プログラム207「終局へ(その5)」


 プログラム207 最終段階(その5) 「さぁ、今日の調教を始めるぞ。3人ともついて来い」 「はい・・・」 「うぃ、了解ッス」 「解った・・・」  下萄の言葉に、私たち3人はヤツの後ろをついていく。・・・今日は一体何をされ るのだろうか? 「・・・・・」 「・・・・・」 「・・・・・」 「・・・・・」  黙って下萄の後についていく私達。そんな4人の間に沈黙が続く。・・・何だ?  今日は空気が異様に重く感じる。 「どうした? 何時もと違って随分暗いじゃないか」 「・・・・・」 「そんなことないよぉ?」 「気のせいだ」 「・・・そうか? ならいいが」  下萄の感じた雰囲気も解る。確かに今の状態は雰囲気が暗い。それの発端は・・・ 「・・・・・」 「さやかお嬢様?」   隣で沈黙を続けるさやかお嬢様。朝の明るさは一体どこへ? 「・・・え? あ、何? かえでさん」 「どうしたんですか? 黙りこんで・・・」 「ん・・・別に何でも・・・」 「まだ、昨日の下萄の言葉を?」 「・・・・・」  少し目の色が変わる。やっぱり・・・ 「でも、これでも昨日よりはましになったんですよ?」 「そうなんですか?」 「えぇ・・・」  しかし、それでも翳っているさやかお嬢様の表情・・・ 「ホントに・・・大丈夫ですから」  かえでさんの気遣いが凄く嬉しい。でも、それが苦しく感じてしまう・・・ 「大丈夫・・・大丈夫・・・」  自分で何度もそう言い聞かせる。 「お姉ちゃん・・・」 「気にしないでね? かすみ」  心配そうに私を見つめるかすみに私はそう応える。 「無理しないでね? お姉ちゃん」 「うん。解ってる」  それにしても・・・下萄さん、どうして昨日急にあんなことを言い出したのかし ら?  あんな・・・こと・・・  ・・・それは、私達3人が木馬に悶えている時でした。 「んぁぁぁ!! こんな・・・こんなに凄いなんてェェェ!!」  木馬を滑るたびに、オ○ンコが不思議な快感に襲われる。私の乗っている木馬は、 かすみが3回目にに乗った、イボが所々についている滑らかなモノ。滑るたびに、愛 液のヌメリで粘膜が蕩けるように擦られ、同時のイボイボに粘膜を削られていく。 「くはぁぁぁ!! あくぅ・・・凄いぃぃぃ!! あひぃぃぃぃ!!」  前へ後へ、何度も何度も往復する。目隠しがない分、物凄く怖い・・・ 「くぅぅぅぅ!! ひぃぃぃぃぃ!! こすれ・・・擦れる・・・んぁぁぁぁ!!」  その隣ではかえでさんも激しく悶えている。かすみが最初に乗った何も無い滑らか な木馬。 「んぅぅぅぅ!! くぅぅぅ!! んぁぁぁぁ!! ぐぅぅぅぅぅ!!」  かえでさんも怯えながら木馬を滑っている。一方、かすみの方は・・・ 「ふやぁぁぁ!! 筆がぁぁぁ!! イボイボがぁぁぁ!! ダメだよぉぉぉ!!」  まだ経験していない4つ目の木馬に乗って悶えてる。イボイボと筆が交互に設置さ れた激しい木馬。凄そう・・・ 「あひぃぃぃ!! ダメェェェ!!」 「ひぁぁぁぁ!! もう・・・」 「ふやぁぁぁ!! イっちゃうぅぅぅ!!」  そして・・・絶頂・・・ 「さぁ、今日の調教はここまでだ。後はゆっくり休むがいいさ」 「はい・・・」 「うゆぅ、やっと終わったよぉ・・・もうお仕置きは勘弁して欲しいなり」 「ふぅ。早く風呂に入ろう・・・」  終わって速攻でそれですか? かえで姉。夕食とか考えないのかな? 「そうそう、お前達に言わないといけない事があったんだ」 「え?」 「うゆぅ?」 「・・・何だ一体?」 「1週間後、クライアント達にお前達の姿をお披露目することになった」 「え・・・?」 「うやぁ?」 「な・・・?」 「そこでの評価次第でお前達はココを出て、クライアント達の元へいくことになる」 「そ・・・んな・・・」 「う、うやぁ!? マ、マヂッスか!?」 「そんな、いきなり!?」 「これは決定事項だ。俺としても未完成な物を見せたくないからな。明日からは徹底 的に調教するぞ」 「・・・・・」 「そんなぁ・・・」 「とうとう・・・その日が・・・来るのか・・・」 「なぁに、お前達は俺の最高傑作だ。いい結果が出るのを期待してるからな?」  そう言って部屋を出ていくまさひろ。いきなりそんな事言われてもねぇ? 「何だか、唐突だね?」 「・・・そうですね」 「・・・お姉ちゃん?」 「・・・・・」  その時のお姉ちゃんの表情は・・・恐怖に怯えきった小動物のようだった・・・


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