プログラム34「寂しがりや」


 プログラム34 一人ぼっちで・・・  グルルルルル・・・ 「くぅぅぅぅぅ・・・いやぁぁぁぁぁ」  ・・・別に吟が唸ってるわけじゃないよ。  ギュルルルルル・・・ 「うくぅぅぅぅ・・・」  かれこれ1時間は我慢してます、この苦痛と。 「ひく、うく、もうやだよぉ・・・」  お、おなかが辛いなり!! なんでこんなことに・・・? 「ふふふ、大分効いてきたみたいね?」 「あぐ、くぅぅぅ、いたいよぉぉ」 「どぉ? 辛い?」 「辛いぃぃぃぃ」  目隠ししてる分、感覚がお腹に集中しちゃう。はっきりいってマジきついなり。 「ふふふ、じゃあ、あと2時間は我慢してもらおうかな?」  ひぇぇぇぇ!! あと2時間!? 出来るわけ無いよぉぉ!! 「か、勘弁して欲しいなり。そんなに我慢したら死んじゃうよぉ」 「だーめ。その代わり、我慢できたらうんと気持ちいいことしてあげる。因みにお尻 に入れたのはアナルストッパー、つまりお腹の中のものを出せないストッパーのよう なものだからいきんでも無駄だから」  つまり出せないと? ま、マジで辛そう。それに気持ちいいことって? 「何?」 「我慢出来たらの話よ」  教えて欲しいなり。 「うゆぅ、でもそんなに我慢できないなり」  ・・・・・ 「あり?」  ・・・・・ 「お、お姉さま?」  ・・・返事が無い。あり? 「お姉さま?」  ・・・なんで? 「こりはひょっとして・・・」  有無を言わせず我慢しろということですか? 「酷いよぉ・・・」  ただでさえ便秘ぎみなのに・・・。 「お姉さま? どこ?」  これだけ話し掛けても返事が返ってこない。どういうこと? 「返事が無い。只の屍のようだ・・・ってか」  DQじゃないってば、私。・・・そんなことよりお姉さまどこぉ? 「うぅ、話し掛けてくれないと寂しいなり」  ・・・ひょっとしてどっか行っちゃった? 「うぅ、まさひろだけじゃなくお姉さままで・・・」  どっちでもいいからカムバーック!!  で、そんなことがあって大分時間が経ってるわけですよ、ハイ。  グギュルルルルル・・・ 「うぁ、ぁぁぁ、ぁぁ・・・」  うゆぅ、そろそろマジでキツイッす。どうしませう? 「ふふふ、そろそろ限界のようね?」  ふと話し掛けられる。この声はお姉さま? 「うゆぅ、お姉さまぁ・・・」  クスン、涙が出てきたよ。 「ふぇぇぇぇ、お姉さまぁぁぁぁ・・・」 「あらあら、泣いちゃって。そんなに辛かった?」 「グスッ、グスッ、辛かったのもあったけど寂しかったよぉ・・・」  ホントに、ホントに寂しかったんだよ? 「ごめんねぇ。 その代わりたっぷり可愛がってあげるから」  こくん・・・頷く私。一人ぼっちじゃなかったらもう、何されてもいいや。 「その為にもまずコレを外さないと・・・ね?」 「ひゃぅぅぅ」  お姉さまの一言と同時にアナルストッパーが蠢く。は、早く抜いてよぉ・・・ 「取るけど、いきなりだしちゃダメよ?」 「ふぇ?」  なんで? 「いきなり出したら私にかかっちゃうでしょ?」  あ、そっか・・・。 「じゃ、いくわよ?」  ニュピ・・・ 「あ、く、くぅぅぅ・・・」  抜かれた瞬間、お腹の中のものが出そうになる。 「ふふふ、どうやら我慢できたみたいね? それじゃ、出していいわよ」  プス、ブビュルルルルル!!  その一言と同時に、中にあったものが思いっきり噴出してきた。 「あ、あぁ、あぁぁぁぁ・・・」  言葉に出来ない安堵感。辛かったものから開放される至福感。  ビュゥゥゥゥゥ・・・ブピュ・・・ 「あ、ひぁ、あふ・・・」 「ふふふ、随分たくさん出たわね? ひょっとして便秘気味だった?」  こくん・・・また頷く私。だからかなりすっきりしました、おかげ様で。 「そう、じゃ、ちょうど良かったわね?」 「むぅ、あんまり言われると恥ずかしいなり」  こんな汚いことで話し合うのは止めようよ。 「ふふふ、ごめんねぇ。それじゃ、我慢できたご褒美にたっぷり可愛がってあげる」  んで、次の瞬間、私は未知の快感と遭遇することになりましたです、はい。


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