第8話「初めてなんですけど(後編)」


「せ、先生、一体何を? ひぁぁ!?」  何をしようとしてるのか尋ねようとした瞬間、先生はボクのを強く握り締めてき た。 「ふふふ、言ったでしょう? とっても気持ち良い事よ」 「せ、先生・・・目が怖いんですけど・・・」  何て言うか・・・表情は笑ってるのに目が笑ってないよぉ・・・ 「ふふふ、大丈夫よ。怖くない怖くない」 「ひぁ!? ふぁぁぁ・・・」  まるで赤ん坊をあやすようにボクのを指先でソフトに撫でてくる先生。うぅ・・・ 何でこんなに感じちゃうのぉ? 「そんな所擦りながらじゃ説得力無いです」 「もう、いつからそんな言い訳ばかりするようになったのかしら?」  いや、いつからも何も先生とはそんなに面識があるわけじゃあ・・・ 「ほら、そんなに身体力を入れないで・・・凄く良いことしてあげるって言ってるの よ?」  そうは言うけどこんな身体をされて言われても怖いだけだと思う・・・ 「もう・・・仕方ないわね。あんまり駄々を捏ねると無理矢理するわよ?」 「無理矢理って・・・」  既に無理矢理色々されてるんですけど? 「というわけで仰向けにするから暴れないように」 「そんなぁ・・・」  暴れたくても縛られて暴れられないです、はい・・・ 「ふふふ、こうやってみるとホント可愛いわねぇ? 元男とは思えないわ」  そりゃ、先生がこんな姿にしたんだし・・・ 「ふふふ、それにしても立派ねぇ・・・」  改めてボクのをジッと見つめる先生。は、恥かしいよぉ・・・ 「ふふふ、これを入れるかと思うとゾクゾクするわ」 「はい?」  い、今のどういう事? 「ほら、ジッとしてるのよ? 入れにくいから・・・」  い、入れるって一体どういう事?  「せ、先生!! 一体何を!?」 「ふふふ、凄く良いことよ」  いや、それはもう聞き飽きました・・・ってそうじゃなくてぇ!! 「ま、まさか先生・・・セ・・・なんてしませんよね?」 「あら? 今ごろ気付いたの?」 「へ?」 「だからさっきのおしゃぶりよりも気持ちいいことしてあげるって言ってたじゃな い」  ・・・はい? 「君って結構鈍いのねぇ? 普通の男の子ならすぐに解ると思うけど?」 「・・・・・」 「・・・? ちょっと、何お口空けたまま固まってるの?」  ・・・空いた口が閉まらないだけです。 「ダ・・・」 「何?」 「ダメですよ!! そんなの!!」 「どうして?」  いや、どうしてって・・・ 「教師と生徒のする事じゃないですよ!! そんな事!!」 「唾飛ばさないでよ・・・」  嫌そうにそう言う先生。そういう問題じゃ無いでしょ? これって・・・ 「そんなどうでもいい事!!」 「・・・そんなに嫌なの?」 「嫌に決まってます!!」 「どうして?」 「いや、どうしてって・・・」  そりゃ、普通はこういうのは嫌だと思う・・・ 「普通はちゃんと女の子と恋愛してっていう形が理想であって・・・」 「プ・・・今時そんな事言う男子がいるとは・・・」 「べ、別にいいじゃないですか」 「ふふふ、ホント色んな意味で可愛いわねぇ、君って」 「うぅ・・・可愛いって言わないで下さい」  人が気にしてることを言うなんて酷いと思う・・・ 「ふふふ、さぁ、そろそろ君の操を貰うわよ?」 「ダメェ!! きょ、教師と生徒でこんなこと許されないです!!」 「もう遅いわよ」 「ふぇ? ひぁ!?」  先生の言葉と同時にボクのの尖端にヌメっとした感触が走った。ま、まさか・・・ 「ダ、ダメェ!!」 「ふふふ、頂きま〜す」 「ひぁ!? ひにゃぁぁぁぁぁ・・・」  ヌメっとして且生暖かい感触がボクのを包んでくる。その今まで体験した事のない 刺激に腰砕けになってしまう。 「ん・・・く・・・ふ、太いわ・・・」 「ひぁぁ・・・やぁ・・・ダメェェ・・・」  狭く、窮屈なのにヌメリのせいで着実に先生の中に埋まっていくボクのソレ。ハッ キリ言って凄い快感だよぉ・・・ 「ふふふ・・・ん・・・いいわぁ・・・逞しくて・・・」 「ひぁ・・・ひぁぁ・・・ダメェ・・・ダメだよぉ・・・」  どんどん奥に入っていくボクのそれ・・・っと尖端がしこりのようなモノにぶつか る感じがした。 「ふふふ・・・一番深いところまで入ったわねぇ?」 「ひぁぁ・・・やぁぁ・・・」 「ん・・・それにしても・・・中に入れたのに出すこともないなんて・・・君って ひょっとしてしたことあるの? SEX」 「・・・ボク、初めてなんですけど」 「あら、そうなの? それは凄いわねぇ・・・あ、一応一回抜いてたわねぇ、そうい えば」 「うぅ・・・もう抜けてくださいぃ・・・」 「ダメよ。これからが本番なんだから・・・」 「そ、そんなぁ・・・」 「さぁ、たっぷり可愛がってア・ゲ・ル」 「え、遠慮しま・・・ひぁぁ!?」  拒否しようとした瞬間、先生は腰を動かしてきた。その瞬間、今まで感じた事のな い快感がボクを襲ってきた。 「ふふふ、遠慮しなくていいのよぉ?」 「べ、別に遠慮してませ・・・ひにゃぁ!?」 「ほらほら、こうされると気持ちいいでしょう?」 「やぁ!? ダメェェ!! 腰・・・動かさないでぇ・・・」 「ふふふ、いいわぁ・・・その反応・・・」  そう言う先生の目は妖しく淫らに光っていた・・・


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