を載せてきた。 「ほら、舐めんか!!」 私は反論することもせず、ただ黙って載せられたお尻の穴に舌をのばすした。 (いや。・・・早く舐めないと・・・) 「舐めぬのなら、罰を与えねばならんな」 (・・・私は・・・・舐めなくてはいけない?・・・) 私は心を真っ白にしてお師匠様のお尻を舐め始めた。 「なんじゃ。出来るではないか。まあ早く始めなかったから罰を追加じゃな!」 私はもう心が真っ白になっていた。 (いったいどうなっているの。・・・・お師匠様・・・私、変態?・・・・) 「ほほぅ、だいぶ心が壊れてきたようじゃな。そろそろ次の段階に移るかの。」 (・・・次って・・・壊れる・・・何が・・・・?) 「変態涼子よ。儂は電話をしてくるのでしばらくそうしておれ。わかったな!!」 「は・い」 (お師匠様・・・命令?・・・このまま?・・・・私・・・・変態涼子?) お師匠様はそのまま出て行った。 −6− 1時間後 道場内 「ほほぅ、変態でも言うことは守るようじゃな。まぁよい。これ以上壊してもおもしろくないからな。」 (壊す・・・・・面白くない?・・・・何を?・・・・いったい・・・・) 「我が目を見よ!」 (えっ、・・・何・・・私、・・一体。) 「我が声に従え!今までのことを忘れよ!じゃが心の奥底に記憶せよ!そして『淫乱涼子』の声で目覚めよ!  そのときお前は最高の操り人形とかすであろう!!!」 (お師匠様は一体何を言っているの。わからない。いったい何のことを・・・?) 「完全に目覚めたようじゃな。さて帰るぞ御剣よ!」 「はっはい?」 (いったい何だったんだろう?まあいっか!) 「慶一郎が迎えに来るぞ!荷物を準備せい。」 「はい、お師匠様。」 私は訳もわからないままお師匠様について準備を始めた。 これが後々の悲劇の始まりとは知らずに・・・ 一応(完) ──────────────────────────────────────── 後書き(・・・作者のいいわけ) 初投稿です。この続きは皆さん想像して下さい。 最後の方は涼子にさせたいことが暴走してしまいました。(^^;) 文章もへたくそで読みにくい部分もあったと思いますがんなしたまで読んで頂けて 大変嬉しいです。 またどこかで私が書いているものを見つけたら、温かい目で見守って下さい。 闇撫 明(やみなで みん)