プログラム90「導かれていく精神(前編)」


プログラム90 求めてしまった快感(前編) 「んはぁぁぁぁ!! イひぃぃぃぃ!! イぃぃぃぃ!! イくぅぅぅぅぅ!!」  気持ちいいと応えてから、何回目かの絶頂。焦らされた分のもどかしい感覚が癒さ れていく。 「んはぁぁ・・・ひぁ・・・はぁん・・・」 「くくく、どうだ? 素直になって良かったろう?」  快感に打ち震えている私に、下萄が語りかけてきた。しかし、今だにじっくりと擦 られているため、いやらしい声しか出せない。 「んくぅ・・・はぁん・・・そろそろ・・・ひぁぁん・・・休ませ・・・てぇ・・ ・」  気だるさが、既に身体を支配し始めている。まぁ、初めての経験の上、それを延々 と与えられれば当然だが、ここまでされるともはや限界だ。 「くくく、いいだろう。ただし・・・」 「なんだ? んはぁ・・・どこへ行くんだ?・・・はぅん・・・」  いきなり、縄を持ったまま移動し始めるものだから、ヤツの移動に合わせて縄が擦 れて感じてしまう。 「くくく、すぐに解るさ」  そう言って、私に対面する壁のフックに縄を結びつけた。強く引っ張られたから縄 が食込んでくる。 「んはぁぁ!! はぁん・・・何を・・・?」  やつのしようとしていることが解らない。縄を喰い込ませて一体何をしようという んだ? 「くくく、さぁ休ませてやろう。ただし、この状態でな」  カチッ・・・シュインシュインシュイン・・・ 「何!? はぁぁぁん・・・やぁ・・・やぁぁぁん・・・」  何かスイッチが入ったと思ったら、いきなり縄が前後に軽く動き始めた。その切な く焦れったい快感にまたも悶えてしまう。 「その状態でなら休ませてやってもいいぞ?」  こいつ、何てとんでもないことを言うんだ!? 「はぁん・・・そんな・・・んはぁ・・・普通に・・・んくぅ・・・休ませて・・ ・」  引き始めていた快感が再び身体を弄ぶ。せめて気持ちが落ち着くまではされたくな いことを、こいつは平然と行ってきた。まるで私の考えが解っているかのように。 「はぁん・・・やぁん・・・んはぁ・・・擦れる・・・感じちゃう・・・ふぁぁ・・ ・」  縄の動きはかなりゆったりとしている。その為、与えられる快感も一定のままだ。 だからそれ以上高まらない。その苦しさにどうにかなってしまいそうだ。 「んぅぅ・・・止めて・・・これ・・・止めてぇぇ・・・」 「言ったろ? その状態で休めと」  こんな状態で休めるものか!? 「んはぁ・・・こんな・・・はぁ・・・状態で・・・んふぅ・・・休めるわけ・・・ ひぁぁ・・・ない・・・」 「まったく、人がせっかく気持ちよく休ませてやろうと言っているのに、我侭な奴 だ」 「くぅん・・・誰も・・・はぁ・・・頼んでなんか・・・あはぁん・・・ダメェ・・ ・」  もどかしさに言葉もキチンと話せない。どうにかしないと本当に狂ってしまいそう だ。 「そうだったか? まぁ、縄に擦られるのがかなり気に入っているみたいだからな、 もう暫くは味わっているといいさ」 「くぁぁ・・・もぅ・・・やめろぉ・・・我慢・・・はぁ・・・出来ない・・・」 「我慢することはない。感じるままに悶えていればいい」 「んぁぁ・・・そんなの・・・はぁん・・・辛いだけだ・・・」 「だったら、もっとねだってみることだな」 「え・・・?」 「さぁ、おねだりしてみろ。私を可愛がってくださいと言って請うてみろ!!」  そうか、これが目的だったのか。だが、今の私には選択する余地がなかった。 「あ・・・ぅあ・・・そんな・・・」  けれど、私のプライドがこの男に屈するのを拒む。心の崩壊が先か、身体が堕ち きってしまうのが先か・・・ 「そら、どうするんだ?」  ピィィィン・・・ 「あはぁぁぁぁん!?」  前後に動く縄を、指で弾いてきた。震える縄は、瘤が擦れるのと合わさって物凄い 快感を送ってくる。 「んぁぁぁ・・・止めてぇ・・・それ・・・ダメェ・・・」 「くくく、すっかり気に入っちまいやがって。縄がグチョグチョだぜ」  ピィィィィン・・・ 「くぅぅぅぅぅ!? いひぃぃぃぃぃぃ!!」  さらに弾く。グチョグチョに濡れた縄が、吸いきれなくなった私の愛液と絡まっ て、ジュクジュクといやらしい音を響かせる。 「やはぁぁぁん・・・ダメェ・・・もぅ・・・ダメェ・・・イかせてぇ・・・」   焦れる刺激に、今日何度目かの屈服を迎える。縄の刺激、嫌いかと聞かれると応え はNoだ。確かに、この刺激は気持ちいい。だが、焦らされるのは別だ。物凄く・・ ・苦しいから。 「今何か言ったか?」  意地悪く聞いてくる。さっきまでの私の声が聞こえていたら、今の状態でも聞こえ るはずだが、奴はあえてソレを無視して辱めてくる。でも、ここで応えないと・・・ ずっと苦しい思いをさせられてしまう。そんなことになったら、とてもじゃないが耐 える自信がない。 「んはぁ・・・ひぁん・・・お願い・・・イかせて・・・お願い・・・」 「ふん初めてだからこの辺で勘弁してやろう。だが、次からはもっとはっきりと応え てもらうからな」 「うぅ・・・早く・・・」  早く、この焦れったい快感から開放してくれ。でないと辛い・・・ 「くくく、そう焦るな。すぐに喘かせてやるからな。くくくくく・・・」  下萄の不気味な笑いと、私の恥声が響き渡った・・・


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