プログラム256「限界の限界(その30)」


プログラム256 最終覚醒(その30) 「はぁ・・・ん・・・ぅぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」  これで何度目の絶頂だろう? クライアント達の巧みな責めに、乳首とクリトリス の3箇所だけであれからかなりの回数絶頂を迎えてしまった。 「くくく、段々イくペースが速くなってきてるねぇ」 「どうだね? 少しは楽になってきたかな?」 「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」  既にここまで幾度イかされただろう? 疲弊しきった状態で、クライアントの言葉 に応える気力もない。 「どうやらかなり参っているみたいですな?」 「まだまだこれからだというのに・・・」 「まぁ、頑張ってくれたまえ、かえで君」 「あぅ・・・ひぁ・・・あはぁ・・・」  容赦なく乳首とクリトリスを責めてくる。連続で快感を与えられることに慣れてし まった身体は、与えられる刺激に甘い快感の波動を私に伝えてくる。 「うぁ・・・ダメ・・・ひぃ・・・」 「ほれほれ、ちゃんとオ○ンコとアナルが感じるようになるまではこうやって責め続 けるからな?」 「くくく、イヤでも感じるようにしてやるからな」 「うぁ・・・ひぃ・・・あはぁ・・・そんなに・・・くぅ・・・」  再び絶頂へと高まっていく性感。それと同時に、私は少し・・・そう、ほんの少 し、自分の身体に異変が訪れていた・・・ 「うぁ・・・ぁぁ・・・ひぃ・・・ひぁ・・・ぁぁ・・・」 「くくく、もうクリトリスは勃起したまま元に戻らなくなってきてるぞ?」 「こんなにビンビンに固って・・・もう感じて感じてたまらないだろう?」  既に何度も絶頂してるのを見ておきながらそういうことを言われても困るのだが・ ・・ 「ほぅら、またイくのか? オ○ンコがヒクヒクしてきたぞ?」 「イくならまたちゃんと言うんだぞ? ほれ、ほれほれ」 「んぁぁ!! ひぃ!! ぅぁ・・・あくぅ・・・イくぅぅぅぅぅぅ!!」  また、ほんの短い時間で絶頂を迎えてしまった・・・ 「はぁ・・・はぁ・・・ぅぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」 「くくく、またグイグイと締め付けてきますぞ?」 「こっちもですよ。菊門の部分がしっかり締め付けてきて、かなり良い具合ですぞ」 「先程よりも確実の締め付けるようになってきましたな」 「そうですな。なかなか良い傾向に進んでるようですな」  二人のその会話の内容から、自分自身の変化のわけが解った気がする。これは・・ ・順応し始めてる? 「くくく、かえで君、そろそろ変化が現れてきてるんじゃないのかな?」 「どうなんだね? かえで君」 「ひぁ・・・ぁ・・・はいぃ・・・少しですが・・・くぅ・・・何か・・・」 「ほう? やはりかね」 「で? どんな感じかね?」 「はぁ・・・はぁ・・・解りません・・・でも・・・イヤじゃない・・・」  そう、嫌な感じではない・・・が、イマイチ刺激が弱いため、どう表現していいの か解らない。 「ふむ、あと一押しといったところかな?」 「なら、あと一押ししてあげましょう」 「ですな。くくく、さぁ、かえで君。もう一度イかせてあげよう」 「そんな・・・ひぃ!! ひぁぁぁ!! うぁぁぁぁぁ!!」  私に訪れた変化・・・これは一体私に何を齎すのだろうか・・・? 「ふぁぁ!! あはぁぁぁぁん!!」  仮面の男性の突き上げに、私は苦悶の声を洩らすはずだった・・・なのに・・・ 「おぉ? なかなか良い声で喘いたじゃないか。快感を得てきたのかな?」 「どうなんだね? さやかちゃん・・・」 「ひぃ!? ひぃぃぃ!! ふぁ・・・ふぁ・・・」  仮面の男性達の突き上げに、不思議な痺れを伴った淡い快感が襲う。どうして? 「どうだね? 感じているのかな?」 「ひぁ・・・あぅ・・・ぅぁ・・・」 「くくく、どうやらその様子だと感じてる様だね?」 「んぅ・・・はぃ・・・」 「くくく、そうかね。いよいよ目覚め始めたかね」 「でも・・・まだ・・・痺れた感じの方が・・・はぁ・・・強いです・・・」 「くくく、それで良い。始めはな」 「そう。そこから本当の悦びが生まれるんだ」 「さぁ、ここまで目覚めてきたんだ。後は思い切り突いてあげようね」 「たっぷり喘くがいい」 「そんな・・・ひ!? ひぁぁぁぁぁ!!」  痺れる先の快感・・・それが・・・この行為の・・・目的・・・ 「あぅ・・・くぁ・・・ひぃ・・・あはぁ・・・」 「くくく、ゆっくり動くだけでかなり良い反応する様になりましたな」 「そうですな。これなら激しく動かしても問題なさそうですな」 「うむ。他の二人もそろそろ本格的に始まっているみたいですしな」 「では、我々も楽しむとしましょうか」 「くくく、ですな」  いよいよ・・・本当の・・・責めが・・・始まる・・・


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