プログラム107「再び・・・(後編)」


 プログラム107 狂うほどに・・・(後編) 「んぁぁぁぁ!! ひぁ・・・スゴイィィィ!! 中が・・・中がぁぁぁ!!」  おそらくこれまで味わった快感の中で最大級の快感だ。私の肉襞の隅々までミミズ が身体を擦りつけてくる。それも凄まじい動きで。 「あひぃぃぃぃ!! くぅぅぅぅぅ・・・んはぁぁぁぁぁ!!」  あまりの凄さに身体が蕩けていく。頭の中が真っ白になっていく。 「ひぁぁぁ!! イく・・・イくぅぅぅぅぅ!!」  早くも絶頂に達してしまう。しかし、ミミズ達のざわめきはなおも激しく私を狂わ す。 「はひぃぃぃぃ!! うぁ・・・んぉぉぉぉぉ!! かはぁ・・・んぅぅぅぅぅ!!」  それにしても感じすぎてしまう。まるでさっきまでの露出責めの余韻を引きずって いるかのようだ。 「んはぁ!! また・・・イくぅぅぅぅ!! んぁぁぁぁぁ!!」  すぐに迎える絶頂感。そしてすぐに高まる性感。ミミズ達の凄まじさを改めて認識 する。これは・・・ホントにクセになっちゃう・・・ 「はひぁぁぁぁ!! んぁ・・・んぉぉぉぉぉぉ!!」  あ・・・また・・・イっちゃう・・・ 「はぁぁん!! んはぁ・・・くふぅぅん・・・もぅ・・・ひゃぁぁぁぁん!!」 「くくく、ようやく本来の淫乱さが戻ってきたな。まだまだ露出は早すぎたか。 まぁ、ネンネのこいつだからしょうがないか」  先ほどの絶頂からどれぐらいイったのだろう? 大きく喘ごうにも、声は甘くかす れ、身体の力は完全に入らなくなってしまっていた。そんな私に、下萄は私にそう語 りかけてきた。 「ひぁぁ・・・んぁぁ・・・うはぁ!! ねぇ・・・ふぁぁん・・・お願いぃぃ・・・ 少し・・・ひゃぁぁん・・・休ませてぇ・・・」  気だるい疲れにそう頼み込む。その声も妙に淫らだ。 「くくく、そうか、休みたいか?」 「んぁぁ・・・はふぅ・・・休み・・・たいぃぃ・・・」 「そうか。なら再び契約してもらおうか?」 「ふぁぁ・・・契約ぅぅ・・・?」  呆けた声で訊き返す。一体何を再契約するんだ? 「あぁ、昨日した牝奴隷としての契約だ」 「んぁぁ・・・そんな・・ふぁ・・・ことをぉ・・・?」 「そうだ。何しろお前はまだ完全に屈したわけじゃないからな」 「ひぁぁ・・・そんなぁぁ・・・」  昨日はイかせて欲しいばかりに口走った。そして私は、屈したように昨日はしてい たはずだった。だが、どうやらこの男にはばれていたようだ。 「まぁ、お前が屈したといえばミミズ達か?」 「んぁぁ・・・ひゃぅぅ・・・それはぁ・・・」  そう比喩されて朱色に染まった頬がさらに赤く染まっていくのを感じる。た、確か にミミズ達には屈したかもしれない。こんなに気持ちいいし・・・ 「くくく、図星か。しかし以外だったな。お前に対する躾のつもりが逆にハマっちま うなんてな。これはこれで別の収穫になったぜ。クライアントがどう思うかわからん がな」 「ふぁ・・・あはぁん・・・んぁ・・・」  悶えている私の傍で、下萄は何やら呟いていたが、そこまで気が回らないくらい私 は切羽詰っていた。早く・・・休ませて欲しいのだが? 「さぁ、改めて契約してもらおうか? 牝奴隷になるとな」 「んぁぁ・・・はぁぁん・・・解ったぁ・・・解ったから早く休ませてぇ・・・」 「何が解ったんだ? 言ってみろ」 「ふぁぁ・・・牝に・・・奴隷になるから・・・はぁぁん・・・休ませてぇ・・・」 「ふん。まだ完全ではないな」 「くぁぁ・・・そんなぁ・・・」 「あと一押ししてやろう。