プログラム112「堕ちて・・・いく・・・(後編)」


プログラム112 人としての・・・(後編) 「はぁ・・・はぁ・・・んは・・・はぁ・・・」  どれくらい二人に責められたのだろう? 言葉を発することも出来ず、快感に疲弊 し、呼吸を整えるのが精一杯の私は、今だに身体に残る快感の残痕に震えていた。 「ふふふ、かえでさんてばもう息切れ起こしてる。まだまだこれからが本番なのに」 「うゆぅ、でも仕方ないと思うなり。かえで姉って身体は大人でもこういう経験浅い から耐性が無いのも当然だと思う」 「はぁ・・・んぁ・・・はぁ・・・」  二人の言葉に、私はさらに恐怖心が増した。このままだと確実に狂わされてしま う。 「でもホント、可愛い反応ね。私の最初の頃そっくり・・・。あの頃は私もよく反抗 したけど、かすみと一緒に・・・ね?」 「うん。でも私の場合もっと激しかったなり。吟の相手とかお姉さまの相手とかお姉 ちゃんの相手とかまさひろの相手とか・・・」 「そう言えばそうね? でもかすみは私よりもMっ気が強いから耐えれたのかも ね?」 「じゃあ、かえで姉の場合は大変だね。身体は熟してる分、許容量が小さいから私た ちより簡単に堕ちそう・・・ってかその前に壊れちゃうかも・・・」 「それはかすみが経験した事を一気にした場合でしょう。そこまで激しい事しちゃダ メよ?かえでさんにも私たちの感じた悦びを正気を保ったまま覚えてもらうんだか ら」 「うぃ、了解ッス。でもアレはするよね?」 「うん、私が貰う以上はね」 「うゆぅ、羨ましいなり」 「その代わりアレはかすみにさせたげるからね?」 「ホント?」 「うん、ホント」 「やた、ラッキィ!! んじゃ早速・・・」 「ダメよ、もうちょっと・・・ね?」 「うゆぅ? むぅ、解ったなり」 「・・・・・」  息を整えながら二人の会話に聞き耳を立てる。そのおぞましい内容に、私は血の気 が引いていくのを感じ取る。 「さぁ、再会しましょう」 「うふふふふ・・・俄然やる気が出てきたなり。かえで姉、覚悟してね?」 「い・・・いやぁ・・・」  完全な恐怖に支配され、言葉も曇ってしまう。しかし、今の私の状況ではどうする ことも出来ない。そして二人に四つん這いの姿勢にさせられる。両腕は後で縛られて いるので、顔で支えるハメになる。 「いいよいいよもいいの内・・・っていやよだっけ? ま、そういうわけだから遠慮 しないでたっぷり感じて欲しいなり。気持ちいいよ?」 「んぁぁ・・・ぁぁ・・・あ・・・ぁぁぁ・・・」  かすみお嬢様はそう言うと同時に背筋を指で軽く撫でてきた。ゾクッとした感覚に 身体を震わせてしまう。しかし、それと同時にアソコからジュンっと熱いモノがあふ れ出てきた。 「ふふふ、じゃあ私はココを責めますね?」 「んぁ・・・うぁ・・・は・・・ぁぁ・・・はぁ・・・ぅ・・・」  今度はさやかお嬢様がお尻の谷間を指で軽く撫でてきた。ミミズに開発されたお尻 の穴が切なくも甘く疼く。 「うやぁ? かえで姉ってひょっとして軽く経験者? お尻の穴が物欲しそうにヒク ヒクしてるよ?」 「あ・・・そんな事・・・言わないで下さい・・・恥ずかしいですから・・・」  かすみお嬢様の卑猥な言葉に、私の姿勢が、お尻の穴まで曝け出すほど高く掲げ上 げられていることを知った。しかし、お尻の甘味な情感を知っている以上、制御が まったく効かない。 「ふふふ、ホントだ。ねぇ下萄さん、かえでさんのココ、少し弄りました?」 「あぁ、軽くだがな。だが安心しろ。拡張もしてないし、例のアレも施していない。 思う存分してやりな」 「はい、解りました」 「うやぁ、軽く弄られただけでここまで反応するなんて・・・かえで姉ってひょっと して私より素質高い?」 「そうかもな。だが、思った以上に脆いっていうのもあるがな」 「う、嘘だ!! 私はそんな・・・脆くない・・・」  はずだった・・・。だが、ココまで反応してしまう自分の身体に、勢いづいたのも 最初だけで、声が段々弱々しくなっていった。 「ダメよかえでさん、そんなに気張っちゃ。堕ちた時の反動が凄くなっちゃいます よ?」 「そうそう、まさひろの話だとそれが原因でお姉ちゃんは責めの悦びを覚えたって言 うし、私の場合は結構簡単だったらしいけど・・・とにかく凄いらしいよ?」 「そんな・・・」  またも絶句する。耐えれば耐えるほど私自身が崩れていくというのか? そんな、 そんな事って・・・ 「だから身体の力を抜いて・・・されるがままに感じてくださいね?」 「んふふ・・・34回分の怨みもあるからねちっこく気持ち良くしてあげるから ね?」 「? だから何の話です?」 「んふふふふ・・・ふふふ・・・うりゃ!!」 「え? くふぁ!? あひぃぃ・・・」  またも意味不明な発言をしたかすみお嬢様は、今度は私の急所であるアナル・・・ つまりお尻の穴に指を入れてきたのだった。 「くぁぁ!? そんな所・・・ひぁぁ・・・汚いぃぃ・・・」 「えへへへ・・・大丈夫だよ、すぐに綺麗になるからね?」 「え? な・・・何を・・・?」 「ふふふ、それは後のお楽しみです」 「んふぁ・・・くぅぅ・・・やぁぁん・・・」  お尻の穴を穿られる度に、私は人としての尊厳を徐々に無くしていく感覚に襲われ ていった・・・


プログラム113へ