プログラム45「そして次のステージへ」


プログラム45 再会・・・ 「どこへ・・・連れて行くんですか?」  怯えたように語り掛けてくる全裸の女。こいつはある男に依頼されて調教してる。 「くくく、まぁ楽しみにしててください。すぐに着きますから」  1週間前から調教しているが、まだ完全に落ちていない。しかしそれもこれまでだ がな。 「また、辱められるのね・・・」 「くくく、そう心配しなくても、気持ちよくするだけですから」 「・・・・・」  そう言ってやると女は顔を赤らめて視線を逸らす。まったく、ウブなお嬢様なだけ あっていい反応をする。 「さぁ、早く来てください。先方もお待ちですから・・・」 「せ、先方って、私にこうするように命じた人ですか?」 「それは今知ることではありませんよ。解りましたか?」 「はい・・・」  この女の名前は槻城さやか、生粋のお嬢様だ。 「さぁ、ここです・・・」  ドアを開けて中に入れる。くくく、この後どんな反応をするか楽しみだ。 「はい・・・」  さやかは下を向いたまま入ってくる。くくく、どうやら本気でクライアントとの対 面だと思ってやがる。浅はかな女だ。 「あ・・・れ? お姉ちゃん?」  中にいた人物が答える。・・・くくく、さぁ、感動のご対面だ。 「え!?」  さやかが驚いたように顔を上げる。まさに顔面蒼白の顔で。 「か・・・すみ? そんな・・・なん・・・で・・・?」  素っ裸のかすみを見て泣き出しそうな顔をし、崩れそうになるさやか。それを支え てやる。 「一体、一体どういう事なんです!? どうしてあの子がココにいるんですか!?」  涙目で聞いてくる。くくく、まさに鬼の形相って感じだな。ま、別に怖くも何とも 無いがな。 「なぁに、かすみお嬢様もクライアントのリクエストの一人ということですよ」 「そ・・・んな・・・」  また顔面蒼白になるさやか。一方のかすみの方はというと・・・ 「お姉ちゃん、ヤッホー!!」  ・・・相変わらず変な奴だ。この状況に置いても尚明るい態度を取りやがる。そう そう、こいつの名は槻城かすみ。クライアントのターゲットの一人だ。 「かすみ・・・良かった、何もされてないのね」  かすみの明るい声を聞いて安心したのか、安堵のため息をするさやか。くくく、真 実を知ったらどうなることやら。 「残念ですがね、無事というわけではないんですよ」 「え? それってどういう・・・」  また真っ青な顔になるさやか。中々面白い反応をみせてくれる。 「つまりこういうことですよ」 「ひゃう!?」  かすみの背後に回って両方の乳首を摘んでやる。コイツはふざけた事はするが、鳴 き声は中々いいものを持っている。これでもう少し扱いやすかったらいいんだが。 「や、止めて!! かすみはまだ中○生なのよ。こんな事をするには早すぎるわ!!」  くくく、もう手遅れなんだがな。 「お姉ちゃん・・・」  かすみの方も、さやかの言葉に対してどう言えばいいか解らないといったようだ。 「残念ながら、もうみっちりと仕込んでますよ」  突き放すように言ってやる。さぁ、どんな反応をするかな? 「え・・・?」  くくく、完全に茫然自失になってやがる。 「・・・ごめんね、お姉ちゃん」  かすみの方もどう言ってさやかを慰めればいいのか解らないみたいだな。とりあえ ず誤っているだけみたいだ。 「イヤァ!! そんな、そんなの嘘よー!!」  狂ったように叫び始めるさやか。思ったよりダメージが大きすぎたみたいだな。 まぁ、壊れることはないだろうが、一応抑えておくか。 「下萄さん、お願いがあるの・・・」  話し掛けようとしたら、さやかの方から力のない声話し掛けてきた。なんだ、一 体? 「かすみを、かすみを開放して欲しいの・・・」  ふん、何を言い出すかと思えば。 「それは出来ません」 「そんな、どうして?」 「お二人を調教し、完全な牝にする。それが依頼内容ですので」 「あ・・・あぁ・・・」  力なく崩れやがった。ま、普通はそうなるがな。 「お姉ちゃん・・・」  いつもはわけのわからんことばかり言うかすみも、どうすればいいか解らないよう だ。 「お姉ちゃん、私は大丈夫だよ?」  ・・・お約束の台詞を吐きやがった。 「え・・・?」  かすみのその言葉に顔を上げるさやか。 「だってそれなりに気持ちよかったし、いずみお姉さまも優しくしてくれたしさ。で も牝奴隷になるつもりは全然ないから安心して」 「・・・・・」  今のかすみの発言はそれなりにショックだったみたいだ。さやかの奴、言葉を失い やがった。 「大体お姉ちゃんの考えってちょっと古すぎるよ? 今日びの子なんてこの年でロス トバージンしてる子なんてざらだよ。それに、お姉ちゃんと違って私、オナニー経験 とかあるし、そういった面ではそれなりに楽しめたよ、今状況。まぁ、好きでもない 奴に処女を奪われたのはショックだけど」  ・・・前言撤回だな。かすみの奴はやはりよくわからん。唐突に何を言い出すんだ この女は? 「かすみ、あなたいつの間に・・・」  呆気に取られたさやかが訊き返す。ま、いつも一緒にいてるのにそんなことをして るのを知って驚いているだけのようだが。 「えぇ? だってお姉さまよく一人になるときがあるでしょ? そういう時にこそこ そっと。あとはトイレの中とか、あとはえ〜と・・・?」 「もういい、もういいから、かすみ」  聞いてて恥ずかしそうにかすみの言葉を遮るさやか。ふむ、少し立ち直ったか? 「くくく、さやかお嬢様も随分落ち着いたみたいですし、そろそろ始めましょうか ね?」 「え?」 「ほぇ?」  驚く二人。これから何をされるのか解っていないとは・・・くくく、幸せな奴らだ。 「覚悟はいいですね?」  さぁ、姉妹そろって陵辱してやるか・・・


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