今与えられている牝の悦びを欲するようにな」 「え・・・? んはぁぁぁぁぁ!! うぁ・・・うぁ・・・うぁぁぁぁぁぁ!?」  一押しそう言った後再び例の笛を吹いてきた。その瞬間、私の中を弄ぶミミズ達は 想像を絶する動きをしてきたのだった。これは・・・辛いぃぃ!! 「うぁぁぁ!! ぐぁ・・・うぁぁぁぁぁ!!」  快感とも 苦痛とも取れる刺激に、狂いそうになってくる。なんで・・・こんな・ ・・? 「ぐぁぁぁぁぁ!! ヤメテェェェ!!」  あまりの凄まじさに懇願する。このままじゃ・・・狂ってしまう。 「もう一度訊く。これが最後だ。牝犬になる為の調教を嬉々として受け入れるか?  そして牝奴隷になると誓えるか?」 「ぐぁぁぁ!! はひぃぃぃぃぃ!!」  苦しさに返す言葉も出ない。すごく辛くなってきた。 「さぁ、どうなんだ? 牝になるのか?」 「はぃぃぃ!! ぐはぁ・・・なりますぅぅぅ!! だから許してぇぇ!! 辛いのぉぉぉ !!」  呼吸するのも辛くなってきた私は。最後の力を振り絞って懇願する。 「本当だな?」 「ふぁぃぃぃぃ!! だから・・・だからぁぁぁ!!」  もう・・・限界だ・・・ 「うぁ・・・ぁぁ・・・くはぁ・・・」  何かが弾け、そして意識が遠退いていった・・・ 「おい!! 起きろ!!」  誰かが話し掛けてくる。しかし、瞼を開けようとしても重くて開かない。 「おい!! 大丈夫か!? しっかりしろ!!」  どうやら私を心配しているようだ。しかし、こう見えても身体は丈夫だ。そんなに 心配することはないのだか? 「参ったな。まさか限界だったとはな。壊れてないだろうな?」  壊れる? 一体何が? 「とりあえず早く起こして確認しないと・・・」  一体何が起きてるんだ? まさかまたかすみお嬢様が器物破損をしたのか? だと したら早く起きねば。 「う・・・ぅぅ・・・ん・・・」  何とか無理矢理目を開く。そして私の視界に入ってきたのは・・・ 「お? 目が覚めたか? おい!! 大丈夫か?」 「え・・・? 下萄? なんで・・・あれ・・・?」 「ふぅ、どうやら壊れてないようだな。良かった・・・」 「壊れる? 一体何が・・・?」 「何だ? 何も覚えてないのか?」 「え・・・? 覚えてない? 何がだ?」 「この俺に牝奴隷の調教を受けるといった契約をしたことだ」 「契約・・・?」 「そうだ。そして牝奴隷になるとも誓ったハズだ」 「そう・・・だったか? そういえばそんな事を誓ったような・・・?」 「どうだ? 思い出したか?」 「あ・・・あぁ、何となくな。でも・・・どうして私は寝てたんだ?」 「なに、俺が調教を激しくしすぎただけだ。すまなかったな」  この男が頭を下げるなんて・・・。余程酷いことを私にしたのか? というよりな にか記憶がイマイチハッキリしないのだが? 「で・・・私はその・・・牝の調教を受けていたんだな?」 「あ? あぁ。なんだ? ホントに覚えてないのか?」 「いや、おぼろげだったら覚えている。確かにこの身体をお前に預けていた記憶はあ るが・・・」 「そうか。だが今はゆっくり休ませてやろう。少しやりすぎたからな。しかし、俺様 ともあろう者がとんだ失敗だぜ」 「・・・? まぁ、そう言うならゆっくり寝させてもらうとしよう。あ、そうそう、 もう少し・・・優しく頼む・・・するなら・・・な」  そう言いながら瞼を再び閉じていく。 「あぁ、次からはもう少し優しく調教してやるよ」  深い眠りにつく直前、下萄がそう言ったのが耳に入った・・・


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