プログラム46「妹の為に・・・」


プログラム46 妹の為に・・・ 「そんな・・・お願いです!! かすみにだけは・・・手を・・・出さないで下さい」  私の言葉に、さやかが請うように言う。いい加減、自分の立場を覚えて欲しいものだ。 「いきなり何を言い出すかと思えば、そんなことができるわけがないでしょう?」 「どうしてもですか?」  食い下がろうとするさやか。どこまで他人の心配をできるか楽しみだな。 「まぁ、考えないでもありませんが・・・」 「ほ、ホントですか!?」  くくく、途端に嬉しそうな表情をする。この後どうなるかも解らずに、バカな女だ。 「はい。ただし、条件があります」 「え?」 「まさかただで開放されると思いましたか?」 「そ、それは・・・」  動揺を隠せない表情。この1週間でされたことを考えればすぐ解るだろうに。 「まぁ、その条件が飲めない場合は・・・解ってますね?」 「は・・・い・・・」  力なく返事をするさやか。くくく、顔を真っ赤にしてやがる。余程いやらしい想像 をしたんだろうな。ま、生粋のマゾじゃ、それも仕方がないが。 「さて、それでは条件を言いますよ?」  それに、多分さやかの想像以上の事をするつもりだしな。 「はい・・・」 「まず、コレを見ていただけますか?」  そう言ってある場所に指を指す。そこには・・・ 「な、何ですか、コレ?」  怯えたように言うさやか。そこには一本の縄が、端から端へ、約20m程の間に敷 かれている。 「これはね、蟻の門渡り・・・まぁ、一般的に股縄渡りという行為をするための道具 です」  敷かれている縄には、70cm間隔に瘤を結わえている。これを女の急所に擦りつ けさせるのだ。しかも、自分の意志で。 「股縄渡り?」 「はい」 「これで・・・何をすればいいんですか?」  予測がついているんだろう、気恥ずかしそうにさやかが聞いてくる。 「さやかお嬢様にはこれを跨いで頂き、1時間の間絶頂を迎えなければかすみお嬢様 を解放する。これが条件です」 「これを・・・跨ぐ?」  さやかが怪訝そうに言う。まぁ、解らんでもないが。 「はい」  さらに怪訝そうな表情をするさやか。床に敷かれている物にどうやって跨ぐか考え ているんだろう。 「あの、一体どうやって?」  案の定、聞いてきやがった。 「お嬢様、よく端の方を見てください」 「え?」  そう言って、さやかを縄の端の方へ視線を向けさせる。片方は壁に掛けられている が、もう片方は外れている。そして、外れている方には、錘を載せる形の設備がある。 「これって・・・」 「そうです。こちらの外れている方で、お嬢様のあそこへの食い込みを調整するのです」  つまり、端の錘によって、苦痛を与えるぐらいの食い込みも再現できるようにして あるのだ。ついでに言うと、上からは移動式の滑車が二つ用意されていて、移動して もに前後から食い込んだ状態にすることも可能だ。 「わかり・・・ました。でも・・・」  何だ? 今後に及んでまだ何かあるのか? 「でも、なんです?」 「痛く・・・しないでくださいね?」  何を言い出すかと思えば・・・ 「安心して下さい。調整次第では痛くなるかもしれませんが、きちんとすれば気持ち よくなるだけですよ」 「そう・・・ですか」  段々、出す声も小さくなってきている。快感を与えられる。さらに1時間以上イか ずに我慢しなければならない。そんな条件を突き付けられたんだ、無理もない。だが ・・・ 「さぁ、早速始めますよ?」  気持ちを落ち着かせる余裕は与えさせない。その方がさやかの場合はいい。 「はい・・・」  怯えながら縄の端へとゆっくり移動するさやか。一番端に辿り着くと、俯いたまま 縄を跨いだ。 「さぁ、行きますよ」  そう言って、さやかとは反対側に移動し、縄を張る。 「ひぁ!?」  一気にさやかのオ○ンコに縄が食い込む。いきなり来たから驚いたようだ。 「さぁ、調整を始めます。痛いようでしたら言ってください」 「はい・・・あの・・・」 「はい?」  なんだ? まだ何かあるのか? 「あの・・・これで1時間の間にイかなければかすみは・・・本当に開放してくれる んですか?」  どうやらまだ、信用しきってないようだ。まぁ、今まで散々辱められたんだから、 疑心暗鬼になってもしょうがないか。 「安心して下さい。約束は守りますよ」  まぁ、耐えれるはずが無いだろうがな。 「わかりました。信じます・・・」  縄のザラザラした感触がいいんだろう、いやらしい表情で言ってくる。くくく、食 い込ませただけでそんなんじゃ、すぐにイッちまうだろう。 「さぁ、始めてください」 「はい・・・」  返事をして、暫く躊躇したものの、ゆっくりとさやかは歩き始めた・・・


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