プログラム144「崩れだす最後の砦(前編)」


 プログラム144 恥に塗れ、恥に溺れ・・・(前編) 「んふぁ・・・ひぁ・・・あぅん!! ふぁぁ・・・擦れ・・・るぅ・・・」  かえでさん、縄が擦れる感触に気持ち良さそうに喘いでる。 「ふぁぁ・・・瘤がぁ・・・んふぁ・・・いぃ・・・のぉぉ・・・」  今私たちが跨いでいる縄には、30cm間隔に結び目が施されている。全て私とか すみが結んだそれは、縄を渡る私たちを甘く責め立てる。 「ふぁぁ・・・いいのぉ・・・気持ち良いよぉ・・・」  かすみが私の後ろで切ない情感に甘い吐息を洩らしてる。かすみは私たち二人が同 時に股縄を渡ったあの日以来、すっかり股縄渡りを好きになっている。調教時間が終 わった後でも、自分でまた渡るくらいだから、かなり気に入ってるみたい。 「はふぁ・・・んぁ・・・あぅん!! ふぁぁ・・・はぁ・・・」  そういう私も、股縄渡りは結構好きだったりする。よく下萄さんに焦れるような快 感で責められてるから、焦れったい快感がクセになってるのかも・・・ 「んふぁ・・・あくぅ・・・んぁぁ!! あ・・・んぅぅ・・・くぅぅ・・・」  また瘤が一つ、かえでさんを悩ませた。後からついていくと解る。進むごとに縄が かえでさんの愛液で濡れていってる。そして、その愛液が後を歩く私とかすみを切な く責め立てていく。 「ふぁぁ・・・あ・・・んぅぅ・・・くぁん!! ふぁぁ・・・」  かえでさんの歩むペースが落ちてきた。多分、かなり感じやすいからイきそうなん だと思う。 「ふぁぁ・・・あふぁ・・・かえでさぁん・・・早くぅ・・・」  そんなイきそうな状態なのに、私は後ろからイジワルでそう言う。 「んぁぁ・・・すみま・・・せん・・・でもぉ・・・」 「ほらほら、どうした? 早くこっちまで歩いて来い」 「ひぁぁ!?」 「んぁぁ!!」 「あきゅう!!」  下萄さんが、私の考えを察して、さらに煽る。縄を揺すって私たちに更なる恥悦を 与えてくる。 「くぁぁ!! ゆ・・・揺すらないでぇ!! ふぁぁぁぁ!!」 「はひぃぃぃ!! あぅぁ・・・いいぃ!!」 「ふぁぁぁ!! いいよぉ!! もっとぉ!!」  かすみや私と正反対のことを言うかえでさん。ふふふ、まだ戸惑っているのね?  この快感に対して。 「そらそらそら、どうしたどうした? お前が早く進まないと後ろの二人に負担が掛 かるだけだぞ?」 「んぁぁ!! そんなこと・・・言われてもぉ!!」  縄が揺れ、激しく私の敏感な恥部を責めてくる。これも股縄渡りの特徴の一つだと 思う。こうやって縄を揺すりたて、焦れて悶えている牝を煽り、辿り着いては焦れる ような快感を与えつつ、縄を揺すり高い刺激で弄ぶ。辛くもあり・・・クセになる快 感・・・ 「んぁぁぁぁ!! ダメ・・・ダメェェ!! それ以上されたら・・・出ちゃう・・・洩 れちゃうぅぅぅ!!」  かえでさんが一際甲高い悲鳴をあげる。そっか・・・そういうことなんだ・・・ 「あ・・・ダメェ!! ふぁぁ・・・ダメェ・・・もう・・・イヤァァ・・・しない でぇェェ!!」 「くくく、どうした? そらそらそら・・・何が洩れるんだぁ?」  下萄さんが更に縄を激しく揺すりだす。 「んひぁぁぁぁ!! ダメ・・・ダメェェェ!!」  プシャ・・・ジョロジョロジョロ・・・ 「は・・・ふぁ・・・ぁぁ・・・ぁ・・・ぁぁ・・・」  かえでさんの絶望的な呻きと、水が放たれる音が部屋に響き渡る。 「ふぁ・・・ぁ・・・ぁぁ・・・ぁ・・・」 「くくく、随分と派手にオモラシしたなぁ? いい齢して・・・なぁ?」 「うぁぁ・・・見るなぁ・・・言うなぁ・・・」  下萄さんのその言葉に、かえでさんが恥ずかしそうに顔を振ってそう喚きたてる。 オモラシしたことが恥ずかしいのか・・・それとも・・・ 「どうだ? 人前で洩らすのも結構気持ち良いだろう? マゾ女はこうやって人前で 排泄行為をするだけでも快感を得ることが出来るんだ」 「そんな・・・そんな事ない・・・」 「くくく、どうだかな? ま、いずれ解るさ」 「くぅ・・・」  かえでさんが悔しそうに俯く。けど、まだまだ調教はこれから・・・ 「とりあえずさっさとココまで歩いて来い。ちゃんと縄を跨いでな」 「・・・解った」  そして、かえでさんは一歩、また一歩と縄を恥部に擦りつけて歩き出した。 「ひぁぁ・・・くぅぅ・・・んふぁ・・・はぁぁ・・・ダメェ・・・んぅぅ・・・」  でも、さっきまで以上に切なげに、あるいは強まった快感に淫らな吐息を零し続け ていた。 「んぁぁ・・・こんなぁ・・・イヤァ・・・ダメェ・・・なのにぃ・・・」  悔しそうに洩らしたその言葉が、明らかに尿を洩らした時に快感を得ていたことを 証明している。 「んぅぅ・・・ダメェ・・・ダメェ・・・ふぁぁ・・・」  オモラシをした後は尿道が敏感になってる。だから、縄が擦れるということはさら に快感が増すということになる。したがって、かえでさんの反応が淫らに高まったと いうことは尿道で感じていたことになる。 「はぁ・・・ぁ・・・んぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」  息も絶え絶えになりながらも、かえでさんは下萄さんの所まで歩くことが出来た。 「ようやく辿り着いたな」 「・・・・・」 「しかし、あんな粗相をしてしまうとわな?」 「・・・・・」 「ふん、だんまりか。それとも、認め始めたのか?」 「・・・・・」 「まぁ、何にしろ粗相をした分の罰は与えないとな?」 「な!?」 「え?」 「うゆぅ?」  下萄さんの意外な言葉にかえでさんはもちろん、私とかすみも驚いた。今まで調教 されたけど、粗相だと言って罰を与えるようなことはしなかったはず。確かに、調教 に反抗的な態度をとったりした時は罰を与えられたけど、オモラシぐらいで罰を与え るようなことは無かった。 「下萄さん?」 「くくく、覚悟しろよ? メイド長殿」  けれど、下萄さんのその含み笑いにその意図を何となく察知することが出来た気が した・・・


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