プログラム69「姉妹水入らず?(中編)」


 プログラム69 久しぶりの・・・(中編) 「なんじゃこりゃ〜!?」  辺りにかすみの意味不明な絶叫が響き渡る。 「どうかなさいましたか? かすみお嬢様」 「ねぇ、まさひろ。ここってホントに寝室?」  引き攣った顔で訪ねてくるかすみ。 「はい、そうですが?」 「じょ冗談だよね?」 「いえいえ、本当ですよ。まぁ、多少は今までの寝室と勝手が違うとは思いますが」 「た、多少ですか? これのどこがぁ?」  素っ頓狂な声をあげて部屋を指差すかすみ。その指差した方向には、大小様々なバ イブが転がっており、今日実施してやった股縄渡りの縄が壁の端から端まで張られて いる。一応二人が寝れる様、ダブルベットも用意している。二人とも、床では全く寝 付けない体質なので、体調のことも考えて用意してやった。 「いい部屋でしょう? 何でしたら今日からずっとここを寝室にしても構いません よ?」 「うゆぅ、遠慮したいなり」  因みに鉄格子は用意していない。もはや、そんなものは必要ないからだ。 「あの・・・ところで話って・・・?」  かすみのクレームに対して説明をしていた俺に、今まで黙って見守っていたさやか が口を開いてきた。 「あぁ、そうですね。しかし、かすみお嬢様に聞かれてはなんですので、外で話しま しょう」 「はぁ」 「むぅ、私は仲間外れ? そんなの酷いなり」  拗ねた口調で言うかすみ。 「くくく、わたくし達が話している間、寂しいようでしたら早速使ってみてはどうで す?」 「な、何を?」 「色々置いてあるでしょう? それらを使って寂しさを紛らわせてください」 「な、何てこと言うかな?」  顔を赤面させて言うかすみ。掠れた声が年不相応に色っぽい。 「ではさやかお嬢様」 「はい・・・」 「ってうわ!? マヂで放置ですか?」  さやかを連れて部屋を出ていく。後ろの方でかすみが喚いているが無視することに する。 「あの・・・それで話って何ですか?」  かすみに話が聞かれない様、少し場所を離した所に着くと、さやかがオドオドした 口調で話し掛けてきた。 「あぁ、先程訪ねたとは思いますが、忘れているかもしれませんから、もう一度言い ますね?」 「はい」  素直に頷くさやか。やはり完成された牝奴隷はいい。思い通りになるからな。 「先程、かすみお嬢様の再教育をするという話は覚えていますね?」 「え? はい・・・」  少し顔が曇る。なんだ? やはりまだ完全に堕ちていないのか? 「そこで、今晩さやかお嬢様にかすみお嬢様を襲って頂きます」 「え? 襲うって・・・?」 「つまり、犯して頂くという事ですよ。今日のレズ行為でも随分気分が乗っていたみ たいですし、それと同じような感覚ですれば大丈夫のはずです」 「そんな・・・」 「嫌ですか?」 「あ・・・その・・・」  戸惑うさやか。どうやらかすみに対しては完全に屈しきっていないようだ。仕方が 無い、この際一気にしてしまうか。 「気持ち良くなりたくないんですか?」 「そ・・・れは・・・その・・・」  顔を赤らめるさやか。もう一押しだな。 「かすみお嬢様を犯し、気持ち良くしてあげようとは思いませんか?」 「それは・・・」  俯くさやか。微妙に息が荒くなってきている。まるで快感を堪えてるかのような 色っぽい息だ。 「かすみお嬢様に、今まで味わってきた悦びを教えてあげれば、二人で仲良く快感を 求め合えると思いますがねぇ?」 「今まで味わった快感・・・」  艶っぽい吐息を吐きながら呟くさやか。上を向き、俺の方を見つめるその視線には 霞がかかったかのように濡れている。少し理不尽な言い方だが、混乱しているさやか にとっては決定打になるはずだ。 「そうすればもっと気持ちいいことをして差し上げますよ?」  耳元で呟いてやる。すると、さやかの身体が震え上がった。 「はぁ・・・」  情感に満ちたかのように、うっとりとした表情に変わったさやか。その瞳はさらに 妖しい光を帯び始めている。 「いいですね? さやかお嬢様」 「はい・・・」  艶かしい笑みを浮かべて頷くさやか。心理的に完全に堕ちた女の顔だ。 「では、夕食が済んだ後、実行してくださいね。わたくしはモニターから見学させて 頂きます。もし、上手にすればさやかお嬢様が好きな行為で辱めて差し上げます」 「あぁ・・・嬉しい・・・」  心底嬉しそうな表情になるさやか。辱めるという言葉に対して、身体を震わせて悦 んでいる。太腿の間には、いつの間にか愛液が滴り始めていた。 「くくく、期待してますよ」  そう言ってオ○ンコに手を伸ばす。 「あん!! はい・・・」 「よろしい、では前払いとしてここで軽くイかせて差し上げましょう」 「嬉しい・・・お願いします・・・」  堕ちた者のみが出せる妖艶な笑みで答えるさやか。さぁ、思う存分感じるがいい・・・


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